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心臓血管外科で働く看護師の仕事内容と私が感じた「やりがい」

公開日:2026年5月27日
心臓血管外科で働く看護師の仕事内容と私が感じた「やりがい」

心臓血管外科の看護師と聞くと、「覚えることが多そう」「毎日の勉強が大変そう」「どのような仕事内容か分からない」などというイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。

私が心臓血管外科病棟で看護師として働いた経験をもとに、働く看護師の仕事内容や、私が感じた「やりがい」について説明していきます。

執筆・監修看護師
佐藤ゆうき 看護師
佐藤ゆうき 看護師
  • エリア:千葉県在住
  • 保有資格:看護師
  • 施設経験:総合病院、クリニック
  • 専門分野:呼吸器外科・内科、消火器外科・内科、循環器内科、心臓血管外科、婦人科、小児科、眼科

都内の総合病院で約6年(呼吸器外科・内科、消火器外科・内科、循環器内科、心臓血管外科、婦人科、小児科、眼科の経験があります。)、その後クリニックで約5年勤務しました。現在は1児の母として子育て奮闘中ですが機会があればまた働きたいなと思っています。

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心臓血管外科病棟で働く看護師の仕事内容

心臓血管外科病棟で働く看護師の仕事内容

私が勤務していた心臓血管外科病棟に入院する患者は、

  • 心臓疾患(虚血性心疾患、心臓弁膜症、不整脈)
  • 大血管疾患(腹部大動脈瘤、胸部大動脈瘤、大動脈解離など)
  • 末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤など)

などの疾患を患っており、処置や検査・手術目的で入院する患者が多く、緊急で入院する場合も多くありました。

手術で多いのは、弁置換術や冠動脈バイパス手術、ペースメーカー植え込み術、心臓カテーテル治療、下肢静脈瘤手術なとなり、中には何か月も入院しリハビリが必要な場合もあります。

心臓血管外科病棟で勤務した経験をもとに、以下で看護師の仕事内容の詳細を説明していきます。

検査の説明や検査後の観察

検査の説明や検査後の観察

心臓血管外科で手術を受ける患者は、一度検査のための入院を行う場合が多く、検査の説明やサポートは看護師の仕事の1つです。

検査内容としては、採血、レントゲン、心電図、心臓超音波検査、胸部CT、肺機能検査、心臓カテーテル検査など患者の状態・病状に合わせて行います。

また、検査も心臓カテーテル検査のように身体へのダメージが大きいものもあり、看護師として検査後の観察も重要な仕事です。

看護師の体験談

看護師としては、検査を受ける患者が不安な思いをしていないか、検査内容や合併症についての理解はきちんとできているかを確認し、サポートを行う必要がありました。

そのため、私自身も心臓血管外科関連の検査・検査結果について、詳しい必要がありました。

術後患者の全身管理

術後患者の全身管理

心臓血管外科の手術は、術後の状態が変化しやすいため患者の全身管理が大切な看護師の仕事です。

術後患者のバイタルサイン、疼痛の有無、出血の有無、ドレーンの排液量・性状、顔色、意識レベル、心電図など、看護師が細かく全身を観察することが重要です。

看護師の体験談

私が心臓血管外科病棟で働いていた際には、患者の訴えを良く聞き、些細なことも把握し、必要時医師へ報告を行っていました。

また、急に患者の状態が変化し、再手術を行うことや、ICUへ転室することもありました。

術後患者の投薬管理・指導

術後患者の投薬管理・指導

心臓血管外科の術後は、抗凝固薬や利尿剤などたくさんの薬剤を使用する患者が多く、投薬管理も看護師の仕事です。

どの薬剤も1日の投与量が厳密に決められており、少しのミスも患者の命に関わるため注意が必要な仕事でした。

また、患者が徐々に食事をとれるようになると点滴から内服薬に切り替わり、退院後も継続的に内服が必要な薬剤も多くあるため、患者が内服薬の作用・副作用をしっかり理解できているか確認し、看護師が患者に対し適宜指導していきます。

看護師の体験談

私が勤務していた心臓血管外科病棟では、点滴の種類間違いを防ぐため看護師2名で確認し、輸液ポンプ・シリンジポンプを使用していました。

投薬中は点滴がきちんと投与されているか確認し、患者の状態に変化がないか観察するように指導されていました。

日常支援や術後患者のリハビリ

日常支援や術後患者のリハビリ

日常生活の援助は、患者の状態に合わせて医師が行動範囲を指示するため(座位のみ可能、トイレ歩行可能など)、心臓血管外科の看護師はそれに合わせてサポートを行うことが仕事です。

また、患者の手術後は早期離床のため、リハビリが早くから開始されます。

私が勤務していた心臓血管外科病棟では、リハビリは基本的には理学療法士が行いますが、それ以外の時間や日曜・祝日など理学療法士がいない時は、看護師がリハビリを行う事がありました。

看護師の体験談

私が患者のリハビリを行う場合、リハビリがどこまで進んでいるかを確認し、全身状態に注意しながら行っていました。

また、手術後は少し動くだけでも患者の心臓に負担がかかるため、リハビリは慎重に行わなければなりませんでした。

異常の早期発見

異常の早期発見

私が勤務していた心臓血管外科病棟では手術後、せん妄状態になる患者が多くいました。

心臓血管外科の患者は、手術後に取り巻く環境が大きく変化し、長期間寝たきりになる場合も多いため、せん妄状態になりやすい診療科だと思います。

危険があると判断された患者は、ナースステーションの近くの部屋に移動をしたり、看護師が頻回に訪問したりして、異常の早期発見に努めることも仕事の1つです。

看護師の体験談

せん妄状態の患者は、無意識のうちに点滴やドレーンなどを抜いてしまう方や、まだ歩行ができないのに1人で勝手に歩いてしまい転倒する方もいました。

私は、常に患者の周囲に危険なものがないか確認し、事故が起こらないように注意していました。

看護師の「やりがい」や心臓血管外科病棟で働いて感じたこと

看護師の「やりがい」や心臓血管外科病棟で働いて感じたこと

私が心臓血管外科病棟に勤務して感じた「やりがい」や、働いて感じたことについて、体験から説明していきます。

どうしたら患者が良くなるのかを考えられること

どうしたら患者が良くなるのかを考えられること

心臓血管外科病棟の看護師は、他の診療科と比較して覚えることや学ぶことが多い診療科です。

私は、何事にも疑問を持ち、調べて学んだことを吸収することで看護師としてのキャリアを磨くことができ、

  • 「自分にできることは何なのかを考えること」
  • 「どうしたら患者さんが良くなるのか」

などを考え学べたことが、心臓血管外科での仕事への「やりがい」につながったと感じています。

心臓は人間の中で最も重要な臓器であり、他の診療科で働いていても心臓は必ず関連性があり、切り離せないものです。私は心臓の機能や構造、病態について、検査や治療についての知識も身に付き、心電図も読めるようになりました。

看護師として鋭い観察力を磨けること

看護師として鋭い観察力を磨けること

心臓血管外科病棟で働く看護師は、患者の手術や検査後の観察はとても重要な仕事です。私は看護師として「あれ?何かがおかしい」「間違っていても良いから確認しよう」と思う日々でした。

その日々の積み重ねで、看護師として観察力に自信を持つことができ、患者の異常を早期に察知する仕事に「やりがい」を感じていました。

心臓血管外科病棟で看護師として働くことで、少しの患者の変化にも気づくことが多くなり「異常」と「異常でない」ものの区別がつくようになりました。

私は、心臓血管外科病棟で働いていなければ、決して身についていない観察力だと感じます。

看護師として精神的な強さを求められる

看護師として精神的な強さを求められる

心臓血管外科病棟の患者は、急変しやすく「さっきまで元気に話をしていたのに、今みたら息をしていなかった」というケースもありました。

そのため、看護師として精神的な強さが求められ、どのような処置をすれば良いのか、何を一番に行えば良いのかを瞬時に考え、すぐ行動することが必要不可欠でした。

また、急変時は医師や看護師が慌ただしく動きまわるため、医師から怒鳴られることも多々ありました。

覚えることや勉強することが多い

覚えることや勉強することが多い

心臓血管外科病棟に勤務する看護師は、心臓の構造や心臓の疾患、手術、検査、薬剤についてなど、勉強することが沢山あります。

全て関連付けて覚えることができるため、1つの事が分かると、様々な事が分かるようになってきますが、働き始めのころは分からないことだらけで、私は非常に苦労しました。

また、手術室看護師からの申し送りや医師の記録などで分からない単語や略語が出てくることも多くあり、勉強が大変だなと感じる場面が多くありました。

希望の診療科への求人探しは看護師転職サイトを活用しよう

希望の診療科への求人探しは看護師転職サイトを活用しよう

看護師が病院へ転職を検討した際に調べる看護師求人は、一般的に病棟、オペ室、外来等では区分されています。

そのため、看護師が病院への転職時に希望の診療科への配属を考えた場合、面接時に交渉する必要があります。面接時に交渉は行ったことがない、どうやって交渉して良いか分からない看護師の方が大半だと思います。

だからこそ、交渉の代行を行ってくれる看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)の活用をおすすめします。

看護師転職サイトは、あらかじめ条件に合う(希望の診療科に配属される)病院求人をピックアップしれくれますし、面接を含めた前後に交渉も行ってくれるため、スムーズに希望の診療科への転職活動を進めることができます。

注意点としては、希望の診療科へ配属された場合でも、病院によっては数年に1度、部署異動を行っている場合もあるため、合わせて確認を行ってもらいましょう。さらに詳しくは「看護師が希望部署・希望診療科に配属されるための転職方法|希望を通すコツと注意点」を確認してください。

以下では、交渉能力が高い、看護師転職サイトをご紹介します。希望の診療科の募集がある病院も探してもらう必要があり、まずは2社とも登録しておきましょう。

病院求人数No.1!レバウェル看護

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非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
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また、担当者も丁寧にヒアリングを行ってくれるため、利用する看護師にも定評があり人気があります。

そのため、希望部署・希望の診療科への看護師転職を考えた場合、必ず活用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

丁寧なアドバイス!ナース専科 転職

ナース専科転職

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サイト名 ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)
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対応職種 正看護師、認定看護師、准看護師、助産師、保健師、管理職
対応 勤務形態 常勤、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤あり)、常勤(夜勤のみ)、非常勤
対応施設 病院、クリニック、訪問看護、企業、保育園、幼稚園、学校、その他
【介護施設】
居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問介護事業所、介護老人保健施設、軽費老人ホーム、デイケア事業所、小規模多機能、訪問入浴事業所、看護小規模多機能居宅介護、有料老人ホーム、デイサービス事業所、グループホーム、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者専用住宅、ショートステイ事業所、訪問リハビリ事業所、介護医療院
対応 診療科目 美容、産婦人科、整形外科、眼科、外科、呼吸器科、循環器科、精神科/心療内科、小児科、皮膚科、形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、消化器科、内科、透析、その他
対応配属先 病棟、外来、オペ室、透析、その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
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そのため、希望部署・希望の診療科へ転職を希望する看護師は併せて活用しておきたい転職サイトです。

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まとめ

私の経験から仕事内容ややりがい、働いて感じたことを説明していきました。そのため、心臓血管外科病棟の看護師の仕事は大変だと思った方もいると思います。

しかし心臓血管外科は、仕事を頑張った分だけ自分に返ってくる診療科でもあり、とてもやりがいのある診療科だと私は感じています。

心臓血管外科病棟の看護師の仕事内容を理解した上で、興味を持った方は転職を考えてみることをおすすめします。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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