英語が話せる看護師が日本で活躍できる仕事15つ

英語が話せる看護師が日本で活躍できる仕事
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看護師の求人の募集要項に「日常英会話が可能な方」「医療英語が可能な方」などの求人も増えてきています。

看護師として英語を話せる場合、「看護師資格を活かしながら医療現場で英語を活かして働きたい」「将来、看護師の資格に英語力をプラスして仕事をしてみたい」と思う看護師も多いのではないでしょうか。

しかし、日本に住んで外国人は2018年6月末時点で263万人法務省:在留外国人統計を超え、訪日外国人観光客は年間3,000万人日本政府観光局:訪日外国人統計を突破しています。

そのため、例えば病棟看護師として勤務している場合でも、英語を活かせる機会は増えていることが実情と言えます。

このページでは、英語が話せる看護師が、より英語を活用し、日本で(看護師資格を利用し)活躍することができる仕事や職場をご紹介していきます。(医療通訳などは看護師資格が不要のため除外しています。)

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 年齢/エリア:45歳/イギリス
  • 資格:英国正看護師免許、コミュニティー通訳レベル3級
  • 経験がある診療科:外科
総合職でメーカーに就職後、イギリスに渡米。翻訳の仕事を行いながら英国正看護師免許を取得。現在はイギリスの国立病院で看護師として活躍中。
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1.外国人を多く受け入れている病院で働く

日本国内の病院でも外国人を多く受け入れ診療・治療を行っている病院があります。

また、東京都などの都市圏だけではなく、観光地である都道府県も外国人の受け入れを多く行っている病院が多いと言えます。

病棟勤務では英語を活用できないと思っている看護師の方も多いですが、そのような病院へ転職することで英語を活かせる職場となります。

 

(1)外国人患者受入れ医療機関認証制度の病院

外国人患者受入れ医療機関認証制度の病院

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日常英会話 必須の場合は少ない
(転職の場合は面接時などにアピールする必要あり)
医療英語 必須の場合は少ない
(転職の場合は面接時などにアピールする必要あり)

外国人患者受入れ医療機関認証制度」の認証を受けている病院の場合、外国人が多く来院するため、看護師として英語力を活かすことが可能です。

外国人患者受入れ医療機関認証制度の病院外国人患者受入れ医療機関認証制度とは、外国人患者の円滑な受入れを推進する国の事業の一環として、厚生労働省が平成23年度に実施した「外国人患者受入れ医療機関認証制度整備のための支援事業」を基盤に策定されましたもので、一般財団法人日本医療教育財団が運営しています。
画像・文章:外国人患者受入れ医療機関認証制度より

つまり、日本の医療サービスを外国人が安心・安全に享受できる体制の構築を目指している病院を指します。

例えば、東京都場合であれば、

  • 玉川病院(世田谷区)
  • NTT東日本関東病院(品川区)
  • 東京都立墨東病院(墨田区)
  • 東京都立駒込病院(文京区)
  • 国立国際医療研究センター病院(新宿区)
  • 大久保病院(新宿区)
  • 東京西徳洲会病院(昭島市)
  • 佼成病院(杉並区)
  • 岩井整形外科内科病院(江戸川区)
  • 東京臨海病院(江戸川区)
    (2019年3月現在)

などの病院が該当します。

外国人患者を多く受け入れている病院で働く、転職するなどで英語を活かせる可能性は十分にあると言えます。

 

(2)英語対応を行っている病院

英語対応を行っている病院

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日常英会話 必須の場合が多い
医療英語 必須の場合は少ない

海外からの訪日外国人の数が年々増加をしており、その中には単なる観光客だけでなく、ビジネスでの訪日で短期から長期での滞在者も増えています

そのため、英語対応を行っている病院も増えていることが実情であり、働く看護師も日常会話の英語や医療英語を話せる必要があります。

PLAZA HOMESというサイトに「外国人向けに英語対応を行っている病院またはクリニック」などをまとめているため、参考にしてみてください。

 

(3)EPA外国人看護師を受け入れている病院

EPA外国人看護師を受け入れている病院

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日常英会話 必須ではない
医療英語 必須ではない

EPAとは「経済連携協定」のことで、日本はインドネシア、フィリピン、ベトナムと経済連携協定を結んでおり、外国人看護師・介護福祉士候補者を日本に受け入れ、教育しています。(詳細は厚生労働省のページを確認してください。)

2018年時点で累計受入数は3ヶ国合わせて、5600人を超えています。

そのため、EPA外国人看護師を受け入れている病院で働くことで、外国人看護師の教育に関わることができ、英語を活かすことが出来ます。

ただし、EPA外国人を受け入れている病棟に勤務し、教育を担当しなければならないため、転職などの場合はハードルが高いと言えます。

EPA受け入れ事例や病院一覧については、国際厚生事業団のホームページを確認してみてください。

 

(4)空港クリニック

空港クリニック

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日常英会話 基本的に必須ではない
(転職の場合は面接時などにアピールすると受かりやすい)
医療英語 基本的に必須ではない
(転職の場合は面接時などにアピールすると受かりやすい)

空港クリニックとは、空港内にあるクリニック(診療所)のことを言います。

なるべく国際線がある空港で働くことで、英語を必要とする患者が来院するため、英語力を活かしながら看護師として働くことが可能です。

さらに、空港クリニックの良い点としては、多くの求人は「募集要項に英語力が必須ではない」ということです。

そのため、初めて英語力を生かしながら働きたい看護師には向いているといえます。

 

看護師の求人例

募集要項 ・要:正看護師または准看護師
・英語力不要
・採血が問題なく出来る方
勤務地 ・千葉県 成田空港内
診察項目 ・内科、小児科、整形外科
業務内容 ・採血、ドック健診
(健診主体のクリニックにおける健診業務)
・採血、心電図、血圧、身体計測 等
雇用先 ・病院(大学病院なども多い)

空港クリニックの求人を探す場合は、一般的なクリニックとさほど変わらないため、看護師転職サイトなどを利用しながら、条件に合う求人を探しましょう。

 

(5)インターナショナルクリニック

インターナショナルクリニック

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日常英会話 基本的に必須ではない
(転職の場合は面接時などにアピールすると受かりやすい)
医療英語 基本的に必須ではない
(転職の場合は面接時などにアピールすると受かりやすい)

インターナショナルクリニックとは、

  • 日本に旅行に来ている外国人を受け入れる旅行外来
  • これから海外へ向かう日本人のワクチン接種や感染症のチェック(トラベルクリニック)

などを行っているクリニックが一般的です。

日本に旅行に来ている外国人を受け入れる旅行外来の場合、日本語を話せない患者が来院するため、スタッフはバイリンガルの場合が多く、英語が話せる看護師は重宝される存在です。

 

看護師の求人例

募集要項 ・看護資格保有者
※英語ができる方は、尚可
仕事内容 ・ワクチン接種
・点滴
・診療補助
給料 ・正社員:月給35万円~
・パート:時給1,800円~
(※エリアは東京都です)
問題としては、インターナショナルクリニックの数が少ないことから、求人を探すのには苦労するため、看護師転職サイトなどは複数利用しましょう。また、一般的なクリニックと募集要項はさほど変わりませんが、英語がネイティブであればあるほど、転職時の給料は高い可能性があります。

また、インターナショナルクリニックによっては英語必須にしていない場合もあるため、初めて転職で英語を活かした職場を探している看護師にとっては良い転職先といえます。

 

(6)美容系のクリニック

美容系のクリニック

画像:shutterstock

日常英会話 基本的に英語は必須
医療英語 必須ではない場合が多い

美容クリニックの場所によっては、美容皮膚科、美容外科問わず、外国人の患者が増えている傾向にあります。

そのため、美容クリニックでは英会話が出来る看護師を募集している場合もあります。

しかし、英語が堪能だからと言って直接給料に反映するかというとそうでもない場合が多いので注意しましょう。

 

看護師の求人例

募集要項 ・英語が堪能な方
・看護師/准看護師資格保有者
診療科 ・形成外科、美容外科、皮膚科
業務内容 ・外来における看護業務及びオペ室介助
給料 ・年齢、経験、能力を考慮のうえ、規定により決定

美容クリニックに転職を希望する看護師で、英語を活かしたい場合はお勧めの職場と言えます。

 

2.企業で英語を活かしながら看護師として働く

企業で働く看護師は、年々需要が増加していると言え、看護師の働き方も多様化しています。

また、アメリカやイギリスなどでは、臨床を経験者、病棟などでの役職者も経験者も多く企業に入って活躍しています。(日本は少し遅れていますね。)

企業で英語と看護師資格を活かしながら働くことができる職場をご紹介します。

 

(1)プリスクール(保育園)

プリスクール(保育園)

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日常英会話 必須の場合が多い
医療英語 必須ではない

プリスクールとは保育施設のことであり、一般の幼稚園や保育園と同じ環境ですが、英語を利用すること、ネイティブな教員がいることなどが違い、働く看護師としても英語力を活かすことが可能です。

また、子供の英語教育は小さいときからと考える親も増えてきており、プリスクールをはじめ、保育園でも英語教育に力を入れている保育園などが存在し、外国人教師が複数在籍しています。

 

看護師の求人例

募集要項 ・正看護師/准看護師
求める人材 ・英語に興味がある方
・英会話能力を身につけたい方
・新しいことにチャレンジしてみたい方
・プリスクールに興味がある方
・スタッフ間の関係が良い職場で働きたい方
業務内容 ・プリスクールでお子さまたちと関わりながら、 園児や職員の方々の健康・衛生管理
・遊びの補助
・食事介助
・身の回りの世話
・保護者へのアドバイス・サポート

保育園勤務の看護師と変わらない仕事となりますが、英語を利用する環境であることが違いです。

一般的な保育園の仕事内容に関しては「保育園で働く看護師の役割と仕事内容、働いた体験談」を参照してください。

 

(2)シップナース(船内看護師)

シップナース(船内看護師)

画像:shutterstock

日常英会話 基本的に必須
医療英語 必須の場合が多い

シップナースは船中にある医務室が看護師の職場となり、長い場合、1年の半分以上は船の上で生活を行う看護師もいます。主に日本では旅客船(クルーズ客船)に医師や看護師が在中しており、旅行を目的にした(豪華客船)お客様の健康相談業務です。

旅客船は外国人も多く、看護師の募集要項にも日常英語、または医療英語が必要な場合もあり、英語を活かしながら日本で活躍することが出来ます。(外国へ行くクルーズ客船も多いため注意してください。)

しかし、日本で旅客船を運航している会社は少なく、看護師も少数なため求人募集を探すのには困難を極めます。

 

看護師求人例

募集要項 ・日本の看護師資格
・日本語ネイティブレベル、臨床実務水準の英語能力必要(船員の半数は多国籍)
・救急外来または集中治療室での経験
・性別・年齢不問
勤務地 探査船内
業務内容 ・応急処置(注射、点滴等)
・船上の安全意識向上
・搬送先医療機関までのエスコート
・船内での医薬品の管理
雇用先 一般企業
シップナースに関しての詳細は「シップナースになるためには?働くメリット・デメリット」から確認してみてください。

 

(3)外国人船員対象の医療相談業務(メディカルエスコートサービス)

外国人船員対象の医療相談業務(メディカルエスコートサービス)

画像:shutterstock

日常英会話 基本的に必須
医療英語 必須ではない場合が多い

外国人船員対象の医療相談業務とは、港に入港するクルーズ船の船員を対象にした医療相談(問診や医療機関紹介)業務であり、外国人のメディカルエスコートサービスとも言います。

船員の体調が悪い場合は病院まで付き添う必要があり、日本で英語を活かしながら活躍することが可能です。

しかし、雇用形態に関しては正職員ではなく、パート・アルバイトの雇用形態、または派遣看護師としての雇用形態が一般的です。

 

看護師求人例

募集要項 ・日常英会話、メディカル英語が可能な方
・看護師/准看護師
業務内容 外国人船員に対する医療的相談、助言、病院案内 等
雇用先 一般企業
勤務時間  8:00~17:00(シフト制)
給料 15,000円/日当

求人数はかなり少ないため、派遣に強い看護師転職会社に仕事探しを依頼しましょう。

 

(4)海外のツアーナース(旅行添乗)

海外のツアーナース(旅行添乗)

画像:shutterstock

日常英会話 基本的に必須
医療英語 必須ではない

ツアーナースの仕事の中には海外旅行に引率するツアーナースが存在します。

そのため、日本に在住しながら英語力を活かして働くことが可能です。(英語力がある看護師は、応募に受かりやすく、英語が必須のツアーナースも実在します。)

しかし、基本的には、単発や派遣などの求人募集形態になり、ツアーナースだけで生計を立てることが出来ないことが問題点として挙げられます。

さらに、かなり希少価値の高い求人になるので、年間通じて探す必要があるといえ、仕事内容に関しては「ツアーナース(旅行添乗)の仕事内容と良くある質問」を確認してください。

 

(5)イベントナース

イベントナース

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日常英会話 基本的に必須
医療英語 必須ではない

イベントナースの場合、一般的なイベントの仕事ではありません。

日本政府観光局は訪日外国人の誘致事業にも積極的に支援をしています。これには様々なビジネス客も含まれていて、その誘致のために国際カンフェレンス、エキシビションなどの開催支援なども行っています。

このような政策のもと、リスク管理ということでイベントなどに看護師を配置することが多くなっています。

そのような国際カンファレンスでの救護室の仕事は英語を活用できる看護師の職場と言えます。

 

(6)テーマパーク

テーマパーク

画像:shutterstock

日常英会話 必須ではない
(転職の場合は面接時などにアピールすると受かりやすい)
医療英語 必須ではない

大型のテーマパークの場合、多くの外国人観光客も訪れます。

テーマパークでの看護師の仕事内容は主に救護室勤務になりますが、日常英会話が話せる看護師は重宝し、活躍することが可能です。

テーマパークで働く看護師に関しては「テーマパークで働いた看護師の体験談!給料や求人の探し方」を確認してください。

 

(7)治験関連・製薬会社

治験関連・製薬会社

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日常英会話 必須ではない
(転職の場合は面接時などにアピールすると受かりやすい)
医療英語 必須ではない
(転職の場合は面接時などにアピールすると受かりやすい)

薬品を製造して販売するには、必ず治験を行います。日本で販売されている薬の中には、海外メーカーのものも多く存在しますので、治験会社には必ず英語を話せるスタッフが必要になります。

募集要項には「必ず英語が話せること」などの条件はありませんが、英語が話せる看護師なら、医薬の知識も活かせるため、重宝される可能性は高いといえます。

看護師資格を完全に利用するわけではありませんが、CRA(臨床開発モニター)やCRC(治験コーディネーター)などは、看護師資格補修者が多いです。

仕事内容等に関しては「治験コーディネーター(CRC)看護師2名の仕事内容体験談」を確認してください。

 

3.その他、看護師として英語が活かせる仕事

一般企業や病院以外で、看護師として英語が活かせる仕事をご紹介します。

 

(1)検疫官の看護師職

検疫官の看護師職

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日常英会話 必須ではない
(転職の場合は面接時などにアピールすると受かりやすい)
医療英語 必須ではない

厚生労働省が募集している、検疫官として働く看護師職も英語を活かせる可能性が高いと言えます。

基本的に看護師として3年以上の臨床経験は必要で、主な仕事内容は、

  • 検疫業務(港湾、空港)
  • 衛生調査
  • 船舶衛生検査(港湾のみ)
  • 健康相談業務
  • 予防接種業務

などです。

多くの外国人の対応をするため、英語が活かせることは間違いありません。

詳しくは厚生労働省の公式ページ「検疫官(看護師)採用情報」を確認しましょう。

 

(2)英語が必要なボランティア活動

英語が必要なボランティア活動

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看護師が行える英語を活用できるボランティア活動として、2つご紹介します。

 

海外でのボランティア活動

日常英会話 必須
医療英語 必須ではない場合が多い

海外へ渡航するボランティア活動に参加する場合には英語でのスキルが必要になります。

例えば、国境なき医師団などに看護師として参加する場合は、基準となるテストや合格ラインはありませんが、英語やフランス語などでのメンバー間のコミュニケーション能力は問われます。

また、青年海外協力隊(JICA)なども看護師として英語が必要です。

詳しくは「体験談:23歳、看護師1年目で青年海外協力隊(JICA)へ参加」を参考にしてください。

 

2020年東京オリンピックのボランティア

2020年東京オリンピックのボランティア

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日常英会話 必須ではない
医療英語 必須ではない

2018年4月時点で、2020年東京オリンピックの看護師ボランティアはまだ、募集していませんが、英語が話せる看護師は重宝することは間違いありません。

ボランティアですが、参加してみてはいかがでしょうか。

東京オリンピックの詳細は「2020年東京オリンピック(五輪)に看護師として参加する3つの方法」を確認してください。

 

4.看護師における必要な英語レベル

看護師における必要な英語レベル

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看護師における英語レベルの参考としてご紹介します。

また、医療英語の勉強にお勧めの本は、「医療英語を学びたいときの本」としてオーストラリアで働いている看護師がご紹介していますので、確認してみてください。

 

(1)外国人患者に対応するために必要な英語レベル

外国人患者の英語の単語が少しでも聞き取れる場合、ジェスチャーで病室への案内等コミュニケーションは可能だと考えられます。

そのため、日常会話程度の英語が可能であれば、より外国人対応を行う看護師として重宝されます。(TOEIC S&Wではレベル4-5程度、TOEIC L&Rではスコア5-275点まで程度のレベルだと考えられます。)

個人でできる学習には限りがありますが、自分から積極的に英語に触れる機会を作らなければ、日常生活で英語ができるようにはなりません。外国人患者に対応できるためには、普段からの努力が必要です。

 

(2)診察で同時通訳として介助につける英語レベル(医療英語)

同時通訳ができるということは、日常会話の英語力に加えて日本語の語彙力も相当高いレベルで求められている場合が多いと言えます。

医療の専門用語を英語で話すこと、また医師や他スタッフに日本語で説明することは、慣れていなければ大変難しいでしょう。

日本国内でクリニックのレベルで遭遇すると考えられる外国人患者としては、旅行中に体調不良を起こしてしまう場合が考えられます。通訳なしで来院した患者も日本人の患者と同様に対応できるレベルとして、TOEIC S&Wではレベル6-7程度、TOEIC L&Rではスコア275-370点まで程度のレベルなど非常に高いレベルが要求されます。

このような高い英語力を日々キープするためには、日本においても英語を積極的に使う機会を設け勉強を続ける必要があるでしょう。

 

看護師の体験談

私の友人に外国育ちの日本人看護師がいますが、普段の英会話では問題なくコミュニケーションがとれる高いレベルであっても、看護師として外国人患者と接した際には今までと違った言葉使いなどにとまどったと話していました。

私も日常英会話には苦労しないレベルでしたが、看護師として海外で働く場合は、医療英語に苦労しました。

 

5.最後に

私は、英語圏(イギリス)の看護師として働いていますが、英語を話せない患者とは、医療通訳を介してコミュニケーションを取ることになります。

しかし、看護師として簡単なアセスメントするだけでも通常の倍くらい時間がかかり、質問をしても、的を得てない回答が返ってきて、また聞き直す。

このような場合、実際には、なかなか仕事が前に進まないこともよくあり、忙しい急性期病棟や容体の悪化した患者相手では、とても合理的とは言えません。

そういった意味でも、今後臨床では英語の話せる看護師の需要は増えていくことでしょう。

最後に

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さらに、近年の日本では医療観光が活発化しており、政府が2010年に新成長戦略として強化にのり出して依頼、成長過程にある分野です。

医療観光とは、検診、診断、治療など他の国で医療サービス受けることを言い、医療ツーリズム、メディカルツーリズムとも言います。

医療観光の当初から心配されていた問題の1つとして、言語(英語)の問題があり、実情として、質の高い医療通訳者、問題なくコミュニケーションのとれる医療従事者の確保が、まだおいついておらず、医療観光を受け入れる病院で医療通訳とは別に英語の話せる看護師を募集しているケースがあります。

一つ言えることは、この医療観光の分野は、これから英語の得意な看護師が臨床の枠を超えて活躍できる可能性が大きいといえます。

最後に「将来英語を使った仕事をしたい」と考えるのではなく、もう少し具体性をもって行動することで将来、英語を活かしながら日本でも活躍できる看護師になれるのではないでしょうか。


   
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更新:2019年4月19日
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