看護師1年目で退職する注意点!リスクは知っておこう

看護師1年目で退職する6つの注意点!リスクは知っておこう
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看護学校を卒業し看護師として働き始める時、やっと看護師になれたことの喜びや期待でいっぱいだったと思います。

しかし、いざ働いてみると想像していたよりもはるかに大変で何度も辞めたいと思う事があったのではないでしょうか。先輩看護師や同期の看護師に辞めたいと相談しても、

  • 「一つの職場で長く働かないと駄目!」
  • 「1年目で辞めるなんて!」

などと言われてしまうことが多いのではないでしょうか。

しかし、我慢して働き続けることで精神的に大きなストレスを抱えてしまい、看護師そのものを嫌いになってしまう可能性もあるため注意が必要です。

今回は私の実際の体験談を元に看護師1年目で退職をする場合、注意したいポイントをご紹介します。看護師1年目で退職したいと思っている方、転職に興味がある方は参考にしてみてください。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 千葉県/31歳
  • 職務経験:総合病院、クリニック
  • 診療科経験:呼吸器外科・内科、消火器外科・内科、循環器内科、心臓血管外科、婦人科、小児科、眼科
都内の総合病院で約6年、その後クリニックで約2年勤務し、現在は子育てに奮闘中。

目次

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1.看護師1年目で退職してしまう主な理由

どうして1年目の看護師が転職や退職を考えるのか、その理由を見ていきましょう。

現役看護師の退職理由については「看護師の転職理由10つ!離職率はどれぐらい?」を確認してください。

 

(1)「こんな仕事だとは思わなかった…」

こんな仕事だとは思わなかった

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実習を受けたとしても、実際に働いてみると「自分が思い描いていた仕事と違った」と思っている看護師1年生の人は多いようです。

これはどんな仕事にでもあることですが、「自分はここでは働けない」と早めに見切りをつけて退職を考える看護師は残念ながらいます。

 

(2)「教育体制が整っていない職場だった」

教育体制が整っていない職場だった

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これは看護師1年目で、規模が小さい病院や病院以外の職場に就職した看護師が思うことです。

今後のキャリアを考えた上で職場を選んだつもりが、自分が学びたいことが学べないことや、きちっとした研修がないために退職してしまいます。

向上心を持って看護の仕事に就いた人に多く見られます。


看護師の体験談

看護師 体験談プリセプター制度がない病院へ新人看護師として入職した看護師の方もいます。

とにかく大変ですが、看護師として成長できないわけではありません。同じ境遇の方は、「私はプリセプターがいない病院へ就職しました。看護師体験から語る対処法」を確認してみてください。


 

(3)「心身疲労状態が続いている」

心身疲労状態が続いている

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精神的にも、体力的にも看護師の仕事は楽ではありません。

自分の無力さを感じて、精神的に辛さを感じる看護師も多く、心身ともに疲労状態になりやすのが1年目の看護師です。

「ちょっと休みたい」という気持ちが大きくなれば、そのまま退職を考えてしまうことも多いです。

 

(4)「人間関係のトラブルで退職したい」

人間関係のトラブルで退職したい

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初めての職場で先輩看護師や患者とうまくコミュニケーションや信頼関係を築くことができず、人間関係のトラブルで退職する看護師も多いです。

一度築いてしまった人間関係は簡単に払しょくすることは難しく、それなら転職してしまおうと考える新人看護師もいます。

 

(5)「一人暮らしで仕事との両立が辛いと感じている」

一人暮らしで仕事との両立が辛いと感じている

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看護師1年目の場合は、「正職員(正社員)として仕事するのも初めて」「一人暮らしも初めて」という方も多いのではないでしょうか。

その場合、

  • 精神的なサポートをしてくれる家族がいない
  • 自己管理ができず精神的に疲弊する
  • 仕事がより辛く感じる

などのことが看護師は忙しい仕事のため起きやすいといえます。

長期の休みで実家に帰った時に、やっぱり今の職場を退職したいと思う1年目看護師も多いです。

 

2.退職しない方が良い場合

看護師1年目での退職や転職はリスクの方がはるかに大きく、後々になって辞めなければ良かったと後悔してしまう可能性もあります。

1年目で退職しない方が良い場合の看護師の特徴を私の経験からご紹介します。

 

(1)仕事が大変で嫌になった場合

仕事が大変で嫌になった場合

特に看護師1年目の場合、仕事量が多く大変だと「辞めたい、退職したい」と考えるようになります。

私も含め、看護師のほとんどが、1度は退職を考えると思います。しかし、辞めたいと思った時にそのまま転職をしても、他の病院でまた同じことを繰り返すだけになります。

また、仮に転職した場合、むしろ覚えることばかりが増えてしまい、ますます仕事が嫌になってしまいます。

仕事と向き合って考えてみよう

仕事が大変な場合や、嫌になってしまった場合は一度仕事と向き合うことも大切です。

  • 何で看護師になったのか
  • 将来看護師としてどのようになりたいのか
  • 忙しい仕事の中で好きな仕事を見つけること
  • 何にやりがいを感じるのか考えてみること

などが効果的です。

将来の目標があれば、忙しく大変な仕事も頑張る活力になります。

また、人を見返したいと思う反骨心でも構いません。自分が仕事を行う意味を一度、考えてみてください。

 

(2)ミスや失敗が多く辞めたい場合

ミスや失敗が多く辞めたい場合

ミスや失敗を起こしてしまうと、それがトラウマになってしまい、また失敗してしまうのではないかと恐怖心を感じるようになったり、モチベーションの低下につながりやすくなったりします。

看護師として働く場合、ミスや事故は誰でもどの職場でも起こる可能性があるため、職場を変更したところであまり意味はありません

ミスは振り返り、仕事で取り戻すしかない

私の考え方ですが、仕事でのミスは仕事でしか取り戻すことはできません

つまり、仕事のミスで辞めてしまった場合、ずっとあなたの中にそのミスは残り、自信を取り戻すことにものすごく時間がかかります。

辞めたくなる程ショックを受けるかもしれませんが、落ち込んでいるだけでは成長しません。

ミスや事故を起こさないために何故起きてしまったのかを考え振り返りを行い、同じことを繰り返さないようにする事、前に進むことが重要です。

 

(3)給料が割に合わなくて辞めたい場合

働き始めの頃は思っていたよりも給料が低いと思う事があるかもしれません。

以下の看護師1年目の平均初任給と比べて自分の給料が極端に低くなければ、このまま働くようにしましょう

より高い給料がもらえる職場で働きたいと転職をしてしまうと、就職活動中は給料が発生しませんし、給料が高いけど残業が多くあったなど、転職をしなければよかったと後悔することがありますので注意が必要です。

看護師としての経験は1年目から3年目が一番多く看護技術を吸収でき、吸収した分だけ、将来、仕事の幅が広がり、給料は上がっていきます。

看護師の初任給について

高卒+3年課程卒の
新卒看護師
266,041円/月
大卒の
新卒看護師
273,854円/月

(日本看護協会の「看護職の給与データ(2017年版)」参照)

ボーナスについては1~2.5か月(2年目以降は2~6.5か月)と1年目の看護師は低いためモチベーションが下がってしまうかもしれませんが、働き始めはどこの病院でもボーナスを低くしてあります。

 

3.退職を検討すべき場合

我慢をして働き続けた方が良い看護師もいれば、退職を検討した方が良い看護師もいます。

 

(1)パワハラやモラハラを受ける場合

パワハラやモラハラを受ける場合

1年目看護師の中には、職場の上司からパワハラ・モラハラを受けている場合があります。

無理をして働き続けていると精神的なストレスが大きくなり、

  • 看護師自体を続けられなくなってしまう場合に発展するケース
  • トラウマになるケース
  • 仕事に対して喜びや楽しみを感じられなくなるケース

などがあるため、退職を検討しましょう。

パワハラの基準に関しては厚生労働省の「職場のパワーハラスメントについて」を参考にし、基準としてください。

 

(2)働く環境が悪いと判断している場合

働く環境が悪いと判断している場合

働く環境が悪い病院とは、俗に言うブラック病院のことです。

ブラック病院の定義は有りませんが、

  • 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課すこと
  • 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低いこと
  • 上記のような状況下で労働者に対し過度の選別を行うこと
    (引用厚生労働省/たしかめよう労働条件より)

などが挙げられます。

看護師として、従業員として改善を促していくことも可能ですが、1年目看護師は不可能に近いため、退職を検討した方が無難といえます。

ブラック病院の見分け方18つ!看護師転職前にチェック」などの記事も参考にしてみてください。

 

(3)すべて当てはまらない方は友人・同期に相談を!

すべて当てはまらない方は友人・同期に相談を!

「退職しない方が良い場合」や「退職すべき場合」に当てはまらなかった方、または当てはまったが悩んでいる場合などは、出来れば同期の看護師に相談してみてください。(同期がいない場合は働いている友人でも構いません。)

疲れていたり、嫌なことがあったりすると誰でも物事をマイナスに捉えてしまいがちです。

同期看護師であれば職場の状況を把握していますし同じ看護師1年目の立場で相談に乗ってくれるでしょう。

第三者の意見を聞くことも大切です

第三者の意見を聞くことで自分の良いところを発見できたり、周囲から自分はどう思われているかが分かったりすることで、プラスにつながる場合もあります。

また、自分の悩みが小さなものなのか、大きなものなのかも判断することが出来ます。

相手にしっかり相談に乗ってもらえるよう、自分は「本当に辞めたい」ということを真剣に伝えてみましょう。

 

4.看護師が1年目で退職するリスクについて

(※ここまで確認いただき、それでも退職や転職を希望する1年目の看護師の方は以下読み進めてみてください。)

それでは何故看護師1年目での退職や転職がおすすめできないのか、それはリスクがたくさんあるからです

主な看護師1年目で退職するリスクを紹介します。

 

(1)看護技術が不十分での退職・転職となる

看護技術が不十分での退職・転職となる

看護師1年目で転職をすると看護知識や技術が未熟なまま新しい職場で働くことになるため、また一から仕事を覚えなくてはなりません。

先輩看護師やプリセプターがいなければ、ケアができない状態になり、転職してすぐは1人で仕事ができない可能性が高いと言えます。

また、看護師1年目は看護手順が確立していないことが多いため、看護手順が前の職場と今の職場で混ざってしまい混乱してしまう可能性もあります。

新しい環境でも苦労するリスクもある

転職をするとまた新しい環境に慣れる必要があります。

病棟の雰囲気や生活リズムの変化に対応しなければなりませんし、職場のスタッフとの人間関係も再度構築する必要があり、想像以上にストレスが溜まりやすいです。

 

(2)退職後、希望の職場に転職出来ない可能性がある

退職後、希望の職場に転職出来ない可能性がある

看護師1年目で退職してしまうと、面接時に面接官から「すぐに辞めてしまう看護師」と思われてしまい、就職活動が不利になりやすいです。

面接時に「長く働けます」と力説しても、

  • 「前の職場はすぐに辞めたでしょ」
  • 「また、ここで働いてもすぐに辞めてしまうのではないですか」

と思われて信用されない事があります。

そのため人気の病院や求人数が少ない病院などでは落ちてしまうこともあり、希望の職場に転職できない可能性があります。

しかし、余計な知識がまだついていない看護師を、第二新卒の看護師として積極的に採用している病院もあるのは事実です。転職はタイミングが大事なので良く考えておきましょう。

また、面接に自信がない場合は、必ず看護師専用の転職サイトのサポートを受けましょう。利用する地域によっては面接に同行してくれる場合も多くあります。

 

(3)次は失敗できないというプレッシャーがある

退職、転職理由にもよりますが、次の職場では失敗できないプレッシャーがあります。

1年目の内に2度転職する場合や、2年目でまた転職する場合など、社会的信用がさらに落ちていく可能性があります

そのため、転職するという断固たる決意と、転職する理由、行いたい仕事内容を明確にしながら転職に望みましょう。

補足説明

特に人間関係で転職する場合は注意が必要です。人間関係はどの職場でも付きまとうことでもあり、「人間関係が良い職場」の条件は探しにくいためです。

新しい前向きな気持ちで転職活動に取り組む決意を持ちましょう。

 

(4)円満に退職することはできない

看護師1年目で退職する場合、円満に退職できる事は少ないと言えます。

そもそも、1年目で辞めてはいけないと思っている看護師が多いので周りからは良く見られませんし、師長(上司)がすんなり退職を認めてくれることは少ないです。

さらに師長や他の先輩看護師の意見を聞いても辞めていく場合、「私たちの意見を全く聞かない」などと思われてしまい円満に退職することが困難になりやすいです。

そのため、看護師自身に退職する覚悟が必要になります。

 

5.なるべく円満に退職するために出来ること

なるべく円満に退職するために出来ること

どうせ辞めるのであれば、なるべく円満退職をしたいと考える方多いのではないでしょうか。

しかし、看護師1年目で円満退職することはかなり難しいといえます。

そのため、なるべく円満に退職するためのポイントをお伝えしていきます。(円満に退職できない可能性があることは覚悟しておくと良いでしょう。)

 

(1)自分の気持ちをしっかりと伝えること

少しでも円満に退職したい場合は、何故辞めたいのか理由を師長に分かってもらう必要があります

ただ「仕事が辛いから」「思っていたのと違うから」だけでは全く共感できませんし、師長(上司)から「もう少し頑張れば?」「みんな同じ条件でも頑張っているのに」などと思われてしまいます。

自分の気持ちをきちんと伝えるために、

「自分の中で何度も何度も本当に続けていけないのか考えましたが、やっぱり駄目でした」「毎日の仕事量が多くて家に帰った後も勉強して休む時間がなく体調を崩してしまいました。勉強しないと分からないことだらけで仕事がきちんとできませんし、だからといってこのままの生活を続けると看護師の職業自体が嫌になってしまいそうです」

など自分でも続けていける方法はないか考えたけれど辞めるしかなかったという思いを伝えましょう。

 

(2)最終日まで休まずに働くこと

退職日が決まったら絶対に最後まで働くようにしましょう。中には退職日まで待つことができずに辞めてしまう人もいますが、そうなると残されたスタッフが大変になります。

今までどんなに一生懸命働いても最後がきちんとしていないと悪い印象しか残らなくなってしまいます。

また、退職日までの間、働きながら転職の事ばかりを考えて上の空になってしまいミスを連発してしまうことがあります。最後まで集中して仕事に取り組むようにしましょう。


看護師の体験談

看護師 体験談私の後輩の新人看護師が突然仕事に来なくなったことがあります。連絡も取れず無断欠席が数日続きました。後日、病棟スタッフに何も言わず勝手に退職の手続きを済ませ辞めていたことが分かりました。

師長も先輩看護師もそのことを知らなかったため勤務変更などで病棟内はパニックになっていました。ほとんどのスタッフの勤務が変更になってしまい、スタッフからは「常識がない人」「迷惑な人」と思われていました。

医療業界は思ったより狭い世界のため、なるべく丁寧に退職してください。


 

(3)お世話になった人に感謝の気持ちを持ち、お礼を言うこと

退職が決まったからと言ってそのことばかりを考えるのではなく、今までお世話になった人達にお礼を言うようにしましょう。

特にプリセプターや先輩看護師、師長は今までたくさん指導してくれ相談にも乗ってくれていたと思います。

  • 「今までたくさん指導いただきありがとうございました」
  • 「ここで教えていただいたことを忘れずに次の職場でも頑張ります」

など、心から感謝の気持ちを伝えましょう。

「仕事を教えてもらった」「私を怒ってくれた」「看護師として一人前に育ててくれようとした」すべて当たり前のことではありません。看護師の前に、仕事を教えてもらっていたという感謝の気持ちがなければ、次の職場でも苦労します。

あなたに見える部分でも、見えていない部分でも、様々な人たちが関わり、努力し、時間を費やしてくれています。言葉でしっかり感謝を伝えてください。

 

6.退職後の転職先の選び方

職場の上司から退職を認めてもらい辞めることが決まったとしても、次に転職先を選ばなければなりません。看護師を続けていく以上、今後のキャリアに響くため、休むことも大切ですが次の職場を探したほうが無難だといえます。

では、看護師1年目が転職先を決める際、どのような職場を選ぶのが良いでしょうか。選び方や注意点を紹介します。

 

(1)初めに:どうすれば転職できるか知っておくこと

初めに:どうすれば転職できるか知っておくこと

看護師1年目の多くが、とりあえず今の職場を辞めることに必死で転職先のことまで考えられないという事が多いです。

退職後、経済的に苦しくならないように、転職するためのノウハウが必要です。

例えば、看護師専用の転職サイトを利用した場合は以下のような流れとなります。

  1. 看護師専門の転職エージェントや、転職サイトに登録する
  2. 転職コンサルタントとの面談、ヒアリングをする
  3. 病院見学へ行き、面接を受ける
  4. 内定をもらう
  5. 職場の上司に、転職の旨を伝える
  6. 現職の病院へ退職願・届を提出する
  7. 業務の引き継ぎなどを行う

上記は、転職に必要な各ステップです。7段階あるだけと思うかもしれませんが、実際はもっとハードに感じるはずです

きっと、「転職ってこんなに大変なんだ!」と思う場面にも遭遇するはずです。

  • 面接や見学へ行くための交通費が意外とかかる
  • 休日は転職活動で潰れ、仕事との両立が難しい
  • なかなか希望の条件に合う病院が見つからない
  • 内定は出たが、勤務は数ヶ月後から
  • 面接を何度受けても採用が決まらない

上記のように、当初はスムーズに行くと思っていたことも、うまくいかないことが多いです。中には、働きながら転職することを、諦める人もいるかもしれません。

転職の大変さを事前に把握しておくことは、とても重要な事です。

見切り発車をせずに、きちんと計画を立て、転職計画が遅れることも十分考慮して、転職活動をスタートさせることが重要です。

 

(2)今の職場を退職した理由を整理すること

今の職場を退職した理由を整理すること

どうして退職をすることになったのか、その理由を自分できちんと把握しておく必要があります。

これは失敗を繰り返さないための重要な転職の準備といえます。例えば、以下のような形で考え、整理しましょう。

上司との人間関係 ・どうして上司とうまくいかなかったのか明確にする
仕事内容がイメージと違った ・業務内容になぜ興味を持てなかったのか
・自分のイメージにある看護師の仕事はあるのか
労働環境が悪いため ・どのように労働環境が悪かったのか
・どんな労働環境なら良かったのか

自分の条件を明確にしながら、生き生きと働いている自分の姿をイメージして、プラス思考で転職を考えていきましょう。

余裕があれば自分が行いたい仕事、興味のある分野を探してみよう

看護師1年目のうちに転職をするので、まだ看護師の仕事自体がどのようなものなのか把握できていない方が多いと思います。

自分が苦手な分野や、嫌いな仕事が多い職場に転職してしまうと、また辞めたいと思うようになり転職を繰り返してしまいます。

今まで働いた中で少しでもやりたいと思った事や興味のある事はないか考えてみてください

 

(3)情報収集は自分で責任を持ち、しっかり調べること

情報収集は自分で責任を持ち、しっかり調べること

興味のある病院をいくつか見つけたら、それぞれの就職先について詳しく調べましょう。

必ず押さえた方が良いポイントとしては、

  • 新人看護師・中途採用者に対するフォローアップ体制
  • 勉強会・研修の頻度
  • プリセプター制度の有無
  • 給料や休日日数、福利厚生
  • 利用する患者や地域からの評判

などです。

今の職場はこうだったから、こうだろうと決めつけは危険なので、必ず詳しくチェックしましょう。

病院によっては転職した看護師を経験年数に関係なく中途採用者とする事もあるため、新人看護師、中途採用者のそれぞれに対するフォローアップ体制はしっかりできているのか必ず確認しましょう。

また、プリセプター制度が整っており、マンツーマンで指導してくれるところを探すようにしましょう。

 

7.最後に

最後に

看護師1年目で「退職・転職をしたい」というと、どんな理由であれまずは「なんで?まだ辞めない方がいいのに」「今辞めたらもったいないよ」などと言われるでしょう。

きっと、あなた自身も他の看護師に「辞めたい」と言われたら同じような返事をしてしまうのではないでしょうか。

誰でも仕事は長く続けた方がいい、早く辞めない方がいいと思うのは当たり前です。

看護師1年目での転職・退職はリスクが伴います。

今の職場を辞めたいと思った時、

  • リスクを受け入れる覚悟はあるのか
  • それでも本当に転職・退職が必要なのか

を考えるようにしましょう。

面接時に前の職場についてたくさん質問をされたり、予定外の質問をされたりする事があります。

自分の将来のビジョンがしっかりしていればきちんと受け答えできると思いますので、まずは将来どのような看護師になりたいのかについて考え、理想の看護師像を明確にしておきましょう。

私からお伝えしたい言葉としては、

「あなたはまだ看護師として始まったばかりであり、今の失敗や苦労・経験は、振り返ると人生の中でほんの小さなことと思える日がきっと来ると思います。また、今の職場でどんなに挫折したとしても、次の職場では一切関係ありません。転職活動を是非、前向きに楽しんで行ってください。前向きな新しい気持ちで活動することで、きっとあなたの将来が素晴らしいものになるでしょう。」

この記事を読んでも困った場合は「新人看護師1年目の転職活動マニュアル」も参考にしてください。


   
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更新:2019年3月20日
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