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看護師の体験談

看護師からOL(事務職)へ転職した私の体験談

公開日:2026年6月3日
看護師からOL(事務職)へ転職した私の体験談

あなたは看護師の仕事が辛くて、看護師を辞めて全く違う業界に転職しようと考えたことはありませんか。

私は、OL(オフィスレディ)として会社員として働いていましたが、一念発起して元の看護師に転職し直した経験があります。

看護師になってからOL時代も良かったなと思うこともありますが、看護師資格を持って働くことのメリットも非常に感じています。

そのため、いくら看護師の仕事に疲れてしまったとは言っても、OLなどへの転職は、しっかりと検討すること、早まらないことが大切だと私は考えています。

(私の友人の中には、看護師からOLに転職して良かったと言う方も、もちろんいます。)

看護師からOLへの転職をしたいと思っている人へ、私の転職した経験をもとに、メリット、デメリット等、伝えたいことをまとめました。

執筆・監修看護師
あおい 看護師
あおい 看護師
  • エリア:神奈川県在住
  • 保有資格:看護師、ACLSプロバイダー
  • 施設経験:大学病院、総合病院、訪問看護ステーション
  • 専門分野:ICU、CCU(冠疾患治療室)

看護専門学校卒業後、大学病院の集中治療室(ICU・CCU)で8年間勤務。出産・育児休暇を経て退職し、様々な施設を経験。興味のあった在宅看護に携わりたいと考え転職。現在は看護師が立ち上げた小規模訪問看護ステーションに在籍する現役訪問看護師6年目。

転職に迷っている方、病院選びや就きたい仕事選びでリアルな現場の実状を知りたい方への情報を分かりやすくお伝えし、お役に立てればと思います。

著作・監修記事一覧

私が看護師からOLへ転職したい理由(メリット)

私が看護師からOLへ転職したい理由(メリット)

私が看護師からOLへ転職したいと思った理由やメリットを挙げてみました。

同じ理由で転職を考えている方は、転職すべきかどうか十分に考えてみましょう。

夜勤をやりたくないため

夜勤をやりたくないため

看護師とOLの労働条件の違いは、夜勤の有無、勤務時間・勤務日に規則性があるかどうか、という点です。

そのため、看護師の仕事は毎日が不規則だと感じている私にとっては、OLは夜勤もなく毎日同じ勤務時間なので楽そうに思いました

また、OLとして働いている友人を見ても感じましたし、夜勤がないので余計に憧れてしまいました。

オシャレがしたいため

オシャレがしたいため

看護師になって間もない人も、看護師として数年の働いている人も、オシャレをしたくてもできない悲しい思いを一度は経験しているではないでしょうか。

私もその1人でした。

職場ではマニキュア禁止、ヘアスタイルはお団子スタイルなど、肩に髪の毛がかからないようにまとめなければなりませんでした。さらに、アクセサリーは最小限、服装はユニフォーム、靴は動きやすいスニーカーなど、オシャレとは程遠い格好で毎日を過ごしていました。周りを見ても同じ格好の人ばかりで、患者は高齢者が多く、オシャレが参考になる人もいませんでした。

勤務先は自宅から近く、通勤中に他の人を見てオシャレに気を遣うこともなくなってきました。

私は、OLはきらびやかでオシャレを楽しんでいて、女性としての輝きがあり、うらやましく感じてしまいました。

緊張感のある職場に疲れたため

看護師の職場は、緊張感や責任の重さをずっと感じながら仕事をしなければならないので精神的に追い詰められることもあるかもしれません。

ユニフォームを着た瞬間から緊張感が始まるくらい、毎日仕事に行くだけでもストレスでした。

私はそんな環境に疲れてしまい、一度医療業界を離れてみたい、とOLに転職を希望するようになりました。

またいつでも看護師に戻れるという安心感

看護師はまだまだ売り手市場です。

嫌になったら、いつでもどこでも転職できるという安心感が私にはありました。

一度全く違う業界で働いてみて、いざとなったら看護師に転職すれば良いという安易な考えで、とりあえずOLに転職したいと思い、転職活動に踏み切りました。

看護師からOLへ転職して感じたデメリット

看護師からOLへ転職して感じたデメリット

OL職は看護師のように売り手市場ではありません。そのため、しっかりとした転職する対策が必要です。

私は、看護師として転職活動を行ったことがあるため、同様のイメージでOLへの転職を考えていました。その結果、何度も失敗してしまいました。

また、「看護師という資格を持って働いていたのに、なぜOLに転職するのか」ということは企業の採用担当者に必ず聞かれる質問でした。さらに、志望動機を伝えることはかなり難題でした。

以下で私が転職して感じたデメリットについて説明していきます。

看護師としての経験は「キャリア」に入らない

看護師としての経験は「キャリア」に入らない

医療業界や医療関連の会社であれば、看護師キャリアは評価されるかもしれませんが、他の業界だったため看護師キャリアは何も評価されませんでした

転職後は、看護師として何年か働いていたにも関わらず、新人扱いで年下の「先輩」に指導され新しい業務を覚えることになりました。

看護師としての仕事経験は特殊なので、OLの仕事でキャリアが役に立つということもあまりなかった印象です。

看護師の時よりも給与が下がる

当たり前ですが、看護師として夜勤もしていた場合、様々な手当が加算された給与を貰っていたため、OLに転職した場合は看護師の時よりも給与が低くなりました。

転職したばかりだと特に基本給などのベースが新人扱いになるので給与に期待はできませんでした。

そのため、生活の水準を落とすことに苦労したことを覚えています。

若いうちは実際の生活であまり給与のことを考えないかもしれませんが、結婚や出産などのライフイベントがあったとき給与や預貯金の有無は切実な問題です。

賞与(ボーナス)が固定ではなかった

病院勤務であれば、平均で数ヶ月分、賞与(ボーナス)が支給されます。

私が知らなかっただけですが、一般企業の場合、会社の業績に合わせて賞与は大きく変動します。そのため、賞与が気持ち程度のこともあれば、もらえないこともありました。この時に初めて、賞与が貰えるのは当たり前のことではないのだと痛感しました。

当たり前だと思われる仕事が出来なかった

一般企業に就職する女性は、新卒でもない限り、(Microsoft)エクセルやパワーポイントなどのパソコンスキル、メール対応や電話対応、名刺交換や言葉遣いなどのビジネススキル、一般常識は理解している方が多いと思いますが、私の場合は違いました。

こんなに世間知らずだったのか、こんなに仕事ができないのかと思い、苦労しました。

自分は特殊な医療業界で働いていたという自覚が足りなかった転職だったと感じます。

仕事へのやりがいがなくなった

仕事へのやりがいがなくなった

OLとして企業に勤務した際、看護師の仕事と違い、行うことはルーティン作業が多く、私ではなくてもできる仕事ばかりでした。

仕事初めは新鮮に感じましたが、1年、2年と繰り返すたびに仕事への「やりがい」は消えていきました。

また、私の場合、一般職として事務職で採用されたため、バリバリ働いている同期もおらず、疎外感を感じるようになりました。

看護師へ戻る自信がなくなった

私は最終的に約3年間務めたOLを辞め、一念発起して元の看護師にあらためて転職を行いました。

看護師の仕事から離れれば離れるほど、看護師に戻れるのか、病院勤務ではなくても、自身のスキルが付いていけるのかという技術面での不安が常にありました。

幸い、潜在看護師などの研修を行っている病院で講習を受けながら感覚や技術を思い出し、転職することに至りました。

看護師としてOLのように働ける職場

看護師としてOLのように働ける職場

看護師という立場でありながら、OLのように会社員として働ける職場もあります。OLへ転職を考える方は是非一度検討してみてください。

また、病院以外の勤務先もおすすめで、詳しくは「看護師の病院以外の転職先とは?介護施設11選と一般企業・学校等14選」も合わせて確認してください。

美容クリニック(美容外科・美容皮膚科)

美容クリニック

美容クリニック(美容外科・美容皮膚科)の場合、全体的に高給与で、夜勤もありません。

また、OLのようにデスクワークではなく、接客業に近くなりますが、看護師資格を活かしながら、美を追求することが可能です。

さらに詳しくは「美容クリニックへの転職でおすすめ看護師転職サイト5選」を確認しておきましょう。

企業の健康管理室(産業看護師)

企業の健康管理室(産業看護師)

企業や大学などの健康管理室にいて、社員・学生・職員の健康管理をする看護師です。

保健師の資格がなくても看護師の募集もあります。

企業のOLと同じように規則正しい勤務で残業もほとんどなく、病院と比べれば格段に業務量は少ないので人気です。企業の社員として働けるので、社員と同じ福利厚生の恩恵を受けられることもメリットです。

詳しくは「産業保健師・産業看護師になるには?違いや健康管理室・企業医務室の転職」も合わせて確認してください。

コールセンター

コールセンター

救急車を呼ぶべきか迷った時の相談ダイヤルや育児相談ダイヤルなど、電話相談を受けるコールセンターも看護師が募集されます。

座って電話応対するので服装などに制限がなく、OLのように働くことが可能です。

勤務する企業によっては夜間対応などもあるのでシフト制で勤務が不規則になることもありますが、パート勤務や日勤帯のみなどの相談ができる会社もあります。

さらに詳しくは「コールセンターで働いた看護師2人の仕事内容と体験談」も参照しておきましょう。

看護大学や看護専門学校の看護教員

看護大学や看護専門学校の看護教員

看護教員というのも、OLのような働き方ができます。実習時期だけアシスタントを募集されることもありますし、常勤の教員を募集していることもあります。

看護師経験年数や学生指導経験、研修修了者など条件がつくこともありますが、採用後に研修を受けられる場合もあります。

学校なので夏休み・冬休みなどの長期休暇がある一方、実習では早朝から待機することや、残業もあるので勤務が楽とは言えないかもしれませんが、指導に興味がある人は「看護教員になるには?大学・高校・専門学校・予備校4つの方法」も確認してください。

OLのように働ける職場探しは看護師転職サイトを活用!

OLのように働ける職場探しは看護師転職サイトを活用!

前述した美容クリニック、コールセンターや企業の健康管理室、看護教員(一部)の求人は、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)も併せて活用することで、求人がとても見つかりやすいです

また、看護師の希望条件を専任の担当者に伝えることで、その他の職場が見つかる可能性もあります。

私が繰り返した転職で、お世話になった看護師転職サイトを以下でご紹介します。

看護師免許をフル活用して、新しい職場を見つけてください。

看護師求人数No.1!レバウェル看護

レバウェル看護

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 133,944件(2026年5月7日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、看護師求人数が断トツで多く、ハロ―ワーク求人もカバーしています。

また、病院・クリニック、美容クリニックはもちろんのこと、企業医務室や介護施設や保育園などの看護師求人も充実し、OLらしく働くことができる職場が見つかりやすいでしょう。

そのため、看護師免許を活用しながら、OLのように働ける職場探しを行う場合は必ず活用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

丁寧で的確なアドバイス!ナース専科 転職

ナース専科転職

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 20万件以上
非公開求人 豊富(会員限定のレア求人あり)
対応職種 正看護師、認定看護師、准看護師、助産師、保健師、管理職
対応 勤務形態 常勤、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤あり)、常勤(夜勤のみ)、非常勤
対応施設 病院、クリニック、訪問看護、企業、保育園、幼稚園、学校、その他
【介護施設】
居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問介護事業所、介護老人保健施設、軽費老人ホーム、デイケア事業所、小規模多機能、訪問入浴事業所、看護小規模多機能居宅介護、有料老人ホーム、デイサービス事業所、グループホーム、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者専用住宅、ショートステイ事業所、訪問リハビリ事業所、介護医療院
対応 診療科目 美容、産婦人科、整形外科、眼科、外科、呼吸器科、循環器科、精神科/心療内科、小児科、皮膚科、形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、消化器科、内科、透析、その他
対応配属先 病棟、外来、オペ室、透析、その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・東証プライム上場企業
・支店が多く地域密着&チーム制で転職をサポート
・職場のリアルな情報を共有することも可能
・2025年オリコン顧客満足度®調査 看護師転職3年連続No.1
・LINE対応

ナース専科 転職は、担当者が丁寧で親切、的確なアドバイスが貰えることで定評がある看護師転職サイトです。

そのため、看護師の働き方に困ったり悩んだりしている方は、併せて活用してみてください。

また、非公開求人(インターネット上には出ない、担当者から紹介して貰える求人)も豊富で、企業医務室の看護師求人も保有していた実績があります。

公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/

キャリアの相談から始める!ナースではたらこ

ナースではたらこ

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナースではたらこ
運営会社 ディップ株式会社
公開求人数 164,238件(2026年5月7日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 勤務形態 常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従
対応施設 病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・非公開求人が豊富
・希望条件に合う求人が見つかりやすい
・希望する病院・施設へ転職可能な逆指名転職がある

ナースではたらこは、看護師のキャリアの相談やライフスタイルの相談から始めることが可能な転職サイトです。

そのため、今後の看護師の働き方の相談から求人を絞り込みながら転職完了までサポートしてくれます。

ナースではたらこは、看護師求人数も豊富で非公開求人も保有しており、他と比較するとバランスが良い看護師転職サイトです。

公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/

まとめ

看護師資格は国家資格です。

毎年試験に合格して新しく看護師になった人がいたとしても、現場では看護師を募集しているところが多く、売り手市場です。

病院や施設だけでなく、訪問看護や保育園、デイサービス、健康診断、区役所など看護師としての業務も様々ですし、勤務条件を比べてみれば色々選べる状況です。

看護師としてどこかの仕事に就いていれば、看護師キャリアが積み重なっていきますし、給料もある程度保証されるでしょう。

また、看護師は認知度も高いので、社会的にも信頼される職業です。例えば住宅購入時のローン借り入れなどでも信頼性が高いです。

人生の目標を持って自分で稼いでいきたいと思うなら、看護師資格を活かさない手はないと思っています。

私から皆様にお伝えしたいことは、看護師からOLに転職したいと思っているなら、安易に業界から離れる前にもう一度自分と向き合ってみませんか

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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