看護師の病院・クリニックの口コミ「はたらきナース」

訪問看護師は、在宅療養をする患者・その患者を支える家族の療養生活を見守る役割があります。

初めての在宅看護では、物品が不足していたり、やり方が分からなかったりする家族も多く、病院看護と同じ目的でありながら、うまく代用したり簡易化したりすることも多いです。

在宅看護では、病院と違って、いかに窮屈でなく楽に自宅でゆっくりと過ごすか、ということが大切になると私は考えています。

このページでは、そんな在宅看護において、私が日々訪問看護師として工夫している10のコトをご紹介します。

利用者・家族と積極的に会話する

利用者・家族と積極的に会話する

「工夫」という大きなものではありませんが、訪問看護において利用者やその家族と積極的に会話することを私は意識するようにしています。

理由としては、利用者やその家族から悩みや不安や愚痴を聞いたり世間話をしたりするのも訪問看護師の重要な役割だと考えており、訪問看護師との何気無い会話が積み重なって厚い信頼関係になることも多いためです。

また、会話の中から様々な問題解決の糸口を見つけることもあります。

[aside type=”normal”]在宅看護をしている患者や家族は、デイサービスなどへの通所と病院通院ばかりが社会的関わりになりがちです。訪問看護師が来た、というチャンスにここぞとばかり話が止まらない方もいます。ときには、訪問したとき利用者本人ではなくほとんど家族と話しているということもあります。

しかし、面倒くさいと感じることなく、対応することをお勧めします。

何より訪問看護師が来てくれることが患者・家族の心の安定になる、とよく言われるのは、在宅看護がそれぞれ苦労や不安の中ぎりぎりの状態という人が多いということかもしれません。[/aside]

内服はカレンダーに直接貼る

内服はカレンダーに直接貼る

一人暮らしの利用者や、内服を忘れてしまう方に自分できちんと内服してもらうためには、工夫が必要です。

内服ケースなども市販されていますが、簡単でいつ飲み忘れたかという日にちも後から判別しやすいのは、多くの家庭にある壁掛けカレンダーに直接貼り付ける方法です。

その日にちになったら、日付に貼ってある薬を剥がして飲めばいいので、本人も分かりやすいです。

ただ、一日3回など複数内服薬がある人には難しいので、日めくりカレンダーなどを作製して一枚に朝・昼・夕・眠前と分けて貼り、毎日めくってもらう方法を取ります。

また、病院や施設では、処方された薬は処方通りに服用することが原則ですが、在宅看護ではいかに負担なく必要分を服用できるかが重要です。

どうしても飲み忘れや嚥下が困難などの問題があれば、主治医と相談して内服薬を整理したり、夕と眠前の服用をまとめて回数を減らしたりするなど工夫をします。

[aside type=”normal”]さらに、内科と整形外科、耳鼻科など複数診療科を受診している場合は、それぞれで受診後に処方薬が出されます。

各科で一包化されていても、薬包が何袋もあるとどれかを飲み忘れてしまうので、訪問看護師が全てをまとめて一包化して整頓した上でセッティングすることも私は行っています。[/aside]

身体抑制はしないで安全を守る

身体抑制はしないで安全を守る

在宅看護では、自由にゆったりと自分らしく生活できることが醍醐味でもあるため、余程のことがなければ身体抑制は行わないように私は工夫しています。

[aside type=”normal”]例えば、中心静脈カテーテルが挿入されていて認知症があっても、ミトンをすることはなく、ルートを固定したり衣類の中に隠したりと工夫をし、手足は自由に動かせるようにします。[/aside]

時には、自己抜去も起こりますが、できるだけ自由を維持しながら安全を守るように考えながら私は在宅看護を行っています。

汚物は新聞紙にくるんでからビニール袋へ入れる

汚物は新聞紙にくるんでからビニール袋へ入れる

訪問看護において利用者の排泄物は毎日大きなゴミとなります。

大規模マンションでは24時間対応のゴミステーションがあるのですぐに捨てられますが、ほとんどの方はゴミの日になるまでその排泄物を溜めて置いておかなければなりません。

私はなるべく臭いを発しないように工夫するために、汚物を新聞紙に圧縮しながらくるみ、それからビニール袋に入れて閉じます。

新聞紙にくるんでおけば、直接ビニール袋にいれるよりも臭いを閉じ込めることができます。

[aside type=”normal”]最近では新聞を取っていない家庭も多いのですが、近所の方に分けてもらったりインターネットで新聞紙をキロ単位で購入したりすることもあるようです。[/aside]

下剤を調整しながら浣腸と摘便を組み合わせる

下剤を調整しながら浣腸と摘便を組み合わせる

訪問看護師の提供技術で1番多いと言っても過言ではないのが浣腸・摘便です。

訪問看護では、数種類ある下剤から本人の便の傾向に合わせて調整して、自己排便できる便と腸の状態に整えた上で、適宜浣腸や摘便を行うという合わせ技で排便コントロールをします。

浣腸や摘便をしても、便が降りて来ていなければ不快なだけなので、この組み合わせは必須だと私は考えています。

また、自分でどのように調整すれば良いのか分からないため、全て看護師にお任せするという方も多いのですが、病院受診の時に便が出たらオムツ処置に困るから受診後に出して欲しいなどの要望も多く聞かれ、外出に合わせたコントロールも訪問看護師が行います。

[aside type=”normal”]多くの方が排便コントロールをできなかったり怒責がかけにくかったりと支援が必要で、便秘で苦しくて救急車を呼んでしまうという方も実際にいます。

そのくらい、便秘の問題は本人にとってかなり深刻で、毎日のように便のことを考えているという方も多いのです。[/aside]

安易に「尿道留置カテーテル」を選択しない

安易に「尿道留置カテーテル」を選択しない

病院や施設では、トイレ排泄が困難だと尿道留置カテーテルという選択を安易にすることもあります。

介護する側も失禁のたびにオムツ交換や保清をすることなく、本人も濡れた不快を感じることがないので楽そうに見えますが、長期留置するとデメリットもあります。

感染などの合併症リスクだけでなく尿意を感じにくくなったり、本当の尿閉を招いたりすることもあり、排泄という離床機会を失い寝たきり状態が進行することもあるため、在宅看護ではできるだけ選択をしないように私は工夫をしています。

頻繁に排泄介助できる環境ではないのに、尿量が多く漏れてしまうという女性の場合は、尿取りパッドを平らに敷くのに加えて尿取りパッドをジャバラに折って陰部に当てがいます。

そうすると、ジャバラに折った尿取りパッドがまず全体的に吸収してくれるので、臀部側まで汚染されず、皮膚トラブルも起きづらくなります。

[aside type=”normal”]排泄介助・保清をする側も、ジャバラパッドの交換だけで済むこともあるので、体位交換しながらオムツを締め直す必要がなく簡単です。[/aside]

また、最近では男性用尿取りパッドとして製品が販売されていますが、わざわざ購入しなくても大丈夫です。

尿取りパッドの長い一辺の中央のヒダに5cmほどの穴を開けて男性陰部を差し込み包めば陰部の先から出る尿をしっかりキャッチしてくれます。

[aside type=”normal”]できることなら、トイレ排泄へ誘導、無理ならポータブルトイレへ誘導、それも難しかったらオムツ内で排泄、というようになるべく自然に近い形にしています。

もし家族に排泄介助の負担があるなら、それをまかなうための人(ヘルパーや看護師)をうまく時間ごとに割り当てて導入すれば良いことです。[/aside]

陰部洗浄ボトルはペットボトルで作製

陰部洗浄ボトルはペットボトルで作製

看護師なら、陰部の保清で洗浄をすることは常識ですが、介護や看護を未経験な方は排泄後にティッシュペーパーやお尻拭きで拭き取ればいいと思っている方が多いです。

お尻拭きで何度もこすって皮膚トラブルが起きてしまい、確認すると陰部洗浄用のボトルはおろか、「洗う??ベッドでどうやって?」と洗浄すればいいことさえ知らない、ということがよくあります。

病院で使っているような立派な陰部洗浄用のボトルを購入しなくても、家庭で飲み終わったペッドボトルの蓋にきり等で数カ所穴を開けて簡単に作製できます

意外とシャワー圧がしっかり出て、つかみやすく、汚れが気になったら漂白除菌するより破棄してまた作り直すことができるのも魅力的です。

また、ペットボトルがない家庭なら、紙コップでも代用できます。

点滴スタンド代わりにS字フックやハンガーを使用

点滴スタンド代わりにS字フックやハンガーを使用

在宅で点滴治療をすることになった場合、点滴スタンドをレンタルもできますが、起き上がって自宅内移動をするということがなければ点滴スタンドの代わりにS字フックをカーテンレールや鴨居に引っ掛けて点滴をぶら下げます

S字フックがないときは、ハンガーの頭部分に点滴の穴を通してハンガーごと引っ掛ける方法で十分です。

カーテンレールや鴨居などがベッド近くになく、ハンガーラックなどに掛けると高さが得られず点滴が落ちにくいこともありますが、家庭にある物品で代用できます

家族が疲れたときはレスパイトをすすめる

家族が疲れたときはレスパイトをすすめる

どんなに若く健康な人が家族にいて介護ができるといっても、24時間365日の介護は大変な苦労があります。

また家族は、「家族がみて当たり前」「見捨てられない」などの思いから、一生懸命に負担を自ら背負ってしまいがちです。

肉体的疲労だけでなく精神的疲労も大きいので、家族の健康状態も観察し、疲れが見えた時にはレスパイトをすすめるのも訪問看護師の大切な役割です。

[aside type=”normal”]レスパイトとは、介護に関わる家族が倒れたら介護力を失い患者を支えられなくなる、ということから、家族が一時的に介護から離れて休息が取れるようにする支援のことで、レスパイト目的のショートステイ受け入れや短期入院が可能な病院も増えてきています。[/aside]

最近では家族も家族の人生を充実させながらプロが介護を請け負うということで介護保険を利用できるように価値観が変わってきています。

プロに任せてもいいのだ、自分自身にも休息が必要だ、と家族が罪悪感がないように声かけをすることが大切です。

介護保険と医療保険のどちらで利用するべきか検討する

介護保険と医療保険のどちらで利用するべきか検討する

現在の介護保険制度は、日常生活動作の自立度で介護認定をはかるようになっていて、実際の精神状態や認知症状から生じる介護度とは異なる認定になることもあります

また、病状悪化や改善があっても介護認定が迅速に変更されないので、使いたい介護保険点数が使えないことも多いのです。

看護師にもっと訪問して欲しい、と患者・家族が希望しても、介護保険点数不足で訪問回数が増やせないことがあります

その場合、基礎疾患が難病など特定疾患ならば医療保険によって主治医の指示で訪問看護をできます。

特別指示では2週間毎日訪問できる上、自己負担上限額があるなど患者・家族にとって経済的にも助かります。

介護保険で訪問する方がいいのか、医療保険で訪問するか、その患者や家族の病状や介護体制、看護師に要望されている看護技術などを考慮しながら提案する必要があります。

最後に

在宅看護は家庭ごとに方法が違うので、試行錯誤の繰り返しですが、大切なのは、患者も家族も一生懸命頑張りすぎないようにすることです。

小さな工夫で力を抜いて楽に過ごせることもあるので、そうした工夫を伝えられるような信頼関係を築いていってください。

看護師の仕事をするだけでもハードなので、帰宅後に家庭の仕事をするのは大変だという方も多いです。私は6歳と3歳の子供を持ち、子供がそれぞれ1歳頃になったときから復職し、看護師として働いています。

私の経験、他の看護師の経験を元に仕事と家庭を両立してそれぞれをうまくこなしていくため「家族の協力」「家事・育児」「看護師の仕事」「両立するため自分のために行うこと」などの豆知識をご紹介していきます。

家族の協力に関して

家族の協力に関して

画像:shutterstock

復職する時や、新しく仕事を始めるとき、仕事の内容・環境が変わる時、子供が生まれたときに、家族と家事分担やそれぞれの負担と協力についてよく話し合うことは大切です。

私の意見も含めて看護師たちの豆知識を確認していきましょう。

 

家族との家事分担を最初に決めておく

看護師 体験談(40歳/神奈川県)

私は看護師の仕事をすることで1日のうち家庭に割ける時間は少なくなるため、家庭での家族の役割分担は必須でした。

ポイントとしては、「働く前(復職前)」や「結婚しても働くと決めたとき」などに、役割分担を決めました。

後になってから、「やっぱりできない、手伝って欲しい」というと、家族の中でも混乱しますし、家族関係に問題が生じることもあるためです。

また、「気づいてくれない」と嘆くより、自分から「これを協力して欲しい」と具体的に伝えることで理解されやすくなります。

 

日勤や夜勤などのシフトを家族で共有する

看護師 体験談(群馬県/38歳)

看護師は、カレンダー通りの出勤ではなく、休日が不定期なことや、日勤や夜勤が混ざる勤務になりがちです。

私は、自分だけがそのシフトを把握して直前に知らせるのではなく、家族みんなで共有できるように1ヶ月の予定をカレンダーに記入して見てもらうようにしています

このことにより、

など、家族の協力を得やすくなります。

 

夫のやる気を引き出して協力してもらう

看護師 体験談(神奈川県/29歳)

私は、子持ちの共働き夫婦は夫の協力がなければ成り立たないと思っています。

そのため、家事も育児も夫にどんどんやってもらうようにしています。

ただ、やって当たり前というような押しつけでは旦那さんが潰れてしまいますので、あくまで「あなたの助けが必要なの」というスタンスで、「夫にお願いする」という態度でいたほうがうまく行くと思います。

「それぐらいやってよ」と思うかもしれませんが、旦那さんも会社で大変な思いをして働いており、それは子供が生まれてからも変わりません。

いきなりあれもこれも家での仕事が増えてしまうとキャパオーバーになってしまいます。

少しずつ慣れてもらうことを前提に、習慣化されるまで粘り強く頑張ります。

[aside type=”normal”]子供のおむつ替え、食事、お風呂、寝かしつけ、洗い物や掃除、洗濯など、私は夫がしてくれた育児、家事の良い所だけを褒めて、洗濯ものがシワシワで干してあるなどの抜けているところはこっそり行います。[/aside]

細かいところまで言ってしまうと機嫌をそこねてしまうので、さりげなく手を出すようにして、やる気をキープできるようにしています。

 

子供が小さい時から旦那さんには子育て慣れしてもらう

看護師 体験談(埼玉県/33歳)

本来、子育ては夫婦でするものですし、看護師の方は一般的な会社員よりもお給料が良いので、経済的には十分家庭に貢献しているはずです。

しかし、どうしても「旦那さん=仕事」「奥さん=子育て」という固定概念が抜け切れていない家庭が多いと思います。

そのため私は、子供を産む前に、できるだけ「子育ては夫婦で協力する」という方針にし、子供が小さい内から、旦那さんにも子育てに慣れてもらうようにしました。

看護師として子育てを両立させるなら、旦那さんの協力は絶対に必要です。出産前にきちんと夫婦で話し合っておくことで、あとあとの苦労は軽減できるかもしれません。

 

家庭の家事・育児に関して

家庭の家事・育児に関して

画像:shutterstock

仕事と家庭をうまく両立させていくためには、家族全員が無理をしないことが大切です。

特に完璧主義者の人は注意してください。

 

完璧を求めないようにしている

看護師 体験談(40歳/神奈川県)

私は仕事と家庭を両立するために、家庭や仕事に完璧を求めないようにしています

例えば、普段はおおまかな掃除だけで細かな掃除は週末だけ、食事は自炊に外食や惣菜を取り入れて、洗濯も数日分まとめて洗濯乾燥、などある程度は目をつぶり、少しは手を抜いてでも自分と家族が楽であるようにすることを心がけています。

 

他人と比べないことにしている

看護師 体験談(東京都/28歳)

「隣の芝は青く見える」というように、人の家庭は良く見えるものだと思います。

しかし、人の家庭は人の家庭であり、外から見えるものは素晴らしくても、内情は分かりません。

そのため、私は他の人ができていることだから自分もできるはず、などと自分のハードルを上げないように注意しています。

自分は自分、私たちは私たちのやり方がある、というように自信を持って両立しています。

 

時間の使い方を工夫している

看護師 体験談(東京都/31歳)

私は家事に対して時間の使い方を工夫しています。

わずかな時間ですが、朝の洗濯物の時間が無くなればもう少し朝の時間も余裕が出ると思い、洗濯は夜にしてしまうことにしています。

また、空いた時間の朝に夕食の下ごしらえまで簡単にしておくことで、早めの夕食、早めの就寝をすることが可能になっています。

買い物は一週間分の献立を一気に考えて買い物に行くようにもしています。

 

便利なサービスを利用している

看護師 体験談(40歳/神奈川県)

家事を楽にする便利な家電や、個配の食材、家事代行サービスなど、便利なものをうまく使うようにしています。

初めは抵抗が私もありましたが、特に家事代行サービスは掃除や洗濯、夕飯の支度も行ってくれるので便利です。

私の考え方として、お金がかかるものですが、時間を短縮できて家族とコミュニケーションを取る時間を作れると思えば、決して無駄なことではないと思っています。

家事や育児で「何に一番ストレスを感じるのか」「何を手助けして貰えれば嬉しいか」などを常に考えて便利なサービスを選ぶようにしています。

 

朝活をしている

看護師 体験談(東京都/27歳)

私の場合、「朝活」のような感じで朝は4時50分~5時の間で起床し、身支度を整えながら、洗濯を回すなど一度に物事を並行して活動しています。

朝活という名の「朝家事」は慣れてくると時間の使い方がうまくなり、余った時間で掃除などもできます。朝のほんの少しの頑張りが一日にゆとりを持たせてくれ、家事が回り、おまけに家の中も綺麗だと朝からテンションが上がります。

思いがけず、子供が5時頃に一緒に起きてしまうことも度々あり、その時は「できる限りのところまで」と自分で決めていました。

 

食事の支度は朝まとめて一日分行う

看護師 体験談(北海道/35歳)

私の働いているクリニックは朝が早いので、私が家を出る頃はまだ家族は皆、寝ています。

そのため、毎朝5時に起きて家族全員分の朝食の準備し、お弁当を作り、夕飯の下ごしらえも一気にやってしまいます

食事の献立は一週間分立てておきます。メイン7食と副食を7食、それに汁物のメニューを7食、紙に書きだして、それぞれその日の気分で組み合わせて作ります。

献立をあらかじめざっくりと決めておいた方が、無駄なく買い物もできますし、「今夜は何にしようかな」などと考える手間が省けます。

また、冷蔵庫にはきんぴらごぼうや煮豆、そぼろ煮などの作り置きの副食が4種類ほどつねにストックしてあるので、おかずの足しにしたり、お弁当の隙間に詰めたりと色々活躍してくれます。

 

看護師の仕事や職場に関して

看護師の仕事や職場に関して

画像:shutterstock

仕事と家庭を両立しやすい職場は、「仕事と家庭を両立して頑張っているスタッフがいる職場」ではないでしょうか。

同じような境遇で両立してきた先輩・上司がいれば、同じような悩みを経験しながらそれを克服しているので、自分が悩んだ時も相談しやすいですし、仕事環境はより良く改善されていると期待できます。

 

いざという時に頼りにするところを見つけておく

看護師 体験談(40歳/神奈川県)

私は、家庭で何かが合った場合、家族の急病や学校の行事などがあった場合などのことを考えて、頼れるところを見つけて確保しています。

主に、子どもを預ける病児保育室・ベビーシッター・ファミリーサポートの登録、学校行事の参加・送迎を祖父母にお願いするなどのことを行っています。

また、自分自身が体調不良になったときなど、ちょっと手伝って欲しいというときに頼れるところがあると安心して仕事に集中できています。

 

オンとオフをしっかり区別する

看護師 体験談(神奈川県/36歳)

私は、家庭に仕事を持ち込まないルールにしています。

そのため、少し辛いですが「仕事の話」や「嫌だったこと」「愚痴」などは一切家庭では話さないようにオンとオフを区別しています

家庭に帰ってきたら、しっかり仕事モードをオフすることは、自分の精神上望ましいだけでなく、家族にとっても望ましいことだと思っています。

働きたいのは私の希望なので、夫の話をしっかりと聞くようにしていますし、頑張って働いていると感じてもらえサポートもしてくれています。

 

育児に協力的な職場を選びました

看護師 体験談私は看護師の仕事と家庭を両立するためには、働く職場が育児に協力的かどうかを重視しています。

協力的とは、師長(上司)が子育て経験があるのか、周囲の看護師が子育て中であるのかなどです。

子供はいつ体調が悪くなるのか予測できませんし、朝機嫌が良く熱が無かったのに保育園に行っている最中に発熱の連絡が、なんてことはよくあることです。そんな時でも、すぐに対応してくれる、理解してくれる職場は働く私にとって何よりありがたいものです。

そのため、職場を選ぶときには、育児経験、育児中の看護師が多い職場を選ぶようにしています。

 

子育て中だったので夜勤の無い職場を選びました

看護師 体験談(北海道/35歳)

子供が熱でも家族に預けて夜勤に出かけてしまうことが心苦しい経験がありました。

そのため、私は家庭と仕事を両立するために、夜勤がない職場や、日勤のみの仕事を必ず選ぶようにしています。

子供が大きくなるまで子供に負担がかからないような働き方を選ぶことが大切だと考えています。

 

時間的拘束が少ない仕事を選ぶこと

看護師 体験談(静岡県/29歳)

私は、家庭と看護師の仕事を両立しやすい勤務条件としては、時間的拘束が少ないパート・非常勤や時短勤務、単発アルバイトなどです。

重要な役職に付かないので責任が軽く、勤務時間が終わればすぐに切り替えて家庭に帰れるという点で、オンとオフの割り切りがしやすいと思います。

そのため、今はパート看護師として介護施設で働いています。

 

自分の生活に合った仕事を考える

看護師 体験談(茨木県/36歳)

私は子供が3人いますが、復職するたびに職場を変えています。

そのため、時短勤務やパート、派遣などの勤務形態だけでなく、病院・クリニック・訪問看護・保育園などの仕事内容も変更しています。

理由としては、子供の成長や家族での考え方の変化によって、ライフスタイルが変わるからです。

私は、「現状の」生活に合っている仕事かを大切にしながら、看護師と家庭を両立しています

出来れば、看護師としてのキャリア設計とともに家族との将来設計も擦り合わせてベストな働き方を選択することをしたいと考えています。

 

両立のために自分が行いたいこと

両立のために自分が行いたいこと

画像:shutterstock

家族の幸せや家庭の両立を考えていると、自分のことがおろそかになりがちです。

あなたも家族の一員であることを理解し、家庭と仕事を上手く両立しましょう。

 

自分の時間を持つようにしている

看護師 体験談(40歳/神奈川県)

看護師の仕事を行い、家庭では家庭の役割を果たしていると、なかなか自分だけの時間を持つことは難しいかもしれません。

それでも私は、短時間でも自分自身のために使う時間を作るようにしています。

自分に余裕がないと仕事でもミスをしたり、家庭でもイライラしたりしますから、心に余裕を持てることは両方に良い影響をもたらすからです。

家族の理解と協力が必要ですが、自分の好きなことを行うことや、外へ出かけて一人で過ごす時間を持つと、とても心がリフレッシュします。

 

疲れたら寝ることにしています

看護師 体験談(32歳/大阪府)

勤務している職場にもよりますが、看護師は大半が重労働です。

私は仕事を始めたとき、仕事も忙しく家庭のこともあり、夜に寝ることが出来ませんでした。

「眠れないなら家事をしてしまおう」とか、「寝ている暇はない」などと休まずに行動したため、後に必ず負担が来ていました。

そのため、「疲れたときは家事を考えずに寝てしまう」という行動を取り、夫にも理解してもらっています

 

食事には気を付けています

看護師 体験談(33歳/東京都)

看護師の仕事も家事も育児も自分の体が資本です。

そのため、健康な身体作りには、休息と「食事」が必要なため、食事だけは気を付けるようにしています。

私は「健康のバランスを考えた食事を取ること」「不規則な時間に食事を取らないこと」「食事を抜かないこと」など気を付けています。

 

適度にリフレッシュするようにしている

看護師 体験談(福岡県/31歳)

私が勤めていた病院の託児所は、仕事が休みでも預けて大丈夫でしたので子供を預けて1人でゆっくりお茶したり、普段できない買い物をしたりとリフレッシュして過ごしていました。

お薦めなのは軽いランニングで、気持ちいい汗をかくことができ、頭もスッキリします。

リフレッシュの仕方はそれぞれ違うと思いますが、育児・家事・仕事を行っていると悩みがつきません。私はリフレッシュすることで気持ちが切り替わり、また働く意欲が湧いてきます。

 

情報共有する

看護師 体験談(京都府/30歳)

家庭と仕事の両立は簡単なことではありません。

そのため、私は職場や保育所などで同じ境遇の看護師や働いている主婦のかたから情報収集をしています。

「どうやって家事をこなしている?」とか、「今日の晩御飯、何にする?」とか些細な話から、家庭でも実践するようにしています。話をするだけでストレス発散にもなるし、家事時短テクニックなども聞けたりして一石二鳥です。

託児所・保育所の先生達の殆どが子育ての大ベテランです。相談すると、いろんな方法を意外と教えてくれます。

 

最後に

看護師の方の様々な意見がありましたが、私は仕事と家庭の両立を目指すなら、無理に頑張りすぎないことが一番のポイントだと感じます。

そして、楽しく家庭と看護師の仕事を両立していきましょう。

楽しく家庭と看護師の仕事を両立していきましょう

画像:shutterstock

また、看護師の働き方は多様化しており、病院やクリニック以外にも、

  • 介護施設
  • 訪問看護ステーション
  • デイサービス
  • 企業看護師

など、様々な働き方があります。

家族の理解と協力を得ながら、両立しやすい仕事環境を選択し直すという勇気(転職)も時には必要でしょう。

是非自分に合った家庭と両立できる職場を見つけてみてください。

「私はこんなことを両立するために行っている!」と思う方は下のコメント欄に投稿をお願いします。