美容外科看護師の営業ノルマについての体験談

美容外科看護師の営業ノルマについての体験談
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病院とは全く異なる分野である美容外科に興味はあるけれど、具体的な仕事内容が分からない・ノルマがあり営業が辛いなど、転職することに不安を抱える看護師は多いのではないでしょうか。

今回は、「美容外科に勤めると看護師も営業するの?」「営業ノルマがあるの?」という疑問に5つの美容外科クリニックに転職した、私の勤務した事例・体験談を元にご紹介します。

美容外科(美容皮膚)クリニックはどこも売上目標はありますが、看護師に対して厳しい個人ノルマを課しているところはあまりない印象です。ただ、強制力がなくても「営業ノルマ」を達成しなければならない雰囲気がある美容外科クリニックもありました。

看護師の転職先として人気の美容外科クリニックへの転職をお考えの方は、ぜひ、参考にしてみてください。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 北海道/35歳
  • 職務経験:総合病院、美容外科クリニック、単科病院
  • 診療科経験:整形外科、呼吸器科、外傷センター、手術室、消化器科、精神科
衛生看護科卒業後、准看護師の資格を取得。その後、20歳で正看護師の資格を取得。大手総合病院で実績を積んだのち、美容外科クリニックへ転職。その後、様々な経験を経て現在は子育てをしながら総合病院の手術室で活躍中。
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1.初めに:美容外科看護師の仕事について

初めに:美容外科看護師の仕事について

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基本的に美容外科クリニックに勤務する看護師は「営業がある」といえます。

美容外科での看護師の仕事内容は、主に医療処置などの「施術」・「医師の介助」、施術の提案である「営業」となります。

医療処置 ・多くは特別な技術を必要としません
・美容外科により実施している施術は異なります
(看護師1人で施術を実施する場合もあれば、施術内容によっては医師の介助なども行います)
施術の提案(営業) ・来院した患者のカウンセリング

 

施術の提案(営業について)

来院した患者のカウンセリングを行うのも看護師の仕事です。元々患者が希望している施術の他、しっかり患者の話に耳を傾けて新たな処置、手術を勧めることが必要です。

例を挙げると、二重の手術を受けにきた患者に対し、手術前後の処置やカウンセリングを通じて「どうやらこの人は鼻が低いことを気にしているようだ。」などを会話の中から予測、もしくは会話から引き出します。

その中でさりげなく隆鼻術の提案をするようなかたちになります。

看護師は、どのようなニーズにも瞬時に対応しなくてはなりませんので美容外科における処置・手術内容はすべて把握しておかなくてはなりません。

それでは、以下で営業ノルマ(目標)について説明していきます。

 

2.【事例】美容外科の看護師は営業目標(ノルマ)があるのか?

【事例】美容外科の看護師は営業目標(ノルマ)があるのか?

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結論からお伝えすると、

  • 営業目標(ノルマ)が設定されている美容クリニック
  • 売上目標があり営業目標(ノルマ)を達成しなければならない雰囲気がある美容外科クリニック
  • 売上目標があり営業目標(ノルマ)がない美容外科クリニック

大きく、この3つのタイプの美容外科クリニックに分かれます。

実際は、看護師に強制して営業目標(ノルマ)をあたえる美容外科クリニックは少ないといえます。

しかし、売上順位が張り出されることや、売上を上げなければならない美容外科クリニックの雰囲気があり、営業ノルマを課されているのと同じ感覚になる場合があります。

 

事例1:大手美容外科クリニックA

売上目標 あり:決まっている
個人売上ノルマ なし
報奨金 あり:皆で達成したときのみ

事例1:大手美容外科クリニックA「大手美容クリニックA」の場合、各地のクリニックごとに売り上げ目標が決まっており、達成すると全てのスタッフに年次に合わせたパーセンテージで報奨金(ボーナスのようなもの)が支給されます。

看護師は手術の介助や脱毛やたるみ改善やシミ取りのレーザー照射、点滴等の施術を行い、個人売り上げノルマはありませんでした。

まれに、看護師が患者に提案し契約した施術や治療の合計金額で、上位3位までに賞金が出ることもありました。

しかし、積極的に参加するかしないかは本人次第で、強制的に売上げを伸ばせと言われることは看護師に限りありませんでした

 

事例2:中規模美容外科クリニックB

売上目標 あり:売上順位が発表される
個人売上ノルマ なし:営業ノルマがある雰囲気はある
報奨金 あり:順位に応じた報奨金

事例2:中規模美容外科クリニックB「中規模美容外科クリニックB」では、月のミーティングにて看護師個人の売上げ順位が発表され、金額に応じた報奨金があります。

上記の大手クリニックより個人売上げも重視しているため、接客スキル・技術、知識のスキルが低い新人のうちは報奨金獲得が難しかったです。

ほぼ入職した順番で高額治療を定期的に受ける患者が担当として入るため、実際の売上げ順位も入職した順番に比例します。気が強く下剋上を狙えるタイプの看護師には合う職場と言えました。

 

事例3:個人の美容外科クリニックC

売上目標 なし:医師とカウンセラーのみ
個人売上ノルマ なし
報奨金 あり:達成したときのみ

事例3:個人の美容外科クリニックC「個人の美容外科クリニックC」の場合、主に医師とカウンセラー兼受付が月の売り上げ目標を立てています。

看護師はレーザー照射系の施術を担当し、クリニックのオリジナル化粧品や治療等を患者におすすめすることも業務の一つでした。

月の売上げを達成するとスタッフ全員に報奨金が支給され、さらに個人売上げの高い看護師は別途報奨金が支給されますが、特に個人売り上げに対する圧力は強くありません

 

事例4:美容皮膚科メインのクリニックD

売上目標 あり:決まっている
個人売上ノルマ なし:気にしているスタッフは少ない
報奨金 あり:目標を超えた金額がスタッフ一律で支給

事例4:美容皮膚科メインのクリニックD個人経営で「美容皮膚科メインのクリニックD」の場合、毎月の売上目標金額を達成すると、超えた金額に応じてスタッフ全員に一律金額で報奨金が支給されました。

その売上目標金額が高めに設定していることもあり、報奨金目当てで勤務しているスタッフは皆無であり、ノルマ的な制度がほとんどなかったです。

 

事例5:皮膚科保険診療メインの美容外科E

売上目標 なし:看護師長のみ
個人売上ノルマ なし
報奨金 なし

事例5:皮膚科保険診療メインの美容外科E「皮膚科保険診療メインの美容外科E(中規模)」の場合、各医院の看護師長のみ売上ノルマがあり、自分が統括するクリニックの月の売上金額に応じて報奨金が支給されるシステムになっています。

他スタッフは特に報奨金はなく、たまに院長の気分で売り上げが良かった日の終業時間に1人1万円ずつ配分されることもありました。

 

3.美容外科の「売上目標(ノルマ)」と「報奨金」について解説

美容外科の「売上目標(ノルマ)」と「報奨金」について解説

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営業目標(ノルマ)を設定している美容外科は少ないですが、地域性や近況の売り上げなどにより「目標金額」が随時見直され、本部から通達がきます。

(個人美容外科クリニックの場合は、医長などからです。)

繁忙期と閑散期では目標金額が異なる美容外科クリニックが多く、目安として、

  • 繁忙期:50万~80万(看護師1名)
  • 閑散期:20万~50万(看護師1名)

などの個人売り上げ目標になります。

美容皮膚科クリニックによりますが、年末年始の連休に美容処置を行う人が多くなるため美容外科業界での繁忙期は12月末から1月上旬となり、この時期は年間を通して1番も目標金額が高めに設定されます。

その次にボーナス支給時期である6月が高めに設定される傾向にあります。学生の長期休みや臨時収入が決まってない時期である、10月や2月などは閑散期と呼ばれ設定額が低めになります。

 

(1)目標を達成した際に報奨金について

売上目標が決まっており、達成した美容外科クリニックの場合、一般的に報奨金を貰うことが可能です。

(営業をして契約を取ればその分給料に反映されるようなイメージです。)

しかし、美容外科クリニックによっては、

  • 営業成績は個人としてではなくクリニック全体として評価される
  • 個人成績のみ評価される
  • 達成した場合、クリニック全体で一律の報奨金となる
  • 全体で売り上げ目標を達成しなければ、報奨金が出ない

など、様々な仕組みとなっています。

そのため、契約を取ればとるほど自分だけの給与が上がるという訳でない場合が多いと言えるでしょう。

 

(2)売上目標を達成できなかった場合

売上目標を達成できなかった場合、チームやクリニック全体でミーティングを行なう場合が一般的です。

「なぜ、達成できなかったのか」などが議題になります。

個人的に何か言われることは少ないと言ますが、売り上げに繋がったかどうかは別として「営業やっています!」という姿勢は必要になるといえます。

また、美容外科クリニック全体での売上目標が達成していれば、問題ない場合もあります。(積極的に営業をして売り上げるスタッフそうでないスタッフも付与されるインセンティブは同じになるケースもあります。)

 

4.最後に:「ノルマなし」の美容外科

看護師が美容外科で勤めるにあたって人生を大きく左右するのが「営業」ということがお分かりいただけたでしょうか。

最後に:「ノルマなし」の美容外科

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美容外科は全ての施術が自由診療で成り立っているため、どうしても普通の病院より金銭的問題に厳しくなります。勤める美容外科によりコンセプトや経営方針が違いますが、営業目標(ノルマ)や売上目標を楽しみの1つとして捉えることが出来れば楽しく仕事ができるのではないでしょうか。

また、美容外科クリニックに転職したいけど、営業目標(ノルマなし)を避けたい場合などは、看護師転職サイトを利用して、担当者に条件を伝えてください。

などが、美容外科求人が豊富にあり、時期によっては美容外科求人の特集を行っています。

美容外科の特徴として売上が給与にかなり影響することから、勤め先によっては職場の雰囲気が殺伐としていることもあります。こちらは働くスタッフの人柄によるため入職してみないと分からないです。

この記事が美容外科に興味がある看護師にとって役立つ記事になれば幸いです。


   
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更新:2019年3月23日
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