看護師の退職届と退職願の書き方と例文!どちらを提出する?

看護師の退職届と退職願の書き方と例文
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退職届や退職願は、看護師のみならず退職する際に必要な書類となります。

初めての退職をする看護師は、「何をどう書いていいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

数回か退職した経験がある看護師でも「あれ?退職届や退職願の書き方が分からない」という声をよく耳にします。

今回は、退職届や退職願に関する書き方や例文を含めて疑問について解説していきます。

ココがポイント!

  • 退職届、退職願はどちらか一方でOK
  • 退職届と退職願は意味合いが違うので注意
  • 届けを出す前に上司に報告・相談は行おう
  • 相談後に看護師は「退職願」を提出することが一般的
  • 届けには必要最低限の内容を入れること
  • 届けを出さなくても退職は可能

看護師の退職届と退職願の違い

「退職届」と「退職願」は同じにされがちですが、意味が違うので注意しましょう。

退職届と退職願の違いは以下の通りです。

退職届 退職を届け出るもの・自主退職となる
(一度届けたら基本的に自分では撤回できない)
退職願 退職を希望している意思表示をするための書類・合意のもと退職となる

退職願は「退職させてもらえませんでしょうか?」という意味合いで、退職の承認をとるという意味があります。一方退職届は「退職します!」と断言した意味合いとなります。

(退職届は、断固たる決意で退職決定を示す書類であり、退職願は自分が退職を希望している旨を伝える書類になります。)

また、「退職願」や「退職届」を提出しなくても退職することは可能です。

退職届と退職願の看護師の使い分け

退職届と退職願はどのように看護師として使い分けたら良いでしょうか。

  • 退職の相談が終わっている場合は「退職届」を提出
  • これから退職の相談をする場合は「退職願」を提出

上記の使い分けで行うことが一般的です。

しかし、退職願と退職届の違いを分かっている上司は少ないと言えるので、まずは退職の相談を上司にすることが一番無難といえます。

また、退職届は退職願と違い、一度届けたら自分では撤回できない効力を持つので、その点だけは注意が必要です。

(退職願も雇用主に了承された場合は退職届と同様となるため、撤回は困難になります。)

現場での意見!どっちが一般的?

現場の意見では、退職願を提出することが一般的なようです。

看護師の場合、書面を出す前に師長などの上司に相談しているケースが一般的で、どちらを出しても意味は一緒ですが、退職願の方が「下からお伺いを立てる」というソフトな印象になるため、退職願と書いて提出するのが無難となるためです。

退職届と退職願はどちらかを提出すれば問題ない

退職届と退職願に違いはあるものの、病院や施設にはどちらか一方の書類を提出すれば問題ありません。

そのため、どちらか一方を提出し、2つとも出す必要はありません

退職届・退職届は必ず提出する必要があるのか

退職届・退職願ともに、必ず提出する必要はありません。

退職願、退職届は提出しなければならないという法的な決まりはないため、出さなかったからといって退職できない、あるいは法に触れるということはありません。

看護師が退職届と退職願を提出する理由

必ず提出する必要がない退職届や退職願ですが、看護師の場合は提出しておきましょう。

その理由としては、昨今病院・施設ともに看護師が不足しており激しい引き止めに合うケースが後を絶ちません。

そのため、「退職を言った」「言わない」などのトラブルや「強引な看護師の引き止め」を防ぐためにも書面での提出は行っておいた方が良いといえます。

また、以下で説明する「民法の労働契約法を適用」するために書面での提出は行っておいた方が良いでしょう。

雇用契約と「民法の労働契約法を適用」について

雇用契約は病院側(雇用主)と看護師(労働者)とで結んだ契約になりますが、民法では労働者を保護する目的で、「労働契約法」というものが存在します。

そのため、病院側が2か月前に申し入れないと退職が出来ない旨の記載があったとしても、民法では退職の意思表示(退職願または退職届)の提出時から最短14日で退職することが可能になります。

「労働契約法」を伝えての退職はトラブルになる可能性があるため、通常の退職で伝える必要はありません。

ただ、そのような法律があることを知っておくことで、もしもの時に、必ず役に立ちます。

参照:労働相談Q&A

看護師の退職届や退職願を郵送するのはあり?

入院中や病気療養中など、やむを得ない理由がある場合は郵送でも問題ありません。

ただ、基本的に退職届、退職願共に手渡しで提出するのが一般的です。

また、法的に郵送したら駄目などの決まりは一切ありません

郵送の場合は内容証明付きで郵送しよう

郵送の場合は相手の手元にきちんと渡ったか、ただポストに出しただけではわかりません。

もしかしたら、「きちんと手元に渡っていたのに届いていないと言われてしまう」「本当に届いていない」という場合があるかもしれないため、郵便局で配送手続きをして内容証明証をもらっておきましょう。

内容証明郵便はコチラを確認してください。

退職届・退職願が届いているか確認の連絡をしよう

3日から1週間経った頃に施設へ連絡して、内容証明証を参照しながら届いているかの確認をすると良いでしょう。

もしくは、速達のように手元に届いた旨を自分が確認できるような方法で発送することが理想です。

退職届の入っている封筒に住所は書かない

郵便で出す際には、退職届の入っている封筒に直接住所を書かず、退職届の入っている封筒よりさらに一回り大きい封筒を用意してそこに住所を書くようにしましょう。

郵送で退職届を提出する場合は添え状を忘れない

郵送で退職届を提出する際に1番大切なのが添え状です。

退職届には、決まった形式の文章のみを書き、個人の見解などは不要となるため、添え状に今回手渡しができなかった理由とそれに対する謝罪の言葉を添えて郵送するようにしましょう。

添え状を書くことで好感度も上がり、円満退社も期待できます。添え状は、退職届の入っている封筒に入れず、もう1つ準備した一回り大きい封筒の方に入れておくと良いでしょう。

退職届・退職願の提出先とタイミング

次に退職届・退職願の提出先についてと、渡すタイミングについて説明していきます。

退職願と退職届の性質上、提出するタイミングは多少異なります

退職届は誰にも相談せずいきなり出すものではなく、まずは直属の上司である師長に相談し師長の了承が得られた下で提出します。

退職願は、相談と共に持っていくことが一般的ですが、書面で提出すると驚く上司も多いため、やはり退職願も相談してからの提出といえいます。

退職届と退職願の提出先は師長や直属の上司が一般的

退職願、退職届の提出先は、病院長や病院を取りまとめているトップとなります。

ただし、看護師がわざわざ病院長(理事長等)に退職届を手渡しする例はほとんどなく、

  • 師長(又は看護部長)に渡す
  • 直属の上司に渡す

というのが一般的になります。

注意点としては、退職届に書く宛先は病院長にしておくのが一般的です。

退職届・退職願の提出タイミングの注意点

以下で、退職届と退職願の提出のタイミングを説明しますが、勤務している病院や施設によっては、就業規則などに「退職届・退職願は退職日の1カ月前までに」などと定めてある場合があります

この場合、トラブルを避けるために、その日までに一度上司に相談し、提出を行っておきましょう

ただし、就業規則内の期日が過ぎたからといって退職が出来ないわけではありません。

既に退職の報告を上司に行っている場合

退職届 退職日の約1ヶ月前に提出

円満退職などを考え、既に退職の報告を行っている場合、退職を届ける「退職届」を提出します。

また、先ほども伝えましたが、一般的に看護師の場合、「退職願」の提出でも良いでしょう。

退職の報告と合わせて提出する場合

退職願 遅くても退職日の約2ヶ月前に提出

円満退職を考える場合や、転職活動を行いすでに内定を貰っている場合などは、引継ぎなどのも考えて約2ヶ月前に提出することがおすすめです。

また、すでに2ヶ月前を過ぎている場合は、素早く上司へ報告することをまずは行いましょう。

退職願・退職届の書き方のルールとサンプル

退職願・退職届の書き方のルール

看護師の退職願や退職届の書き方について説明していきます。

手書き
or
パソコン
手書き、パソコンどちらでも構わない(手書きの場合はボールペン、万年筆を利用)
縦書きと横書き 縦書きと横書きどちらでも構わない
用紙の大きさ A4用紙が一般的
封筒 無地の便箋を利用する
理由 どんな理由でも「この度一身上の都合により」と記載

上記が一般的な内容になります。

病院では手書きを求められる可能性が高い

(注意)「インターネット上でフォーマットが作成されており、簡易だから」という理由でパソコンを使用して書こうとする看護師もいます。

パソコンで退職届の作成は、ダメではありませんが、恐らく多くの病院で手書きの文書の提出を求められます。

看護師の退職願・退職届の書き方サンプル

退職願や退職届は、いわゆる普通の手紙のようにあれこれ内容を書かなくても、書くべき内容は決められています。

病院や施設によっては、「退職願いのフォーマットが決まっている」「退職願を書くための文書が用意されている」等の場合もあるため、施設のやり方に従った書き方にしましょう。

退職届と退職願のサンプルは以下の通りです。

<<退職願>>
看護師 退職願

<<退職届>>
看護師 退職届

(1)1行目「退職願または退職届」と記載

まずは1行目に退職願・退職届と書きます。送り仮名は不要です。

(2)2行目「私事(わたくしごと)」と記載

2行目の下の方には「私事(わたくしごと)」または、「私儀(わたくしぎ)」と書きます。

(3)3行名「一身上の都合により~」と記載

退職願 「この度、一身上の都合により、来たる平成○○年○月○日をもって退職したく、ここにお願い申し上げます。」
退職届 「この度、一身上の都合により、来たる平成○○年○月○日をもって退職します。」

3行目には、「一身上の都合により退職します」ということを退職希望日、元号と年月日を添えて記入します。

(4)提出する日付と部署名・押印をする

名前の上に記載する日付は退職願、退職届を提出する日付になります。

注意点:シャチハタでの押印はやめておきましょう。

(5)最高責任者の名前を記載する

医療法人であれば理事長など、病院・施設の最高責任者の名前を記載します。

注意点:退職届や退職願を渡す人が師長や看護部長であっても、病院・施設の最高責任者の名前を記載します。

退職願、退職届の封筒について

退職願、退職届の封筒

書き上げた退職届は、白い封筒(または無地の封筒)に入れ表面に退職届・退職願と大きく記入、裏面には所属部署(大体の方が看護部)と自信の名前を記入し、糊付けして提出します。

退職届・退職願を書く際の注意点とは

退職届や退職願を書く際に注意しておきたいことは、必要最低限の内容は必ず入れるということです。

どれか1つでも足りないと、やり直しをさせられることも病院や施設によってありますので、必ず入れるようにしましょう。

中には伝えたいことがいろいろあるのか、辞めたい理由をつらつらと書き連ねる看護師もいるようですが、ここは一身上の都合で十分ですのでプライベートな事情をあれこれ書かないように注意しましょう。

関連リンク

看護師の退職

良くある質問

看護師の場合「退職願」を提出することをおすすめします。

  • 退職届:退職を届け出るもの・自主退職となる(一度届けたら基本的に自分では撤回できない)
  • 退職願:退職を希望している意思表示をするための書類・合意のもと退職となる

以上の違いがありますが、特に病院勤務の場合などは退職願を提出する看護師がほとんどです。

法律上(民法:明治29年法律第89号の規定/民法第627条第1項)、退職日の14日前に退職を申し出ることで退職は可能です(雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する)。

そのため、退職届や退職願は14日前に提出すれば問題ありませんが、看護師の場合は職場の引継ぎなどもあるため、円満退職を考えている場合は、まずは2ヶ月前を基準とし上司に退職の報告をに行っておきましょう。

退職届・退職願共に、どんな退職理由であった場合でも「この度一身上の都合により」と記載します。

入院中や病気療養中などの場合は、退職届・退職願は郵送で問題ありません。

郵送する場合は、

  • 内容証明付き郵便で郵送すること
  • 届いているかの確認の連絡をすること

などを心がけてください。

法律などで退職届・退職願の郵送が駄目ではありませんが、基本的に退職届、退職願共に手渡しで提出するのが一般的です。

お世話になった病院・施設へ感謝の気持ちと共に手渡しで提出しましょう。

封筒は無地の便箋を利用することが一般的です。

  • 表:「退職届」又は「退職願」と記載します
  • 裏:「看護部・所属部署名」「自分の氏名」を記載します

詳しくは「退職願、退職届の封筒について」を参照してください。

最後に

退職届・退職願は、難しく考えなくても意外に内容自体はシンプルで、手書きと手渡しで今までの感謝を表現することで円満退社への一歩が期待できます。

退職届・退職願を手渡しに行くことで、改めて上司たちが「自分のことをどのように考えてくれていたか」も分かる良いきっかけになるでしょう。

一社会人として、退職届・退職願は、しっかりと記入し提出するようにしましょう。

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