回復期リハビリテーション病棟で働いた看護師4名の仕事内容・やりがい体験談

回復期リハビリテーション病棟で働いた看護師4名の仕事内容・やりがい体験談
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一般的に回復期リハビリテーション病棟は、主に整形外科や脳神経外科で急性期を過ごした患者がリハビリをしながら社会復帰を目指していく病棟であり、高齢者の方の場合は自宅やその他施設などへ戻ることを目指していきます。

比較的若い患者も入院していますが、どの病院でも脳卒中や大腿骨頚部骨折などを手術した後の高齢者患者が圧倒的に多い病棟になります。

また、回復期リハビリテーション病棟では、

  • 介護福祉士
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • ソーシャルワーカ
  • 看護助手

以上のような様々な専門家が働いており、他の病棟と比べ、看護師は様々な業種の方と連携しながらチームで仕事を行います。

回復期リハビリテーション病棟で働いた看護師4名の体験談から、仕事内容や「やりがい」働いて感じたことをご紹介していきます。

1.看護師の仕事内容

回復期リハビリテーション病棟 看護師の仕事内容

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回復期リハビリテーション病棟では、急性期を脱し、自宅や施設に帰るためのリハビリテーションを行う患者が入院しています。

そのため、看護師は日々、患者の能力と許可されているADLが合致しているか、ゴール設定と時期に合わせた現在の状態が妥当であるかの評価を行う必要があります。

毎朝の申し送り時、リハビリ科のスタッフ1名と、ケースワーカーが出席し、ADLの状況の確認と、退院支援に向けた進捗状況の確認が行われます。

私が回復期リハビリテーション病棟で働いた経験をもとに、仕事内容の詳細を説明していきます。

回復期リハビリテーション病棟の場合、病院によっては一般病棟で行う業務のみが看護師の仕事である場合もあるため、注意しましょう。

【執筆した看護師のプロフィール】

男性看護師
看護師資格確認済み
  • 沖縄県/44歳(男性)
  • 職務経験:大学病院、総合病院、訪問看護、治験コーディネーター、保健師
  • 診療科経験:脳神経外科、ICU、呼吸器内科、睡眠時無呼吸症候群専門外来、健診センター、ペインクリニック、糖尿病専門外来、内視鏡センター、トモセラピー外来
国立大学の看護学科を卒業し、看護師と保健師を取得。卒後は脳外科病棟で急性期看護を学び、数回の転職を経て、現在は民間の総合病院で保健師として勤務。

(1)病棟への患者の受け入れ

病棟への患者の受け入れ

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回復期リハビリテーション病棟の患者の受け入れには「回復期入院基準」が定められており、病状の発症、または手術後から入院までの日数が1ヶ月又は2ヶ月と病状によって決められています。(期間を過ぎた場合、回復期リハビリテーション病棟に患者は入院ができないケースがあります。)

そのため、私が勤務していた病院では、回復期リハビリテーション病棟該当疾患基準をクリアしているかについて、転棟受け入れ評価判定会議を開き看護師と理学療法士、若しくは作業療法士、ケースワーカー、医療事務職員で話し合うことも仕事でした。

看護師の体験談

この病棟への患者の受け入れ等については、新人看護師や転職したばかりの看護師が行う病院は少ないと思います。

私の勤務先では回復期リハビリテーション病棟の経験年数が長い、ベテラン看護師が行っていました。

また、入院日数に関しても脳血管疾患では150日、大腿骨骨折は90日などの期間が定められています。

 

(2)ADLに合わせた援助や見守り

ADLに合わせた援助や見守り

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回復期リハビリテーション病棟で働く看護師は、患者の起き上がり動作から食事・排泄など日常生活に関わる全てを患者一人一人のADLに合わせた見守り・援助を行うのが看護師の仕事内容となります。

入院患者の、

  • するADL(将来的に実生活のなかで必要になるADL)
  • できるADL(評価や訓練のときに、身体の機能・能力として発揮されるADL)
  • しているADL(実生活のなかで実際に活用しているADL)

など、患者のADL(日常生活行為)を把握した上で他スタッフと情報提供と情報共有を行い、「するADL」を想定し「しているADL」を増やしながら患者に必要なケアを提供していくことが主な仕事となります。

患者の起き上がる動作ひとつにしても、各患者の身体状況・精神状況・残存機能により対応が異なるため、患者の現在のADLを把握することが必要になります。

看護師の体験談

脳血管疾患発症して間もない患者は自身の身体の状態や環境を理解できておらず、思いがけない行動を起こします。そのため、声掛けに対する反応や起き上がり方など一瞬も目を離せず、患者のひとつひとつの動作を見ながらADL状況や必要な援助を確認していました。

また、基本的に回復期リハビリテーション病棟では、食事をする・トイレに行く・着替えをする・お風呂に入る、などあらゆる動作が患者のリハビリに繋がります。

急性期では様々なことに看護師が手を貸していますが、回復期リハビリテーション病棟ではどんなに時間がかかっても患者が自分で行うことが大切であり、つい手を貸したくなるような場面でもじっとそばで見守ることが看護師の仕事となります。

 

(3)患者の看護

患者の看護

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回復期リハビリテーション病棟も病棟である以上、一般病棟で働いている看護師の看護と変わりありません。(バイタルチェックや記録などです。)

また、入院している患者は何かしらの疾患を抱えているため、服薬ができているか、疾患の再発・悪化はないか、糖尿病などの血糖コントロールができているか、血圧管理は大丈夫か、などの点にも注意しながら仕事を行います。

このような身の回りのことをケアしていくことが看護師の日々の業務になります。

看護師の体験談

もし、回復期リハビリテーション病棟の入院患者に、急変や、状態の悪化が見られた場合は、急性期病棟などへ転棟し治療を行う事になります。

回復期リハビリテーション病院などでは転院になることが一般的です。

 

(4)日々のカンファレンス

日々のカンファレンス

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回復期リハビリテーション病棟では、チーム医療で幅広いサポートを行い、毎日カンファレンスが行われます。

そのため、カンファレンス内容をもとに各リハビリスタッフがリハビリ内容を調整・検討し、医師が内服薬の変更や他検査等の指示を出していきます。

スタッフの中でも看護師は患者とコミュニケーションを図る時間が特に長いのが特徴です。

 

(5)患者の介助・事故防止

患者の介助・事故防止

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移乗や移送に介助が必要な患者も多いため、オムツ交換や、トイレ介助を患者のADLに合わせて行う必要があり、看護師の仕事となり、同時に転倒転落防止に努めます。

トイレ介助のために使う時間が、1日の中でとても多いことが回復期リハビリテーション病棟の特徴とも言えます。

看護師の体験談

私が勤務していた回復期リハビリテーション病棟では、患者が一人で行って良い動作と、やってはいけない動作が区別されていました。

例えば、トイレに行くときは、

  • 病室のトイレを使うこと
  • 一本杖を使って歩くこと
  • スタッフの見守り下で歩くこと
  • ズボン、パンツの上げ下げはスタッフが行う
  • 拭き取りは自分で行う

など、トイレ一つとっても患者のADLによって、たくさんの指定事項がありました。

また、回復期リハビリテーション病棟は、食事・排泄・入浴介助・歩行など日常生活の援助を行う病棟であるため、看護師に介護技術が求められる場合もあります。

 

(6)退院支援カンファレンス・患者、家族の指導

退院支援カンファレンス・患者、家族の指導

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回復期リハビリテーション病棟では、退院支援が必要な患者に対し、リハビリスタッフ、ケースワーカー、看護師、介護士で退院支援カンファレンスを行うことも仕事です。

  • 患者、家族の希望する退院先に、退院後生活できるレベルなのか
  • その期間はどのくらいか
  • 自宅訪問を行う必要があるか
  • 医師、担当ケアマネジャー、家族とのカンファレンスはいつ行うのか

などを話し合います。

また、退院後も患者の家族が面倒を見なければならない部分も多々あり、家族指導や家族へのケアも看護師にとって非常に大切な仕事となります。

 

(7)退院後の家族看護や支援

退院後の家族看護や支援

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回復期リハビリテーション病棟では、患者がリハビリを行い頑張っても何かしらの障害は残るケースが多く、その生涯と付き合っていくという形での退院となります。

そのため、退院後に要介護申請・障害者申請など患者や家族にやるべきことが多く、看護師は患者の家族をサポートする家族看護の知識と能力も求められ、仕事となります。

勤務する病院によって異なる仕事になるため、転職を希望する方などは確認しておきましょう。

 

2.私が楽な仕事ではないと感じる理由

楽な仕事ではないと感じる理由

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私は総合病院に勤務していた頃、回復期リハビリテーション病棟に所属していましたが、「回復期病棟=楽である」ということはないと思っています。

働いている期間で、「仕事は楽だろう」「家事も育児も両立できる」「残業があまりない」と回復期リハビリテーション病棟に転職してきた看護師を数名見ましたが、結果的に退職、転職を行っている方が多い印象でした。

もちろん、回復期リハビリテーション病棟に興味があり、行いたい看護ができるかもしれないと考えている方には別の話ですが、「なぜ回復期病棟は楽でないのか」を私の体験談と共に説明していきます。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 神奈川県/29歳
  • 職務経験:総合病院、特別養護老人ホーム、クリニック、介護老人保健施設、デイサービス、健診センター、イベントナース、健康相談員
  • 診療科経験:脳外科、神経内科、内科、皮膚科、美容皮膚科、整形外科
3年間、総合病院での経験を経て転職。社会勉強として、様々な病院・施設で働いた経験があり、現在は派遣・パート看護師として活躍中。

(1)力仕事が多い

力仕事が多い

回復期リハビリテーション病棟では、移乗や移送、トイレ介助といった日常生活動作全般に介助が必要となる上に、まだ自分の身体の使い方をうまく理解できていないため、患者の身体に力が入り、かなり重く感じます。

回復していく患者も、まだまだ手のかかる状態であることが多く、一般病棟よりも看護師の力仕事が多くなる印象です。

看護師の体験談

例えば、入浴介助も回復期リハビリテーション病棟では、患者の疾患が安定しているため、入浴条件を満たしています。

しかし、ほとんどの患者が自分で入浴することができないため、ほぼ全員を看護師2人~3人で入浴介助する必要があり、体力的には楽でない、大変な診療科だと感じます。

 

(2)カンファレンスやサマリーは多い

カンファレンスやサマリーは多い

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回復期リハビリテーション病棟では、他職種との連携が大切であり、頻繁にカンファレンスが開かれます

例えば、私が勤務していた病院では、

  • ミニカンファレンス
  • ケースカンファレンス
  • 看護師間でのカンファレンス
  • 医師を交えたカンファレンス

など、毎日のようにカンファレンスを行っていました。

同時に、回復期リハビリテーション病棟から患者が退院する際に施設や療養病院への看護紹介状を作成することはもちろん、自宅退院の場合も担当ケアマネジャーへのサマリーが必要となり、看護師が行います。

看護師の体験談

受け持ち患者の退院が重なると、サマリー作成がとても大変です。

また、頻繁に開かれるカンファレンスのために、担当患者の様子を看護の立場から記入したカンファレンスシートも作成し、残業にならないよう、空いた時間を使って計画的に作成する必要がありました。

 

(3)リハビリ職に対する理解が必要

リハビリ職に対する理解が必要

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回復期リハビリテーション病棟は、看護師よりもリハビリスタッフが多く働いており、看護師はリハビリが滞りなく受けらえるように、その前後の患者のケアをする役回りとなります。

そのため、リハビリを中心として看護していくことの理解や、他の職種のスタッフとの情報共有やコミュニケーションを積極的に行うという考えがなければ回復期リハビリテーション病棟で働くことは難しいと言えます。

看護師の体験談

比較的経験年数の長い看護師は、病院では医者と看護師が一番という考えが抜けきれておらず、リハビリの職種が介入してくるということや、リハビリを優先して看護業務を後回しにするということに納得がいっていない人が多いように感じます。

また、時には職種間で意見がぶつかることもあり、意見をぶつけること事で良い結果を生むことはもちろんありますが、時には、関係自体に亀裂が入ってしまうこともあります。日頃からコミュニケーションを取り、相手を理解、尊重しておくことが必要な職場です。

 

(4)パート看護師が多い病院もある

パート看護師が多い病院もある

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夜勤ができないことや、看護処置が少なく復職しやすい病棟のため、回復期リハビリテーション病棟には多くのパート看護師が在籍している場合があり、正職員よりも多い可能性があります。

また、回復期リハビリテーション病棟では積極的に新卒看護師を受け入れている病院は少なく、臨床経験がある看護師の集団となります。

パート看護師や他の病院の行い方で仕事をする看護師を統制する正職員やリーダーは大変な苦労をする場合があります。

看護師の体験談

私が勤務していた回復期リハビリテーション病棟では、パート看護師たちが平日の日勤という一番働きたい時間に勤務するため、正職員の私は必然的に夜勤に回るか、土日祝日に日勤しなければいけない状態が続いたことがあります。

また、看護師の時短勤務を推奨している職場だったため、パートの看護師達は基本的に受け持ちをせず、外回りをする場合が多くなり、受け持ちは正職員のみの期間もありました。

 

(5)夜勤の看護師数に不安を感じる

夜勤の看護師数に不安を感じる

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一般病棟であると、看護師3名で夜勤を行いますが、多くの回復期リハビリテーション病棟では、看護師2人、介護福祉士もしくはヘルパー(介護所職員初任者研修修了者)との3人での勤務になる病院が多いと言えます。(勤務する病院によります。)

そのため、1人の看護師が休憩中は、自分が全ての看護師業務を遂行しなければならず、負担に感じる看護師が多いです。

看護師の体験談

特に、回復期リハビリテーション病棟では夜間の転倒が多く、介護職員との2人だけになる時間に転倒などがあった場合には、1人で医療的な対応をすることが不安であるという看護師も多かったです。

 

(6)看護技術の向上が見込みにくい

看護技術の向上が見込みにくい

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回復期リハビリテーション病棟では、高度な医療処置は患者に対して行うことが少なく、看護師の医療的行為はバイタル測定や経管栄養注入、点滴や採血、吸引といった程度となります。

そのため、看護師としては医療技術の向上が見込みにくいと言えるでしょう。

また、看護知識に関しても、リハビリ分野という特化された分野のため、今後、リハビリの分野、脳卒中の分野以外へはブランクを感じてしまうこともあります。

 

3.私たちが働いて感じたやりがい

回復期リハビリテーション病棟 看護師 やりがい

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回復期リハビリテーション病棟で働いた看護師4名による、「やりがい」についての体験談をご紹介します。

 

(1)病棟スタッフや他職種が一団となって支援すること

看護師のやりがい私は急性期病棟から転職後、回復期リハビリテーション病棟へ希望して配属された訳ではありませでしたが、こんなにやりがいがある仕事だとは思っていませんでした。

患者、家族の希望する退院先と、ADLのゴール設定に向けて、病棟スタッフや他職種が一団となって支援することにやりがいを感じました。

リハビリに関わっているスタッフ全員での支援が、患者のその後の人生を大きく左右します。

時には厳しい状況を伝えなければならない場面もありますが、私たちが介入したことで疾患を抱えながら生きていく患者の人生を豊かなものになることが、目に見えてわかります。

急性期病棟ではここまで細かな患者への介入はできなかったです。

私が勤務していた回復期リハビリテーション病棟の患者は、基本的には良くなって帰る患者がほとんどであるため、喜びは大きいものでした。

 

(2)ケア次第でこんなにも回復すると感動した

看護師のやりがい私が初めて働いた回復期リハビリテーション病棟は、約300床の地域密着型総合病院の中にあり、病床数は約30床で、脳卒中や大腿骨頚部骨折の術後、脊髄損傷といった疾患以外に、廃用症候群で転科してきた患者もいました。

非常にアットホームな職場で、介護福祉士が中心となり季節の行事やレクリエーションを盛り上げていました。

働くスタッフは看護や介護に非常に熱心で、毎日診る患者が、失禁が改善しオムツがはずれたり、膀胱留置カテーテルが外れてトイレで排泄が可能になったり、経管栄養から離脱し口から食べられるようになったりと、劇的に回復する姿を目の当たりにしました

「ケア次第でこんなにも回復するのだ」と感動したことは今でも忘れません。

 

(3)色々な壁にぶつかりながらも一つ一つ突破していくこと

看護師のやりがい患者さんの症状によっては深刻なものもあり、どう看護したら良いのか悩むこともありますが、色々な壁にぶつかりながらも一つ一つ突破していくことに、リハビリ看護の楽しさや「やりがい」を私は感じることが出来ます。

回復期に入院してきたときには、起き上がることすらままならなかった患者が、リハビリを重ねて車いすで過ごせるようになる姿は、患者さんの生命力とチーム医療の力を感じます。

同様に車いすで入院してきた方が杖歩行で退院していくこともあり、看護師として達成感と充実感をかみしめることが出来ます。

ため、その期間内にどれだけADLを上げるかが勝負です。退院後、環境によってはせっかく上げたADLが多少下がることが考えられます。それを考慮しての厳しいリハビリを一緒に乗り越える達成感は格別です。
急変などが起きない限り、患者さんの状態は不変、またはADLが拡大した状態で退院していきますので、ほとんどが笑顔で退院を見送ることになります。

 

(4)退院後のビジョンを見据えた看護が出来ること

看護師のやりがい今まで、転院していった患者がその後どのような生活環境に戻ったのか知る機会はありませんでした。ひたすら投薬や点滴をしながら早期の退院を目指し、転院を見送ったらすぐさま次の患者の看護にかかりっきりになります。

しかし、回復期リハビリテーションでは、その患者が自宅に帰るのか、施設入所なのか、療養病院に行くのか検討しながらのリハビリ生活を支援し、看護師はそれに基づいて病室の環境も今後生活する環境に近い状況に調整します。

今きちんとしておかないと、患者が帰ってから困ってしまう、という退院後も視野に入れた看護が行えます。

また、皆様と同じように、患者に「できなかったこと」が「できた瞬間」にスタッフ皆で喜べる空間は回復期リハビリテーション病ならではの光景であり、その輪の中で気恥ずかしそうに照れ笑いする患者のどこか誇らしげな表情など、心に残っている場面が多々あります。

 

4.看護師4名が働いて感じたこと

看護師4名が働いて感じたこと

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各病院や勤務する回復期リハビリテーション病棟によりますが、看護師が働いて感じたことをご紹介します。

転職時の参考にしてください。

 

(1)日勤も夜勤も残業が比較的少ない

看護師のやりがい私が勤務していた回復期リハビリテーション病棟では、入院している患者の状態変化が緩慢で急激に大きく変化するということは少なく、終業時間の間際に患者に用事を頼まれることや、転倒転落が起こった場合のみ、残業を行う程度でした。

夜勤も同様で、ほとんどの記録は早朝に済ませておき、日勤への申し送りが済めば帰宅出来ます。

また、基本的に、患者の入院は数ヶ月単位であることから、回復期リハビリテーション病棟自体の回転率が遅く、情報収集のために早めに出勤する必要がありませんでした。

 

(2)患者の転倒や八つ当たりは多い印象だった

看護師のやりがい私が勤務していた回復期リハビリテーション病棟では、患者の性質上、ほぼすべての患者が転倒転落歴を持っていました。

特に転院したばかりの患者は自分の状態を把握しきれていないため、予測不可能な行動で転倒する患者もいました。

また、障害の受容をしきれていない患者が、看護師に八つ当たりすることは日常茶飯事で、場合によっては精神的に鬱傾向となっている患者も多い印象でした。

 

(3)多方面から幅広い知識が得られた

看護師のやりがい回復リハビリテーション病棟はチーム医療が展開されており、様々な視点からの考え方や幅広い知識を得ることができます。

そのため、将来的に「ケアマネジャーの資格取得を考えている方」や「介護老人保健施設での勤務を考えている方」などに役立つと思います。

実際に私は介護老人保健施設に入職する前に回復期リハビリテーション病院を経験したことで、急性期病棟にいた時には分からなかった在宅での事情やサービスについて学ぶことができ、その予備知識をもったまま介護老人保健施設へ転職したため、入職後にかなり重宝されました。

 

(4)経験年数が短い看護師には向かないかもしれません

看護師のやりがい経験年数が極端に短い看護師や、経験している診療科が少ない看護師には、私はあまりお勧めできない診療科だと感じます。

理由としては、

  • 医療的な技術を学ぶことができず、次の職場で苦労する可能性がある
  • 何かあった時に助けてくれるような知識豊富な看護師も少ない
  • 受け持ち患者が脳外科、整形外科、内科、消化器外科ということがある

以上の理由で、自分1人で考えて動けるくらいの知識と技術を身に着けてからの転職を私はお勧めします。

もちろん、経験が浅くても学びたいという姿勢で入職していれば問題ありません。

 

5.最後に

回復期リハビリテーション病棟は勤務する病院により多少看護師の仕事内容は変わるものの、看護師の「やりがい」に関しては、患者が回復する喜びについて多く語られていました。

働く看護師は他の病棟に比べ、リハビリスタッフや医療相談員、家族との連携が大切となり、急性期のようにバタバタと一日が過ぎるようなこともすくないため、ゆったりと看護をしたい人に向いているのではないでしょうか。

是非、体験談を参考に転職を検討してみてください。

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更新:2019年10月16日

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