デイサービスの単発バイトで看護師が感じたメリット6つ

デイサービスの単発バイトで看護師が感じたメリット6つ


看護師、保健師

私がデイサービスの仕事に興味を持った最初の理由は、1日単発のバイトがあったからでした。

特に老人介護に興味があったからではありません。むしろ、病棟での看護で経験している部分もあるので、違う内容の仕事をしてみたいと思っていました。

転職においてまず考えたのはクリニック勤務ですが、試用期間があるところはなかなかないので、手軽に体験してみることもできません。そんな時に手っ取り早く体験してみることができたのがデイサービスでした。

ここでは、そんな私の経験から分かった単発のデイサービスをやる上でのメリットについて紹介していきます。

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単発デイサービスでの1日のスケジュール

単発デイサービスでの1日のスケジュール

私が経験したデイサービスでの1日のスケジュールは以下のような形でした。

8:00〜【勤務開始】
・利用者が来所前に情報収集
・特に医療処置が必要な利用者をチェック
8:30〜【利用者が来所】
・利用者のバイタルサインチェック
・利用者の入浴の可否を判断
(血圧や熱が高すぎる場合は帰宅を勧める)
9:30〜【入浴】
・入浴前後に軟膏処置やストーマ処置、爪切りを行う
・浴後は水分摂取を促し、バイタルサインを再度チェック
・ドライヤーなど整容行為介助も必要に応じて行う【レクリエーション】
・レクリエーションを介護士がしている間に利用者が持参した薬の内容確認
11:45〜・食前薬やインスリン投与
・食事のセッティング
12:00〜【食事介助】
・経管栄養投与
12:40〜・下膳介助、食事摂取量の確認
・食後薬の投与、口腔ケア誘導
13:00〜・昼休憩
14:00〜【看護記録作成】
・バイタルサインと食事量を記録する
14:45〜・個別機能訓練がある利用者に対してマニュアルに従ってリハビリを実施
15:45〜【利用者帰宅の準備】
・介護士と共にトイレ誘導や必要に応じてオムツ交換
16:30〜・看護記録の残りを済ませ、施設の掃除を介護士と共に行う
17:00〜・勤務終了
仕事内容などを詳しく知りたい場合は『デイサービスで働く看護師の役割と仕事内容「4人の体験談」』を確認してください。

デイサービスの単発バイトで感じたメリット

デイサービスの単発バイトで感じたメリット

色んな施設を体験できた

デイサービスは様々な場所で看護師の単発バイトを募集しています。

施設によって、雰囲気や利用者さんへの介助の有無、人間関係などはそれぞれ違い、実際に私も働きやすい施設とそうでない施設がありました

同じデイサービスでも施設によって全く異なります。色んな施設を体験して、働きやすい施設を探すことができるのはいいですよね。

 

自分で自由にシフトを組めた

募集案件が多いデイサービスの単発バイトは、様々な施設を掛け持ちして働くこともできます。

働きたい日にちが全てひとつの施設で働けるとは限りませんが、他の施設と掛け持ちをすると、希望の日に仕事することができます。

例えばクリニックだと、常勤以外では曜日固定や週に何日というような働き方がほとんどで、自分の希望日に働くことは難しいです。そのため、時間に融通を効かしたい人によっては大変ありがたいメリットですよね。

 

募集案件が多かった

デイサービスの単発バイトの看護師求人は、繁忙期や閑散期もなく1年通して常に募集しています。常に募集しているというのはちょっと気になりますが、1日だったら仕事してもいいかなと思い様々な施設に応募しました。

募集案件も多いので、期日が近くなってからでも気軽に募集できることもあります。

 

労働条件が比較的良かった

デイサービスの単発バイトのお給料は時給制で1,800円0〜2,200円くらいからが相場だと思います。(地域によって差があります。)

他のアルバイトと同じく、平均的でしょう。場所も都内から都下まで様々ありますが、案件も多いので、自分の都合の良い場所を選ぶことができます。

始業時間帯も9時前後のスタートが多く、健診業務などと違ってそこまで始業時間が早くないのもいいなと思いました。

 

看護処置が少なかった

デイサービスは病気を治すまたは、検査を受けるための施設ではなく、日常生活に必要なサービスや機能訓練を行う場所なので、比較的元気な方が多いです。

その内容はヘルパーさんが主体となってプログラムを組み、看護師はそのサポートをすることが主な業務なので、病院やクリニックでの治療や検査といった看護業務は基本的にありません。

利用者さんは自立した人が多い

デイサービスに来る利用者さんは、基本的には重症度の高くない、比較的自立した方が多いと思います。

仕事の比重もそこまで多くなく、業務も少ない印象がありました。

また、1日単発のスポットアルバイトですぐにできる内容の仕事なので、複雑で困難な仕事ではないだろうと思っていましたが、実際に働いてみてそう思いました。

やることはせいぜいトイレ介助

生活サポートや機能訓練が目的の利用者さんが多いので、老人介護施設で行われるような胃瘻処置や喀痰の吸引、褥瘡処置、オムツ介助といった看護処置は少ないのではないかと思いました。募集案件によっては、募集要項に看護処置の有無や種類について記載されている場合もあります。

しかし、実際私が行ったデイサービスでは、トイレ介助の時のオムツ介助程度で、それ以上の看護処置はほとんどすることはありませんでした。地域や施設にもよるかもしれませんが、都内の施設では比較的元気な方が多い印象がありました。

もちろん、採血や点滴もなし

クリニックや検診とは違ってデイサービスでは治療や検査は行わないので、採血や点滴をする必要もありません。

デイサービス以外の募集案件には、看護師の条件として「臨床経験3年以上」や「採血必須」など看護経験が記載してあることも多いのですが、デイサービスではそういった記載はありません。看護として最低限の知識や経験は必要ですが、技術面ではそこまで求められないのかもと思いました。

 

明るい雰囲気の中で働くことができた

デイサービスには病棟と違って、比較的明るく元気な方達が利用しているイメージがあります。

病気と闘って辛い思いをしている方を対象とするわけではないので、介護スタッフや利用者さんの雰囲気、施設環境も明るいことを想像していました。

実際、レクリエーションではカラオケやボーリング、体操など、音楽をかけながらみんなが楽しむ姿がよく見られ、どこもとても明るい印象があります。

 

初めてのデイサービス勤務で良くある質問

初めてのデイサービス勤務で良くある質問

看護師として臨床経験は必要ですか?

運営する施設によって変わります。中には臨床経験を求めないデイサービス先もあります。

主観ですが、利用者のバイタルサインを見て状態を判断し、経管栄養やインスリン投与など各種処置をすることも看護師として求められるため、1、2年は臨床経験があれば十分だと思います。

頻度は少ないですが、デイサービスでは利用者が入浴中の事故に合った時などには、看護師は救急車を呼んで対応するようなケースもあります。また、デイサービスでは医療免許を持っている看護師は自分一人(介護士やヘルパーはいても医療知識がなく、急変時の対応や相談には乗れない人が多い)という場合も多いです。

 

仕事を行う上で勉強しておいた方が良いことは?

特にありません。

病棟勤務をしている、もしくは勤務していたなどで、先ほどの仕事内容が一人でできれば特に勉強しておく必要はないと思います。

私の個人的な印象ですが、利用者は糖尿病、心不全、心筋梗塞や狭心症、脳卒中、腎臓病で透析導入中、誤嚥性肺炎、大腿骨各種骨折、白癬、老人性乾皮症の既往がある人が多いと感じました。

そのためこれらの疾患に馴染みがない場合はどんな疾患なのかと、既往にこれらの疾患がある場合、日常生活を送るにはどのような注意が必要かを勉強しておくと、安心して勤務することができると思います。

 

デイサービスの施設によって看護師の待遇は違いますか?

はい、デイサービスによって看護師への待遇が全く違います。

例えば、デイサービスによっては制服を準備してくれるところ、自前の白衣が必要なところなど様々です。

時には入浴介助や身体介助で白衣が汚れることがあるため、自分の家の洗濯機で白衣を洗いたくないと考える看護師は制服支給ありの職場を見つけた方が良いでしょう。

 

まとめ

病棟やクリニックを辞めた時は理由も色々ですが、その多くは仕事内容や人間関係に疲れていました。

病院やクリニックとは違う形で仕事をしようと思った時に、それはそれでまた別な形の疲れやストレスを抱えてしまうのではという不安もありました。

そんな中で1日単発での仕事は責任も重くなく、人間関係もその場限りという気楽さがありました。仕事内容では、病気と闘う患者さんへの看護をしていたのとは全く違う環境に、看護師にも色んな仕事の仕方があるんだなと勉強になりました。

デイサービスの単発のバイトは、病院の仕事に疲れてしまった看護師にこそピッタリなのかもしれませんね。

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