看護師が嘘の退職理由で辞める・退職しても良い?

看護師は人材不足から簡単に退職することが難しく、退職理由で上司(師長等)が納得する嘘をついても良いのでしょうか。看護師が嘘の退職理由で辞める・退職する場合の注意点をまとめて解説していきます。

看護師が嘘の退職理由で辞める・退職しても良い?
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看護師が嘘の退職理由を伝えても良い?

看護師の退職理由は人によって異なりますが、人に言いにくい理由や、プライベートな理由、引き止めに合いそうな理由の場合は嘘をついても看護師は良いのでしょうか?

退職理由は嘘でも良いとされている

退職理由が嘘でも良い理由としては、労働基準法でも民法でも法律的に問題がないからとされています

さらに、看護師不足のため、引き止めに合いやすい看護師は退職理由の嘘をつく場合も多いと言えます。

労働基準法

労働基準法(法津)の観点からですが、労働者からの退職の申し出を認める必要があると記載されており、退職の理由は本来「一身上の都合」だけでも問題はありません

第二十二条 労働者が、退職の場合において、使用期間、業務の種類、その事業における地位、賃金又は退職の事由(退職の事由が解雇の場合にあっては、その理由を含む。)について証明書を請求した場合においては、使用者は、遅滞なくこれを交付しなければならない。(引用:労働基準法より)

雇用主である病院・施設が解雇する場合は、その理由を説明する必要がありますが、労働者は説明する義務がありません。

民法第627条第1項

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。(引用:民法第627条

雇用される労働者は、解約の申し出から14日間(2週間)経過することによって、病院・施設等の許可等に関係なく解約することが可能です。

すぐにバレる嘘はつかないことが大切

看護師が嘘の退職理由で辞める場合の一番注意しなければいけない点として「バレない嘘かどうか」ということがあります。

すぐにバレる嘘をつくと退職を認めてもらえず、円満に退職することが難しくなります。

そのため、なるべくバレることがない嘘を退職理由にする必要があります。

看護師つく嘘の退職理由とは?

看護師が嘘をつく退職理由は、なるべく引き止めに合わない、納得感がある退職理由が多いです。

1 親の介護が退職理由
2 夫の転勤が退職理由
3 結婚予定があることが退職理由
4 スキルアップが退職理由
5 体調不良が退職理由

看護師の退職理由に悩んでいる場合は、以下を参照してください。

看護師の退職理由の伝え方(例文集)

またそれぞれ、辞める時につく嘘の注意点について詳しく紹介していきます。

退職理由に嘘をついて辞める注意点

看護師が嘘をついて辞める場合は、どのようなことに注意する必要があるのかを解説していきます。

定番の嘘を退職理由にする注意点

「親の介護」と嘘をつく場合

看護師が「親の介護のために辞める」と嘘をついても良い場合とつかない方が良い場合については、以下の通りです。

嘘が難しい場合 ・職場と親の家が同じ地域にある
(親と一緒に外出しているところを見られたらすぐにバレるため)
嘘が可能な場合 ・職場と親の家が離れた場所にある

上記から、職場がある地域を親と一緒に外出することがある看護師は「親の介護のために辞める」といった嘘はつかない方が良いでしょう。

「親の介護」を理由にして嘘をつく場合は、「どのような疾患が原因」「どれほどの介護度なのか」「介護サービスの利用状況」等、詳しく設定しておく必要があります。

「夫の転勤」と嘘をつく場合

実際に転勤しないと辞めた後にすぐにバレてしまいますが、辞めてからバレることが苦痛でなければ、辞めるためだけの理由としては良いと言えます。

しかし、急に夫の転勤で辞めると言うと辞めることは認めてもらえても、時期の調整をされる場合があり1年ぐらいなら単身赴任を勧める師長(上司)もいるため注意しましょう。

そのため、「夫の転勤」と嘘をつく場合は、嘘の転勤の年数が長いほど辞めやすいです。

また、「夫の転勤」を理由に辞める場合は、夫の職場の同僚の家族が同じ職場にいるとすぐにバレてしまうため注意が必要です。

「結婚予定がある」と嘘をつく場合

看護師は女性がほとんどの割合を占めているため、特に看護師の年齢層が高い病院では「結婚するための退職」をなかなか理解してもらえないでしょう。

今の時代は、「産前産後休暇」「育児休暇」「保育園」「時間短縮勤務」等の制度が整っており、「昔はそのような制度がなくても仕事と両立してきた」と言われる可能性があるため、「結婚する相手や家族が働くのを反対していて家庭に入るのを望んでいる」など追加の嘘が必要です。

ベテランの看護師は、結婚・出産しても続けている人が多くいるため、先輩看護師や上司からは「結婚しても続けられるでしょう」という風潮があることを念頭に置いておきましょう。

「スキルアップしたい」と嘘をつく場合

看護師が現在の職場を辞める場合に「スキルアップしたい」とつく嘘は、その人の看護師人生にとっては重要なことであるため、職場側が引き止められない可能性が高いです。

総合病院の場合、「違う診療科でのスキルが積みたい」という嘘だと院内で異動すれば良いだけであり、引き止められる可能性が高いため、具体的な今の職場ではない「この病院でどのようなスキルを積みたいのか」明確に考えておくことが必要です。

「体調不良」と嘘をつく場合

辞めるほどの体調不良ならば診断書の提出を求められる場合もあるため、嘘で体調不良とする場合は、「病院の受診の勧めや診断書等の証拠となるものを求められたらどうするか」まで考えていないといけません。

嘘の診断書を準備することは、不可能であるため簡単に体調不良を理由にするのは控えた方が良いでしょう。

上司(師長等)が引き止めづらい嘘を選ぶこと

看護師の人材不足の病院を辞める場合は、人手が不足することで1番悩むことになる上司(師長等)から必ず引き止められるため、師長(上司)が引き止めづらい嘘は何かをしっかり考えましょう。

辞めるための嘘をついても引き止められ、辞める話が長引くほど嘘がバレる可能性があるため、上司(師長等)が引き止めづらい嘘として家庭の事情が1番良いでしょう。

上司だけではなく全ての看護師にも嘘をついて辞めること

上司(師長等)に嘘をついていても他のスタッフに真実を話す場合は、そこからバレてしまう可能性があります。

そのため、辞めるまで悩んでいる人はプライベートでも関わりがある信用できる人のみに本当のことを伝えましょう。

退職の話を職場で行わないこと

病院で働いているのは看護師だけでなく、医師や薬剤師など様々な職種がいるのでどこで誰が聞いているか分からないため嘘を本当にしたい場合は、「辞める話を職場では一切相談しない」等をして徹底しましょう。

退職理由の嘘は現状に合ったものにすること

辞める時の嘘として結婚を理由とする場合は、実際に結婚の予定がないと話の辻褄が合わなくなる等がおこるため、嘘を本当のように信じてもらえるには、自分の生活に合ったものが必要です。

嘘をつく場合、全てを嘘にするのではなく、結婚の予定は本当だが相手が働くことに反対しているなど一部を嘘にするとバレにくいでしょう。

関連リンク

看護師の退職

良くある質問

法的には問題ありませんので、以下のリスクの可能性があります。

辞める前の段階で嘘がバレてしまうと、退職するまでの期間、今の職場で働きづらくなります。

辞めてから嘘がバレても、それまでの職場の人との付き合いがない看護師は気になりませんが、次の職場に就職する時に前の職場の同僚の関係者が働いていた場合、嘘をついて辞めたことがバレてしまい新しい職場で働きづらくなる可能性がないとは言えません。

嘘をついて辞める場合、バレることがあるかもしれないということを覚悟しておく必要があります。

おすすめは看護師の状況によりますが、以下の嘘の退職理由で辞める看護師が多いと言えます。

  • 親の介護が退職理由
  • 夫の転勤が退職理由
  • 結婚予定があることが退職理由
  • スキルアップが退職理由
  • 体調不良が退職理由

嘘で辞める場合はバレないように工夫することが必要です。

まとめ

看護師は、人材不足から簡単には辞めさせてもらえない場合が多くあるため、人によっては本当の退職理由を隠して辞めるためだけの嘘をつくこともあるでしょう。

仕事を辞めることも働いている人の権利であるため「周りに迷惑をかけない程度の嘘をついて」辞めることも一つの手段であり、その際には細かい部分の設定まできちんと考え準備しておくことが必要です。

もちろん、嘘をつかずに退職出来ることが一番の理想と言えます。

しかし、止むを得ない事情で嘘をついてしまう場合もあるでしょう。

辞める理由を詳しく聞かれた場合や、色々な人に聞かれた場合に辻褄が合わなくなったりしてバレる可能性があるため、本当に辞めたい場合は悪いと感じずに割り切って嘘をつくことが必要です。

嘘をついて辞めるにしても、周りを巻き込むような嘘は行わないようにしましょう。

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