眼科病棟で働く看護師の仕事内容と体験談!感じたメリット

眼科病棟で働く看護師の仕事内容と体験談!感じたメリット
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眼科は外来というイメージがあり、眼科の入院というと、あまりピンと来ない方が多いのではないでしょうか。

私自身も、眼科のある病棟に配属されて驚いたくらいでした。

あまり知られていない眼科病棟で働く看護師の仕事内容について、私が感じたメリット・デメリットについて体験談から説明していきます。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 年齢/エリア:32歳/東京都
  • 経歴:小児専門病院、総合病院、市民病院
  • 経験がある診療科:NICU、小児科、脳神経外科、眼科
看護師資格取得後、小児専門病院、大手総合病院、一般病院、市民病院など、転職を繰り返しながら9年間勤務。現在は家族の転勤で台湾に在中。
眼科クリニックに関しては「眼科クリニックで働く看護師の仕事内容と給料事情」の記事を参照してください。

1.看護師の仕事内容

私が勤務していた病院の眼科病棟に入院する患者の主な入院目的は手術となり、白内障、緑内障、硝子体疾患の手術、糖尿病性網膜症に対する眼内注射などが挙げられます。

患者の目的が手術であるため、手術前後の看護師の仕事内容として、

  • 術前検査や診察の付き添い
  • 医師から指示された点眼薬
  • 眼軟膏の管理及び与薬
  • 術当日の点滴確保及び管理
  • オペ出し
  • オペ迎え
  • オペ後の創部の管理
  • 観察
  • バイタルサインや全身状態の観察

などが主な看護師の仕事内容となります。

また、私が勤務していた眼科病棟に入院する患者の入院期間は、手術の場合、片目なら2泊、両目の場合4泊、眼内注射は1泊というように病院と医師の方針によっておおよそ決まっていました。

そのため、入院する患者は1週間未満の短期入院がほとんどでした。

眼科病棟に勤務した経験を元に、仕事内容を詳しく説明していきます。

勤務する病院によっては眼科病棟の看護師が手術の介助を行う場合もあります。

 

(1)入院時のオリエンテーション

入院時のオリエンテーション

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私が勤務していた眼科病棟では、患者への入院時のオリエンテーションや注意点など看護師が行っており仕事の一つでした。

入院から手術、退院までの流れは、特にトラブルがなければルチーン通りであることが多くクリティカルパスが用いられていることもあり、看護の内容が明確化されていました。

午前中、手術前日の患者が入院してきます。それまでに、在院患者の検温や環境整備、昼の内服薬の準備を済ませておきます。入院患者の手続きやオリエンテーションを進め、合間を縫って入院時記録を記載していく形になります。

 

(2)患者の点眼の処置、検査の付き添い

患者の点眼の処置、検査の付き添い

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手術前の検査に向け、医師から検査時間、そのための点眼(目薬を目に注ぎ入れる)の指示が入り、看護師は医師の指示通りの時間に患者の点眼の処置を行うことが仕事でした。

また、検査時間が来たら、瞳孔を開く点眼を使用しているため、安全に配慮しならが看護師は患者の検査に付き添います。

手術前日や手術前の検査後、看護師は患者のケアを行います。ただケアと言っても自身でシャワー浴を行える患者が多いため、声かけのみでした。夜間は、眠前に、点眼、眼軟膏の処置を患者に行っていました。

 

(3)手術当日の患者のサポート

手術当日の患者のサポート

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手術当日は眼科病棟の看護師として行うことが多いです。

主に、

  • ルート確保や補液を開始
  • 検温・食止めの時間の伝達
  • 手術のスケジュールの確認
  • バイタルサイン測定や排泄の促し
  • 患部の観察や血圧の確認

などを行います。

私が勤務していた眼科病棟では、手術自体が30分~1時間もあれば終わってしまうため手術件数が多かったです。

さらに、手術の時間は当日決まることがほとんどで、決まり次第医師から連絡が入るような慌ただしさでした。

 

(4)退院手続き等

退院手続き等

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私が勤務していた眼科病棟では、退院患者の退院手続きや、オリエンテーションを行うことも看護師の仕事でした。

眼科に入院する患者のほとんどが、手術を終えたら翌日には退院となるため、退院後も順調に経過するよう、退院時に日常生活で注意すべき点を本人や家族が理解できるように伝えることが大切でした。

また、退院の日には、なるべく早く退院できるよう調整する必要がありました。

私が勤務した眼科病棟では、検査や手術が滞りなく行えることが重要であり、看護師は、これらの時間を重視した行動計画を組み、合間を見て準備することや、臨機応変な対応が必要でした。

 

2.私が働いて感じたメリット・デメリット

私が働いて感じたメリット・デメリット

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私が眼科病棟に勤務し、働いて感じたメリット・デメリットを体験からご紹介します。

 

(1)身体的負担が少なく、人間関係も薄い

眼科病棟に入院する患者の疾患は目であるため、移動や保清、食事など、身の回りのことは自分で行える方がかなり多い印象でした。

そのため、他の病棟に比べ、看護師が直接患者を介助する機会が少なく、身体的な疲労が少なかったです。

また、ほとんどの患者が数日の入院であるため、患者とのトラブルも少ないように感じました。

苦手だなと思う患者がいたとしても、数日で帰ってしまうのでストレスが長く続くということがありませんでした。私は仕事とプライベートのオンオフの切り替えがしやすかったです。

 

(2)やりがいを感じづらい環境だった

さきほど説明したように眼科病棟は患者一人当たりの入院期間が短く、患者と深く関わることなく退院してしまいます。

そのため、ひとり一人の患者とゆっくり関わる時間も持ちにくい状況にあり、実際やりがいを感じることが出来ない看護師も多くいました。

病院によって多少違うと思いますが、患者にゆっくり深く関わり寄り添った看護を行いたいと考えている人には不向きかもしれません。

 

(3)看護技術が身につきにくい

眼科病棟では入院から退院までの流れが一定であり、ADLに問題がない患者が多いことから、必要とされる看護技術も限られていました

業務がルーチンであるため、同じことの繰り返しと感じる看護師も多く、さらに「目」という限局的な部位を扱うことから、知識の幅も広がりにくかったです。

しかし、患者の入退院が多いために作業量も多く、思わぬミスをしてしまわぬよう、細心の注意は必要と言えます。

 

3.最後に

最後に

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私が勤務していた眼科病棟での体験を説明しましたが、看護師が行うルチーン業務を知り、手術時間に合わせた術前処置・術後の管理の経験を重ねて慣れてしまえばスムーズにできるものが多い印象でした。

そのため、日々の煩雑な業務から解放されたいと考えている人には向いている診療科かもしれません。

私は整形外科と眼科病棟の混合病棟だったため、眼科病棟以外の患者の看護も行っていました。

眼科は混合病棟の場合も多いと聞きますので、眼科病棟で働きたいと思っている看護師の方は組み合わせられている診療科にも注意して探してみてください。

 

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更新:2020年9月24日

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