看護師の病院見学で確認すること(転職時)

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看護師として病院に転職を行う場合、病院見学を行わずに入職をされる看護師がいますが、看護師転職を失敗する原因の1つにもなりかねません。

病院見学に行く理由は、実際に見学を行った方が、転職先を選ぶ際の参考なり、病院側とのミスマッチを防ぐことが可能です。

ここでは、病院見学を転職時に初めて行う方に向けて、確認したい項目をお伝えしていきます。

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1.病院見学の申し込み方法

病院見学の申し込み方法

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病院の見学を申し込む方法は大きく3つあります。

  1. 病院の求人情報を見て問い合わせ(電話)を行う方法
  2. 病院見学の応募を行っている病院へ問い合わせる
  3. 看護師転職サイトを利用し、担当者に見学のアポイントを設定する方法

以上の方法です。以下で詳しく説明していきます。

 

(1)自分で病院見学を申し込む(電話例文)

【電話の例文】
「お世話になります。看護師の●●と申します。貴院に転職を考えており、病院見学を行いたいと思っております。担当者の方はいらっしゃいますでしょうか。」担当者につながる。「初めまして、看護師の●●と申します。お忙しいところ、申し訳ございません。以前の病院を退職し、現在、転職活動を行っております。貴院の募集要項などを確認させていただき、是非、病院見学をさせていただきたいと思ったのですが、見学などは可能でしょうか。」

補足説明

以上のようなイメージで、担当者に繋いでもらい、病院見学を行っているかどうかを確認しましょう。

求人を募集している病院であれば、見学させてくれます。

出来れば、以前勤務していた病院等を退職していることがベストです。退職していない場合は、在職中に見学に来るということで、あまりイメージが良くありません。

 

(2)病院見学応募へ問い合わせる

希望の病院が特に決まっている場合、病院見学の募集を行っていないかホームページを確認しましょう。

病院見学は多くの病院で行っており、日程や応募方法などが決まっている場合があります。

各病院の記載内容を確認し、申し込みましょう。

 

(3)看護師転職サイトを利用する

希望の病院が決まっていない場合は、看護師転職サイト(転職支援サービス)などを利用して、見学の設定を行ってもらうとスムーズです。

希望条件を伝えることにより、ピックアップされた求人すべて、見学のアポイントを設定してくれます。

同時に面接も行う場合があるため、見学する病院はしっかりと吟味しましょう。

 

2.病院見学時のマナー

病院見学時のマナー

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病院見学をする際は、見学中に「あなたの態度」を病院側(雇用主)が見ていることを忘れてはなりません

そのため、最低限のマナーと注意点は守りましょう。

 

(1)服装について

病院見学の服装について

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病院見学の際には、基本的にスーツを着用することが一般的です。面接を受けるための服装と同様のイメージでいれば問題ないといえます。

面接時の服装に関しては「看護師転職面接時の服装と身だしなみ(女性編)」を確認してください。
スーツを着用 ・シンプルなスーツを選ぶ
・ベージュのスーツ、または黒・紺色のスーツ
インナーのシャツの色 ・白シャツ
・薄いピンクのシャツ
・クリーム色のシャツなど
鞄(かばん) ・シンプルなカバンがベスト
・色も派手ではないものを選ぶ
(黒が基調な鞄がおすすめ)
・A4ファイルは必ず入る大きさで
・鞄に荷物をたくさん入れないこと
靴(くつ) ・高めのヒールは避ける(見学しやすい靴)
・シンプルな靴を選ぶ
・院内を歩いても音が静かな物

鞄や靴、冬の場合コートなどが見落としがちな項目で、派手なものは目立ちますので注意しましょう。

 

(2)持ち物について

病院見学の持ち物について

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看護師が「病院見学を行うだけ」と思っていても、そのまま面接をしたいと考える病院も存在します。

そのため、臨機応変に対応できるように、以下の持ち物を推奨します。

  • 履歴書(念のため持参)
  • 職務経歴書(なくても良い)
  • 筆記用具(ボールペンは必須)
  • メモ帳
  • ハンカチ
  • 印鑑(シャチハタでもよい)

病院によっては「見学誓約書などを書いてほしい」という希望もあるため、印鑑はシャチハタでも良いので持参しておきましょう。

 

(3)その他のマナー

病院見学するマナーとして、

  • 見学する病院のことを調べておくこと
  • 自ら挨拶をする明るい姿勢を持つこと
  • なるべく積極的に質問すること

などが一般的な見学のマナーです。

病院のことを調べておかなければ、質問も出にくいため、必ず見学に行く前にはホームページなどは確認しておきましょう。

また、見学前にはいくつか質問を用意しておき、「看護記録はどんな方式で行いますか?」「どのように一日のスケジュールが組まれていますか?」など、具体的に仕事内容を聞いておくのもお勧めです。

 

3.病院見学時の確認項目

病院見学時の確認項目

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病院見学時にお勧めの確認項目を「ナースステーション」「働く看護師」「施設の設備」などに分けてポイントをお伝えします。

 

(1)「ナースステーション」の確認項目

「ナースステーション」の確認項目

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整理整頓の確認
(清潔感の確認)
・整理整頓ができてなければ忙しい可能性が高い
・整理整頓ができていればミスも少なく作業効率も良い
・整理整頓ができていれば上司がしっかりしている可能性が高い
電子カルテなどの確認 ・電子カルテと紙カルテの併用している場合もあるため確認
・電子カルテでもパソコンが2台しかない場合もあるため注意
看護記録の確認 ・看護記録方式の確認
在籍中の看護師の人数の確認 ・すぐに対応できる体制が取れているか確認する
・患者管理体制の確認をする
(誰もいないと盗難の危険がある)
(誰もないと忙しい可能性も高い)

ナースステーションの整理整頓を確認する一番の理由は、同じ職場で働く看護師たちの指示系統が円滑に回っているか確認するためです。

また、清潔感がしっかりと保てないナースステーションの病院は、看護師に取って良い環境とは言えませんので注意が必要です。

 

(2)「実際に働く看護師」の確認項目

「実際に働く看護師」の確認項目

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看護師の対応 ・目を合わせてくれるかどうか
・看護師に笑顔があるかどうか
・楽しそうに働いているかどうか
・挨拶を行ってくれるかどうか
働いているスタッフ ・コミュニケーションを見て人間関係を観察する
・挨拶を行ってくれるかどうか
看護師の年齢を確認 ・若い看護師が多くないか
・年配看護師が多くないか
・中堅クラスの看護師が少なくないか

働く看護師の表情を確認・観察することで、「自分も、こんなふうにイキイキ働きたい!」と、思えるような病院を選ぶと良いでしょう。

また、基本的な挨拶がない場合や、看護師の年齢に偏りがある場合は、何らかの事情を抱えている可能性もあるため、しっかりと観察しましょう。

 

(3)「施設内や設備」の確認項目

「施設内や設備」の確認項目

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障害者トイレやリネン庫の確認 ・清潔度合いをチェックする
物品の配置などを確認する ・働くイメージがつきやすい
託児所の様子を確認 ・子供がおり、院内の託児所を使う方は必ず確認する
その他細かな設備を確認する ・設備は見学時に取り繕えないためチェックする

障害者トイレは一番汚れやすいので、綺麗に保たれているかどうかで、その病院の清潔度合いが分かります。

また、良くある失敗としては、「院内保育の福利厚生がある病院を選んだのに、保育士などの対応が悪く、結局利用せずに探ことになった」という看護師の方も多いです。そのため、利用する可能性がある設備は説明をしっかりと聞きましょう。

 

4.見学中に行うお勧めの質問集

見学中に行うお勧めの質問

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看護師が病院見学を行う場合、見るポイントなども大事ですが、見学しながら質問することも重要です。

質問内容としては、「患者」「働いている看護師」「病院の体制」について確認することがお勧めです。

 

(1)受け入れている患者について質問例

1日の来院する患者数 ・仕事量が分かるため
・スタッフが把握しているか分かるため
診療科の数とその患者数 ・力を入れている診療科が分かる
・自分のスキルが活かせるか分かる
電子カルテや看護記録 ・看護記録の方法をチェックできる
・電子カルテの有無もチェックできる
※半分電子カルテなどあるため注意!

上記の質問を行うことで、受け入れている患者に対してどれぐらい関心があるかもチェックすることが出来ます。

また、電子カルテも完全に電子カルテ化できていない病院もあるので質問しておきたい内容です。

 

(2)働いている看護師に関する質問例

看護師の平均年齢 ・人間関係のバランスが分かる
新人看護師の入職率 ・教育に力を入れているか分かる
子どもがいる看護師の割合 ・子どもへの配慮がわかる
看護師の離職率 ・継続率が分かる

もし、子どもがいない場合でも今後のことを考えて質問した方が良いですし、人間関係が円滑かどうかもチェックできる項目です。

 

(3)病院の体制について質問例

平均残業時間 ・仕事のハードさが分かる
・仕事が円滑かどうか分かる
教育体制の確認
(もしくはキャリアアップ体制)
・看護師を育てていく体制が分かる
研修や勉強会の頻度
(または、参加率)
・どれだけプライベートが割かれるか分かる
・参加が必須かどうか分かる

入職して、自分自身が働いていけるかどうかに関して、大事な質問になります。

教育体制については、詳しく確認しておきたい項目です。

 

5.見学後に送るお礼状

見学後に送るお礼状

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病院の見学を終えたら、(その日の内に)お礼状を送るのが最低限のマナーといえます。(たとえ入職を希望しなかったとしても礼儀として行いましょう。)

特に、看護師転職サイトなどの転職支援サービスを利用していない場合は、送りましょう。
お礼状を送る相手(宛名) 担当者
送る書式 メール
(書面でも良い)
送る日時 見学終了後、その日の内に
(遅くても翌日)

 

お礼状のメール例文

【お礼状例文】

件名:【御礼】病院見学の御礼(神田かん子)

医療法人〇〇病院
〇〇課
(役職名)名前が入る様

お世話になります。
病院見学をさせていただいた、神田かん子と申します。

本日はお忙しい中、病院を見学させていただく機会を誠にありがとうございました。

見学をさせていただいたことで、貴院への入職意欲がますます高まりました。

(または)

見学させていただいたことで、貴院の状況や看護への姿勢を確認することが出来ました。

末筆ながら、見学のお礼を申し上げますとともに、貴院のご発展と皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

本日は誠にありがとうございました。

補足説明

入職するかどうか迷っている場合は、見学することで情況が理解できたことに感謝してメールを送るようにしましょう。

入職することが自分の中で決まっている場合は、

  • 貴院への興味がますます強くなりました
  • 貴院への入職意欲が高まりました

など、「入職したい」と思う姿勢を伝えましょう。

 

8.最後に

病院へ転職する場合は、病院見学を必ず行うことをお勧めします。

雰囲気や働く看護師を見ることで、より自分が働くイメージが付きやすく、ミスマッチを防ぐことが可能になります。
(また、病院見学などの企業見学は看護師の特権とも言え、通常はそのような対応はしてくれません。)

また、「見学させていただいている」という気持ちを忘れず、病院側のことも配慮し、転職時には希望求人(または転職したい病院)を絞り込んだ上で、見学に行きましょう。


   
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更新:2019年3月23日
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