新生児室の看護師として働いた仕事内容体験談

新生児室の看護師として働いた仕事内容体験談
画像:shutterstock

私は病院に勤務していた頃、産科に配属され新生児室の看護師として働いていました。

新生児室は、産後(母親の分娩直後)から退院までの期間、新生児のケアを行う部屋となります。また、私が勤務していた病院ではNICU(新生児特定集中治療室)とは別となっていました。

新生児室で働いた私の経験をもとに、働く看護師の仕事内容について説明していきます。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 埼玉県/36歳
  • 職務経験:国立病院、総合病院、クリニック
  • 診療科経験:整形外科、産科、巡回検診
国立病院で看護師として7年間勤務後、総合病院やクリニックで働き、現在派遣で看護師として活躍中。
NICU(新生児特定集中治療室)については「NICU(新生児特定集中治療室)で働く看護師の仕事内容や役割」を参照してください。

1.看護師の仕事内容

看護師の仕事内容

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私が勤務していた新生児室では産後、5日程度の短い入院期間で退院しており、母親が育児の技術の習得や新生児の特徴を知る機会となるように母児同室の新生児室でした。

看護師としては、新生児は大人のように言葉を使えないため、こちらで必要なことを判断し看護を行っていきます。

また、夜勤で生まれたばかりの新生児や、それぞれの授乳の状況、母親の様子などを夜勤看護師より申し送りをうけ、スケジュールを把握し、1日の予定を看護師が立てます。

体験をもとに、私が勤務していた新生児室での看護師の仕事内容を説明していきます。

 

(1)新生児への授乳

新生児への授乳

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新生児は3時間ごとに授乳を行い、日勤では9時、12時、15時に授乳を行い、母児同室していない新生児は、看護師がミルクを授乳することが仕事となります。

入院中に母乳の分泌量も増え、母乳栄養だけの新生児もいますが、母親に一定の分泌量のリズムが確立されるまでは、母乳とミルクの混合栄養が多い印象でした。

看護師の体験談

私が勤務していた新生児室は、母親と同室している場合の授乳は、母親に行ってもらいました。

また、最近では母乳栄養が推進されている傾向があります。

母親の退院後の仕事復帰の状況や母乳栄養をしたいのか、混合栄養を希望しているのかなど聞きながら、新生児の様子に合わせて、無理なく行っています。

 

(2)授乳指導

授乳指導

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新生児と母親の同室が始まる場合、産後の体をもとに戻すため、母乳栄養の確立へ向けて「どんどん母乳をあげてください」と看護師は指導を行います。

日中はどうしても、眠くなる新生児が多いため、授乳間隔が空いてしまうことがないように、一生懸命、新生児を起こしながら授乳している母親のそばで、看護師は見守りながら、少し手を貸すように一緒に行っていきます。

看護師の体験談

母親にとっても新生児にとっても、抱っこしたり、話しかけたりしながら育児する時間は穏やかで、看護師の仕事がどんなに忙しい状況でも、足を運んでケアしたいと考えてしまうほどでした。

 

(3)全身状態の観察

全身状態の観察

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新生児室では、新生児の呼吸、心拍、体温、黄疸の有無など全身状態を観察することが看護師の仕事です。

新生児特有の湿疹や、オムツかぶれなどの皮膚の状況も一緒に確認し、異常がある場合は、朝のうちに小児科医師に診察してもらうように促します。

 

(4)沐浴

沐浴

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看護師は新生児の体重を測定し、沐浴を行うことも仕事の1つです。

生後1日目、5日目以降の新生児は沐浴し、大泣きや、気持ちよさそうに入っている新生児など、それぞれの個性が見られる瞬間とも言えます。

また、退院前の沐浴指導も、このタイミングで行い、母親が実際に新生児を沐浴することもあります

看護師の体験談

最近では、ドライテクニックを実施する病院も多くなっています。

ドライテクニックとは、新生児の身体についてくる胎脂(たいし)をできるだけ拭き取らず、 あえて大切に、自然な状態にしておく保清方法です。 赤ちゃんにかかる負担が少なく、 胎脂の効果も大きいため、沐浴に代わる新しい保清方法となってきています。(引用:高知ファミリークリニック様より)

 

(5)新生児の検査

新生児の検査

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入院中は新生児に代謝異常がないかを確認するために採血検査を行い、新生児の採血をすることが看護師の仕事となります。

また、必要な時や希望のある方には耳が聞こえているか脳波を測定する聴力検査を看護師が行うこともあります。

看護師の体験談

新生児に多くみられるのは黄疸となり、看護師が毎日、簡易検査を行い、数値が高い新生児は採血検査を行う場合や、光線療法を開始場合もあります。

 

(6)退院指導

退院指導

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退院後に、

  • 母親の体の変化
  • 家族計画について
  • 新生児の特徴にあわせた生活環境の整え方
  • 出生届の提出の仕方
  • 市の子育て支援事業の紹介

などの、退院指導も看護師の仕事となり、母親が退院後に育児が行えるよう伝えていきます

看護師の体験談

初めてお産された方は、おむつ交換も、新生児のうんちの色にもびっくりする方が多いです。

そのため、看護師は「何が正常なのか」「何が異常なのか」、一緒に知ってもらいながら新生児の育児を行ってもらえるように伝えます。

 

2.最後に

新生児室は、母親と同室しながら新生児をケアする場所です。

看護するという感覚より、母親と新生児がそれぞれのリズムを知り、うまくやっていく方法を一緒に考えることが主体となる仕事のように感じます。

さらに、看護師として新生児は言葉を話さないため、観察力がつくことや、毎回私たちが癒される仕事でもありました。

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更新:2019年12月14日

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