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最終更新日:2024年3月18日
看護師の口コミ一覧3
職場の人間関係や雰囲気・2021年頃(正職員)
病院全体の職員の年齢層は50-60代と高齢な方が多く、30代でも若手という扱いでした。
急性期病棟に1年6ヶ月配属されていたのですが、いいこともあれば大半は悪いことばかりでした。
そこでの看護師、准看護師、看護補助さんは他の病院で技術を磨いた後に入職しているためか、1人1人の技術力は高いです。
ただチーム医療としてみると仕事だからやっている方はいますが、看護職同士、看護補助と看護師など陰口が見られる場所が多々あり、(看護補助の意見に対して看護師は口を挟むなと陰口は言う、看護補助同士で仕事が出来ていない、脇が臭いなど)本当の人間関係という意味ではよくないなと思いました。
年功序列のせいなのか、キャリアが上の方には腰が痛い(本当なのかもしれませんが)という理由で、ナースステーションからあまり出ず、責任者業務をされていた方もいました。
夜勤は夜勤専従の看護師、准看護師の方がおられて、その方々の方が仕事としてはためになり、勉強になることが多くありました。
急性期病棟は職員の定着率が悪く、優秀な方ほど2-3か月に数人、様々な理由で退職される方が多かったです。
そのような理由があって師長の人事変更が2回程ありました。
しかし、それ以外の療養期や回復期病棟は穏やかで、人間関係は良好なものでした。師長の定着率は長く、その人柄が病棟に表れているのだなと思いました。
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設備や働く環境・2021年頃(正職員)
設備は古いです。回復期病棟は今時珍しい畳の病室で、布団を敷いて就寝されていました。現在は新病棟が出来て改善されているのかもしれませんが、エレベーターも無く階段や坂が多いです。
入浴が週に2回、午前と午後に分かれています。車椅子を使う患者さんは急な坂道を下らなければならないので、間違えて転倒させたりすると危険なので体力を使います。
患者さんの配膳車を乗せるエレベーターも古く、使い方の手順を間違えると壊れてしまし、修理が出来ない代物でした。
看護補助さんの中には2回程手順を守らずに使い、危うく壊れてしまうかもしれないという方がおり、その人はエレベーター使用禁止令が出るほどでした。
カルテは紙カルテで、日々の記録が分厚くなり、開いたり用紙を差し込むのが大変でした。
半年に一度、更新をし、過去の記録はまとめて以前寮として使われていた建物へ保管する業務があり、体力を使いました。
週に2回患者さんが売店へ買い物をするのですが、脱走しないように一部を除いて職員で見守りをする業務がありました。
酸素吸入が必要な患者さんには壁から酸素が出るのではなく、酸素ボンベから直接吸入する方法でした。急性期病棟は2階にあり、酸素ボンベは1階にあります。そのため、男性職員は階段を使って酸素ボンベを複数本担いで運ばなければなりません。体力は使うし、危険を伴いました。
採血も月に1度あるのですが、人数が多いわりに制限時間もあり、時間に追われるように採血を行っていました。
精神科病棟のためか、保護室という個室があるのですが、そこはとても古く独房というイメージが強いです。
扉の鍵も木材を入れてそこに杭を打ち付けるタイプのものでした。
休憩時間はありますが、看護記録の量が多く、休める時間は少ないです。
夜勤も看護職員2人態勢でした。男性女性でペアを組んで仕事をしますが、コロナウイルスで男性職員が一気に退職したので、現在は女性看護職員同士のペアで働いているそうです。
夜勤看護師の業務軽減のために遅出、遅遅出というのもありましたが、コロナウイルス発生時、遅遅出が22時23時まで残って夜勤専門の方と交代することが多々あり精神的にもまいってしまいました。
勉強会もコロナウイルスの関係でネットに移行しており、あまりありませんでした。そのため、新人が学ぶことは少ないのかなと思います。
食事も安い食材を使っているせいか、あまりおいしそうではありませんでした。トイレもあまり清潔感がある方ではありませんでした。
更衣室も古く、2階建てのバラック小屋のイメージがありました。
新病棟が出来たので旧回復期病棟を更衣室にするそうです。
ただこれは急性期病棟だけの話で、それ以外の病棟ではそのような話はありませn。人事の采配がうまく行っておらず、急性期病棟では力が発揮しなかった方も、回復期病棟では頼れる人材に成長しているということがありました。
また、看護補助さん達と親しくなり、関わりを通じて補助さんも含めてチーム医療なのだと思えました。
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退職・復職・転職などの理由・2021年頃(正職員)
私が退職した理由は、コロナウイルスで病棟がパンデミックになった際、あまりにも忙しくなったためです。
休みたくても休めない日々が続きました。
また、このままだとスキルアップができないと思い退職を決意しました。
急性期病棟は保護室というものがあり、知的障害のある患者さんや暴力的な患者さんが入っています。
そこに入っている患者さんに対して「患者=囚人、看護職=看守」というイメージが自分の中に植え込まれてしまい「患者に寄り添った看護」を理想に思っていた私は、暴力的になりつつあった自分との理想と現実の差に悩んでいました。
現在は転職して暴力的にもなっておらず、心穏やかに働いています。
しかし、当時のことを振り返ると後悔することがあります。
病気を理由に休職→復職をされた方もいますが、退職→復職された方はいません。私も復職する気はありません。
「當麻病院での常識は他では使えない」と言うほど、他の病院で行われている看護意識との差は大きいです。ひと昔前の精神科病院でしか働けないという方ならお勧めします。
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