看護師転職時のブラック病院の10つの見分け方!働きやすいホワイト病院とは?

看護師として病院に転職する場合、ブラック病院への転職は誰もが避けたいものです。

実際に勤務しなければ分からないことも沢山ありますが、事前に求人情報や、面接、病院見学などでブラック病院を見分けるための方法もあります。

このページでは、看護師が感じるブラック病院の定義や10つの見分け方について解説していきます。

看護師転職時のブラック病院の10つの見分け方
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看護師にとってのブラック病院とは?

看護師にとってのブラック病院とは?

ブラック病院とは?

1 看護師に対して極端な長時間労働を行う病院
2 看護師の仕事量が過度又は極端に多い病院
3 賃金不払残業がある病院
4 ハラスメントが横行している病院
5 病院全体のコンプライアンス意識・管理意識が低い
6 人手不足なため違法な労働を強制する病院
(労働基準法が守られていない病院)
7 とても理不尽な精神論を言われる病院
8 やりがいが強調され低賃金な病院
9 退職をさせてもらえない病院

ブラック病院を「定義」するものは現時点で明確ものはありません

ただ、以下のブラック企業の観点からブラック病院を考える必要があります。

ブラック企業の定義

  • 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課すこと
  • 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低いこと
  • 上記のような状況下で労働者に対し過度の選別を行うこと

そのため、

  • 極端や過度な労働時間の病院
  • 賃金不払残業がある病院
  • パワーハラスメントがある病院

以上のような病院は100%看護師にとってブラック病院であることが言えます。

ブラック病院に勤務していた場合の対処法

ブラック病院に勤務していた場合の対処方法

ご自身の勤務先の病院や施設がブラック病院だと感じた場合、一番の方法は問題点を改善していく方法がベストになります。

しかし、新人看護師や役職がない看護師が病院の問題を改善するのは非常に難しく、厚生労働省では「相談」に応じる対策を挙げています。

相談窓口は以下の通りで、いずれも無料で相談することが可能です。

1
★パワーハラスメントなどの労働問題

・病院や施設がある地域の「総合労働相談コーナー」への相談
・「労働条件相談ホットライン」に電話する
(電話番号:0120-811-610・受付時間:平日の17時~22時まで)

2
賃金不払残業や長時間労働など

・病院や施設がある地域の労働基準監督署に相談をする

ブラック病院の特徴

完全に特定することはできませんが、ブラック病院の特徴を少しご紹介していきます。

1 長時間労働や休憩が取れないぐらいの忙しい病院
2 有給休暇が自由にとることが出来ない病院
3 仕事内容や労働時間と比較して給与が低い病院
4 サービス残業が月に10時間を超える病院
5 看護師やスタッフの人間関係が悪い病院
6 退職したくても辞めることが出来ない病院
7 勤務時間外に強制の勉強会や研修がある病院
8 入院患者等の衛生管理ができていない病院
9 働く年齢層に大きな偏りがある病院
10 看護師不足で業務量と人数がつりあわない病院

ブラック病院には、以上のような特徴があります。

看護師が転職時にブラック病院を見分ける方法をご紹介していきます。

看護師転職時のブラック病院10つの見分け方

看護師転職時のブラック病院10つの見分け方

1.雇用契約書の有無を確認する

雇用契約書の有無を確認する

雇用契約書や労働条件通知書を働く看護師に書面で通知することは、病院の義務となります。

そのため、基本的には少ないですが「雇用契約書や労働条件通知書」がない病院はブラック病院だと見分けることが出来ます。

必ず看護師は雇用契約書を貰うこと

看護師がブラック病院を避けるためには、必ず雇用契約書はメール、PDF、書面で受け取ることが大切です。

さらに、転職面接の際に、求人募集要項に書いてある条件(特に賃金や就業時間など)については改めて確認しておきましょう。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

良くあるミスとしては面接時に行った条件面の定時や交渉などの内容が漏れていることです。

あとから「言った言わない」のトラブルになるケースも看護師の場合は多く、記録に残る形で必ず貰うことが大切です。

雇用契約書のルール

雇用契約書に記載する情報は決められている

雇用契約書の中には、「労働基準法第5条 明示しなければならない労働条件」によって以下のように決められています。

  1. 労働契約の期間に関する事項
  2. 始業及び終業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、休日、休暇並びに労働者を二組以上に分けて就業させる場合における就業時転換に関する事項
  3. 賃金の決定、計算及び支払の方法、賃金の締切り及び支払の時期並びに昇給に関する事項
  4. 退職に関する事項(退職手当・解雇の事由を含む)

上記の雇用契約書は、面接後に内定連絡を受けた場合に提示されます。(メールやPDFなどの場合も多いです。)

2.平均残業時間を確認する

看護師が転職する場合、病院見学や転職面談・面接時に「月の平均残業時間(平均時間外労働時間)」を確認することでブラック病院かどうかを見分けることが可能です。

以下に記載がある「時間外労働の上限規制」のルールに反していなかを確認しましょう。

月の平均時間が40時間を超える場合はブラック病院化している可能性があるため注意が必要となります。

時間外労働のルール

時間外労働の上限規制について

看護師として働いている方問わず、2020年4月からすべて職場で以下の時間外労働時間(残業時間)の上限規制が行われました。

原則のルール
月の残業時間 45時間以内の時間外労働時間まで
1日に平均 1日2.25時間(1ヶ月を出勤20日平均で計算)
年間 360時間
臨時的な特別の事情がある場合
月の残業時間 100時間未満の時間外労働時間まで
複数月平均 80時間以内(「2か月平均」「3か月平均」「4か月平均」「5か月平均」「6か月平均」)
1日に平均
★100時間未満の場合

・1日5時間未満
(1ヶ月を出勤20日平均で計算)

★80時間以内の場合

・1日4時間程度
(1ヶ月を出勤20日平均で計算)

年間 760時間
ルール 原則の月45時間を超えることができるのは、年間6か月まで

臨時的な事業があり、労使(働く看護師)が合意する場合でも以上の時間外労働時間を超えることはできません。(違反した場合は罰則があります。)

残業時間のおすすめの確認方法

採用面接や病院見学の際に以下のように確認しましょう。

おすすめの聞き方 「残業も問題なく行えますが、月平均どれぐらいありますか?」

上記のように回答し、「残業をする気持ちがあるから、時間を知りたい」ということをアピールすることで、面接官の印象を悪くしなくてすみます。

また、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を利用し、確認してもらうこともおすすめです。

3.残業手当が出るかどうかを確認する

働き方改革により残業手当がしっかりと支払われる病院がほとんどですが、看護師の場合は以下のような理由で賃金不払残業となる場合があります。

1 前残業を行ったが残業手当が出ないこと
2 師長(上司)が残業を付けてくれないこと
3 強制される院内研修は残業に当たらないこと

特に師長(上司)が残業を付けてくれない場合は、賃金不払残業となり、ブラック病院と言えるでしょう。

看護師が確認すること

  1. タイムカードがあるかどうか、また何分・何時間刻みになっているか
  2. 前残業があるかどうか
  3. 残業手当は(前残業も含み)支払われるかどうか

上記のことを確認することで、ブラック病院であるかどうかを確認することが可能です。
看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

病院見学や採用面接時に聞くことが難しい場合が多い、以下で説明する「病院の評判や口コミ」を確認する、又は転職には看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を利用し担当者に聞いてもらうことが良いでしょう。

みなし残業についての注意点

病院では少ないと言えますが、施設や一般法人等で働く場合「みなし残業」については注意が必要です。

みなし残業は、「残業代をあらかじめ給与として支払うこと」を指し、常時残業を行う分を給与に上乗せされ支給されています。

あらかじめ支払った分よりも超えた場合、残業代は追加で支払われますが、未払いになることも多いと言えます。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

みなし残業がある場合には、給与は高くなる傾向にありますが、残業が常に多いことが予想さるため注意しましょう。

4.採用人数と離職率を確認する

ブラック病院の場合、待遇などが悪く看護師が多く離職するため、看護師不足となり離職を見越して採用人数が多くなる傾向があります。

病床数から看護師の人数を確認

病院の病床数に対しての求人募集人員の数が明らかに多い場合には、注意が必要といえ、以下の理由が考えられます。

  • 職員の定着率悪い可能性がある
  • 大量に離職したため、大量募集をかけている可能性がある
  • 病床追加などで事業拡大の可能性がある

以上のことが考えられ、気になる場合には面接時に中途採用の看護師を募集する理由を確認した方が良いでしょう。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

例として、400床ある病院だと、7対1看護体制で3交代制の場合、約300人の看護師が必要となります。また、単純計算で、100床であれば、75名以上の看護師が必要となります。そのため、在籍する看護師の人数と、今回募集する看護師の人数を確認するようにしましょう。

看護師の離職率平均はどれぐらい?

2020年10月1日~11月9日に日本看護協会が調査したフルタイム(常勤)で働く看護師の離職率(全国の病院8,249施設)の結果は以下の通りです。

看護職員 11.5%
新卒看護師 8.6%
  • ※計算:正規雇用看護職員離職率=2019年度総退職者数÷2019年度の平均職員数×100
  • ※計算:新卒採用者離職率=2019年度新卒採用者の中での退職者数÷2019年度新卒採用者数×100

例えば、その年に看護師が10人退職し、職員数の年間平均が90人になった場合、離職率は11.1%となります。

上記の平均値を超える離職率の場合は注意が必要です。

看護師が確認すること

そのため、看護師は以下のことを確認するようにしましょう。

1 看護師の平均勤続年数
2 新人看護師の前年の採用人数
3 今回の中途採用の採用人数
4 看護師の離職率

離職率は計算方法が違う場合もあるため、同時に「看護師の平均勤続年数」を確認しておくと良いでしょう。

5.有給休暇消化率を確認する

看護師の有給休暇の取得が出来ない場合、看護職の人員に余裕が無くブラック病院となる場合が多いと言えます。

そのため、有給休暇消化率の確認は行いましょう。

また、有給消化率が悪い場合でも、「今年は産休に入った人が3人も出たため、有給消化率が低くなってしまったが、前年までは消化率80%以上だった」としっかりと回答してくれる病院が安心できるでしょう。

看護師転職キャリアアドバイザー

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有給消化率は募集要項に記載されている場合もありますので、簡単に確認が出来ます。面接で聞きにくいと感じる場合は看護師転職サイトを利用して担当者に聞いてもらうように心がけましょう。

6.看護師の年齢層の偏りを確認する

ブラック病院と決めつけることはできませんが、看護師の年齢層に偏りがある場合、病院内で何らかのトラブルの可能性があるので注意しましょう。

※療養型の病院や、新人看護師があまり就職しない精神科病院などの偏りは除きます。

新人看護師が多く中間層が少ない場合

新人看護師が多く中間層が少ない場合

(画像:はたらきナース・看護師の病院口コミ

新人看護師が多く、中間層が少ない場合、ブラック病院とは正確に定義できません。

しかし、子供などを育てる環境や産休・育休の制度が整っていない可能性があり、ブラック病院化しやすい傾向にあります。
看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

また、年配層が多い場合でも注意が必要であり、パワーハラスメントや人間関係のトラブルで若手が辞めている可能性もあります。

中間層の看護師が多い場合

中間層の看護師が多い場合

(画像:はたらきナース・看護師の病院口コミ

一方、中間層が多く年齢も幅広い場合、看護師は働きやすく福利厚生なども整っている人気の病院が多いと言えます。

7.スタッフの雰囲気や院内を確認する

ブラック病院かを看護師が見極めるためには、(中途採用でも)病院見学を必ず行うことが大切です。

病院見学については以下も参照してください。

中途採用向けの病院・施設見学ガイド

特にブラック病院か見分けるために以下を確認しましょう。

働くスタッフの雰囲気を確認

病院見学をした際に、看護師を含むスタッフの態度を確認しておきましょう。

1 スタッフや看護師は挨拶を行ってくれるか
2 働いている看護師の表情が疲れきっていないか
3 看護師間で仕事中に言い合いをしていないか
4 罵声が飛び交っていないか
5 働く看護師に笑顔があるか
6 患者への対応は適切か

特に「仕事への余裕のなさ」「人間関係の悪さ」などが伺えることは確認しておくことが大切です。

このことが原因で「看護師のいじめ」「上司のパワーハラスメント」などの問題が発生しやすく、看護師として働きにくい職場の可能性があります。

ナースステーション当の確認

病院見学に行った際や、面接で病院を訪れた際に、必ず病院を良く見ましょう。

1 清潔に掃除が行き届いているかの確認する
2 廊下に車いすや処置のカートが置きっぱなしになっていないか確認する
3 ナースステーションが使いやすく整理整頓されているか確認する

排泄臭がすることや、病院が汚いのは、掃除が行き届いていなく、気付いて改善しようとする環境にない場合や、仕事に余裕のない表れのため注意が必要といえます。

ナースステーションの整理整頓がされていないのも、余裕が無いことや、働く環境を整えようという意識を持って働けていない職場であるといえます。

面接官の対応を確認する

病院で働く看護師を採用するという仕事は、病院の将来に関わる重要な役割であるはずです。

そのため、面接官の態度や行動は確認しておきましょう。

もし、態度が悪い場合や質問内容が的を得ていない場合などは、看護師であれば誰でも良いから採用しようとしており、看護師人材が不足している可能性があり注意が必要です。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

個人病院やクリニックを除き、看護師を採用する場合に、看護部長や副部長、病棟看護師長などが挨拶や説明、または面接に同席している病院が良いと言えるでしょう。

自分の管理者になる方に挨拶を行う

パワーハラスメントや看護師のいじめがある場合、管理者の責任とも言え、本人が行っているケースもあり、ブラック病院の要因の一つとなります。

そのため、入職前や転職先を決定する前に管理者になる人や直属の上司になる看護師に挨拶を忘れず行いましょう。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

少し話をするだけでおおよその人柄などは分かるはずです。また、通常は快く対応してくれます。

8.病院の評判や口コミを確認する

看護師専用の病院口コミサイトはいくつか存在します。

すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、転職を希望する病院や看護師転職サイト等から提案された求人はチェックしておきましょう。

決して悪いことだけが書いてあるわけではなく、自分が勤務していた病院の口コミなどを確認し、信憑性を確かめると良いでしょう。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

はたらきナースは無料会員登録を行わなくても、各病院・クリニックの新着2件の口コミを見ることが出来るので、参考にしておきましょう。

9.就業規則の有無を確認する

就業規則は使用者が定める労働条件や職務上の規則に関する規則となり、看護師が退職するためのルールについても一般的に記載があります。

ブラック病院ではこの就業規則がない場合が多い傾向にあるため有無を確認してください。

また、就業規則は看護師(労働者)の入職時に渡されることや、常時閲覧できる状態にあるものですが、見せてくれない場合も注意が必要です。

看護師転職キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

注意点として、正職員の就業規則はあるが、パート・アルバイト、契約社員の就業規則がない場合もあるので雇用形態に合わせて確認しましょう。

10.第三者の意見を確認する

ブラック病院を見分けるためには、インターネットだけではなく、実際に第三者からの意見を確認することも重要です。

第三者とは友人・知人や、院内情報に詳しい看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)の担当者など、身近で相談できる人が良いでしょう。

また、看護師転職サイトを利用すると上記で説明したブラック病院の見分け方を担当者を通じて容易に確認することが可能です。

  1. 平均残業時間の確認
  2. 残業手当の詳細確認
  3. 採用人数と離職率の確認
  4. 有給消化率の確認
  5. 働く年齢層の偏りの確認
  6. 病院見学のアポイント設定
  7. 就業規則の有無

看護師自身で確認するとともに、プラスアルファ情報も聞き出せるため、ブラック病院に勤務したくない、転職したくないと考える場合の利用はおすすめです。

院内情報に詳しい看護師転職サイトは以下の通りです。

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看護のお仕事は、年間5000を超える病院へのインタビューを実施し、院内・施設内情報に強い看護師転職サイトだと言えます。

派遣も行っていることから、院内の情報を実際に働いている看護師に確認することもでき、よりリアルな情報を収集することが可能です。

全国の看護師求人をカバーしており転職の相談も可能なため、情報収集での登録も問題ありません。

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担当者は丁寧に病院の良い点、悪い点も教えてくれるため、上記の看護のお仕事と合わせて利用しておきましょう。

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看護師が働きやすいホワイト病院の特徴とは

看護師が働きやすいホワイト病院の特徴とは

看護師が働いやすいホワイト病院には、ブラック病院と同じように、それぞれに共通した特徴があります。

保育所等の子どもを育てる環境があること

病院で看護師が働き続けるためには、産前産後・育児休暇の保証は当然ですが、0歳から受け入れてくれる保育所が院内にある場合、出産後や出産後離婚をした場合にも、子どもを預けて看護師が働くことができます。

また、保育所等の子どもを預ける環境がある場合、小学校までの子育て中の看護師も多く、残業を行わずに帰るという雰囲気にも病棟全体がなりやすいと言えます。

そのため、保育施設や学童のフォローまでを配慮してくれることが、看護師が働きやすいホワイト病院の特徴です。

年間休日120日以上、月残業20時間以下であること

休日120日以上、残業20時間以下の病院は看護師にとって働きやすく、さらに休めること、残業が少ないということは、それだけ病院に看護スタッフが多いからこそ可能と言えます。

看護スタッフが多いと有給消化率も高くなり、看護師一人にかかる負担も少なく、看護師にとっては働きやすいホワイト病院と言えます。

看護師の労働環境は改善されつつある

例えば、20年前の看護師が病院に勤務していた場合、病院は4週6休、残業50時間以上、しかも残業申請もしてはいけないことが当たり前のように行われていました。

有休も倒れた時以外には使うこともなく、「休む=悪いこと」という環境でした。

4週8休の病院が当たり前となり、働きやすい病院が増えてきていると言えます。

30代・40代の中間層の看護師が多いこと

30代や40代の中間層の看護師が多く働いていることで、以下のことが考えられます。

  • リーダー業務の負担が少ない
  • 人材育成などに無理がない
  • 看護業務以外の仕事が少ない
  • 仕事と家庭の両立が可能

理由としては、すべてのスタッフがキャリアアップし、管理職や認定・専門看護師になれるわけではありません。

そのため、看護師のスキルを維持しつつ、家庭と両立できる働き方も認めてくれる病院に30代、40代の中間層の看護師が多いと言え、働きやすいホワイト病院の特徴となります。

福利厚生の内容だけを見ないことが大切

病院の福利厚生が良さそうに感じた場合でも30代、40代の一番看護師として意欲も体力のある時期の看護師が少ない病院は、何かひずみがある病院の可能性があります。

例えば、リーダー業務の負担、研修参加、人材育成など、看護業務以外の仕事が増加し、仕事と家庭の両立が難しい可能性が高い病院です。

病棟・外来・健診・訪問看護など働く場が多いこと

女性が多い職種である看護師は、家庭で育児や介護の役割を担わなければならない立場になることも多くなります。

そのため、夜勤ができない、土日に休みが欲しいなど、家族の都合に合わせて休まなければならない時期もライフイベントに合わせて出てきます。

その時に、病院内で病棟だけではなく外来や健診センター、訪問看護など看護師の働き方のバリエーションが多くある病院が、看護師が働きやすいホワイト病院の特徴になります。

また、転職を行うことなく、異動をすることで済むため精神的にも楽だと言えます。

同じ病院でも部署によって違いがある

日勤常勤も可能、決まった曜日に休みがとりやすい、残業がない、など働く部署によって同じ病院であってもそれぞれの特徴がある病院がおすすめです。

また、看護師自身が年齢を重ねると、看護も変わってきます。

病棟、外来、健診、地域連携、在宅看護など、自分の希望や生活スタイルに合った働き方ができる部署を多く持っている病院が、働きやすい病院となります。

看護部の力が強いこと

病院は、その規模や経営母体によって、看護師の立場が違ってきます。

そのため、病院で働く上で医師と看護師が従属関係ではない病院は、看護師として働きやすいホワイト病院であると言えます。

もちろん、患者の治療に関する部分は、医師の指示のもと看護師が行います。

しかし、清潔や食事、排泄などの療養上の世話に関することは、患者さんの状態を見ている看護師の意見が通りやすい病院ほど、働きやすくなります。

看護師が看護の仕事に集中するには、看護部が弱いと難しく、医師と患者さんのことで意見が対立した時にも、守ってくれる上司がいないことになります。

病院の中で、看護部に力が強いこと、働きやすいホワイト病院の特徴です。

看護部が強い場合は教育制度も充実しています

看護部が病院内で強くなるということは、看護師の看護スキルが一定水準よりも高いと言うことです。

そのため、質全的に看護師の教育制度やカリキュラム、研修などはとても充実している場合が多いと言えます。

ブラック病院をすぐに退職すべき6つの理由

ブラック病院をすぐに退職すべき6つの理由

もしも、ブラック病院に勤務している看護師の方がいる場合、ブラック病院をすぐに退職し他方が良い理由をご紹介していきます。

1.体調を崩し精神的にも辛くなる

ブラック病院では基本的に、看護師に過剰労働を求められるため、夜勤がある看護師は体調を崩してしまうことは間違いありません。

例え体調を崩さなくても、精神的に辛くなり病気になってしまうケースもあります。

年齢が若い場合で今は大丈夫だと思っていても、「健康は1日にしてならず」です。退職を素早く検討しましょう。

2.仕事のことばかり考えるようになる

ブラック病院に勤務しており、仕事のことだけ考えられると喜ぶ看護師は少ないでしょう。

労働時間も長く、上司からも罵声が飛ぶため、寝る時でさえ仕事のことを考えてしまいます

良くあるケースとしては、仕事に行こうとすると涙が出る、仕事に行く意思はあるけど体が動かないなどの体調不良もきたしかねません。

3.対応する患者にも影響が出る

ブラック病院に勤務している場合、患者のことより上司や周りのスタッフとのことばかり考えてしまうようになります。

そのため、あなたが行う患者のケアに問題が生じてしまう可能性があります。

アクシデントやインシデントの原因にもなるため、退職を決意しましょう。

4.勉強する時間が無くなる

勤務時間が長く、肉体的にも精神的にも疲れてしまうため、休日やプライベートの時間に勉強する時間はありません

ブラック病院に勤務すると自身のスキルアップの妨げになります。

また、看護師としてのキャリアアップのために勉強をしようという意欲もなくなります。

5.経営状況が悪化しやすく給与が下がる

ブラック病院の場合、医師、看護師を含め人材が不足する可能性が常にあります。

病院に人材が不足すると患者の受け入れが困難になり、徐々に経営状態が悪化します。

今は良いかもしれませんが、経営状態が悪化すると給与や賞与にしわ寄せが来るため、年収や給与が下がる可能性が高いと言えるでしょう。

6.あなたもブラック化してしまう

ブラック病院に長く勤務していた場合、「当たり前だと」錯覚してしまうことがあります。

そのため、中途採用や新人看護師が入職してきた場合には、「何でこれができないの」「なぜ、がんばれないの」「私たちの時は残業が出ないことが普通だった」とブラック病院を促進してしまう原因にもなります。

だからこそ、ブラック病院はいち早く退職することを推奨します。

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看護師の病院・施設見学

良くある質問

ブラック病院を「定義」する明確ものはありません。

ただし、ブラック企業の定義から以下の場合は100%ブラック病院だと言うことが出来ます。

  • 極端や過度な労働時間の病院
  • 賃金不払残業がある病院
  • パワーハラスメントがある病院

さらに詳しくは当ページを確認しましょう。

一概に常に求人を募集しているからと言ってブラック病院というわけではありません。

病院や施設は全体的に看護師が不足しているケースが多く、自院のホームページには常に求人を掲載している場合もあるからです。

ブラック病院かを確認したい場合は、

  • 看護師の離職率を確認すること
  • 求人を募集している理由を確認すること
  • 今回の採用人数を確認すること

以上のことを行い、その他の部分でブラック病院かどうかを判断しましょう。

ブラック病院であるとは言い切れません。

しかし、「経験者優遇」や「経験者歓迎」は雇用する側としては即戦力を求めているため、納得が出来ますが、「経験者限定」で募集している場合は注意が必要といえます。

例えば、

  • 教育をしている余裕がない可能性がある
  • 教育制度が充実していない可能性がある
  • 人員が足りていない可能性がある

などのことが考えられます。

そのため、「経験者限定」のキャッチコピーや募集要項の記載には注意をしておきましょう。

ただ、手術室など、看護師の中でも特殊な仕事の場合は経験者を限定する場合もあり、管理職を募集している場合なども、経験者限定になります。

「ブランク歓迎」「教育制度あり」「プリセプター制度あり」などの掲載を行っている病院を選択することで回避することができます。

問題ありません。

しかし、病院の経営者や院長、勤務医師を確認し、家族経営の場合は注意しておくと良いでしょう。

家族経営の病院の場合、

  • 風通しが悪い可能性がある
  • 院長などに絶対的な権力がある
  • 家族のルールが絶対になりがち

などの問題が発生する場合があります。

病院の雰囲気等を自分の目で見て確かめずに転職すると、あとで色々な不満を耳にする事が多いため、確認をしておきましょう。

なるべく早く退職することをおすすめします。

理由としては以下のことが該当するためです。

  • 仕事が多忙となり体調を崩す危険性がある
  • 看護師の勉強が出来ない、又は教育されない可能性が高い
  • 病院の業績悪化で賞与・給与の削減の可能性がある
  • 看護師を辞めてしまう危険性がある
  • 患者に影響を及ぼす恐れがありアクシデント・インシデントにつながる

以上の理由で、特に新人看護師の場合や、臨床経験が浅い場合は、早めに行動しましょう。

まとめ

看護師がブラック病院であると感じる理由は様々ですが、以下のような病院がブラック病院であることを説明しました。

  • 看護師に対して極端な長時間労働を行う病院
  • 看護師の仕事量が過度又は極端に多い病院
  • 賃金不払残業がある病院
  • ハラスメントが横行している病院
  • 病院全体のコンプライアンス意識・管理意識が低い
  • 人手不足なため違法な労働を強制する病院
    (労働基準法が守られていない病院)
  • とても理不尽な精神論を言われる病院
  • やりがいが強調され低賃金な病院
  • 退職をさせてもらえない病院

上記の病院を見分けるためにも、転職活動前の情報収集は欠かさずに行いましょう。

また、現在ブラック病院に勤務している場合は、仕事に追われることになるため看護師としての勉強時間が削られ、やる気が失われ、看護している患者さんにも影響を与えかねません。

そのため、いち早く退職を行い次のステップに進むことをおすすめします。

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