<看護師の診療科 適性診断>私は何科に向いているの?

画像:shutterstock

今まで看護師の仕事が辛いと感じることや、仕事を辞めたいと思うことはありませんか。残業が多い場合や、人間関係で悩無場合と辞めたくなる理由は様々あると思います。

しかし、ただ漠然と看護師を辞めたいと感じている方は、「実は看護師として働く診療科が合っていない」のかもしれません。

自分に向いている科で働いていない場合、精神的負担が大きくなり、辞めたいと感じるようになってしまいます。

しかし、自分に合った診療科を見つけることは容易ではありません。

意外と難しく、何科に向いているのかを把握できている看護師は少ないことが実情です。では、自分に向いている科を見つけるにはどうすればよいのでしょうか。

ここでは、適科の診療科診断テストと、向いている科を見つける方法を紹介します。

1.看護師の診療科適性診断(適科診断)テスト

看護師の診療科適性診断(適科診断)テスト
適科診断
あなたに「何科が向いているのか分かる」診断テストを作りました。以下の「診断を開始する」ボタンを押してスタートしてください。
(会員登録なしで、無料で始めることができます。)
当サイト「はたらきナース」に執筆いただいた看護師資格保有者の意見や働くメリット・デメリットを参考に、独自で作成した「看護師に最適な診療科を見つけるためのテスト」です。是非、診療科に悩んだ場合の参考にしてください。

  • 監修:はたらきナース運営スタッフ看護師

上記のテスト結果を踏まえて、以下を確認していきましょう。

 

(1)必ずしも「希望している科」が「向いている科」とは限らない

転職や就職の際に診療科を選択できる場合、注意しなければならないことがあります。それは、自分が希望している診療科が向いている診療科とは限らないことです。

希望の科で働くことができたとしても実際に働いてみると、

  • 「思っていたイメージと違う」
  • 「好きな診療科なのに仕事が楽しくない」

と感じることがあります。

例えば、以下のような事例です。

【子供が好きで小児科を希望した看護師】

子供が好きで小児科を希望していた場合、小児科は様々な疾患を扱うため覚えなければならない看護知識や技術が多く、実際に働いてみると「辛い」と感じることがあります。

また、子供が病気で苦しんでいる姿を見たり、時には亡くなってしまったりすることもあるため、子供が好きな看護師はより「辛い」と感じることがあります。

【テキパキ働くことに憧れ、急性期病棟を食い棒した看護師】

テキパキと働く看護師に憧れて急性期病棟を希望しても性格がのんびりとしているため、働いてみると周りについていけず辛くなってしまうというケースもあります。

そのため、自分が希望する科が自分に向いている科でないことも多く、自分の性格や傾向によって左右されるため、向いている科を見つけるには「自分の性格を知る」ところから始める必要があります。

 

(2)向いている科で働いている場合、仕事は楽になる可能性あり

「自分が好きな科、希望する科で働くこと」と、「向いている科で働くこと」はどちらがあなたにとって楽でしょうか。

自分が希望する科で働いた方が、

  • 「好きな仕事ができるのではないか」
  • 「好きではない科で働くのは辛いのではないか」

と考える看護師も多いと思います。

しかし、先ほども述べたように希望する科で働くことが必ずしも「楽しい仕事」にならないこともあります。

診療科の特性と自分の性格が合っていなければ、仕事内容が合わない事も多いですし、苦手な処置などが多く出てくる恐れもあります。

 

(3)どの看護師にも必ず「向いている科」は存在する

  • 「自分に向いている科があるかわからない」
  • 「自分に向いている科なんてないのでは?」

と思う看護師もいるかもしれません。

しかし、それは自分に向いている科を知らないだけであり、どんな看護師であれ必ず自分に向いている科は存在します。

また、内科病棟が自分に向いている科だと思っていても、内科病棟なのか、内科クリニックなのかによって仕事内容は異なるため、診療科と仕事内容を併せて考えるようにしましょう。

さらに、その時の状況で「向いている科」が変化するため、「私はこの診療科に向いている」と決めつけるのではなく、状況が変わる度に自分に向いている科は何なのかを考えることをおすすめします。

 

2.現在の状況によって向いている科は違う

現在の状況によって向いている科は違う

画像:shutterstock

自分に「向いている科」を見つけるには、自分の性格や傾向に合った診療科を選ぶようにするということを先ほどお話しましたが、それに加えて、自分が今置かれている状況も併せて考慮する必要があります

例えば、新人看護師か子育て中の看護師かによっても状況は大きく変わってきます。

 

(1)例:新人看護師に向いている科

例えば、今はたくさんの事を勉強し、看護知識・技術をどんどん吸収していきたいと考えている新人看護師の場合は、急性期などの忙しく経験をたくさん積むことができる診療科が向いていると言えます。

理由としては経験を積むことで、自分自身が好きなことや向いている診療科が感覚として分かってくるからです。

新人看護師はこれから転職することも多く、いろいろな場所で働く可能性があるため、様々な職場に柔軟に対応できるよう、たくさんの経験を積むことができる診療科が向いていると私は思います。

 

(2)例:子育て中の看護師が向いている科

子育て中の看護師の場合、仕事と子育てを両立できる診療科が向いていると言えます。

例えば、あまり忙しくない内科病棟や、残業が少ない病院外来やクリニックなどがあります。忙しい職場で働くと疲れてしまい家事や育児ができないことや、残業が多いと家事や育児に影響が出てしまうことがあります。

いくら自分の性格や傾向に合っている科だからといって、それだけを重視して転職してしまうと仕事と育児の両立が取れず、結局仕事を辞めてしまうという事にもなりかねますので注意が必要です。

このように、今置かれている立場によって「向いている科」は違ってくるため、今何が一番自分にとって大切なのか、優先順位も併せて考えるようにしましょう。

 

(3)例:プライベートを重視すると選択肢が狭まる可能性がある

看護師の転職時に、プライベートを重視しすぎると選択肢が狭まってしまうため注意が必要です。

プライベートの時間が多く欲しいからといって残業が少ない診療科や職場を希望したり、勉強するのが苦手だからといって覚えることが少ない診療科を希望したりすると、どんどん選択肢が狭まり、働ける場所が限られてしまう恐れがあります。

特に新人看護師の場合、看護知識や技術がしっかり身に付いていない状態で、自分のプライベートばかりを優先してしまうと、できる処置が限られてしまったり、手順をしっかり身に付けることができなかったりすることもあり、転職した場合、新しい職場で辛い思いをする可能性があります。

そのため、自分がどの診療科で働くかを考えた時には、なるべくプライベートばかり気にしないように注意しましょう。

 

3.希望する診療科を選択する場合の注意点

希望する診療科を選択する場合の注意点

画像:shutterstock

上記の説明を聞いても、向いている診療科より希望する診療科を選ぶ場合には注意することが2つあります。

希望する診療科を選んだ方が、楽しく働ける看護師もいるため、注意点を確認していきましょう。

 

(1)必要以上に無理して働かないこと

自分の好きな診療科だからといって仕事内容が合わなくても無理して働き続けることで身体的・精神的負担が大きくなってしまいます。

このように好きだからこそ頑張りすぎてしまう看護師を多く見たことがあり、最終的には体調を崩してしまう方もいます。

そのため、好きな診療科を選択する場合には、頑張りすぎないように注意しながら働きましょう。

 

(2)仕事が辛くなる可能性を考えておくこと

自分が希望する診療科を選択した場合、人間関係に恵まれ、残業などの不満もないのに「仕事が辛い」と感じる場合があります。

そのような場合、実は自分自身が「向いてない科」にいるからかもしれません

仕事内容が自分に合っていないと、他がどんなに良くても辛いと感じてしまうことがあります。そのため、仕事が辛くなる可能性があることを視野に入れながら、希望する診療科を選択しましょう。

 

(3)転職を繰り返さないこと

希望する診療科や、好きな診療科を選択して転職した場合、自分に合った仕事が見つけられないと感じている看護師は多いものです。

これは好きな科ばかりに気を取られてしまい、本当に自分に合った職場を見つけられていないということになります。

さらに、働きながら辛いと感じていても自分が希望して入職したため「診療科が合っていないから辛く感じる」ということが分からず、何度も転職を繰り返してしまうのです。

希望する診療科を選んだ場合、自分が学ぶための期間をあらかじめ決めておくことも大切です。

そして、もし辛いと感じた場合、次の職場は希望する診療科ではなく、自分に合った診療科を探すように心がけましょう。

 

4.最後に

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 千葉県/31歳
  • 職務経験:総合病院、クリニック
  • 診療科経験:呼吸器外科・内科、消火器外科・内科、循環器内科、心臓血管外科、婦人科、小児科、眼科
都内の総合病院で約6年、その後クリニックで約2年勤務し、現在は子育てに奮闘中。

「自分は何科に向いているのか」について考える機会は少なく、知らない看護師も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私は向いていない科で働き続けると、気づかないうちに無理をしてしまい身体的・精神的負担が大きくなり、最終的には看護師の仕事自体が苦痛になってしまう恐れがあるように感じます。

誰でも得意・不得意があり、その人によって向いている科・向いていない科が異なります。

今まで働いてきた職場は本当に自分に向いていたのか、自分に向いている科は何なのかを考え、次に転職をする時の参考にしてみてください。

 

転職を考えている看護師の方へ

 転職を考えている看護師の方へ

1月~3月は、求人が最も多くなる時期であり、病院・クリニック・施設・企業などの看護師求人数が最も充実します。転職に細かい希望条件がある方や、現在の職場よりも待遇が良い求人を探したい方、キャリアアップなどのステップアップをしたい看護師の方には転職が最適な時期と言えます。

しかし、看護師転職サイト(会社)などでは一番の繁忙期となり、忙しい中でもしっかりとあなたのサポートを行ってくれる、良い看護師転職サイトを選びましょう。

専任の担当者のレベルによって大きく転職活動が変わり、出会える求人も違います。そのため、以下の看護師の皆様(執筆している看護師の方)が選ぶ「おすすめ3社」を登録し、

  • 担当者や対応の質
  • 求人の比較
  • 求人の詳細情報の有無

などを確認しながら検討しましょう。

 

看護師転職サイトを口コミでランキング

看護師転職サイトを口コミでランキングTOP3
更新:2020年8月3日

ランキング1位看護のお仕事
全国対応・求人12万件
4.04
[口コミ27件]

看護のお仕事口コミへ
ランキング2位ナースではたらこ
全国対応・コンサル高
4.0
[口コミ28件]

ナースではたらこ口コミへ
ランキング3位マイナビ看護師
全国対応・担当者質高
3.7
[口コミ27件]

マイナビ看護師口コミへ

この記事はお役に立ちましたか?