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看護師の職場で嫌われる上司の特徴「こんな上司は嫌だ!」

公開日:2026年6月3日
看護師の職場で嫌われる上司の特徴「こんな上司は嫌だ!」

新年度、新たにチームリーダーや主任などを任命され、初めて自分の部下ができたという看護師もいるでしょう。

リーダーとして尊敬される、成果を出すという事は、スタッフ看護師としてよい働きをする事とはまた少し異なります。

自分の目の前の患者さんの事だけを考えて行動するわけにはいきません。特にリーダーの立ち居振る舞いは、看護チーム全体に良くも悪くも影響を及ぼしてしまいますので、リーダーとしての立場に慣れるまでは自分の行動の仕方に悩む人も多いでしょう。

そこで今回は、看護師の職場で嫌われる上司の特徴をご紹介します。

現在看護師として上司の立場にいる方に向けた記事です

これらを読んで自分の行動をみつめる手がかりにしていただければと思います。

執筆・監修看護師
砂川 看護師(がん看護専門看護師)
砂川 看護師(がん看護専門看護師)
  • エリア:神奈川県在住
  • 保有資格:看護師、がん看護専門看護師、保健師
  • 施設経験:総合病院(急性期)、訪問入浴
  • 専門分野:消化器外科、整形外科、乳腺外科

看護師歴10数年、急性期の総合病院の外科系病棟や外来処置室、化学療法室などでずっとがん患者さんの看護に携わってきました。大学院への進学や管理職も経験しましたが、現在は第3子の出産にむけて久しぶりに主婦業・母親業にひたっています。看護師という仕事は大変な面もありますが、人との関わりの中で成長ができ、自分のライフスタイルに合わせてある程度働く場所を選択できる素敵な職業だと思います。

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感情的にふるまう上司

感情的にふるまう上司

「感情的な看護師の上司」と聞いて皆さんも一人くらいは過去の上司や先輩の顔が浮かぶのではないでしょうか。

基本的に部下は、上司にあたる人と話をする時は多少なりとも緊張しています。

そこに更に上司が怒りっぽかったりイライラしていたりしたら、報告や相談どころではありません。

しかし看護師のリーダーという立場は、根拠を基に自分の立ち居振る舞いを決める必要があります。普段穏やかな上司がここぞと言う時にバシッと怒りを見せれば「これはよほどの事なのだ」と部下も感じる事ができます。

リーダーの立場にある人は感情を表出してはいけない、という意味ではありません。

自分の立ち居振る舞いが及ぼす影響を考えて、自分の感情の表現の仕方を決めるようにしましょう。

普段から怒りっぽい看護師は注意しよう

日頃から怒りっぽい、物の言い方がキツイという自覚がある方は、要注意です。

特に新しいポジションを任されたばかりの頃は、自分の役割を全うしたいという責任感と、自分の部下が思うように動いてくれないという苛立ちから、部下に対し怒りの感情が沸いてしまう事も多くなりがちです。

しかしながら常に上司が怒りっぽい態度では、部下は「また怒っているよ」としか受け取ってくれなくなり、本当に自分が伝えたい事が伝わらなくなってしまいます。

物事をハッキリと伝えられるというのは長所でもあるので、それが度を越して威圧的と感じさせないように気をつけましょう。

看護師の体験談

私自身、朝からイライラして出勤時の挨拶もまともにしない上司と働いた事があります。

最初はその威圧感が辛く、朝一番で何かを報告したり相談したりする事が非常に億劫に感じた経験があります。

この上司の場合は、キャパシティがあまりないために朝から緊張状態にあるのだと気づいたのは部下になってしばらく経ってからでした。

新人看護師が過緊張のあまりソワソワしたり泣いたりするのと、忙しい時に上司がイライラしたりするのとでは、影響を与える範囲が全く異なり、看護師チーム全体の雰囲気が悪くなります。

もしも日頃から緊張しやすい、キャパシティがそれほどないと自覚している人の場合は、いっそのこと「今自分に余裕がなくて」と部下に自分の状態をあえて口に出してみて、深呼吸してみるなど、自分なりの心の落ち着かせ方を身につけるとよいでしょう。

責任転嫁をする上司

責任転嫁をする上司

嫌いな看護師の上司に、責任転嫁をする人を挙げる看護師も多いでしょう。

看護師のリーダーとは、ある集団のトップに立ち、そのメンバーが起こした行動や結果について共に責任を負う人です。

仕事を割り振っておきながら失敗すればそのスタッフ個人のせい、では上司を信頼する事ができなくなってしまいます。

部下が失敗したときは上司自身の誤りである

看護師の上司には、部下に仕事を任せる事で部下を教育し、成長させていくという責任もあります。

つまり、部下が失敗をした時は、それを予測できなかった上司自身の誤りでもあり、もしくは部下の失敗をフォローしながら成長につなげていくという責任の怠りでもあるのです。

そういった上司の立場としての責任をとらず、失敗を部下のせいにする上司は嫌われやすいと言えます。

例えばこんな場面は注意しよう!

例を挙げると、あるスタッフ看護師の失敗について医師から主任などの管理職者に注意があったとします。

そのスタッフがよくない行動をしたという事は、チームのトップである管理職者にも監督責任や教育についての責任があります。

それなのに、医師と一緒になってその看護師を批判する、一方的にその看護師を叱って終わりにする、ではスタッフも上司を信頼する事ができなくなります。

仕事の割り振りが下手な上司

仕事の割り振りが下手な上司

次に挙がりやすい嫌われる上司の特徴としては、看護師の仕事割り振りが下手という点が挙げられます。

これは、部署を異動したばかり、役職についたばかりの人にとっては耳の痛い意見かもしれません。看護師のリーダーとなった当初は、まだ仕事に慣れていないから仕方ないと部下の方も思って我慢してくれます。

しかしながら上司の仕事の割り振りは、部下にとって自分の仕事の負担に直結するため、いつまでも待てないというのも部下の本音でしょう。

今日の割り振りは失敗した、と思った時は部下からの率直な意見をフィードバックしてもらい、次に生かせるようにします。

その場合は、その部署の業務をよく知っている中堅看護師の意見を参考にするとよいでしょう。

そういった中堅看護師の意見をいつまでも丸飲みにしていくわけにはいきませんが、どういった理由でどう判断するのかを聞くと参考になります。

八方美人の上司

八方美人の上司

看護師のリーダーという立場は、嫌われてこそ、とまでは言いませんが、誰に対してもよい顔をし続ける事はできません

部署にとっての大きな改革を実行する時には多くの痛みを伴うものであり、喜ばれない内容の話を伝えるというのは上司自身にとって非常にエネルギーを必要とするものです。

部下にとって厳しい事を言わねばならない時に、言いにくいというリーダーの思いを優先してしまうと、どうしてもはっきり言えなかったり、言いやすい部下にだけ言ってしまったりする事があります。

このような人によるちょっとした違いを、部下は非常によく見ています。

  • 強く言い返してくるスタッフにはあまり言わない
  • 全員に良い顔をしようとして決断できない
  • 黙って言う事を聞いてくれるスタッフに過剰に業務を割り振る

といった皆に良い顔をしたいという思いが、逆に皆からの信頼を失う事になりますので気をつけましょう。

その他、嫌われる上司の特徴

その他、嫌われる上司の特徴

その他、看護師の部下から嫌われる上司の特徴と対処方法を挙げておきます。

当てはまる場合は是非、実践しておきましょう。

部下の失敗をしつこく非難する上司 ・部下のミスはあなた(上司)のミスです。
出世しか頭にない上司 ・少数ですが存在します。
・仕事は皆で行い、つながっているものです。
・協力してもらっている気持ちを持ちましょう。
理論的すぎる上司 ・女性看護師には少ないですが、理論的すぎるのも問題です。
・女性が多い職場では理論的におかしいことも多いです。
・優しく伝えることで「なるほど」と思わせましょう。
昨日いったことと違う上司 ・自分で伝えたことには責任を持ちましょう。
・違う場合は、「ごめんね」と伝えることも大事です。
自分のスタイルを押し付ける上司 ・人は違う環境で育っており、仕事への考え方も違います。
・部下の良さを引き出し伸ばしてあげることを考えましょう。
まったく褒めない上司 ・日本人は褒め下手と言われています。
・1日1つは小さなことでも褒めるように心がけましょう。
不潔、または身だしなみが悪い上司 ・看護師では少ないですが注意しましょう。
・上司のだらしない部分も部下は見ています。
・職場は仕事の場であり、家庭や友人ではないと考えましょう。

身体的に攻撃する事も、精神的に攻撃する事もどちらもパワハラですが、以下の行為は注意しましょう。

長時間にわたる執拗な叱責

部下の中には、こちらがあっと驚くようなミスをする看護師や、度重なる遅刻といった社会人としての基本から問題を抱えているような看護師もいます。

こういった部下に接していると、上司として自分にかかるストレスも相当なものになります。

しかしながら、ここで自分の怒りを思わず爆発させてしまい、

  • 長い時間にわたって叱り続ける
  • ネチネチと何度も同じ話を繰り返す
  • 相手の人格を否定するような表現を用いて怒ってしまう

といった事は、適正な指導の範囲を超えているとみなされかねません

ここでも自分の感情をコントロールする事が必要になりますので、気をつけましょう。

仕事上のミスに対する処罰的な対処

例えばインシデントを起こした部下がいるとします。

通常、なぜそういったミスにつながったかを一緒に振り返り、部下自身の知識不足が原因の一つであれば知識を補う対策を取ります。

そういった場面で、不足していた知識に関する本を読むよう指示するのではなく、

  • ひたすら反省文を書かせる
  • 部下との合意なく突然業務全般から外す

といった「罰を与えられた」と捉えかねない対処は、通常の指導を超えているとみなされる可能性がありますので気をつけましょう。

まとめ

看護師の職場で嫌われる上司の特徴としては、感情的で責任感がなく、人による差別をしてしまうといった事があげられます。

特にリーダー的な立場に慣れないうちは、自分の感情のコントロールや部下への注意の仕方が難しく、意識せずについこのような行動をとってしまうこともあるでしょう。

嫌われる上司の特徴に自分があてはまっていないか時々自分の行動をふりかえると、リーダーとしての自分の成長につなげられる事でしょう。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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