勤務先別の看護師転職

有料老人ホームで働く看護師の仕事内容と転職する場合の注意点

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有料老人ホームは介護施設の中では医療行為が少なく、プライベートの充実や家庭との両立が行いやすい施設として、看護師の転職先として人気があります。

また、看護師が不足している施設でもあり、看護師求人は年間を通じて多くの募集があります。

このページでは、有料老人ホームで知っておきたい知識や、働く看護師の仕事内容、メリット・デメリット、看護師として転職する場合の注意点とポイントについて説明していきます。

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目次

看護師が知っておきたい有料老人ホームについて

看護師が知っておきたい有料老人ホームについて

看護師として知っておきたい有料老人ホームについてまとめて説明しています。最低限以下で説明する知識は知っておきましょう。

看護師が働く有料老人ホーム3つの種類(サービス・入居者・看護師)

有料老人ホーム3つの種類(サービス・入居者・看護師)

看護師が働く有料老人ホームには大きく分けて3つの種類があり、以下の通りです。

介護付き
有料老人ホーム
★主に介護が必要な高齢者が入居する施設
  • サービス:24時間の介護サービス、生活支援、身体介護、リハビリ、レクリエーション、食事などのサービスを提供(施設によっては看取りも行っている)
  • 入居者:要介護1~5の高齢者が多く、認知症の重度も高い傾向にある
    (※行政から特定施設入居者生活介護の指定を受けた施設)
  • 看護師数:定められている
  • 人員基準:定められている
住宅型
有料老人ホーム
★自立~要介護高齢者が入居する施設
  • サービス:生活支援、食事などのサービスを提供
    必要に応じて外部の介護サービス事業所を利用(施設によっては看取りも行っている)
  • 入居者:要支援1~2、要介護1~2程度が多く軽度の認知症がある高齢者も入居
  • 看護師数:定められていない(必要数)
  • 人員基準:定められていない(必要数)
健康型(自立型)
有料老人ホーム
★自立状態の高齢者が入居する施設
  • サービス:家事サポート、食事などのサービスを提供
  • 入居者:基本自立している高齢者が入居(入居者が要介護になった場合は退去)
  • 看護師数:定められていない(必要数)
  • 人員基準:定められていない(必要数)

参考:厚生労働省 有料老人ホームの概要

「看護師が有料老人ホームで働いている」と言った場合は、「介護付き有料老人ホーム」が一番多く、看護師募集や求人数は他と比較して断トツに多いでしょう。

また、「24時間の介護サービス」や「各職種の人員基準」が義務付けられているのは「介護付き有料老人ホーム」のみとなりますが、看護師が提供する医療は各有料老人ホームによって異なるため、一概に「住宅型有料老人ホーム」の医療依存度が高い、低いとは言えません
(ただし「健康型有料老人ホーム」は自立した入居者のため、医療依存度が低いと言えます。)

住宅型や健康型の有料老人ホームでも、看護師を募集している場合もありますが、全国的に求人は少なく、超高級(裕福な方が入居)な有料老人ホームは「住宅型や健康型」である場合が多いと言えます。

特定施設入居者生活介護とは?

特定施設入居者生活介護とは?

特定施設入居者生活介護とは、特定施設に入居している要介護者を対象として行われる、日常生活上の世話、機能訓練、療養上の世話のことであり、介護保険の対象となる。
特定施設の対象となる施設は「介護付き有料老人ホーム」「軽費老人ホーム(ケアハウス)」「養護老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅(介護付き有料老人ホームに該当するもの)」特定施設となる。
出典:厚生労働省 特定施設入居者生活介護

介護付き有料老人ホームの人員基準・看護配置や人数

介護付き有料老人ホームの人員基準・看護配置や人数

管理者1名
生活相談員常勤1名以上
(入居者に対して100対1)
介護・看護職員要介護者:介護職員3 対 看護職員1
要支援者:介護職員10 対 看護職員1
※看護職員は入居者が30名までは1名、30名を超える場合50名ごとに1名
機能訓練指導員1名以上(兼務可能)
PT・OT・ST、看護師、准看護師、柔道整復師、あんまマッサージ指圧師、はり師、灸師のいずれかの国家資格を保有する者
ケアマネジャー
(計画作成担当者)
1名(兼務可能)
(入居者に対して100対1)

看護師(看護職員)は介護付き有料老人ホームの場合、30人の入居者がいる場合は1名、50名の場合は2名が必要になります。

上記で説明したように、住宅型・健康型(自立型)有料老人ホームは「管理者1名」の基準のみであり、あとの職種は「必要数」となっているため基準はありません。

特養と有料老人ホーム働くなら看護師としてどっちが良い?

介護施設のサービスと入居者の介護分布

有料老人ホームと特養(特別養護老人ホーム)は、看護師として働く場合、よく比較になりますが、介護付き有料老人ホームは施設によって仕事内容や給与に差が大きいためどちらが良いかは一概には言えません。

比較すると以下のような違いがあります。

介護付き有料老人ホーム特別養護老人ホーム
施設の目的要介護の高齢者が安心して暮らせるように配慮された施設中度から重度の要介護高齢者が身体介護や生活支援を受けて居住する施設
入居者条件要介護1~5要介護3~5(原則65歳以上の高齢者)
サービス内容生活支援、身体介護など身体介護、自立支援など
入居期間終身利用終身利用
医師不在入居者の健康管理および療養上の指導に必要な人数
(非常勤・嘱託医など)
看護師・介護職員要介護者:介護職員3 対 看護職員1
要支援者:介護職員10 対 看護職員1
※看護職員は入居者が30名までは1名、30名を超える場合50名ごとに1名
入居者3人に対して最低1人以上
(入所者100人の場合、看護師3人)
入居者100名の場合の看護師・介護職員数看護師:3名
介護職員:9名~30名
看護師:3名
介護職員:31名
運営主体民間施設など公的機関が運営

看護師が感じる一番の違いとしては、運営主体が違うことです。

有料老人ホームの場合は民間施設などですが、特別養護老人ホームの場合は社会福祉法人や自治体などが運営しているため、看護師の給与や待遇に違いが出てきます
(有料老人ホームでは施設によって違い、特別養護老人ホームは安定していると言えるでしょう。)

また、要介護の重介護が必要な入居者は特別養護老人ホームの方が多いと言えるでしょう。

そのため、入居者の介護度や医療行為を基準に、希望に合う職場に決めても良いでしょう。

有料老人ホームで働く看護師の仕事内容

有料老人ホームで働く看護師の仕事内容

主に介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームで働く看護師の仕事内容の詳細を体験談も含めながら説明していきます。

働く有料老人ホームによっては仕事内容に入らない業務内容もあるため注意してください。

看護師の1日のスケジュール例

看護師の1日のスケジュール例

以下では、介護付き有料老人ホームと、住宅型有料老人ホームで働く看護師の1日のスケジュールをご紹介します。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームで働く看護師1日のスケジュール例

8:30~
  • 正職員:朝礼参加
  • 非常勤・パート・派遣:朝礼実施している際、朝の経管栄養の片付け
9:00~
  • 看護師同士のミニミーティング実施
  • 各フロア職員との申し送りを行う
  • 服薬準備、処置など実施
  • 吸引、昼の経管栄養の準備・実施
12:00~
  • 服薬介助、食事介助
  • 看護記録記入
  • 昼の経管栄養の片付け
13:00~休憩
14:00~
  • 服薬準備、処置など実施
  • 往診の対応など
  • 吸引・夕の経過栄養の準備・実施
17:00~
  • 夜勤者への申し送り
  • 看護記録記入
  • 医務室の整理整頓、翌日の準備など
17:30退勤
【以下 夜勤業務】
16:30~
  • 日勤看護師との申し送り
  • 夕の経管栄養の片付け
  • 夕食の準備
  • 服薬介助
  • IVH利用者の点滴交換
  • 排泄介助、就寝介助などの対応
20:00~
  • 就寝薬の準備、服薬介助
  • 就寝、フロアラウンド
  • 医務室待機(ナースコール時に対応)
0:00~2:00休憩
2:00~4:00医務室待機(ナースコール時に対応)
4:00~
  • 翌朝の服薬準備
  • インシュリン実施者の準備
  • 採血実施の準備など
6:00~
  • 起床介助
  • 服薬介助
  • 血糖測定
  • 採血実施
  • 吸引
  • 朝の経管栄養準備
  • 服薬介助
  • 食事介助
8:30~
  • 経管栄養の片付け
  • 看護師同士のミニミーティング
  • 日勤の看護師へ申し送り
9:30退勤

看護師の体験事例

看護師の体験事例夜勤看護師は介護付き有料老人ホームによって違いますが、私の勤務先は看護師1人で入居者の対応をしなくてはなりませんでした。
医療行為の多い施設や、介護職員の行う生活介助(食事・排泄介助)が必須の場合は夜勤看護師の業務はかなり多忙で常に動きっぱなしのこともあるようです。
入居者の急変時も他の看護師がいないため、一人で判断して対応を決める必要があり責任重大でした。

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームで働く看護師1日のスケジュール例

8:30~・出勤
・情報収集
・朝食の経管栄養の実施
・デイサービスや透析へ行く入居者の物品準備
9:00~・夜勤介護士からの申し送り
・看護師間での小カンファレンス
9:30~訪問看護指示書に基づき必要な処置の実施
10:30~入浴後に創傷処置やストマパウチ交換を実施
11:30~・昼食の経管栄養の実施
・口腔体操の実施
12:00~・食事介助
・内服薬投与
14:00~・レクリエーション等に参加
・入居者の健康状態の観察
16:00~・記録整理
・物品請求
17:00~夜勤介護士に申し送り
18:00業務終了
(オンコールの日は自宅に帰って備える)

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が実際に働いていた住宅型有料老人ホームでは、看護師は日中2名以上常駐しており、入居者へ訪問看護サービスも提供していました。
そのため、医師の訪問看護指示書に基づき、入居者の部屋に決められた曜日に訪問して必要な処置などを行っていました。
もちろん、看護師としてやらなければならない「医療行為」も普通にありました。
例えば「酸素投与」「吸引」「皮膚・創傷処置」「糖尿病性の足病変処置」「膀胱留置カテーテルの交換」などは日常的に行っていました。
どこまでの医療行為が求められるのかは、その住宅型有料老人ホームの入居者の健康状態にもよりますが、どこにいってもあまり高度な医療行為が求められるようなことはないと思います。

入居者への医療行為

入居者への医療行為

有料老人ホームの介護士では、医療行為を行うことができないため、医療行為を行うことが看護師の一番の仕事内容といえます。

以下は看護師が有料老人ホームで行う医療行為の例です。

  • 血糖測定とインシュリン注射
  • 褥瘡の処置
  • たん吸引
  • 経管栄養
  • 口腔ケア
  • 中心静脈栄養
  • 在宅酸素
  • 膀胱留置カテーテル管理
  • 採血

介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームなどの施設の違いや、入居者の医療依存度により大きく異なるため注意してください。

また、看護師の人数の少ない有料老人ホームの場合、指導も行ってもらえない場合があるため確認しておきましょう。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が働いていた有料老人ホームでは、投薬、インスリン注射、経管栄養、排便コントロール、ストマパウチ交換、酸素投与、皮膚、創傷処置、悪性腫瘍の皮膚処置や、糖尿病性の足病変処置、透析療法を行っている人のシャント管理も行っていました。
その他に、定期的に膀胱留置カテーテル交換や、PTCDチューブを挿入していた入居者がいた際には管理もありました。

入居者の健康管理

入居者の健康管理

有料老人ホームの入居者は高齢のため、健康不安を抱えていることが多く、定期的なバイタルサインのチェックや日常の状態の観察、不調や気になることがあれば、相談や時には指導などを行い、日々の健康管理を行うことが看護師の大切な仕事となります。

また、入居者の食事の形態決定や入浴・各種レクリエーションや行事への参加の可否なども看護師が判断します。

看護師は有料老人ホームで働いている唯一の医療専門職であり、話を聞くだけで安心する入居者は多いと言えます。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務していた有料老人ホームの入居者は、病院のように毎日何回も検温をするわけではありませんでした。
例えば「入浴が重なっている」「具合の悪い入居者がいる」などの場合のみ、看護師としての検温が必要となる場合が多い印象でした。

内服薬の管理や外用薬などの投与

内服薬の管理や外用薬などの投与

有料老人ホームにもよりますが、薬剤師などが常駐していない場合、入居者の内服薬の管理も看護師の仕事となります。

また、入居者への薬の投与は、「看護師しかできない」「看護師として行わなければならない」仕事となります。

さらに看護師は薬のボックスから薬を出すだけでなく、個々の入居者に応じて飲みやすい形体にすることや、ゼリーなど内服のための補助飲料などを準備したりすることも看護師の仕事となります。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務していた有料老人ホームでは、入居者も病院ではないという認識が強いことから、服薬拒否や、薬を吐き出してしまうこともあり、確実に飲ませる工夫も必要でした。
また、内服薬だけではなく、点眼や皮膚疾患に対する薬、インスリン注射なども看護師の仕事として行っていました。
特に点眼や皮膚の疾患に対する薬は病院とは比べ物にならないほど多いため、確実に投与できるようスピードも求められました。

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務していた有料老人ホームでは、看護師は入居者の食事前に血糖チェック、インシュリン注射の実施、食前薬の内服を行っていました。
経管栄養も看護師が必ず行わなければならない処置です。
食事介助は、介護士が行ってくれる場合が多いですが、嚥下機能が低下している入居者など医療的な見守りが必要である方に対しては、看護師が食事介助を行っていました。
施設によっては経管栄養を行う入居者の受け入れをしていないところもあるため、仕事ではない場合もあると聞きます。

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看護師の体験事例

看護師の体験事例私が働いていた有料老人ホームでは、医師の指示のもと、服薬の介助を看護師が行っていました。
状態に応じて、医師とコンタクトをとり、服薬の調整も行いました。
服薬変更があった場合も、経過観察を行い、その結果を再度医師に報告していました。

夜間のオンコール

夜間のオンコール

有料老人ホームにより異なりますが、夜勤は介護スタッフが常駐するのみで、オンコール体制をとっている施設も多いと言えます。

介護スタッフなどの報告から判断し、指示や自身が出向いて出勤することなども看護師の仕事となります。

また、看取りやターミナルケアを行っている有料老人ホームの場合は、24時間体制で看護師が常駐しているケースがほとんどのためオンコールはありません。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私の勤務していた有料老人ホームでは、入居者が「熱発している、嘔吐した、膀胱留置カテーテルが詰まっている、転倒した」といったことから、急変の連絡まで、オンコール当番の日には、時間を問わず夜勤勤務をしている介護士から電話連絡が入りました。
また、看取りサービスも行っており、ターミナルケアも往診医も入れ、手厚く行うことが売りのひとつであったため、夜間の状態変化報告があった場合、出勤することがありました。

入居者の急変時の対応

入居者の急変時の対応

有料老人ホームでは基本的に入居者の急変時の対応は看護師が必ず行い、「状態を観察して救急車を呼び提携している病院へ搬送する」ことが仕事となります。

何か異常を見つけた際に観察を行い、どういった状態かを申し送りすることが必要になります。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私の有料老人ホームでは高齢者が多く、緊急対応を多く行いましたが、「様子を見てもいいのか、見るとしたらいつまで見るのか」「医師に相談・指示を仰ぐのか」「救急搬送を行うのか」などの判断はすべて看護師が行っていました。
この判断で介護職員などは動きが変わってきますので、判断ミスの無いように対応する必要があり、責任は重大でした。

ターミナル期のケア・看取り

ターミナル期のケア・看取り

有料老人ホームにより異なりますが、入居者の終末期ケアや看取りを行っている場合があります。

入居者や家族が有料老人ホームで最期を送りたいと希望がある場合、以下のことを看護師が行います。

  • 医師への報告:看取り対応入居者の状態報告し、指示を受ける
  • 家族への報告:日々変化する状況を報告・不安への傾聴などを行う
  • 施設職員への説明:看取りに対する理解への説明・精神的ケアなどを行う

看取り介護が開始されると看護師は医師、家族、施設職員すべての人に対してかかわりを持ち、施設長や医師と一緒に今後の方向性を入居者や家族と相談します。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私の有料老人ホームでは、看取りサービスを行っているため、入居者の状態悪化した際に、医師の指示があれば、点滴、吸引、酸素投与も行っていました。
癌性疼痛に対し、内服薬、貼付薬の麻薬管理投与、PCAポンプの使用による投与も行っていました。

外部の他職種や医療機関との連携

外部の他職種や医療機関との連携

勤務する有料老人ホームにより異なりますが、入居者の往診や緊急時対応などを行ってもらう地域の病院・クリニックと協力する必要があり、看護師はその病院の医師と連携を取り、入居者の健康状態を報告し、必要であれば指示受けや処方を依頼することも看護師の仕事となります。

また、住宅型有料老人ホームでは、個別に入居者のケアプランを作成し、外部の介護サービスを利用し、看護サービスは外部の訪問看護ステーションなどを利用する場合が多く、他職種の連携も看護師の大切な役割です。

勤務する有料老人ホームによって、必要に応じて看護師が挨拶などに出向くことがあり、適切で安全なケアの方法をケアマネジャーや介護士に提案することも行います。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務していた有料老人ホームでは、いくつか提携している病院、クリニックの往診医がおり、入居者ごとに往診頻度が異なりますが、診察の際には同行し、症状や薬の相談を行っていました。
また、私は看護師として入居者の状態に変化があった際には、電話で医師に相談し、指示を仰ぐなどを行っていました。

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が働いていた有料老人ホームでは、決まった曜日や日時に訪問診察があり、看護師は外用薬や定時の内服薬の処方を依頼することや、診察介助を行うことも仕事の一つでした。
入居者への処置変更があった場合、往診ノートに記録し看護師同士で情報共有などを行っていました。

有料老人ホームの感染予防・対策

有料老人ホームの感染予防・対策

昨今、感染マニュアルが整っている有料老人ホームは多いですが、看護師が職員や入居者に対して感染予防の指導や対策の提案を行うことも仕事の一つです。

例えば、有料老人ホームでインフルエンザが流行した際など、具体的な施設での隔離指示や隔離方法は施設内での取決めがあるので、設長の判断となりますが、施設長が医療者ではない場合があることは多く、感染管理の指導や助言といった役割を看護師が担うこともあります。

介護スタッフと同様の仕事

介護スタッフと同様の仕事

看護師が勤務する有料老人ホームによって、介護と看護の仕事の境界線が無く、看護師でも介護スタッフと同様の以下のような仕事を行う場合もあります

  • 排泄介助、おむつ交換、摘便など
  • 入浴介助・食事介助
  • 体位変換、移動の介助など

そのため、有料老人ホームで働く看護師の仕事内容は多岐に渡る場合が多いでしょう。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例勤務していた有料老人ホームでは、看護の視点も入れた介護ということを実践しており、介護業務に看護師が入る日、時間帯がありました。
介護の仕事は介護士がという考えもありますが、入居者にとって良いサービスをという考えからは、看護も入ることによって、介護チームとのカンファレンスや、業務改善において、良い影響がありました。

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務していた有料老人ホームでは、介護スタッフが不足している時期は、入浴介助や体位変換、移動などの重労働にも積極的に関わる必要がありました。
介護スタッフが新しく入職してからは楽になりましたが、介護のサポートを行うことは体力勝負であるとも感じました。

有料老人ホームで看護師が感じるメリット・デメリット

有料老人ホームで看護師が感じるメリット・デメリット

看護師が有料老人ホームで働いた際に感じる一般的なメリット・デメリットを体験事例も含めて説明していきます。

入居者と向き合った看護が可能

有料老人ホームは、多くの入居者にとって「終の棲家」となるため、向き合って関わることができ、長期間滞在している方も多く、看護師として信頼関係を深く築くことも可能です。

また、コミュニケーションをしっかりと取ることができたり、リハビリやケアの時間をゆっくりと取ることができたりと病院勤務では慌ただしく十分にできないことがしっかりと行えます。

そのため、じっくりと看護を行いたい看護師にとってはやりがいを感じやすい職場と言えます。

ただし、職場によっては看護師の数が足りず、慌ただしい職場もあるため注意が必要です。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務していた有料老人ホームでは、仕事が忙しくない分、入居者とゆっくりと関わる時間を取ることができました。
そのため、入居者と信頼関係を深く築くことができることも、看護師としてやりがいと感じました。

在宅看護や老年看護の知識・技術が身に付く

有料老人ホームでは、病院に比べて医療物品が少ないため限られた状態で最善のケアを行う工夫や知識、判断力が看護師として身に付きます

さらに、病院では見ることのできない退院後のストーマケアや人工呼吸器などの在宅管理の看護を行うことも可能となります。

そのため、在宅領域の終末期医療に関心がある看護師の方は在宅看護や老年看護の知識や技術が身に付きます。

仕事内容が楽に感じることも多い

病院や病棟勤務の看護師と比較した場合、有料老人ホームは病棟のように張りつめた空気ではなく、医療行為も少ないため、仕事内容は楽に感じる場合が多でしょう。

さらに、慣れてしまえばルーチンワークと思う方もいます。

また、職場によって異なりますが、夜勤がない場合もあり、プライベートや家庭との両立を行いやすい職場とも言えます。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例私が勤務していた有料老人ホームでは、病棟の患者に比べると処置や記録が少なく、一日のスケジュールも日々大きく変わりありませんでした。
また、入居者の急変もほとんどないため、看護師としてのんびりと時間がながれ、比較的に仕事が楽であるといえます。しかし、夜勤中、入居者にトラブルがあった場合などは、忙しいこともありました。

看護師の体験事例

看護師の体験事例有料老人ホームでの看護師の仕事は、慣れるまでは大変でしたが、慣れてくると病院より楽だと感じるようになりました。
入居者の方にとって滞在目的が治療ではなく生活であり、急変がほぼないことや仕事がルーチン化していることなどが、大きな理由だと思います。
また、覚えなければならないことが限られており、病院で働いていた頃のように帰宅して毎日、長時間の勉強をする必要がなかった点は、精神的にも肉体的にも楽でした。
ただ、自分自身の看護師としての能力低下に対する不安はありました。

医療的な判断は看護師にゆだねられる

有料老人ホームは、医師が常駐していない介護施設のため、緊急時の対応は看護師の判断力が問われ、責任が重いと言えます。

もちろん、提携している病院や医師に連絡を取ることは可能ですが、夜間や休日の場合などは、どの状況で連絡して良いか判断に迷う場合もあります。

救急車を要請する判断も看護師が行い、病院への同行も基本的に看護師が行います。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例もし、入居者に何かあった場合、緊急の判断や対応は看護師に問われ、責任が重かった印象があります。
また病院と違い医療器具がそろっておらず、咄嗟に心電図やレントゲンを撮ることももちろんできないため、看護師は入居者の状況観察と今までの疾患などから判断する必要がありました。
夜勤中などは1人のため、初めて対応した際は、緊張しました。

介護スタッフとの連携が大変

勤務する有料老人ホームによっては、介護スタッフの教育が充分ではなく、入居者へのケアの方法や職務に向かう気持ちなどが個々に違う場合もあります。

また、看護師は介護スタッフに対して指示出しをする場合が多く、衝突する場合やストレスに感じる方もいます。

その看護師個人に問題がない場合でも、他のスタッフ同士の人間関係トラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例実際に「あの看護師は威張っている」と言う介護士や、「介護士が言うことを聞かない」と言う看護師、それぞれの愚痴や衝突を体験したことがあります。
また、介護スタッフの出入りも激しい有料老人ホームもあり、人間関係は苦労しました。
看護師の人数より介護スタッフの人数の方が多いため、協力や理解が必要な職場だと感じます。

看護技術は低下しスキルアップしにくい

有料老人ホームで看護師として働くことで必要な技術や知識は身に付きますが、病院や病棟で行っていた看護技術は低下するため、スキルアップは難しいと言えます。

また、有料老人ホームに勤務していた看護師は、病院や病棟に戻ろうと思った場合、看護技術や体力の不安から、戻ることが困難になる方もいます。

しかし、一方で医療行為が病棟勤務の看護師より少なく、ゆっくりと時間が流れる職場が多いことから、ブランク明けの看護師でも働きやすい環境となります。

看護師の体験事例

看護師の体験事例

看護師の体験事例有料老人ホームは看護師にとって、融通が利く働きやすい職場といえる一方、看護技術の低下やスキルアップが行いにくい点がデメリットだと私は感じます。
臨床経験を積んだブランク明けの看護師などは、働きやすい職場ですが、長ければ長いほど、病棟に戻りにくくなります。
また、介護分野は入居者やスタッフとの関わりなど、医療的な知識技術だけではカバーしきれないことが沢山あります。

有料老人ホームに看護師転職する注意点・ポイント

有料老人ホームに看護師転職する注意点・ポイント

看護師として有料老人ホームへ転職する場合や、パート・アルバイト等で働く場合など、転職前に確認したい注意点やポイントを説明していきます。

少なくなりましたが、あまり看護師の待遇や企業風土が良くない有料老人ホームもあり、注意してください。

種類や入居者の入居条件を確認する

有料老人ホームは上記で説明したように、以下のような種類があります。

  1. 介護付き有料老人ホーム
  2. 住宅型有料老人ホーム
  3. 健康型(自立型)有料老人ホーム

技術や知識に不安のある方は、比較的介護が少ない入居者のいる「在宅型有料老人ホーム」や「健康型有料老人ホーム」がおすすめです。

しかし、在宅型有料老人ホームの中には外部のサービスが受けることのできる施設や、内部に訪問看護・介護サービスを備えている施設が増えており、医療依存度の高い入居者が在籍している可能性があり確認が必要です。

▲看護師が働く有料老人ホーム3つの種類へ

また、各有料老人ホームの種類を確認した上で、入居者の入居条件を転職前に確認しておきましょう。

自立型身の回りのことが自分でできる自立状態の方だけが入居可能
(自立不可の場合は提携先施設へ異動するなど)
介護専用型要介護1~5の方だけが入居可能
混在型自立状態の方も、要介護の方もどちらも入居可能

有料老人ホームでは、上記の3つの入居者タイプに分けられている場合が多く、「自立型」や「混在型」を選択した場合、看護師の仕事として医療行為は少なくなりますが、勤務先によっては介護スタッフと同様の仕事を行う場合もあり、注意が必要です。

入居者数と看護体制を確認する

「介護付き有料老人ホーム」以外は、介護職(介護士・介護スタッフ)と看護職(看護師)等の人員基準は決められておらず、必要数の配置となっております。

そのため、看護師として有料老人ホームに転職する場合は、以下のことを必ず確認しましょう。

  • 入居者の在籍人数と定員数の確認
  • 介護スタッフの人数の確認
  • 看護師の人数の確認

また、可能であれば入居者に要介護者がいる場合、入居者30名に対して、介護スタッフ3名以上、看護師1名以上の有料老人ホームを選択しておきましょう。

さらに、入居者と関わる時間を増やしたい希望がある看護師は、定員数が30名~50名に留めていたほうが時間を作りやすい可能性があります。

急変対応に慣れていない場合などは、日勤帯は2人以上看護師が常駐する有料老人ホームの方が、急変時に相談し合うことも可能になるため、常勤看護師の人数も確認しておきましょう。

仕事内容の詳細・看護師が行う医療行為を確認する

特に有料老人ホームに初めて転職する看護師の場合は、以下の仕事内容詳細を面接時等に確認しておきましょう。

  • 看護師として行う介護業務の有無について
  • 行う医療処置の種類について
  • 置いている医療器具等の確認
  • 緊急時などのマニュアルの有無について
  • その他、仕事内容の詳細について

簡単な医療処置は問題ありませんが、実際実施したことのない医療行為の場合は自己学習をし、理解を深める必要があります。

また、特に注意したいこととしては、有料老人ホームによって看護師の仕事内容が大きく異なる場合があり、ミスマッチを防ぐために必ず確認しておきましょう。

経営者や施設長の経営方針を確認する

他の介護施設である、介護老人保健施設(老健)や、特別養護老人ホーム(特養)と比較し、有料老人ホームは民間企業でも参入する(事業を行う)ことが可能です。

また、経営者(オーナー)や施設長が医療や介護に詳しくない場合も多くあり、働く看護師としては転職前に以下の経営方針を確認しておく必要があります

  • 有料老人ホームを設立した経緯や社歴の確認
  • 経営方針や経営理念の確認(共感できるかどうか)
  • 会社としての社会貢献の度合いなどを確認

病院と比較した場合、有料老人ホームはサービス業に近い考え方をしているため、看護師として違和感を覚える場合も多いと言えます。

そのため、看護師として医療機関ではなく、一般企業に転職する気持ちで臨むと良いでしょう。

経営する母体が医療関係の組織や病院の場合は、入居者の緊急搬送も行いやすく、看護師としてギャップも少ない場合も多いため、選択しても良いでしょう。

夜勤・オンコールの有無を確認する

有料老人ホームでは以下のような夜勤勤務のパターンがあります。

  1. 介護スタッフのみが夜勤をする場合
  2. 看護師と介護スタッフ混合で夜勤交代を行う場合
  3. 看護師はオンコールで対応する場合
  4. 夜勤がない場合

介護付き有料老人ホーム以外は、介護スタッフの24時間体制が義務付けられていないため、夜勤がない場合もあります。

そのため、看護師自身の希望条件に合わせて選択するとともに、夜勤があれば「月の夜勤回数」「夜勤看護師・介護スタッフの人数」などを確認しておきましょう。

また、オンコールの場合は「オンコール手当の詳細」と「オンコールの頻度」「オンコールの連絡の内容詳細」などについて確認は行ってください。

施設見学には必ず行くこと

有料老人ホームへ看護師転職する場合は、面接時でも良いので施設内の見学や説明を行ってもらってから、転職決定の判断をしましょう

施設見学で行いたいことは以下の通りです。

  • 職場自体の雰囲気を確認する
  • スタッフが挨拶してくれるかを確認する
  • 入居者に対して人員が確保されているか確認する
  • 施設内の掃除がいきわたっているか確認する
  • 出来れば施設長や働いている看護師と話をする
  • 季節を感じる飾りがあるかどうか(スタッフの細やかな心遣い)

抽象的な表現の部分も多いですが、有料老人ホームの施設見学をすることで、働いているスタッフの満足度や人間関係なども判断することが可能です。

看護師にとって働きやすい施設選択を行うためのポイントになるため、必ず行っておきましょう。

求人数は多く看護師転職サイトを活用する

多くの有料老人ホームでは、看護師の人数が足りず、転職する場合看護師求人は比較的豊富にあります

そのため、忙しい有料老人ホームや、スタッフ全体の教育体制が整っていない有料老人ホーム、利用者に人気がない有料老人ホームなど様々です。

上記で説明したことを判断するためにも、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)は必ず活用しておきましょう。

希望条件を伝えるだけで、条件に合う有料老人ホームをピックアップしてくれ、聞きにくい質問(スタッフの人間関係や給与や待遇関係、業務内容・仕事はハードかなど)の詳細も面接時に自分で確認する必要がなく、専任の担当者が聞いてくれます。

また、病院と違い有料老人ホームの見学は個人では行いにくいですが、看護師転職サイトを利用することで、施設見学の設定まで行ってくれます。

有料老人ホームの求人数が多い転職サイト

有料老人ホームの求人数が多い転職サイト

看護師として有料老人ホームへ転職、又はパート・アルバイト求人を探す場合は、以下でおすすめする求人数が多い看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を活用しましょう。

有料老人ホームの求人数が多く、かつ以下の条件に当てはまる看護師転職サイトをピックアップしています。

  • 履歴書や職務経歴書の添削・アドバイスを行ってくれる
  • 転職支援サービスが充実している
  • 利用する看護師に人気が高い
  • 施設見学のアポイントを設定してくれ施設情報も良く知っている

また、有料老人ホームは民間施設が運営しているため、履歴書・職務経歴書、面接などはマナーやルールを守った対応が必要なため、看護師転職サイトの担当者に確認しましょう。

看護師転職サイトは専任の担当者の良し悪しによって決まるため、以下3社とも登録を行い比較しながら求人を探し、最終的には利用は1つに絞り込む方法がおすすめです。

有料老人ホーム多数!レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数153,588件
(2024年4月1日時点)
非公開求人豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤、派遣、紹介予定派遣
対応施設総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、看護師転職サイトの中でも一番看護師求人数が多く、有料老人ホームの看護師求人はとても豊富です。

そのため、看護師の希望条件に合わせた施設が見つかりやすいと言えます。

さらに、派遣や定期的に施設に対してインタビューを実施しているため、施設内情報を多く保有している看護師転職サイトのため利用は必須です。

看護師が働きやすい有料老人ホームへ転職を考える場合や、希望条件がある場合は特に利用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

規模が大きい介護施設多数!マイナビ看護師

マイナビ看護師

転職相談面接対策条件交渉退職相談
2重丸2重丸2重丸2重丸
サイト名マイナビ看護師
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数81,127件
(2024年4月1日時点)
非公開求人とても豊富(保有求人全体の約40%非公開)
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー
対応 雇用形態正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
対応 勤務形態常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従
対応施設病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他
対応 診療科目美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科
対応配属先病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・転職の相談から行える
・キャリアアドバイザー親切丁寧
・退職交渉も可能
・企業系のレア求人を豊富に保有

マイナビ看護師は、公開している看護師求人は少ないですが、非公開求人(インターネット上に出ない求人)も豊富にあり、マイナビグループとして、規模が大きな有料老人ホームも多いです。

そのため、看護師が複数人在籍している大規模な有料老人ホームを探す場合は特に利用しておきましょう

また、担当者も丁寧にアドバイスしてくれるため、初めて看護師転職を行う方は利用必須です。

公式サイト:https://kango.mynavi.jp/

介護施設の転職にも強い!看護roo!

看護roo!

転職相談面接対策条件交渉退職相談
まるまる2重丸三角
サイト名看護roo!
運営会社株式会社クイック
公開求人数84,948件
(2024年4月1日時点)
非公開求人豊富
対応職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、看護学生
対応 雇用形態正社員、パート・アルバイト、一般派遣
対応 勤務形態常勤(夜勤あり)、常勤(日勤のみ)、非常勤
対応施設一般病院、大学病院、一般+療養、療養型病院、精神病院、クリニック、訪問看護、介護施設、健診センター、保育園・学校、その他施設
対応配属先病棟、外来、オペ室(手術室)、救急外来、ICU系、透析、訪問看護、介護・福祉系、健診・検診、保育園・学校、訪問診療、内視鏡、その他
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴・転職支援ツールの提供が豊富

看護roo!は、看護師の介護施設求人にも力を入れており、多くの介護施設求人を全国的に取り扱っています。

そのため、有料老人ホームや介護老人保健施設、特別養護老人ホームなど、どの介護施設に転職するか迷っている場合は利用しておきましょう。

また、電話のやり取りよりもメールやLINEなどを利用したやり取りを行うと、看護師自身のペースで転職まで可能です。

公式サイト:https://www.kango-roo.com/

まとめ

有料老人ホームは「介護付き・住宅型・健康型(自立型)」と3つの種類があり、施設によって様々な特色があります。

看護師転職後にイメージと違い戸惑ってしまわないよう以下のように、どのような有料老人ホームなのかを必ず確認しておきましょう。

  • 施設に常駐している看護師の人数(看護体制)
  • 看護師が行う医療行為の種類
  • 夜勤・オンコール体制の有無
  • 介護業務を行うことはあるのか
  • 入居者の介護度

有料老人ホームの施設を選ぶ参考にしながら自分の働き方の希望と擦り合わせましょう。

近年、ダブルワーク(アルバイト)などで有料老人ホームの夜勤や日勤を行う看護師も増えてきました。

初めて有料老人ホームに転職する場合は、職場や仕事内容のイメージを分かるために、転職ではなくパート・アルバイトから始めてみましょう。

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運営会社株式会社peko
会社ホームページhttps://peko.co.jp/
所在地〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F
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資本金14,000,000円
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  • 有料職業紹介事業
  • キャリアメディア事業
  • インターネット広告事業
  • SEOコンサルティング事業等
厚生労働大臣許認可有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509
(厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細
特定募集情報等提供事業:51-募-000760
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キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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