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看護師の体験談

看護師が子供を出産するのに適したタイミングは?24歳で出産した体験談

公開日:2026年6月4日
看護師が子供を出産するのに適したタイミングは?24歳で出産した体験談

私が結婚したのは23歳で、看護短大卒業後、看護師として3年目の時でした。

同期の看護師でも中でも妊娠した方はおらず、年齢的にも若く「まだまだ遊びたい盛り」でしたが、いわゆる「デキ婚」だったため、何の覚悟もなく慌てて結婚してしまいました。

夫は同年代で、彼も大学を卒業してまだ間もなく、給料がとにかく安く、とても家族を養える額ではありませんでした。

私は、たまたま職場の理解もあり、看護師の仕事を辞めることなく続けることができ、今では、子宝にも恵まれ3人の子供を産みました。

このページで私がお伝えしたいことは、結婚することで妻の気持ちが分かり、嫁ぎ先とのやり取りで嫁の立場も理解できる、さらに子供を持つことで母の思いも分かることです。

これらが分かることで、看護師としての仕事にも活かすことができると私は感じます。

机上の理論だけでなく、出産することは社会経験として、無駄なことではないと思います。たとえ離婚してシングルマザーになってしまった場合でも、すべて経験です。

看護は経験が活かされる仕事です。

経験できる機会がある場合、私は、ぜひ若いうちに出産することをおすすめしたいと思います。

当時を振り返ってお話しさせていただきます。

執筆・監修看護師
まりか 看護師
まりか 看護師

看護師経験20年以上。夫は10年以上単身赴任中で年に1~2回しか帰ってこないので、ほぼ母子家庭で3人の子育てをしながら仕事を続けてきました。内科・リハビリ科・訪問看護の経験が長いですが、派遣看護師やケアマネの経験もあります。転職をするたびにキャリアアップし、20代から看護部長に就任。管理業務だけではなく、現場の仕事もバリバリこなしています。最近は親の介護も始まり、子育てと介護と仕事の3本を両立させるべく悪戦苦闘中です。

著作・監修記事一覧

看護師が子供を出産するタイミング

看護師が子供を出産するタイミング

子供は、

  • 「若いうちに産んだ方が良いのか」
  • 「ある程度仕事に余裕を持ってからの方が良いのか」

看護師として新卒のころからよく仲間内で話題になりました。

若いうちは時間もお金もないし、大人になりすぎてから産むと、お金に余裕はあるかもしれないですが、体力と気力がなくなります。

考えてみてもなかなか選択するのは難しいものです。

看護師は3K(キツイ・汚い・危険)や、9K(3K+過酷・給料が安い・休暇が取れない・帰れない・婚期が遅れる・化粧がのらない)とか言われています。

そのため、今のタイミングを逃すと、一生産めないかもしれません。

看護師が子供を出産するタイミング

世間では初産の年齢が30.9歳(令和3年度「出生に関する統計」の概況:厚生労働省)と上昇しています。昔は高齢出産と言われた35歳以上でも、それほど珍しくない時代です。

でも、私たち看護師がその年代、30歳前後に出産しようとすると、どうでしょうか。

30代の時期に出産・子育てにシフトするのも良い

看護師は、経験が上がるほど責任のある仕事を任されることが多くなり、看護研究や学会発表、プリセプター、病棟の係や、大学院の進学、認定看護師の受験など、年齢を重ねるごとに忙しくなます。

看護師として新卒で病院に入職し30歳となった場合は、看護経験6~7年目、体力も実力も豊富で、いくらでも働け、いくらでも勉強できます。

その時期に慣れた環境から出産・子育てにシフトしていくのもありだと私は思います。

30代の時期を逃して独身の看護師も多い

30代の時期を逃すと、気づけば独身のまま主任・師長になってしまったなどという話もよく耳にしますよね。

独身でバリバリ働いて、どんどんキャリヤアップするのは確かにカッコ良いけれど、マンションを購入して一人暮らしで猫や犬を飼って、周囲からは「痛い先輩」と囁かれる。

小児科で勤務していた同期の友人看護師は、30歳頃の時に受け持ちだった患児の親御さんに「あなたは子供を持ったことが無いから私たちの気持ちがわからないでしょ」と言われた、何も言い返せなかった、という話も聞きました。

いくら看護師として一流でも、現実的にまだまだ社会の評価は厳しいと感じます。

看護師として生きるだけでなく、社会人としても結婚していることや子供がいることは一定の評価になると、私は実感しました。

若くして子供を産んだ私が体験した6つのこと

若くして子供を産んだ私が体験した6つのこと

私は行き当たりばったりで最初の子を出産したのが24歳、覚悟もなく産んでしまったので子育てと仕事の両立は本当に大変でした。

自分の性格上、面倒なこと(出産と子育てが面倒だと言うとお叱りを受けるかも知れませんが)は、一気に片付けようと思うタイプだったので、夫とも相談し、30歳までに子供を産み終えて30代からは仕事に集中しようと決めました。

幸い子供にはすぐに恵まれて26歳、28歳と続けて出産しました。

若くして子供を産んだ私が体験したこと

色々な考えはあると思いますが、結果的には私は若いうちに産んで私は正解だと思っています

不真面目で出世欲もなかった私が、出産をすることで良い思いもたくさんしました。

私が子供を早く生んでよかったと思ったことを以下に述べさせていただきます。

周りの皆に驚かれる

当たり前なのですが、若くしての妊娠は当時、かなりのインパクトがあったようです。

同期にも、職場の先輩看護師にも私が妊娠したと報告すると相当驚かれて、「ええ?ほんとに?産むの?」と言われたことも1回や2回ではありませんでした。

看護師になる為に、厳しい倍率を潜り抜けて看護学校に入学し、辛い実習にも耐えて国家試験にも合格し、やっと看護師になり3~4年、ようやくお礼奉公も終わり、「これから自由に職場も選べると思ったら、産休なんて。もったいない。」そんな声が聞こえました。

授かった命を大切にすると決断した私を、周囲は危なっかしいけど応援してくださいました。

「高齢出産して大変だった。本当に死ぬかと思った。若いうちの方が絶対楽だよ!」と、励ましてくださった先輩看護師もいました。

まだまだ新米で皆からかわいがられるうちに妊娠したため、その延長もあり、皆さん優しく大事にしてくれました。

産後の回復が早かった

やはり年齢的に、24歳は体力があります。

私の年齢は夜遊びしても、数日寝なくても仕事ができる時期でした。

高齢出産の先輩看護師と比較しても、その点は大きく違いました。

つわりがあって食べられなくても、体力があるため、とにかく元気です。

違いは産後に特に明確になり、産後の体の戻りも早く、すぐに体型も元に戻ります

高齢出産のほかのママさん看護師たちと、回復力がぜんぜん違うことはっきりわかりました。

仕事を考慮してもらえた

私が勤めていた病院は公立病院で、看護師の教育体制がしっかりしている職場だったことが幸いでした。

そこでは、看護師3年目で、ようやく一人前の扱いをされるような職場で、プリセプターを担当させられるのも3年目からでした。

ちょうどその頃に私は妊娠したことで、うまく担当を外してもらえました。

夜勤の回数も考慮してくださり、大事にしてもらえました。

また、3年目は最大の課題に「看護研究」があり、1年かけて研究し、学会発表に持っていくための指導をみっちり受けるのですが、そのチームからも外してもらえました。

社会的に安定していると思ってもらえた

まだまた日本人特有の文化があり、看護師たちにとっては独身を貫くことは普通でも、患者さんたちにとっては「結婚している、子供がいる人」と言うのは一定の社会人としての認識があるようにみられるようです。

特に、患者さんと看護師との関係は、物を売る商売とは別で、人と人が繋がる関係です。

看護師の人間性も問われますし、患者さんも色々な個性の方がいます。

当時は妊娠している看護師は使い物にならないと言われ、患者さんには嫌われるかなと思っていたのですが、それは全くの思い込みで、患者さんは妊娠中の看護師にはとても優しかったです。

患者さんや周りの方も優しく接してくれた

私は病院のリハビリ科で看護師として働いていたのですが、患者さんを起こすことや、車椅子に移乗させようとすると、「妊婦さんにやって貰うわけには行かないから、自分で頑張ってみる」と言ってくださった患者さんもいました。

そのため、患者さんの自立支援に一役買ったり、「これからの日本のためにも、是非もっとたくさん生んでちょうだい」と励まして貰ったり、お腹をさすって頑張れと言ってくださったり、皆さんとても優しく接してくださいました。

再就職に有利なことを知った

28歳で3人を産み終え、4ヵ月後に職場復帰したのですが、29歳の時に別の医療機関からヘッドハンティングを受けました。

その理由のひとつに「産休を取る確立が低いから」と言われたときに、衝撃を受けました。

個人病院で看護師の数も少ないところでしたので、産休を取られると労働力としてとても影響が出るのだそうです。セクハラと思われるかも知れませんが、小規模なところでは切実な問題だと言うことを知りました。

新卒看護師として採用された大きな病院で3人産み、院内保育もしっかり活用した私はとてもラッキーだったと思いました。

まとめ

私は就職当時、思い返せば看護学校入学当時から、全くやる気のない看護師でした。

看護師になろうと思ったのも、「合コンでもてるから」という、不真面目極まりないことを平気で言う人間でした。

もちろん成績も合格最低ラインで、国家試験もぎりぎりでの合格でした。

当時の口癖は「別に良いし」でした。

そんな私が妊娠したのですから、当時の師長さんたちは相当心配してくださいましたが、生活のためにはやむなく働き続ける道を選びました

つわりがひどくなって仕事ができなくなり、切迫流産等で安静を強いられ、退職していく同僚もいました。

私は仕事を続けながら妊娠生活を過ごしました。

私は仕事を続けながら妊娠生活を過ごしました

同級生や同期の仲間で同じ時期に妊娠して、一緒に遊べるような人がいれば良かったのかも知れませんが、家に1人で家事に専念し、1人で夫の帰りを待って、TVに映る芸能人(昼間のTV)だけが唯一の話し相手という環境が嫌だったのです。

白衣を着ているときだけが気持ちが引き締まり、「ちゃんと仕事をこなさなくては!」と思っていました。

おそらく家でゴロゴロしていたら、ずっと動かずだらしない妊婦になっていたと思います。

私は若くして妊娠しましたが、それなりに役割があり、体力もあり、仕事があるのはありがたかったです。

私個人の体験談ですが、経験できる機会がある場合、私は、女性看護師の皆様に、ぜひ若いうちに出産することをおすすめしたいと思います。

また、こちらの「新人看護師で妊娠してしまった2人の体験談」も合わせて体験談を読んでみてください。

最後までありがとうございました。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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