看護師の病院・クリニックの口コミ「はたらきナース」
看護師の転職準備・注意点

看護師が転職前にクリニック見学する方法とチェックポイント

公開日:2026年6月2日
看護師が転職前にクリニック見学する方法とチェックポイント

看護師が転職活動をする際に施設の見学をすることで、施設の綺麗さや設備はもちろんのこと、スタッフの働きぶりや年齢層などホームページの情報収集だけでは分からないことも把握できます。

病院では随時見学の募集が出ている一方、クリニックでの見学募集はあまり見かけません。

しかし、「看護師がブラッククリニックだと感じるときアンケート調査」でも分かるように、クリニックほど看護師の転職前の見学が大切な職場はないといえます。

看護師がクリニックへの見学の際に注意しておきたい、チェックポイントを看護師の体験事例も含め説明していきます。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

著作・監修記事一覧

執筆・監修看護師
齋藤 看護師
齋藤 看護師
  • エリア:神奈川県在住
  • 保有資格:看護師
  • 施設経験:総合病院、特別養護老人ホーム、クリニック、介護老人保健施設、デイサービス、健診センター、イベントナース、健康相談員
  • 専門分野:脳外科、神経内科、内科、皮膚科、美容皮膚科、整形外科

食べること、スポーツ観戦が好きな看護師。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、デイサービス、検診センターで仕事の経験があります。

著作・監修記事一覧

転職前にクリニックを見学する方法

転職前にクリニックを見学する方法

病院は施設の規模も大きい分、過去に働いていた看護師や現在働いている看護師などがインターネットや転職エージェント(看護師転職サイト)に情報提供をするため、病院の情報を得やすいです。

一方、クリニックは規模が小さい分、過去に働いていた看護師や現在働いている看護師が少ないです。

さらに、就職情報に関し、かなり閉鎖的に取り扱っているところが多いため、ホームページなどに載っている情報と大きく異なるということも多くなります。

百聞は一見に如かずということわざの通り、自分の目で見たほうが多くの情報を入手できるためクリニックは絶対に見学をしておくことをお勧めします。

クリニックの見学方法は以下の通りです。

看護師専用の転職エージェントを活用する

クリニックは病院のように採用スタッフがいるわけではなく、最小限の人数で看護師・事務を回しているため、施設見学がしづらい傾向にあります。

また、クリニックは病院よりも「患者=お客様」という見方が強いため、お客様の前でウロウロとしてほしくないというクリニック側の思いがあります。

そのため、見学させてもらえたとしても、休憩中の院内の雰囲気のみを見学という所が多くなります。

そんなクリニックがほぼ100%見学を許可し、診療中の様子まで快く見せてくれるのが転職エージェント(看護師転職サイト)を介した見学です。

転職エージェントを介しているということは、ある程度自分のところで働きたいという思いが固まっているのであろうと捉えるスタッフ(看護師)が多いため、人員を割いてまでも説明係をつけてくれることや、対応も丁寧に行ってくれます。

クリニックを見学したいと考えた場合はまず1度転職エージェント(看護師転職サイト)に無料会員登録し、相談してみましょう。

▼お勧めの転職エージェントへ

ポイント!

転職エージェント(看護師転職サイト)を引き連れ「見学=面接=入職希望」と思うクリニックの医院長は多いです。

見学の際に履歴書持参と言うクリニックは、その場で話をまとめて採用してしまおうとする場合が多いので注意です。

見学の際は、あくまでまだ見学の段階であることをしっかり伝え、働く気がなければその旨を明言することが大切です。

実際に患者としてクリニックへ行く

上記で説明した、看護師専用の転職エージェントをやむなく利用しない場合、実際に患者としてクリニックに行き、診察を受けることでも情報の収集が可能です。

もちろん仮病で診察を受けるわけにはいかないため、皮膚科やケガをした際の整形外科、お腹の調子が悪い時に内科など、前もって転職したいクリニックを選定しておく必要があります

対応する医師や看護師の立ち振る舞いや、簡単な設備等の確認は可能なため、どうしても見学を行いたい場合には診察を受けて見ましょう。

クリニックを見学するときにチェックしておきたいポイント

クリニックを見学するときにチェックしておきたいポイント

クリニックの見学が決まった際に、転職する看護師が押さえておきたいポイントをご紹介します。

医師と看護師、看護師と事務の関係を見る

クリニック見学で1番重要なのは「働くスタッフを見ること」です。

クリニックは人数が少ないため、人間関係が悪いと働き続けることが難しくなります。

そのため、看護師同士はもちろん、医師と看護師、看護師と事務の関係をしっかり確認しましょう。

以前の職場の人間関係と比べてどうなのかという基準でチェックしておくと良いでしょう。

また、一般的にクリニックでは医師が経営者となるため、医師と自分が上手くやっていけるのかという所も注意して見ておくと良いでしょう。

雑用はいつ誰が行っているか確認する

クリニックは病院と違いヘルパーや看護助手がいないことや、業者を雇っている場合も少ないため、細々とした雑用も自分たち(看護師や他のスタッフ)で全て行わなければなりません

クリニックによっては、新人スタッフが雑用を担当する場合があります。

クリニックは病院と違いスタッフの入れ替わりが激しくないため、新人スタッフが雑用をするところだと半永久的に自分が雑用をしなければならない可能性もあります。

雑用はいつだれがやっているかを見極める、もし見てもわからなければスタッフに質問するなどして情報を集めても良いでしょう。

どのような患者が来院するのか確認する

近年クリニックは増えており、患者の獲得をしたいクリニックは「来るもの拒まず」といった経営方針である場合が多いです。

そのため、

  • 耳鼻科なのに小児科のような小児疾患で子どもが多数来院している
  • 整形外科で若者が多く来ることを期待したのに高齢者しか来ない

などのようなこともあります。

患者の得意不得意がある看護師であれば患者層もチェックしておきましょう。

また、クリニックには地域の住民が多く訪れます。そのため、その地域の特徴も知っておくことがポイントです。

郊外のクリニックならば高齢者が多くアットホームな雰囲気ですし、駅近なら若い患者も多いけど時間に追われています。

どのような患者が来院しているのか、地域の特徴を理解しておくのが見学に行く前のチェックポイントです。

看護師の仕事内容をチェックする

クリニックの看護師の仕事内容は、同じ診療科でもクリニックによって大きく異なります

例えば、医師は診察をするのみで問診内容のカルテの記入や処置はほぼ看護師が行うクリニックや、看護師は必要最低限の処置をするのみであとは医師の後ろに立って必要な処置を待つ、患者を診察室に呼び入れるだけなど、様々なクリニックが存在します。

そのため、クリニックでの具体的な仕事内容をチェックしておかないと入職してからのギャップに戸惑うかもしれません。

看護師がどんな仕事をしていてどんな動きをしているかはチェックしておきましょう。

クリニックの看護師転職にお勧め求人サイト

クリニックの看護師転職にお勧め求人サイト

看護師がクリニック求人を探す場合には、正社員、パート・アルバイトの雇用形態に関わらず、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を利用することをお勧めします。

理由としては、病院よりクリニック(診療所)は働く人数が少ないため、人間関係や働き方などクリニック内情報を詳しく確認する方法が看護師転職サイトを利用した方が集めやすいからです。

選び方のポイント

看護師転職サイトは、弊社運営の「はたらきナース」で看護師転職サイトの口コミランキングを行っているように複数存在します。

そのため、以下のような転職会社がお勧めです。

  • クリニックの正社員、パート・アルバイトの看護師求人が沢山あること
  • 全国対応であること(求人が豊富)
  • 院内情報がなるべく詳しいこと
  • クリニックを見学させてくれること
  • 履歴書添削、面接対策を行ってくれること
  • 美容クリニックなどの求人もあること
  • 利用する看護師の評判が良いこと

以上のことが挙げられます。美容クリニック等の求人は関係ない看護師の方もいるかもしれませんが、美容クリニックを扱っている転職会社であれば、看護師のクリニック求人に力を入れています

また、初めて利用される方は比較のために2社以上は登録し、サービスの良し悪しをご自身で確認することをお勧めします。

(ご紹介する転職会社は完全無料で利用でき、登録することで担当者から求人を紹介してくれます。)

クリニック転職・見学にお勧めの看護師転職サイト

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)「院内情報に詳しい」

レバウェル看護

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 133,944件(2026年5月7日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

お勧めする理由としては、独自インタビューで院内情報を沢山集めている点や、派遣や求人を紹介した(勤務経験がある)看護師にクリニックの情報を詳しく聞いてくれます

また、複数ある転職会社の中で全国対応かつ、とてもクリニック求人が多いため、希望条件に合うクリニック求人が見つかりやすいです。

さらに、インターネットに出回らない非公開求人も豊富なため、求人提案を受けながらクリニック見学を依頼しましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

ナース専科 転職「クリニックの求人件数が豊富」

ナース専科転職

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 20万件以上
非公開求人 豊富(会員限定のレア求人あり)
対応職種 正看護師、認定看護師、准看護師、助産師、保健師、管理職
対応 勤務形態 常勤、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤あり)、常勤(夜勤のみ)、非常勤
対応施設 病院、クリニック、訪問看護、企業、保育園、幼稚園、学校、その他
【介護施設】
居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問介護事業所、介護老人保健施設、軽費老人ホーム、デイケア事業所、小規模多機能、訪問入浴事業所、看護小規模多機能居宅介護、有料老人ホーム、デイサービス事業所、グループホーム、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者専用住宅、ショートステイ事業所、訪問リハビリ事業所、介護医療院
対応 診療科目 美容、産婦人科、整形外科、眼科、外科、呼吸器科、循環器科、精神科/心療内科、小児科、皮膚科、形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、消化器科、内科、透析、その他
対応配属先 病棟、外来、オペ室、透析、その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・東証プライム上場企業
・支店が多く地域密着&チーム制で転職をサポート
・職場のリアルな情報を共有することも可能
・2025年オリコン顧客満足度®調査 看護師転職3年連続No.1
・LINE対応

利用する看護師に人気が高く、レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の次に公開しているクリニック求人が多いです。

また、ナース専科 転職は非公開求人が他社より多いため、少し難易度が高い希望条件でも担当者が丁寧・親切に探してくれます

クリニック見学を行いたい旨を担当者に伝えましょう。

公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/

まとめ

看護師がクリニックに転職を希望する場合、以下のことを見学ではチェックするようにしましょう。

関係性 ・看護師同士の関係性
・医師と看護師の関係性
・事務と看護師の関係性
院長 ・医師と上手くやって行けるか
雑用 ・いつだれが行っているのか
・雑用は新人スタッフが行うのか
患者 ・どのような患者が来院するのか
・患者層もチェックする
仕事内容 ・看護師の具体的な仕事内容を確認
・看護師がどんな動きをしているか確認

クリニックによっては、何度も見学に来ても良いという所もあります。

もし、見学で気になるクリニックがある場合は、必ず2回は見学しておきましょう。その際には前回行った曜日や時間と異なる時に行きましょう。

大体のクリニックは、午前中の閉院1時間前と学校や会社が終わる夕方が混みます。混んでいる時間に見学することで、多数の患者や看護師の対応を見ることができ、クリニックの本当の姿を見ることができます

ホームページには「見学可能」と書いていないクリニックが多いです。

そのため、転職エージェント(看護師転職サイト)を活用するなどで、1度は自分の目でクリニックを確かめてから転職を検討しましょう。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

著作・監修記事一覧