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仕事へ行きたくない看護師の12つの対処法と体験談

公開日:2026年5月26日
仕事へ行きたくない看護師の12つの対処法と体験談

「看護師として仕事に行かないといけない、でも行きたくない!」と感じている方も少なくありません。

私は看護師として15年以上の経験がありますが、仕事に行きたくないと感じたことは1度や2度ではありません。
看護師として仕事に行きたくないと感じた場合、私は様々な対処法を活用し、今でも看護師という仕事を続けています。
私にとっては看護師1年目の時がとても辛く、大変な時期でした。
職場内にだれも味方はおらず、毎日師長から厳しく指導を受ける日々の中でも、仕事を続けるために様々な方法を行っていました。

また、看護師に限らず、仕事に行きたくない気持ちが生じることは、誰にでもあるものです。

そのため、自分を責めてしまうことは行わないでください。看護師という仕事と自分を見つめ直す良い機会だと思って、この記事を読んでみてください。

以下では、看護師1年目でもベテラン看護師でも活用できる、看護師が仕事に行きたくないと感じる時、乗り越える5つの考え方、仕事へ行きたくない看護師の12つの対処法を私の経験も含めて説明していきます。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

著作・監修記事一覧

執筆・監修看護師
山村 真子 看護師
山村 真子 看護師
  • エリア:東京都在住
  • 保有資格:看護師、尿病療養指導士
  • 施設経験:大学病院、総合病院、デイサービス、ツアーナース、イベントナース、特別養護老人ホーム、訪問入浴、外来、健診センター、有料老人ホーム
  • 専門分野:脳神経科、循環器科、内分泌科、一般内科、血液内科、腎臓内科、老年精神科(療養型)

看護師だった祖母の影響で、気が付いたら看護師を志していました。看護短大にて看護師資格を取得後、大学病院に1年、2か所の総合病院に7年勤務(脳神経科、循環器科、内分泌科、一般内科、血液内科、腎臓内科)し、看護師として経験を積んだ他、派遣看護師としてツアーナース、介護施設、訪問入浴、イベントナースなど、様々な仕事を経験しています。看護師の仕事は大好きですが、今は家庭の事情にて、現場での仕事ではなく、看護師ライターとして活動しています。

著作・監修記事一覧

目次

看護師が仕事に行きたくないと感じる時

看護師が仕事に行きたくないと感じる時

看護師が仕事に行きたくないと感じる時や、その原因をまずは考えてみてください。私の体験談も含めて以下で詳しく説明していきます。

職場の人間関係に悩んでいる・疲れてしまった時

看護師が働く職場では、様々な年代や考え方の人が働いています。

そのため、自分自身の人間関係のトラブルや、他の先輩看護師同士のトラブル、上司の考え方の違いなどから、職場での人間関係そのものに疲れを感じてしまうことがあります

また、特に看護師1年目などは、仕事にも人間関係にも多忙にとなり、悩みは尽きないでしょう。

さらに、職場での人間関係が悪化することで、「あの職場から逃げ出したい、行きたくない」と考える看護師も少なくありません。

看護師の体験事例

特に、自分自身の人間関係のトラブルの場合は対処方法も考えることができますが、他の人同士の職場でのトラブルの場合は、どうしようもないケースもあります。
私は、職場での人間関係から職場へ行きたくないと感じた時は、ある本のタイトルである「憂鬱でなければ、仕事じゃない」という言葉を思い出すようにしています。
憂鬱に感じることが、仕事なのだ、だから今日も頑張って仕事をしようと、考えています。

夜勤が苦痛の時

夜勤は、日中の生活リズムとの調和が難しく、身体的・精神的な負担が増加することがあります。

そして、看護師が夜勤を苦痛と感じる主な要因は、生活のリズムが乱れることによる体調不良、睡眠不足による疲労感、日中の社会的な活動への制約などが考えられます。

そのため、看護師として夜勤が苦痛になってしまった場合には、仕事に行きたくないと感じます。

仕事と家庭の両立で疲れてしまった時

看護の仕事は患者への責任が大きく、同時に(女性が多いため)家庭生活も充実させることが求められ、その2つのバランスを保つことは簡単ではありません

仕事と家庭の両立が疲れとなる主な原因は、仕事での長時間勤務や急務な業務によるストレス、家庭での負担や期待への対応などが多いでしょう。

看護師が仕事と家庭の両立で疲れてしまうと、仕事に行く意欲が低下し、時には仕事に行きたくない、何も行いたくないと感じることがあります。

長時間労働で体力的にきつい時

看護師の仕事はとにかく体力勝負です。

患者のケアや移動に力を使うことも多く、看護師として行わなければならない仕事は山のようにあるのではないでしょうか。

勤務時間内は常に走り回っているような状態で勤務している看護師も少なくありません。

そのため、看護師として仕事へ行く前にすでに疲労を感じた時、「仕事に行きたくない」と思ってしまいます。

看護師の体験事例

看護師として20代のころは、忙しくても疲労を感じることは少ないですが、30代に差し掛かかる頃は、年々体力の衰えを感じるようになり、一晩寝たところで疲れなんて全く取れません。
さらに、看護師として体力的にきついと感じる時は、とても目覚めが悪いものです。
私はこういった日は必ず冷たいアイスコーヒーを飲むようにし、気分転換を行いながら「よし、今日も頑張ろう!」と気持ちを奮い立たせています。

仕事でプレッシャーや責任を感じる時

看護の現場では、患者の健康と生命に関わる責任が大きく、常に正確かつ迅速な対応が求められます。

このような責任の重みや仕事のプレッシャーが看護師に影響を与えると、職場への不安やストレスが積み重なり、仕事に対する意欲が低下することがあります。

そのため、継続して看護師が仕事でプレッシャーや責任を感じてしまう時には、仕事に行きたくないという感情が湧き上がることがあります。

職場で失敗を繰り返してしまう時

看護師としての仕事でミスや失敗が続くと、仕事へのモチベーションが下がり、不安や申し訳なさが募ります

さらに失敗が患者に直結すると、その重みはさらに大きく感じられ、同僚や上司からの叱責も心の負担となります。

このような状況に陥ると、看護師として仕事に行きたくないと感じるでしょう。

看護師の体験事例

私も看護師として、失敗をよく繰り返してしまいましたが、自分のミスや失敗に対する責任感を持つことが重要だと感じます。
そして、なぜミスをしてしまったのか、そして同じミスを繰り返さないためにはどのような対策を取るのかを考えるようにしていました。
事前に失敗した理由を考えることで、少しずつですが、気分も前向きになりました。最終的には、過去のミスや失敗に囚われず、それを学びの機会と考え、前向きな気持ちで仕事に取り組むようにしていました。

自分は看護師に向いていないと思ってしまう時

看護師としての仕事は、緊急度や要求されるスキルも高く、患者のケア、医療業務の遂行、コミュニケーションのスキル等が必要です。

そして、時には感情的な負担や身体的な疲労が伴い、自分が看護師として適しているのかどうかを疑問に感じることがあります

このような疑問が大きくなってくると、自分は看護師に向いていないという思いが強くなり、仕事に行くことが難しくなります。

仕事内容にやりがいを感じなくなった時

看護の仕事は患者のケアや健康の向上に寄与する重要な役割ですが、様々な要因によりやりがいを感じにくくなることがあります。

そして、看護師が仕事内容にやりがいを感じなくなると、仕事に行く意欲が低下し、時には仕事に行きたくないと感じることがあります。

さらに悪化すると看護師は、自身の存在価値や仕事の意味を見失うケースもあります。

休むほどではないくらいの体調不良の時

看護師として働いていると、熱はないけれど頭が痛いことや、薬を飲んだけれど、生理痛がひどいことなど日常茶飯事ではないでしょうか。

このような、看護師としての仕事を休むほどではないぐらいの体調不良の時は、精神的にもめげてしまいやすくなります

体調が悪いことでどんどん暗い方向に考えが及んでしまい、結果として「仕事へ行きたくない」「看護師として働きたくない」という結論に達してしまいやすくなります。

患者とのコミュニケーションに悩む時

患者との円滑なコミュニケーションは、看護師にとって非常に重要であり、患者の信頼を得るために欠かせません。

しかし、経験の少なさや感情の表現の難しさ、コミュニケーションスキルの不足などが原因で、看護師は患者とのコミュニケーションを苦痛と感じる場合があります。

毎日繰り返し看護師が、患者とのコミュニケーションを苦痛に感じてしまう場合、仕事に行きたくないと感じるでしょう。

休み明けで気分が乗らない時

休み明けや休暇明けに仕事へ復帰する場合、業務への対応や仕事への不安・不満から気分が上がりにくくなります。

休み明けで気分が乗らなくなくなる原因は、リラックスした時間からの急激な切り替えや仕事における未解決の課題やストレスなどが考えられます。

これらにより、看護師は仕事へのモチベーションが低下し、時には仕事に行きたくないと感じることがあります。

看護師が仕事に行きなくない場合を乗り越える5つの考え方

看護師が仕事に行きなくない場合を乗り越える5つの考え方

1年目の看護師でも、ベテラン看護師でも仕事に行きたくない気持ちが生じることは、誰にでもあるものです。

また、仕事に行きたくないと思う気持ちは、体や心の危険信号であるケースも多く、対処していくことが大切です。以下では、看護師が仕事に行きなくない場合を乗り越える5つの考え方をお伝えしていきます。

1.仕事に行きたくない看護師が避けるべき行動

始めに仕事に行きたくない看護師が避けるべき行動は、以下の通りです。

  1. 体調が悪いにも関わらず、出勤すること
    (→休暇・休日を取りましょう)
  2. 仕事に行けない自分を責めてしまうこと
    (→今までかんばっていると褒めましょう)
  3. 仕事に行きたくないからといって無断で欠勤すること
    (→欠勤する場合は必ず連絡を入れましょう)
  4. 計画もなく退職をしてしまうこと
    (→退職後の新しい職場探しなども考えて退職しましょう)

仕事に行きたくない気持ちが前に出てしまい、無断欠勤することや、看護師として責任感があり、自分を責めてしまうことなどはNG行為です。

今日、どうしても休みたい場合や体調が悪い場合は、必ず連絡を行い欠勤するようにしてください。(無断欠勤すると、後々自分を自分で追い詰めてしまう結果になりやすいためです。)

2.ストレスセルフチェックを行う

仕事に行きたくないという感情がストレスから来るものなのかを考えてみましょう

ストレス状態が続くと、心や身体がストレスの原因に対して反応し、その結果として、気分が落ち込む、イライラ感がつのる、疲れる、元気がないといった症状があらわれます。このような症状や気分だけでなく、からだの不調としてあらわれることもあります。

厚生労働省「こころの耳」3分でできる職場のストレスセルフチェック

厚生労働省の「こころの耳」が提供している「3分でできる職場のストレスセルフチェック」なら、質問形式(全23問)で答えることで、現在の看護師のストレス状況を確認することができます。

また、ストレスが過度にかかっている状態の看護師の方や、少しでも体調に異常を感じる場合などは、早めに専門家に相談しておきましょう。

3.自分だけは、自分の味方でいる

仕事に行きたくないという感情は、「他の看護師が働いている中、自分に情けなさを感じて落ち込んでいる方」や、「単に自分が甘えているだけと考える方」なども少なくありません。さらに、他人から仕事に行きたくないという気持ちを理解してもらえず、心無い言葉をかけられることもあるでしょう。

しかし、繰り返しになりますが、仕事に行きたくない感情は、どのような看護師でも持っている悩みの1つです。

そのため、「自分だけは自分の味方でいること」は、一番大切な考え方です。

また、仕事に行きたくないという感情は、どれほど精神的に追い込まれているか他人には分からず、自分でも理解していない方もいます。自分を責める言葉ではなく、ぜひ自分を成長させられる言葉をかけるように意識してみてください。

以下のステップに合わせて、まずは仕事に行きたくない原因を考えてみましょう。

4.仕事に行きたくない原因と向き合う

看護師として「仕事に行きたくない」と感じた場合には、その感情が起こる原因とまずは向き合うことが大切です。

看護師がその原因と向き合うことで、自己成長や仕事環境の改善につながります。

原因が分からないと考える看護師の方は、辛いと感じることを紙に書き出してみても良いでしょう。

当記事では、仕事へ行きたくない看護師の対処法も説明していきますので、まずは自分が該当する原因を探しながら、対処を行ってみてください。

また、仕事に行きたくない原因と向き合うことでストレスを感じる方もいるかもしれませんが、ネガティブな感情をそのままにしておくと、よりストレスが蓄積してしまう可能性もあるため、行動することをおすすめします。

5.仕事に行きたくない原因から対処法を考える

看護師自身が、仕事に行きたくない原因を把握したら、次は対処法を考える必要があり、以下のようなステップで考えてみましょう。

  1. 原因の特定
  2. 感情の整理
  3. 自己評価や自己目標の確認
  4. 同僚や知人・上司への相談等
  5. 新しいチャレンジの検討やワーク・ライフ・バランスの見直し

「(2)感情の整理」はなぜその原因が気分を悪くするのか、どのように感じるのかを考えていきましょう。「(3)自己評価や自己目標の確認」は、自分のキャリア、目標や価値観を振り返り、現在の看護師の仕事がそれに合致しているかどうかを確認しましょう。

まずは、今まで頑張ってきた自分を褒めながら、上記のステップに合わせて対処法を考えていきましょう。

仕事へ行きたくない看護師の12つの対処法

仕事へ行きたくない看護師の12つの対処法

看護師として仕事に行きたくないと感じる場合、以下の対処法を行ってみてください。

ただし、一番大切なことは仕事ではなく「あなた(看護師)自身」であることを忘れないでください。私の経験から、様々な対処法をお伝えしていきます。

1.仕事へのテンションが上がる方法を行ってみる

看護師として仕事に行きたくない気持ちが一時的なものだと判断した場合、自分自身で仕事に対してテンションが上がる行動を行っていましょう。

以下の例は、私が看護師として仕事に行きたくないと感じた時に行っていた方法です。

  • 休日はなるべく外出をして、行きたいところに行く
    (買い物に行く、散歩に行く、本屋で気になる本をチェックするなど)
  • 帰宅後は気分転換ができる方法を事前に準備しておく
    (映画を見る、スイーツを食べるなど)
  • 自分のテンションが上がる音楽を聴く
  • 休日を目指して、カレンダーに×印をつけて可視化を行う
  • 自宅の家事などをして体を動かす
  • 自宅やジムで軽い運動を行う
  • 夜勤中の仮眠に集中できるグッズを用意する
    (アイマスクや、暖かい靴下など)
  • 夜勤が終わったら自分にご褒美をあげる
    (エステやマッサージ、食事など)

看護師自身で気分転換を行い、なるべく仕事以外の時間にストレスを軽減するように努めてみましょう。

私のおすすめは、なんでも良いので体を少しでも動かすことです。ストレスも解消でき、すっきりします。ぜひ、試してみてください。

2.仕事のミスや失敗は仕事で取り返してみる

特に失敗やミスで仕事に行きたくないと感じる看護師の方は、仕事のミスや失敗は仕事で取り返してみることをおすすすめします。

理由としては、看護師の仕事で行ったミスや失敗は、対処せずに放置していると、「あの時失敗したから」とトラウマになるケースも少なくありません。そして、あなたが看護師として働き続けたい場合は、今が頑張り時だと思いましょう。

看護師としての仕事でのミスは、仕事でしか取り返せないと私は感じます。

また、先輩看護師や上司に一度相談してみましょう。看護師としてみんな失敗を経験して、現在の業務を行っているでしょう。

3.仕事に対する意識を変えてみる

看護師として「こんな仕事を行うイメージではなかった」「私が思っていた看護とは異なった」等の気持ちから、仕事に行きたくないと感じてしまうこともあるでしょう。

そのような場合、以下のように、仕事に対する意識を変えてみることも1つの対処法です。

  • 看護師の仕事は業務だと思って割り切る
  • どのようなことでも患者の役に立つ仕事だと思う
  • 看護の仕事を通じて給料を貰って生活していると感じる

特に患者との関りや、職場の人間関係から仕事に行きたくないと感じる看護師の場合、仕事はただの業務であり、その業務に対して対価を貰っていると考えてみましょう。

このように割り切って考えることで、仕事に行きたくないという気持ちが少し楽になります。

私の経験ですが、看護の仕事はただ職場に行って業務をこなすだけでも直接的・間接的関わらず患者や人の健康維持に役立っています。仕事を通して人助けのために自分の時間を費やせるなんて、とても良い仕事を選ばれ、続けていると思います。

4.人と多くコミュニケーションを取ってみる

看護師が仕事に行きたくないと感じる場合、業務が多忙で人とコミュニケーションを取る時間が作れていない場合があります。

他人とコミュニケーションを取ることで、精神的な充足感を得られ、職場の同僚ならば信頼関係の構築にもつながるでしょう。

さらに、他人の悩みなどを聞くことで、自分は小さなことで悩んでいたのかもしれないと感じる場合もあります。

看護師の仕事は幸い1人で行うことが少ない業種のため、仕事に行きたくないと感じた時こそ、職場のスタッフとコミュニケーションを積極的にとってみましょう。

5.仕事に行かずに何をしたいか考えてみる

仕事に行きたくないと感じた看護師の方は、「今日仕事に行かなかったら何をしたいか」ということを考えてみましょう。

やりたいことや行えていないことが見つかった場合は、次の休日を使って行動する予定を立てることで、モチベーションアップが期待できます

また、合わせて「もし今日仕事を休んだらどうなるか」も考えてみましょう。

考えた結果、やっぱり看護師として仕事をしなければならないと考えるかもしれませんし、今日は休もうと思うかもしれません。

看護師として真面目に勤務し続けている方は、たまには休んで、自分のために時間を使ってみても良いでしょう。

6.看護師としての目標を再確認する

看護師になった理由が明確な方や、目標をもって仕事に取り組んでいる方は改めて、看護師としての目標やキャリアを思い出してみましょう

改めて仕事へのやる気が出る可能性もあれば、このまま職場で働いていては駄目だと考えることもあります。

看護師として仕事に行きたくないと考える原因も見つかる可能性もあり、おすすめです。

また、目標をもって働いていない看護師の方で、仕事を続けなければならない状況の方は、1ヶ月や半年、1年単位で目標を立てると良いでしょう。

「例えば、後3ヶ月働いて、このような患者の看護を行い、仕事を覚えて、このような職場へ転職しよう。」でも良いです。人間、目標や終わりが見えていたら頑張れるものです

7.今の仕事を辞めたら何を行いたいか考えてみる

看護師として仕事に行きたくないと感じた場合、今の職場を辞めたら、どんな仕事を行いたいかを考えてみましょう。また、いっそ仕事をせずに暮らしてみたい、と考えてみるのも良いでしょう。

もし今の職場が自分の方向性と違うと感じた場合、具体的に次の計画を立ててみましょう。(計画をたてる際は、長期的な人生計画も立ててみてください。)

転職や仕事の中断が、その後の看護師人生にどのように影響を与える可能性があるかを慎重に検討してから行動に移すことがおすすめです。

私の経験からですが、実際行動に移してみると、計画は役に立たないことがほとんどです。しかし、予測をたてずに無鉄砲に進むよりは修正が可能で、次に役立てやすいと感じます。

「辞めたら何をするのか」ということが明確になった場合、今の目の前の仕事を頑張れる可能性は高いでしょう。

8.カウンセリングやメンタルヘルス相談を利用する

看護師として仕事に行きたくない場合でかつ、心身の不調を感じる場合や、悩みが長期化している場合などは、一度カウンセリングやメンタルヘルスの相談を行ってみても良いでしょう。

専門医に頼ることも可能ですが、厚生労働省の「こころの耳相談」なども簡単でおすすめです。

こころの耳相談では、電話やSNS、メールなどを活用しながら相談することが可能で、一人で悩まずにまずは相談してみると良いでしょう。

また、職場のハラスメント等に悩んでいる場合などは、「労働基準監督署(厚生労働省)」「女性の人権ホットライン(法務省)」等の相談窓口も活用しておきましょう。

9.上司や同僚に相談をしてみる

看護師として仕事に行きたくないと考える場合の原因が、業務量や職場の人間関係、その他仕事や職場に関することに問題がある場合は、上司や同僚に相談してみましょう。

ただし、上司や同僚に相談することで、改善に向かう場合もありますが、人間関係のトラブルは相談することでかえって問題が大きくなるケースもあるため、注意しておきましょう。

イメージとしては、部署異動の相談や長期休暇や休職をメインに行うと良いでしょう。

また、上司や同僚に相談が難しい場合は、以下で説明する退職・転職を検討してみましょう。

10.部署異動の相談をする

看護師として仕事に行きたくないと考える場合の原因が、職場の人間関係や業務量等の問題の場合、部署異動の相談を行うことも1つの対処法です。

(もちろん、部署異動可能な病院や施設に勤務している必要があります。)

例えば、異動することで、業務量の軽減や夜勤のない部署への変更、新しい人間関係を構築できる環境へ変更することも可能です。

ただし、仕事に行きたくないという感情が強い場合、思考がネガティブになっている場合が多く、正常な感情に戻った場合に後悔する場合もあるため、注意してください。

おすすめの方法としては、休暇を取ることや休職を検討し、心と体のバランスを整えたうえで検討すると良いでしょう。

部署異動を検討する看護師の方は「看護師の「異動vs退職」メリット・デメリットを比較」も合わせて確認してみましょう。

11.長期休暇や休職を検討する

看護師として仕事に行きたくないと感じることが長期化している場合や、合わせて体調を崩している場合などは、思い切って長期休暇や休職を検討してください。

長期休暇を取ることで、ワーク・ライフ・バランスの向上や、モチベーションの回復などの効果を期待することができます

有給休暇を取得しづらい職場の場合は、2日や3日程度の休日でも効果が期待できます。

体調を崩してしまっている場合は「体調を崩して看護師の仕事が続けられない時の対処法6つ」も合わせて確認してください。

12.退職を検討する

看護師として仕事に行きたくない理由が以下の場合、退職を検討しても良いかもしれません。

  • 修復不可能な人間関係の悩み
  • 給料の少なさや業務・仕事内容への悩み
  • 夜勤や業務量の多さによる悩み等

直属の上司に伝えることで、解決すれば良いですが、上記のような悩みがある場合、看護師が働く職場によっては解決することは難しい場合が多いです。

そのため、職場環境を改善するのではなく退職し、新しい職場へ環境を変更することも検討してみましょう。

ただし、先に退職するよりも、転職先を見つけてから、退職日を決定する方法をおすすめします。以下で説明する、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を活用し、転職・退職のスケジュールを相談してみましょう。

仕事へ行きたくないなら看護師を辞めずに環境を変える転職も検討する!

仕事へ行きたくないなら看護師を辞めずに環境を変える転職も検討する!

看護師の仕事が辛くて、毎日のように仕事へ行きたくなくなってしまった時は、無理せずに転職を検討するということも大切な対処法の1つです。

私の個人的な意見ですが、ぜひお伝えしたいこととして「看護師そのものを辞めないでほしい」ということです。

看護師の資格を生かせる仕事は、今の職場だけではありません。医療現場にとどまらず、保育園や自治体、企業や学校などでも、看護師の資格を生かして働くことは可能です。

看護学生時代、大変な思いをして取得した看護師免許です。今の職場が辛くても、絶対にあなたの看護師の資格を生かしながら生き生きと働ける職場があるはずです。

看護師という職業自体を辞めずに、まずは職場を変えることを考えてみることを心の底からおすすめします。

以下でお伝えする看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)は、現在の状況を担当者がヒアリングを行ってくれた後、おすすめの職場を複数紹介してくれます。

さらに、転職のスケジューリングから、退職の相談も行えるため、活用してきましょう。

また、提案される求人内容や担当者の違いから、2社とも登録して比較しながら転職活動を行うことがおすすめの方法です。

看護師求人数No.1!レバウェル看護

レバウェル看護

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 133,944件(2026年5月7日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、看護師転職サイトの中でも断トツに病院の看護師求人が豊富で、ハローワークの看護師求人もカバーしています。(パート・アルバイトの看護師求人も豊富です。)

さらに、年間5,000件以上、病院・施設等に対してインタビューや情報収集を行っているため、職場環境も熟知しています。また、担当者も丁寧にヒアリングを行ってくれるため、利用する看護師にも定評があり人気があります。

そのため、看護師として退職・転職を考えた場合には、必ず活用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

丁寧な対応!ナース専科 転職

ナース専科転職

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 20万件以上
非公開求人 豊富(会員限定のレア求人あり)
対応職種 正看護師、認定看護師、准看護師、助産師、保健師、管理職
対応 勤務形態 常勤、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤あり)、常勤(夜勤のみ)、非常勤
対応施設 病院、クリニック、訪問看護、企業、保育園、幼稚園、学校、その他
【介護施設】
居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問介護事業所、介護老人保健施設、軽費老人ホーム、デイケア事業所、小規模多機能、訪問入浴事業所、看護小規模多機能居宅介護、有料老人ホーム、デイサービス事業所、グループホーム、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者専用住宅、ショートステイ事業所、訪問リハビリ事業所、介護医療院
対応 診療科目 美容、産婦人科、整形外科、眼科、外科、呼吸器科、循環器科、精神科/心療内科、小児科、皮膚科、形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、消化器科、内科、透析、その他
対応配属先 病棟、外来、オペ室、透析、その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・東証プライム上場企業
・支店が多く地域密着&チーム制で転職をサポート
・職場のリアルな情報を共有することも可能
・2025年オリコン顧客満足度®調査 看護師転職3年連続No.1
・LINE対応

ナース専科 転職は、丁寧で親切な対応と、的確な転職のアドバイスを行ってくれることから、利用する看護師にとても人気が高い看護師転職サイトです。

また、掲載している看護師求人の40%は非公開求人(インターネット上に出ない、担当者から紹介してもらえる求人)となるため、採用側とのやり取りもとてもスムーズです。(パート・アルバイトの看護師求人も取り扱っています。)

そのため、条件付きで働きたい場合や、働き始める期間を調整したい場合など、併せて活用しておきましょう。

公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/

まとめ

看護師として仕事に行きたくないと感じる時の対処法を説明してきました。

看護師としての職業柄、毎日が忙しく、時折仕事に行く気力が湧かない日があるでしょう。

私は看護師として働く中で、些細なことが積み重なってしまい、出勤が必要なのに起き上がる気力が湧かない瞬間がありました。時間が経過する中で着替えなければならないこと、準備をしなければならないことが分かっているのに、「仕事に行きたくない…」という思いが頭を支配していました。

体調不良や精神的な問題に発展する前に、早めに対処法を活用しながら、「仕事に行きたくない」という気持ちを解決することをおすすめします。

私は、仕事に行きたくないと感じた際は「看護師としての仕事と自分を見つめ直す良い機会」と捉え、前向きに取り組むように心掛けています。

皆様も日々の不満はあるかもしれませんが、自分の自由意思で生きていける社会に属し、毎日を過ごせることは何よりも幸せなことだと感じます。

幸せに影響する要因は、ある程度の資金力があり基本的な生活ができること、温かい人間関係があること、そして生きる目的を持つこと、と言われています。これらを完璧に満たすのは難しいかもしれませんが、自分がより幸せになるために、この機会に立ち止まって考え、バランスをとってみることも一つの良い対処法かもしれません。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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