看護師がタイ(バンコク)で就職する方法と面接の特徴

看護師がタイ(バンコク)で就職する方法と面接の特徴

看護師がタイ(バンコク)で働きたいと考えている場合、まずはタイの生活情報について知る必要があります。

タイの生活情報
  • 年間を通して高温多湿
  • 日本人の数が多い
  • 日本食レストラン・日本人専用病院、クリニック、薬局などが充実している
  • 日本と比べ、物価がとても安い

日本と比べて物価が安いタイではキレイな家に格安で住むことができ、日本人が多いスクンビット地区には日本のスーパーマーケット・日本の美容室などがありイ語が話せなくても生活に困ることはありません

タイ(バンコク)

今回は、私の経験を元に、日本人が住みやすい街、バンコクで働きたいと思っている看護師に向けて役立つ情報をご紹介します。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • バンコク在住/32歳
  • 職務経験:総合病院 、クリニック
  • 診療科経験:内科、一般病棟、呼吸器内科、整形外科外
総合病院就職後、外来勤務。その後、夫の転勤で現在タイ(バンコク)に住み、奮闘中。
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1.タイ(バンコク)の病院の特徴と看護師事情

タイ(バンコク)の病院の特徴と看護師事情

タイ(バンコク)の病院の特徴と看護師事情は以下の通りです。

  • タイには大きく分けて外国人が多く訪れる私立病院、タイ人が多く訪れる国立病院がある
  • タイの看護師になるには4大卒業が義務付けられている
  • 病院には看護師の他に多くの看護助手がいる
  • タイで働く看護師の多くがある程度英語を話せる
  • ナースキャップを使用している
  • 給与が(日本より)安い

日本の病院とは異なる部分が多いので、転職する前に特徴を把握しておくことが大切です。

 

(1)責任感がない看護助手が多い

責任感がない看護助手が多い

日本の看護助手は責任感を持って働く看護助手が多いですが、タイ人看護助手に関してはその限りではないです。なにか頼み事をすると「わかりました」と言ってはくれますが、結局何もこちらの要望に答えてくれないことが多いです。

清拭・身の回りの世話・病院によってはバイタル測定も看護助手が行ないますが、異常がみられた場合看護助手は看護師に報告しなければなりません。責任感のない看護助手もいるので全て人任せにしないことが大切です。

 

(2)タイ(バンコク)では食事介助は家族が行う

タイ(バンコク)の病棟では、常に患者家族が患者の傍にいるのが一般的です。そのため、食事介助などは看護師の仕事ではなく、ほとんど患者家族に任されます

 

2.日本人看護師がタイで就職する方法

日本人看護師がタイで就職する方法

日本の看護師免許はタイでは通用しません。日本人がタイの看護師として働くためには、タイで4年生大学に通い、その後タイ語の看護師免許試験に合格する必要があります

つまり、タイで看護師として働くにはタイ語の勉強が第一になりますが、タイ語ができなくても日本人看護師がタイで働く方法があります。その方法を以下にご紹介します。

 

(1)医療通訳としてタイで働く

タイ(バンコク)では、多くの日本人が受診する私立病院での医療通訳の求人が1年を通してたくさんあります

大きな病院・日本人のための薬局・日本人専用のクリニックなどの求人には「日本での看護師経験者歓迎」の文字が書かれており、日本人の需要が高いです。

もちろん、医療通訳は看護業務を行うことはできません。しかし、検査の説明・アナムネーゼの聴取・医師との連携など院内での重要な役割を担います

 

日常会話程度の英語力・タイ語力が必要

日常会話程度の英語力・タイ語力が必要

医療通訳の仕事は、タイ語または英語が日常会話程度話せることが求められます。ですが、医療用語に関しては、マニュアルがしっかりある病院が多いため比較的安心して業務に就くことができます

すでに医療用語を日本語で習得している日本人看護師にとっては、比較的簡単に医療用語を覚えることができます。

医療現場で経験のある看護師はある程度状況が予想できるため、検査の説明・病気の説明を通訳することは簡単です。

 

(2)無料情報誌・転職サイトを使用して求人を見つける

看護師がタイ(バンコク)で働きたい場合、DACO, WISEなどの日本語の無料情報誌やインターネットを利用して求人を探すことをお勧めします。

その理由は、以下の通りです。

  • タイはインターネットが普及しているため、タイ人も日本人もインターネットを利用して転職することが多い
  • 転職サイトには日本人専用の転職エージェントが存在する
  • 日本語の医療通訳は、日本語の無料情報誌などに求人が掲載されていることが多い
  • 転職会社にまれにタイの求人が非公開求人としてある

スムーズに転職を行うためには、情報誌やインターネットの利用は必要不可欠です。

 

3.面接の特徴と注意点

面接の特徴と注意点

看護師がタイの看護師として活躍する場合の一連の流れは以下の通りです。

  1. 求人を見て直接電話する
  2. メールにて履歴書を日本語または英語で送信
  3. 面接日を設定される
  4. 面接
  5. 後日、電話にて合否連絡
  6. 就職

多くの場合、このような流れとなります。参考にしてください。

 

(1)タイ(バンコク)の看護師面接の特徴

タイ(バンコク)の看護師面接の特徴は以下の通りです。

  • タイ語で行われる
  • タイ人の病院責任者・通訳責任者などが3.4人同席
  • 圧迫面接であることが多い
  • 日本では考えられない質問を受けることがある

こちらが面接の特徴です。日本の面接とは雰囲気が全く違うので、心して面接を受けたほうが良いです。

 

チップや贈り物を貰ったことがあるか質問される

チップや贈り物を貰ったことがあるか質問される

タイの看護師面接では、「患者から個人的な贈り物を受け取ったことがありますか。どんなものをもらいましたか。」といった、日本では考えられないような質問を受けることがあります。

タイの看護師は患者から直接チップをもらうことが多く、多額のチップをもらったことがある看護師のほうが優秀だという価値観の下、贈り物の有無を質問されます。

ポイント!

日本では患者から個人的に金銭を受け取ることはできないので「ありません。」と答えるしかありませんが、できない看護師と勘違いされないよう、日本の制度を理解してもらう必要があります。

 

(2)タイ(バンコク)の看護師面接での注意点

タイ(バンコク)で看護師面接を受ける場合、面接時に給料・福利厚生・就労VISAについて説明を受けますが、条件は日本のように皆一律ではないので「労働条件で希望に沿わない場合は直接はっきり交渉すること」が大切です。

また、面接時に説明を受ける就労VISAはタイで働くために必ず必要なものであり、就労VISAを持たずに働くとタイでの不法就労にあたり、犯罪となります。

就労VISAを面倒だからといって出したがらない病院があるので、就労VISAを出してくれるかどうか、いつ就労VISA取得の用意ができるのかは必ず確認してください。

また、就労VISA代や就労VISA取得のための旅行費用はこちらが出すのか、病院が出すのかはっきりと確認してください。後悔しないために、自分の求めるものははっきり伝えましょう。

 

4.最後に

タイ(バンコク)では、日本人看護師の需要が高いです。特に、私立病院の場合VIP患者が多いためクレームが多く、クレーム対応が上手にできる日本人看護師を求めています

給与は安いですが、今まで日本で培った看護師の知識を生かして海外で働くことは看護師としてのスキルアップではなく、人生のスキルアップにもなります

タイ(バンコク)で働くことに興味を持つ看護師は、ぜひ挑戦していただきたいです。


   
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更新:2019年7月24日
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