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私(看護師)が健診バイトで採血に苦労した10つの体験談

公開日:2026年6月3日
私(看護師)が健診バイトで採血に苦労した10つの体験談

健診の時期になると、健診施設での単発アルバイトの募集が多く出ています。そのため、健診シーズンだけ働くベテラン看護師、若い看護師も多く見かけます。

健康診断の項目は様々ありますが、どの受診者さんにも必ずと言っていいほど実施される項目は、採血です。

そのため、健診において採血は要となる検査です。

また、看護師にとっては採血手技が得意だと、健診業務において、とても仕事がしやすくなります。

採血という業務は、他の検査よりも経験と技術が必要です。しかし、健診での採血業務は、そう楽なことばかりではありません。健診で採血をしていると、気を付けなければならないポイントがいくつもあることを感じました。

看護師の方でも採血は苦手、という方もいるでしょう。

それでは、どうして健診での採血業務は大変なのでしょうか。私が健診バイトで採血に苦労した10つの体験談をご紹介します。

執筆・監修看護師
佐野 看護師
佐野 看護師

看護師歴20数年になり、総合病院や専門病院などの病棟(消化器内科・外科、耳鼻科、甲状腺内科・外科、皮膚科)を15年ほど経験し、その後はクリニックでのパートや、今までの経験を生かして美容クリニックや検診などのスポットアルバイトをして今に至ります。

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健診バイトで採血に苦労した看護師の体験事例

採血人数が多い

採血人数が多い

健診は忙しい時期になると、1日で数百人もの人数をこなす施設もあります。

採血はほとんどの受診者さんが実施するので、その人数を数人の看護師で採血することになります。

担当の人数配分は施設によって異なるため、多いところでは1人で100人以上はこなさなくてはいけません。

採血を正確に実施することはもちろん、スピードも求められます。

血管が見えにくい人もいる

血管が見えにくい人もいる

受診者さんは基本的には健康な方なので、比較的血管は見えやすいです。しかし、健診のために飲食を制限していることや、検査に対して緊張していたりすると、血管が見えにくくなることがあります。

特に女性は低血圧や冷え性などにより血管が細く、分かりづらい方が多いです。

採血による恐怖心は女性の方が強いため、採血を実施するのが困難なこともあります。1度で手際良く採血することが求められます。

採血はプレッシャーがかかりやすい

採血は技量の差が出やすい手技でもあるため、受診者さんから「痛くしないでね」とか「一発でとってよ」などとプレッシャーをかけてくることもあります。

看護師も人間なので多少は緊張しますし、そういう時に限って失敗してしまうこともあります。

また、精神的にも疲れる業務でもあります。

受診者さんは大体、年に1回は健診を受けて採血をしており、他のクリニックで採血を受けている方もいます。受診者さんによっては採血に慣れている方もいます。

真空管採血が好まれる

真空管採血が好まれる

これは採血人数が多いことと、真空管採血の特徴によるものです。

真空管採血はそのままスピッツに血液を採取することができるため、実施時間が早くできます。

シリンジを使用しての直針や翼状針の採血では、シリンジからスピッツに血液を入れなおすのに時間がかかるため、採血人数の多い施設ではあまり使用しないように言われることもあります。

採血ではクレームを言われることがある

採血ではクレームを言われることがある

健診の中で採血は痛みや苦痛を伴う検査になります。

受診者さんは病気で必要な処置として採血するのではなくて、健診のために受診していることにも関係しているかもしれません。

採血した時に、

  • 「こんなに痛いのは初めて」
  • 「いつもはこんな場所から採血しないのに」

など言われることや、採血場所を指定してくる受診者さんもいるので、対応が難しいです。

一回で採血できないことや、痛みがあるとクレームを言ってくる受診者さんもいます。

採血による神経損傷のリスクがある

あまり頻度は多くはありませんが、採血により神経損傷を起こしてしまうケースがあります。

神経の走行は複雑なので、採血に慣れている看護師でもリスクがないわけではありませんが、やはり経験がある方のほうが、リスクを回避できるのではないかと思います。

詳しくは「静脈穿刺により末梢神経障害をきたした16症例 PDF(J-STAGE)」などを確認してください。

採血後に倒れる患者さんが多い

採血後に倒れる患者さんが多い

採血後に倒れてしまう受診者さんは、採血が苦手な方やたまたま体調の良くない方など様々です。そういった受診者さんが男女問わず多くいるため、具合が悪くなった時に速やかに対処する流れも身につけておく必要があります。

採血の業務をしていると、採血中に患者さんの具合が悪くなってきている兆候が分かるようになってきます。

血管があまりにも細くて採血に時間のかかりそうな方や、血圧がとても低い方などは事前にベッド採血を勧めるなどして、採血後に倒れてしまうリスクを回避できるようになってきます。

極力内出血を抑える必要がある

極力内出血を抑える必要がある

採血時の内出血の原因にはいくつかあります。

採血時の手技によるもの、元々血管が細くて弱く内出血しやすい、止血がしっかりとされていないなどです。(中でも一番多い原因は止血不足かもしれません。)

内出血をなるべくさせないために、採血した後は数分程度しっかりと採血部分を押さえておくことが必要です。

施設によっては止血ベルトを着用するところも増えてきています。

内出血を起こすとクレームになるケースも

以前アルバイトの案件で、派遣会社の方から、航空会社のCA(キャビンアテンダント)の健診時に注意するように言われたことがあります。職業柄なるべく内出血をさせてはいけないので、採血手技に熟練した方でお願いしますと言われたことがありました。

内出血の原因は色々あるのですが、しっかりした手技と採血後の説明が必要になってくると思います。

手袋をしたままでの採血が難しい

最近の施設では、感染リスクの観点から手袋をして採血することを勧められています。

手袋をすると血管に触れる時の感覚が鈍くなるため、経験と技術が必要になってくると思います。

また、施設によって手袋も違うのでフィッティングが良い物や自分の手に合った大きさもあるため、慣れるのが難しいところもあります。

手袋をしての採血は施設によっては必須となっているところもあり、ますます必要性が高くなっているので、慣れていく必要があります。

採血が得意だと採血だけの業務になってしまうことがある

採血が得意だと、アルバイトに行った時にアルバイト先から個人的にスカウトされることもあります。

ただ、業務の担当がいつも採血ばかりになってしまうこともあります。

健診バイトの看護師求人が多い転職サイト

健診バイトの看護師求人が多い転職サイト

看護師の健診バイトは、主に「病院の健診センター(病院付属型)」や「一般クリニック又は健診専門でのクリニック(独立型)」の求人を探すことになりますが、一般的な違いは以下の通りです。

病院付属型 【主な特徴】
・多くの場合、総合病院における一つの診療かとして設置
・レントゲン室や内視鏡室などは外来や病棟と共有
・一日の健診受診者が数十人と比較的小規模が多い
・出張型健診もある
【主な仕事内容】
・午後は他部署の応援に行くことが多い
・朝の採血の時だけ看護師が応援に来る場合が多い
独立型 【主な特徴】
・健診センターのみで機能している施設、外来診療や入院受け入れはない
・レントゲン室や内視鏡室など健診に必要な検査機器等がすべて一つの建物内に集約
・一日の健診受診者が100人を超えるような規模が多い
・出張型健診もある
【主な仕事内容】
・一日施設内、または出張健診
・朝の採血業務は4時間ほどのパート看護師がいる場合が多い
・午後は少ない看護師で翌日の準備や午後の健診を担当

看護師の健診バイトが初めての場合、独立型の健診センターを選択するより、病院の健診センター(病院付属型)のほうがより健診の業務を理解できるため、おすすめです。

また、健診バイトの求人を探す場合には、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を活用すると、とてもスムーズに働くことが可能です。

以下でご紹介する看護師転職サイトは、パート・アルバイトでも丁寧に支援してくれることや、健診バイトの看護師求人も豊富です。利用した経験がある看護師に定評がある転職サイトのため、必ず活用しておきましょう。

また、地域によって検診バイトの看護師求人数に差があるため、2社から3社は合わせて登録を行っておきましょう。

求人豊富・施設情報も分かる!レバウェル看護

レバウェル看護

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 133,944件(2026年5月7日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、健診センターの看護師求人が、どの看護師転職サイトよりも多く、正職員、パート(非常勤)、派遣などの働き方に対応しています。

また、院内・施設内情報も把握している場合が多く、人間関係や働く看護師の年代など詳細情報も教えてくれます。

全国の健診センターをカバーしているため、転職を考えるのであれば必ず利用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

丁寧な対応!ナース専科 転職

ナース専科転職

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 20万件以上
非公開求人 豊富(会員限定のレア求人あり)
対応職種 正看護師、認定看護師、准看護師、助産師、保健師、管理職
対応 勤務形態 常勤、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤あり)、常勤(夜勤のみ)、非常勤
対応施設 病院、クリニック、訪問看護、企業、保育園、幼稚園、学校、その他
【介護施設】
居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問介護事業所、介護老人保健施設、軽費老人ホーム、デイケア事業所、小規模多機能、訪問入浴事業所、看護小規模多機能居宅介護、有料老人ホーム、デイサービス事業所、グループホーム、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者専用住宅、ショートステイ事業所、訪問リハビリ事業所、介護医療院
対応 診療科目 美容、産婦人科、整形外科、眼科、外科、呼吸器科、循環器科、精神科/心療内科、小児科、皮膚科、形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、消化器科、内科、透析、その他
対応配属先 病棟、外来、オペ室、透析、その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・東証プライム上場企業
・支店が多く地域密着&チーム制で転職をサポート
・職場のリアルな情報を共有することも可能
・2025年オリコン顧客満足度®調査 看護師転職3年連続No.1
・LINE対応

ナース専科 転職は、健診センターの求人が豊富で、担当者が丁寧に対応してくれます。

病院付属型の健診センターも豊富なため、合わせて利用しておきましょう。

公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/

単発はココ!MCナースネット

MCナースネット

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 マル マル 三角
サイト名 MCナースネット
運営会社 株式会社メディカル・コンシェルジュ
公開求人数 21,698件(2026年5月7日時点)
非公開求人 とても豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態 常勤、派遣、非常勤・パート、委託
対応施設 病院、クリニック、訪問看護、デイサービス、訪問入浴、介護施設、企業、コールセンター、ツアーナース、巡回健診、学校・保育園、行政、イベント、薬局、その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・全国26拠点
・派遣と常勤(正社員)求人に強い
・全国の求人が豊富
・基本的にほとんどが非公開求人

MCナースネットは、特に単発バイトなどで健診センターを探す場合には利用しておきましょう。

健診センターの単発バイト求人は一番多く、看護師の働き方に合わせて、派遣、パート看護師や常勤(正職員)の看護師求人も紹介してもらうことが可能です。

看護師としての柔軟性を持って働きたい場合は利用がおすすめです。

公式サイト:https://mc-nurse.net/

まとめ

以上のような特徴から、採血では経験や技術が重要になってくることが分かります。

健康診断を受ける多くの受診者さんは、採血に対して痛みや不安を多く伴います。

以前担当した受診者さんで「1年おきの健診で採血が一番嫌だ」と言っている方もいました。そのくらい採血は受診者さんにとって苦痛となる検査なのだと思います。

健診業務は働き方も色々あり、長く続けられる仕事でもあるので、もし興味があったらまずは採血の手技を鍛えておくことが有利になるのではないでしょうか。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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