救急科の看護師に向いている人とは?憧れだけでの転職は危険

救急科の看護師に向いている人とは
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命の危機にさらされ、高度な医療を必要とする救急科で働く看護師に、1度は憧れた人もいるでしょう。救急科の看護師として働くことは難しいことではなく、誰でも条件がそろえば働くことが可能です。

救急科へ転職した後、実際に働いてみて「こんなはずじゃなかった」と後悔する前に、救急科とはどのような場所なのかを知っておくことが大切です。

ここでは「救急科の看護師に向いている人」はどのような人なのかを、私が救急センターに勤務していた経験を元にご紹介します。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 大阪府/36歳
  • 保有資格:看護師、保健師、3学会合同呼吸療法認定士
  • 職務経験:総合病院、クリニック、コールセンター
  • 診療科経験:手術室、救急センター、人工透析科、ICU、外来
大阪府内の総合病院で約8年間勤務。退職後、イギリス留学し、小児がんのボランティア活動を行う。様々な分野を経験し、現在は災害支援看護師として活動しながら、人工透析クリニックに勤務中。
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1.救急科で働いている看護師はどんな人?

救急科で働いている看護師はどんな人?

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救急科で実際に働いている看護師は、どのような人がいるのでしょうか。

以下で詳しく説明していきます。

 

(1)看護師歴の長いベテラン看護師

救急科には、看護師として経験年数があり、病棟などの部署移動を経て救急科に配属された看護師が働いています。

看護師歴の長いベテランは、一通りの看護技術を習得しており知識を活かした看護アセスメントが出来るため、配属後も比較的すぐに即戦力となり活躍しています。

 

(2)熟練した看護技術と知識をもつ認定看護師

救急科で働いている看護師は、熟練した看護後術と知識を持っている看護師が多く働いていると場合が多いです。

さらに、救急看護認定看護師や集中ケア認定看護師など救急科のスペシャリストが在籍している病院もあります。

認定看護師は、救急科で働く看護師の中心となり看護の質の向上を図るため、指導や研修を行っており病院によっては、高い専門性を活かして管理職に就いていることも多いです。

 

(3)新人看護師(少数派)

看護学校を卒業し、院内研修を済ませた新人看護師が少数ながらに救急科に勤務することがあります。

救急科で働く新人看護師は、病院の規模や担当する場所にもよりますが、一般病棟に配属された新人看護師と同じように勤務します。

一般病棟よりも緊急的な処置や特殊な検査も多いため、経験の浅い新人看護師の知識・技術の習得には、人一倍の努力が必要となります。

 

2.救急科に向いている看護師の特徴

救急科に向いている看護師の特徴

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救急科に向いている看護師の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。

私が勤務していた経験を元に説明していきます。

 

(1)病棟経験があり知識や技術を習得している方

救急科は一般病棟よりも緊急的な処置や特殊な検査が多いため、どんな状況にも臨機応変に対応できて様々な知識や技術を習得している、病棟経験のある看護師が向いているといえます。

補足説明!

実際に救急科では、様々な場面で素早い判断能力が必要となる場面があるため、病棟での看護師経験を活かして、迅速な判断のもと必要なケアを行います。

 

(2)向上心があり努力と勉強が苦にならない方

救急科の看護師は、看護技術や病態、緊急処置・検査介助だけではなく、多くの医療機器の操作方法やアラームの対処方法などを熟知しなくてはいけないため、努力と勉強が苦にならない向上心のある看護師が向いていると言えます。

なぜなら、救急科の場合ほとんどの患者が、

  • 人工呼吸器
  • 心電図モニター
  • 輸液ポンプ
  • シリンジポンプ

等、様々な医療機器を常に使用して生命を維持しているからです。

モニター心電図を使用している患者の場合、看護師は常にモニター画面を注視し、異常の早期発見に努めなければなりません。

 

(3)体力には自信がある方

「看護師は体力勝負」と、よく言いますが、それは救急科も一緒です。

日によりますが、本当に忙しいときには、昼休憩は10分程で昼食をとって歯を磨き、休憩室から飛び出るように仕事に戻ることもあります。

まさに、全力で走り抜けるように1日が終わるため、体力はもちろんですが普段からの体調管理が必要です。

 

(4)何があっても動じない強い心を持っている方

救急科という特殊な部署では、患者は生命の危機にさらされているため普段から多々怒号が飛び交い、一刻を争う場面では、普段は温厚な医師であっても声を荒げることはよくあります。

その場で怒鳴られることに慣れていない看護師の場合、その場で泣いてしまうことや最終的には職場放棄に繋がることもありますが、患者が生命の危機に陥っている場では、何よりも優先されるのは患者の治療です。

ポイント!

実際に救急科で、看護師に怒鳴る医師や物を投げる医師がいましたが、様々な気持ちと涙を堪えて、患者の治療を最優先に考えて行動することができる強さが必要です。

 

3.救急科に向いていない看護師が、どうしても働きたい場合

どうしても救急科で働きたい場合

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救急科に向いていない看護師が、どうしても働きたい場合は、

  • 「一般病棟で経験を積む」
  • 「希望する病院の情報収集をする」
  • 「健康管理をしっかりとする」

等が大切になります。

それぞれ詳しく説明していきます。

 

(1)一般病棟で経験を積む

自分自身が救急科に向いていないと分かっているけれど、どうしても働きたい看護師にお勧めする職場は、外科系の一般病棟です。

少し遠回りに感じますが、急性期の看護を学ぶことで自然と処置の介助・看護技術・知識を深める等、一通りのことを経験して自分の得意・不得意を知ることが大切です。

ポイント!

一般病棟で弱音を吐くようなら、救急科で勤務するのはかなり難しいと言えるため、経験を積みながら看護師としての自分の力量を知り、本当に救急科で仕事がしたいのかを検討してみましょう。

 

(2)働きたい病院の情報収集をしっかり行う

救急科を希望する看護師は、働きたい病院の情報収集をしっかりと行うことが必要であるため、救急病院を選ぶ際は、指導担当者の看護師とマンツーマンで時間をかけて、1から指導を行ってくれることが理想的です。

なぜなら、人員不足の職場では、短い時間で最低限のオリエンテーションを行い、その後はほとんど放置状態となってしまうことがあるためです。

病院の口コミ・看護師転職サイトの担当者からの情報を参考にする

実際に働いてみないと分からないことも多いですが、病院の口コミや看護師転職サイトの担当者から情報を行いましょう。

「人員的な余裕があり、教育体制の充実やサポート体制が整っている病院であるか」が判断材料の1つになるでしょう。

 

(3)身体・精神の健康促進に努める

救急科で働きたい看護師は、社会人としての基本になりますが体調管理や精神面の健康を保つことが必要です。

救急科では、ほぼ毎日が緊張状態の中で激務に追われることになるため、強いストレス状態が続けば体調を崩すこともあります。

体調を崩してしまった状態では、自分の能力を最大限に発揮できないため、普段からバランスのとれた食事・良質な睡眠・ストレスを溜めない生活環境作りが重要です。

 

4.最後に

救急科とは一般的に、重症患者の治療にあたる専門的な部署であるため日々の勤務は多忙を極め、常に迅速な判断を求められる場所です。

誰でも救急科の看護師に向いているとは限らない

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実際に転職し、救急科で仕事を始めた看護師からは、

  • 「思っていた以上に忙しかった」
  • 「知識・技術に不安がある」
  • 「体力的につらい」
  • 「患者とのコミュニケーションが他部署よりも少ない」

など、様々な声が聞かれるため、「想像していた救急科の看護師とは違った」と感じる看護師も多いでしょう。

そのため、看護師資格を持っている看護師だからと言って、誰でも救急科に向いているとは限りません。

また、臨床現場では、高度な知識や看護技術を必要とするため、積極的に研修や勉強会に参加する向上心が必要となります。

救急科に勇気を持って転職した後、「こんなはずではなかったのに」と悩む前に、病院の口コミや看護師転職サイトから得る情報を参考に、自分はどうしたいのかを考えてみましょう。

救急科で働きたいと考える看護師は、この記事を是非参考にして後悔のないように全力で頑張ってください。


   
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