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看護師が定年後に再就職できる職場と注意点

公開日:2026年6月2日
看護師が定年後に再就職できる職場と注意点

定年が60歳というところも多いと思います。しかし、実際には、健康寿命も延びており、「60歳になってもまだまだ看護師として働いて、社会とつながっていたい」「60歳以上になっても働いて、少しでも生活の足しにしたい。」と思っている方も年々増えています。

さらに、高年齢者雇用安定法(厚生労働省)が施行され、65歳までの雇用確保、さらには70歳までの就業確保が努力義務となりました。そのため、定年の引き上げや、一度定年退職をした方の再雇用を行う病院や施設も増えています。

そのため、年齢にかかわらず働くことができるようになり、「60歳を過ぎても現役」という看護師が多くなってきています。

また、実際に厚生労働省が行う「令和4年賃金構造基本統計調査」によれば、65歳~69歳の看護師平均年収は約393万円、70歳以上は約395万円と、70歳以上になっても稼いでいる看護師も年々増えています。

しかし、昔と全く同じような雇用形態・勤務時間・勤務内容で働くことは、正直難しいです。そのため、60歳を過ぎた看護師の場合は、働く時間や雇用形態、勤務内容を考えて、非常勤(パート)や嘱託職員として、無理なく働く方が多い印象です

嘱託職員とは、法律で定められている雇用形態ではありません。多くは非常勤(パートタイム労働者)や契約職員(契約社員)で働いている方で、定年を過ぎ、再雇用した看護師を嘱託職員と言います。出典:「嘱託看護師とは?

そこで今回は、定年後に再就職できる職場とその注意点についてご紹介していきます。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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看護師が定年後に再就職できる職場とは

定年後の看護師が再就職可能な職場には、定年退職した病院やクリニック、特別養護老人ホーム等があります。

以下に、定年後の看護師が再就職可能な、おすすめの職場について紹介しながら、考えられるメリット・デメリットを説明していきます。

定年退職した病院

定年退職した病院

定年後に再就職できる職場として、まず、定年退職した病院に再雇用されることが挙げられます。

定年退職した病院に再雇用される場合、「仕事で新しいことを覚える必要がほとんどないこと」「病院の雰囲気や体制がわかっていること」「新しい人間関係の構築が最小限で済むこと」がメリットです。

また、再雇用する側も、再雇用される看護師の人柄、仕事ぶり等を分かっているため、仕事内容にも負担がかからないように、ある程度考慮してもらいやすいです。

定年退職した病院で再就職した場合、考えられるメリット・デメリットは、以下の通りです。

考えられるメリット
  • 仕事の負担が少ない部署に配属してもらえる可能性がある
    (外来や日勤だけの楽な部署への希望が可能)
  • 毎日働かなくても良い
    (非常勤看護師のような雇用形態になる場合が多い)
    (自分の体調・体力・精神面などと相談をして無理なく働くことが可能)
考えられるデメリット
  • 給与が激減する
    (働く時間が減ったり、仕事内容の負担が少ないものになったりするため、新卒と同じくらいの給与まで下がることがある)
    (定年まで働いていた給与から一気に減るのでショックが大きい)
  • いつまでも働けるという保証がない
    (基本的に年度更新で継続するか否かを面談する場合が多い)
    (雇用側から「今年度で契約解消をお願いします」と言われることもある)
  • 同じ病院で働けるとは限らない
    (嘱託職員などの制度を取っていない病院の場合、定年退職後働くことは難しい)
    (定年後、新しい職場に採用されたら新しい職場の仕事を覚える必要がある)

クリニック

クリニック

定年後の看護師がクリニックで再就職する場合は「日勤のみ」の場合が多く、仕事内容はクリニックに受診に来た患者の対応や医師の介助などが一般的です。

定年後の看護師が、クリニックで働く際の考えられるメリット・デメリットは以下の通りです。

考えられるメリット
  • 残業が少ない
    (医師の都合により早い時間で終了する場合がある)
  • 休みが多い
    (学会・研修・出張など医師の都合で休みになる場合がある)
    (医師の都合で休みの場合は給与が出るところも多い)
  • 定年後でも給与が減らない可能性もある
考えられるデメリット
  • 若者対象の美容系のクリニック等は定年後の看護師求人がほぼない
    (患者の年齢層にあわせた看護師が採用されやすく、クリニックのイメージにあった看護師が採用されやすいため)
  • 医師が若い新しいクリニックなどは受からない可能性も高い

定年後の看護師でも働けるクリニックの診療科

定年後の看護師が働くことができる、おすすめのクリニックは以下の通りです。

簡単な仕事内容や理由と共にご紹介します。

皮膚科 医師の指示の元、軟膏を塗布する
(定年後の体力に自信のない看護師でも可能)
眼科 技師や医師の検査・説明のフォローをする
(視力検査は技師が行い病状的な説明は医師がするため)
(看護師としての仕事・難しい看護業務がない)
精神科 患者からの問い合わせに答える
(診療室に入るわけでないため)
内科 内科クリニックは数が多く、求人数も多い
整形外科 ・マッサージなどの案内
・診療の補助
(1日の来院人数が多いところが多く、看護師を多く配置したいため)

上記から見ても分かるように、経験がある看護師であれば簡単に行える業務ばかりです。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームでは、定年後も働いている看護師が多いです。特別養護老人ホームでは、積極的に看護師の採用を行っており求人数も多く、定年後でも採用もされやすいのが特徴です。

無理なく働く事が出来る

特別養護老人ホームは、施設系の中でも介護職員が中心となって仕事をしている場所です。そのため、看護師の仕事は処置や採血など簡単な業務が多く、身体介助を行うことはほとんどありません。

そのため、力仕事が少なく定年後の看護師でも無理なく働くことができます

気持ちにゆとりを持って働く事が出来る

定年を迎えると、患者が頻繁に変わることが忙しく、そして辛くなってきます。

しかし、特別養護老人ホームでは、患者の出入りが少ないため気持ち的もゆとりをもって働くことができます。

そのため、患者とゆっくりと関わりたい看護師は、特別養護老人ホームでの勤務に向いていると言えるでしょう。

デイサービス

デイサービス

デイサービスは、特別養護老人ホーム同様に、定年後再就職する看護師が多い職場です。

定年後の看護師がデイサービスに再就職する際、考えられるメリット・デメリットは以下の通りです。

考えられるメリット
  • 定時で帰れることが多い
    (利用者の送迎後、掃除や次の日の仕事をしてから帰る)
考えられるデメリット
  • 本来の看護師の仕事以外の業務に困惑する可能性がある
    (掃除や利用者の送迎などがある)
  • 入浴介助などの力仕事の可能性がある
    (施設によって異なる)

看護業務だけではなく、看護師資格が不要な仕事も行わなければなりません。その場合、看護業務以外の仕事を受け入れられず、長く働くことが難しくなる場合もあります。

特に、規模の大きな病院にずっと勤務していた方は、ギャップを感じる方もいらっしゃるので、注意が必要です。

デイケア

デイケア

デイケア(通所型介護サービス)では、基本的に通所のリハビリテーションや日常生活の回復をメインに行っている施設です。

定年後の看護師が再就職できる求人もあり、日勤のみで働くことができ、利用者と楽しくリハビリを行い、ゆったりとした時間を過ごしながら働くことができます

定年後の看護師がデイケアで再就職する際の考えられるメリット・デメリットは以下の通りです。

考えられるメリット
  • 看護業務が少ない
    (リハビリがメインで機能訓練指導員が中心の場所が多いため)
考えられるデメリット
  • リハビリの介助が仕事になる可能性がある
    (移乗介助・歩行介助などの力仕事を手伝う)
    (機能訓練指導員が少ない施設では看護師がリハビリを行う)

移乗介助・歩行介助などの力仕事の手伝いは、体力的にも辛いため定年後の看護師には負担に感じる可能性があります。

ただし、施設によって仕事内容は異なるので、事前に業務内容の詳細を確認しておくと良いでしょう。

障害者施設

障害者施設

障害者施設では、支援員がメインで利用者の生活を見ているため、看護師としての業務はほとんどありません。障害者に携わった病院や施設で仕事をしていた看護師であれば、再就職も可能です。

定年後の看護師が障害者施設で再就職した際の考えられるメリット・デメリットは以下の通りです。

考えられるメリット ・夜勤がない
・看護師は貴重なため家族に信頼されやすい
(利用者だけでなく家族とよく関わる事も多い)
考えられるデメリット ・時に体力勝負になる場合もある
(施設によっては、看護師も身体介護を行うことがある)

家族へのしっかりとした対応が大切

利用者の家族は、とても熱心な方が多く、体調の変化・病状についての経過も積極的に質問してくださります。そのため、しっかりとした対応を行うことによって、利用者の家族からも信頼される、安心してもらえる看護師となれるでしょう。

自分より若い利用者を落ち着かせる場合は、力も必要で体力勝負になることがあり、1歩間違えると怪我をしてしまう可能性もあるため注意が必要です。

定年後に再就職する際の求人の探し方

定年後の看護師が再就職する際の、おすすめの求人の探し方について、以下でご紹介していきます。

看護師転職サイトも合わせて活用する

看護師転職サイトも合わせて活用する

転職サイトの中でも看護師職専用に求人を取り扱っている「看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)」があり、完全無料で利用できるため定年後の再就職に活用しましょう。

担当者が専任でつき、転職・就職のサポートを完全無料で行ってくれる転職支援サービスです。

看護師転職サイトでは、以下のようなメリットがあります。

  • 定年後の再就職であると理解した上で、求人を提案してくれる
  • 面接から採用、採用後のフォローまで行ってくれる
  • 面接に落ちることが少ない
    (面接前に定年後の看護師と理解しており、採用するために面接を行うため)
  • 条件面の交渉を行ってくれるため給与が通常よりアップしやすい

以上、再就職する際は看護師転職サイトを利用することでより安心できます。

ただ、看護師転職サイトの担当者の仕事は、看護師の転職を完了させ、雇用側から看護師の年収に応じた報酬を得ることです。

そのため、利用する看護師転職サイトによっては、定年後の看護師の求人斡旋を嫌がる(露骨に嫌がる場合は少ない)場合もあり、看護師転職サイト選びは重要です。

以下は、嘱託や60代以上の看護師求人を取り扱っている看護師転職サイトです。

必ず、以下の3社とも無料会員登録を行い担当者に求人を紹介して貰いましょう。

ハローワーク求人も網羅!レバウェル看護

レバウェル看護

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 133,944件(2026年5月7日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、定年後でも担当者に伝えると、丁寧に職場を探してもらうことができ、かつアルバイト・パートの非常勤や、派遣等の求人も提案してもらうことが可能です。

また、ハローワークに掲載がある看護師求人も取り扱っており、看護師転職サイトとしてはかなり重宝します。

定年後に正社員やパート等や嘱託職員として復帰を希望する看護師の方は、必ず利用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

 

60代以上が活躍する職場が豊富!ナース専科 転職

ナース専科転職

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 20万件以上
非公開求人 豊富(会員限定のレア求人あり)
対応職種 正看護師、認定看護師、准看護師、助産師、保健師、管理職
対応 勤務形態 常勤、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤あり)、常勤(夜勤のみ)、非常勤
対応施設 病院、クリニック、訪問看護、企業、保育園、幼稚園、学校、その他
【介護施設】
居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問介護事業所、介護老人保健施設、軽費老人ホーム、デイケア事業所、小規模多機能、訪問入浴事業所、看護小規模多機能居宅介護、有料老人ホーム、デイサービス事業所、グループホーム、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者専用住宅、ショートステイ事業所、訪問リハビリ事業所、介護医療院
対応 診療科目 美容、産婦人科、整形外科、眼科、外科、呼吸器科、循環器科、精神科/心療内科、小児科、皮膚科、形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、消化器科、内科、透析、その他
対応配属先 病棟、外来、オペ室、透析、その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・東証プライム上場企業
・支店が多く地域密着&チーム制で転職をサポート
・職場のリアルな情報を共有することも可能
・2025年オリコン顧客満足度®調査 看護師転職3年連続No.1
・LINE対応

ナース専科 転職は、60代以上の看護師が活躍する職場の求人が豊富です。

また、専任の担当者は皆、丁寧に対応してくれるため、登録後に転職で困ることは少ないと言えます。

丁寧な説明と、丁寧なサポートを希望する方は、必ず登録を行っておきましょう。

公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/

親身になって相談してくれる!ナースではたらこ

ナースではたらこ

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナースではたらこ
運営会社 ディップ株式会社
公開求人数 164,238件(2026年5月7日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 勤務形態 常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従
対応施設 病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・非公開求人が豊富
・希望条件に合う求人が見つかりやすい
・希望する病院・施設へ転職可能な逆指名転職がある

ナースではたらこは、キャリアの相談から始めることが可能な看護師転職サイトです。

そのため、定年後に再就職をはじめ、60歳以上の看護師でもキャリアの相談から、転職・就職が可能な求人を探してもらうことが可能です。

再就職や転職が不安だと感じる看護師の方は、必ず活用しておきましょう。

公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/

ハローワークに出向いて求人を探す

ハローワークに出向いて求人を探す

定年後の看護師が再就職するときは、ハローワークに行く方もいらっしゃいます。定年後の仕事先の情報も多く、話も聞きながら探すことができるため、自分でハローワークに足を運び、求人を探す人が多いです。

ハローワークで気に入った職場があれば、担当者に話を詳しく聞くことで履歴書の書き方を詳しく教えてくれたり面接の手配をしてくれたりします。

そのため、一度ハローワークに出向いて求人を確認することもおすすめします。

インターネットでも看護師のみのハロ―ワーク求人を探すことができます。「ハロ―ワーク看護師求人サイト」も合わせて確認しておきましょう。

知り合いに紹介してもらう

知り合いに紹介してもらう

長期間看護師の仕事を行っている場合、医師や他の職場の看護師と交流が増えます。

その際に、「定年後、うちで働かないか。」と声をかけてもらえることがあります。知り合いの紹介であるため、少し無理な条件も受けてくれることもあり、知り合いと一緒に働くことが出来るため楽しく働くことができるでしょう。

また、声をかけてもらえない場合でも、知り合いに紹介を促すことで転職先の幅が広がるでしょう。

自分で探す

自分で探す

定年後の看護師が再就職の際の求人の見つけ方として、自分で探す方法があります。

インターネットで検索をかけ、病院や施設などを調べて採用ホームページを見て問い合わせを行います。

自分で求人を探す方法については、「看護師の転職活動を自分の力だけで行う直接応募の方法」を確認してください。

定年後は、時間が沢山ある方も多いため、ゆっくりと条件に合った職場を自分で探すことができるでしょう。

ただし、定年後の看護師を受け入れているかどうかは、11つ確認しなければならず、効率としてはあまり良くありません

看護師が定年後に再就職する際の注意点

看護師の定年後に再就職する際に一番注意したい点としては、再就職した職場で働ける期間を必ず確認しましょう。

例えば、契約期間が1年と決められていること(有期雇用契約)や、最大で6年しか働くことができないなど、定年後の年齢制限を設けている場合があります。

その他の注意点についても詳しく説明していきます。

仕事の内容を繰り返し確認すること

仕事の内容を繰り返し確認すること

定年後の再就職の際に、体力的に辛い仕事に就いた場合、長期的に働くことができない可能性があるため、60歳を過ぎても働ける内容かどうか、自分で見極めましょう。

60歳以上の看護師に配慮ある病院(施設)を狙う

職場によって定年後の看護師は、ある程度仕事内容を減らして対応してもらうところもあります。

そのため、60歳以上の看護師に配慮している病院・施設を探す必要があり、面接時などに「60歳以上の看護師がどれぐらい働いており、現在何歳か」などを確認すると良いでしょう。

定年後の看護師が多く働いている病院(施設)は、定年でも働きやすく、職員のことを考えてくれる職場と認識して良いでしょう。

職場の待遇を確認する

職場の待遇を確認する

定年後の看護師が再就職した後の給与は、金額が減ってしまうところが多いです。中には年齢関係なく、その他の看護師と同じ時給の場合があるため、しっかり確認しておきましょう。

冒頭でも説明しましたが、65歳~69歳の看護師平均年収は、3,939,400円、70歳以上は3,955,300円となっております。(看護師の年収に関しての詳細は「2023年版!看護師平均年収508万円(厚生労働省 賃金構造基本統計調査)」)

複利厚生の対象範囲を確認する

看護師が定年後の再就職の際は、常勤採用ではなく非常勤採用になることが多く、福利厚生も受けられるものと受けられないものが発生するため、確認することが必要です。

また、(正職員としての採用でも)福利厚生等は通常の正職員の看護師と異なる場合もあるため、働く時間・日数と合わせて必ず確認しておきましょう。

不明な点は面接時に聞くと良いでしょう。

嘱託職員(社員)に定義はない

嘱託職員(社員)に定義はない

60歳以上の場合、嘱託職員(社員)として再雇用、または採用される場合が多いと思いますが、正社員や契約社員のように明確な定義がありません。

つまり、各施設により「嘱託職員」の待遇が全く違う可能性が高いです。

そのため、嘱託職員(社員)の契約内容は病院・施設によって違うため、「分かっている」と思わずに勤務形態や雇用形態を必ず確認しましょう

まとめ

看護師が定年後に再就職できる職場は、自分の体力や経験などが影響してくるため、再就職する際はよく考えて決める必要があります。

看護師の定年後の再就職には、働く場所や無理のない環境を選ぶことも大切であり、体力面や精神面を考慮しつつ、条件の良い職場を見つけて、よく自分自身と相談しながら決めていきましょう。

60歳以上の看護師は、他の看護師よりも経験、知識がありコミュニケーション能力に長けている場合が多く、その特徴をフルに生かして、再就職を行いましょう。

あなたを必要としている職場が必ずあるはずです。

定年後に再就職したい場合の参考になれば幸いです。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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