メディカルエステとは?看護師の体験談と転職する注意点

メディカルエステとは?看護師の体験談と転職する注意点
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メディカルエステは、美意識の高い看護師たちの間で転職先として注目されています。

夜勤もなく、給料も良い、文句なしの環境が整っており、看護師たちのあこがれの職場であるといっても良いでしょう。

メディカルエステクリニックで働いた経験を元に、仕事内容や働いて感じたこと、転職する際に注意したいことを説明していきます。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 神奈川県/29歳
  • 職務経験:総合病院、特別養護老人ホーム、クリニック、介護老人保健施設、デイサービス、健診センター、イベントナース、健康相談員
  • 診療科経験:脳外科、神経内科、内科、皮膚科、美容皮膚科、整形外科
3年間、総合病院での経験を経て転職。社会勉強として、様々な病院・施設で働いた経験があり、現在は派遣・パート看護師として活躍中。
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1.メディカルエステとは何?

メディカルエステとは何?

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メディカルエステとは、普通のエステと違い、医師が監修・運営し医療機関で行われるエステのことを指します。

具体的には、シミ、肝斑、そばかす、ニキビ、傷痕などの肌トラブルを改善する治療や、エステティシャンによるフェイシャルマッサージなどを受けることができます。

一部のメディカルエステでは、ケミカルピーリングや脂肪吸引、永久脱毛、にんにく注射やボトックス注射もメディカルエステで行っています。

基本的に美容皮膚科医がカウンセリングや施術を行うため、看護師にとっては美容皮膚科とあまり変わりません

 

(1)看護師の就業環境について

職場はおもに美容皮膚科となり、美容皮膚科に併設してメディカルエステの施設があることが多いです。

美容に興味があるという看護師には、エステティシャンなどの資格を取得してエステサロンに転職するよりも、収入も高くて安定しており、ボーナスもかなりの高水準でもらえるメディカルエステがおすすめと言えます。(勤務する職場によって変わるので注意してください。)

また、夜勤もなく祝祭日を休みにしているところが多いため、カレンダー通りのお休みを過ごすことができます。

 

(2)看護師の仕事内容について

看護師の仕事内容について

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メディカルエステで働く看護師の主な仕事内容は医師の介助となります。

医師が機械等を使って施術をする際の補助や機械の準備、施術後のアフターフォローなどが看護師の役割となります。

また、簡単な手術を行っている施設であれば準備や片付け、手術の介助は必須となります。

詳しくはこちらの「美容皮膚科看護師の仕事内容!感じたやりがいと大変なこと」を参考にしておけば良いでしょう。

クリニックの売り上げのための仕事も行う必要がある

メディカルエステで働く看護師が、その病院の売り上げのために以下のような仕事をしなくてはならないこともあります。

  • 化粧品の勧誘
  • チラシ配り
  • 施術メニューの説明

自費診療であり、近年メディカルエステが増えてきている背景を考えると、この仕事はやらざるを得ないものでしょう。

他にも院内の清掃や環境整備といったことも看護師が行い、仕事内容は多岐にわたります。病院ではまず看護師が行わない業務も多いため、違和感があるかもしれません。

 

2.私が働いて感じたこと

私が働いて感じたこと

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私がメディカルエステで働いて感じたメリット・デメリットについてご紹介します。

 

(1)美容の知識を吸収、実際に格安で施術できる

看護師がメディカルエステで働く上でのメリットは、やはり美容の最先端の医療知識を吸収できるということでしょう。

一般のエステでは取り扱いの少ない美容成分や機器を使用することが出来ます。

また、メディカルエステでは自分への施術も格安で行ってもらえることが多く、これを目当てにメディカルエステの求人を応募するという看護師も少なくないようです。

 

(2)丁寧な接客のスキルが必要

メディカルエステで働く看護師の、仕事の最大のポイントは接客です。

例え、施術が良くても、近隣の施設より施術代が安くても、接客が悪ければ客足が遠のきます。そのため、接客業でもあるメディカルエステの分野では、接客スキルは必要不可欠です。

クレームや芸能人への対応にも注意が必要

自費診療であるがゆえに、思い通りの施術がなされなかった場合には当然クレームが入ることもあります。

その場合にも相手をさらに傷つけない丁寧な対応が看護師に求められます。さらに、都心部であればあるほど芸能人が来院することも多くなります。

芸能人だからといってはしゃいだり騒いだりせず、1人のお客様として真摯に対応できることや、個人情報の徹底的な管理も求められます。

接客は大変です

来院するお客様に丁寧に接することはもちろん、中には化粧品の売り込みや施術の売り込みの目標(ノルマ)が決まっているクリニックもあり、人によっては精神的に辛さを感じます。

また、メディカルエステの場合クレームを最初に受けるのは看護師であることが多く、ストレスとなりやすいです。

 

(3)病院への転職が難しくなる

メディカルエステは他の医療機関とやることが大きく異なるため、看護師としての職歴は積めるものの、一般の診療科や病院へ戻ることが難しくなることがデメリットとして挙げられます。

将来的に一般の診療科クリニック、あるいは病院へ戻る予定のある看護師は、戻った後の仕事についていくのが大変となる可能性があります。

 

3.メディカルエステ(クリニック)へ転職するための注意点

メディカルエステ(クリニック)へ転職するための注意点

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メディカルエステクリニックに転職を希望する場合、必要な条件があります。(こちらも職場によって多少差があります。)

メディカルエステで働きたい看護師が多い一方で、実際働いている看護師が少ない理由は、条件のせいなのかもしれません。

以下で詳しくご紹介します。

 

(1)美容関連のスキルや業務経験は必須

メディカルエステでは、できることなら即戦力となる看護師をほしがるところが多い傾向にあります。

そのため、皮膚科、形成外科あるいは美容系への勤務経験がある看護師は採用されやすい傾向にあります。

また、そういったところでの勤務経験がなくても、例えば、

  • アロマテラピーの資格を持っている
  • リンパドレナージュなどマッサージ系の資格を持っている

などの場合は、施術者にもなれるという観点から優遇される傾向にあります。

 

(2)清潔感がある看護師が採用されやすい

清潔感がある看護師が採用されやすい

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メディカルエステや美容皮膚科をはじめとする美容系は、患者が看護師の容姿をよく見ています。

看護師がその病院の看板となっているといっても過言ではありません。

そのため、どちらかというと美容に気を遣っている、清潔感がある、一般的に綺麗と言われる容姿の方が採用されやすい傾向にあります。

また、募集要項には年齢制限を設けておりませんが、20代や30代前半までしか採用してもらえないというところが多いのも特徴です。

 

(3)外国語の語学力は重宝される

近年は韓国や中国といった海外からの患者が日本に美容医療を受けに来ることもあります

そのため、外国語(主に英語)が話せるというスキルは、看護師がメディカルエステに転職する上で有利に働きます。

 

(4)メディカルエステの看護師求人は少ない

メディカルエステで働く看護師が少ない理由としては、全国的に募集している求人の少なさにあります。

そのため、

  • 看護師転職サイトの利用
  • 自分(インターネットなど)で(求人を探す

などの努力が必要と言えます。

また、クリニックのホームページなどにも求人は載っていない場合が多いため、直接クリニックへ問い合わせは難しいものとなりそうです。

美容クリニックを経験していない看護師の方は、一度美容クリニックに転職し、改めて、メディカルエステクリニックの求人を探すと良いでしょう。

 

4.最後に

勤務内容、勤務条件共に看護師に人気の高いメディカルエステですが、転職ための条件は厳しかったり、採用人数が少なかったりと採用に至るまではなかなか大変な道のりであるかもしれません。

転職したいと考えたなら、採用される年齢もあるため、なるべく早いうちから行動に移していくことをおすすめします。

また、メディカルエステに興味がある方は、一度「美容皮膚科クリニック」なども検討してみましょう。


   
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更新:2019年3月24日
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