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急性期が向いてない看護師って?看護歴20年の体験談

公開日:2026年6月4日
急性期が向いてない看護師って?看護歴20年の体験談

看護師として急性期病院や急性期病棟に勤務しているけど、私は急性期が合わないのではないか、急性期以外の職場に転職・異動した方が良いのではないかと感じたことありませんか。

急性期の患者を看護する場合、緊急入院・緊急OP・急変など緊急を要することが多いですが、そのような環境が向いていない看護師には、どのような特徴があるのでしょうか

看護歴20年(急性期16年間の実績)の私が、急性期に向いていない看護師を、独自のチェックシートとその理由について、経験から説明していきます。

執筆・監修看護師
川上 看護師
川上 看護師

神奈川県の急性期病院(肝臓内科、神経内科、整形外科)で5年、その後地方の急性期病院で11年(小児科、小児外科、新生児科、皮膚科、呼吸器内科)勤務し、看護学校で2年看護教員をしました。母の介護を境にクリニックに勤務するようになり、現在はパート看護師として働いています。

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看護師として急性期に向いてない?チェックシートとその理由

看護師として急性期に向いてない?チェックシートとその理由

以下の表は、急性期が向いていない看護師の特徴を私の経験からまとめたものです。(YES/NOで回答してくみてださい。)

看護師の急性期、向き不向きチェックシート

問1 せっかちで気持ちだけ先走る性格だと思う
問2 大雑把な性格である
問3 ゆっくり患者と向き合いたいと思っている
問4 勉強するのが苦手である
問5 気持ちが優しすぎると良く人から言われる
問6 自分は不器用だと思う
問7 自分の体調管理ができないと思う
問8 気分転換をするのが苦手だ
問9 おっとりし過ぎていると良く言われる
問10 仕事を覚えることは比較的遅い方だと思う

もし、6つ以上「YES」に当てはまるようでれば、あなた(看護師)は急性期に向いていない可能性があるでしょう。

また、上記のチェックシートが6つ以上当てはまり、現在、急性期で働いていて「なんだかしっくりこない」と感じている看護師の方は、慢性期等への転職を考えた方が良いかもしれません。

なぜ、「このチェックシートの特徴を持つような看護師が急性期に向いていないと言えるのか?」、その理由を私の20年以上の急性期での臨床経験をもとに、以下でくわしく説明していきます。

【注意】急性期に向いている、不向きであることは、働いた看護師の経験からの見解となり、断定するものではございません。

答1.せっかちな正確では状況判断ができない

せっかちな正確では状況判断ができない

せっかちな看護師こそ、急性期に向いていると思われがちですが、実はそんなことはありません。

せっかちな看護師は、気持ちだけ先走る傾向があり、的確な状況判断が苦手です。

急性期のような急患や緊急OPなど、毎日目まぐるしい状況だと、なおさらその「悪いクセ」が目立ちます。

その、結果インシデント・アクシデントを起こしてしまうことが多いのです。

また、せっかちな看護師は、周囲を見ず自分のペースで動こうとしてしまうことが多いです。
そのため、チームワークが命である急性期では、「一緒に働きづらい」という印象を周囲に与えてしまう可能性があります。

答2.大雑把だと急性期ではインシデントを起こしやすい

大雑把だと急性期ではインシデントを起こしやすい

急性期で働く看護師には、仕事のスピードと正確さが要求されます。

そのため、日頃から処置の準備や注射の扱い等が大雑把で仕事が雑な看護師は、インシデント・アクシデントを起こしかねないので急性期には向いていません。

例えば、NICU(新生児特定集中治療室)の場合は、注射も「0.01ML」で細かな指示が出ることも多く、看護師の少しのミスや雑さが患者の命取りになります。

答3.命を守ることが最優先、患者と向き合うことが難しい

命を守ることが最優先、患者と向き合うことが難しい

看護師が働く急性期の現場(特に、救急外来・集中治療室など)は、何よりも命を守ることが最優先であり、患者とゆっくり関わることが難しいです。

そのため、看護師として患者とコミュニケーションを深め、寄り添って看護したいという人には「やりがい」を感じることができず、急性期に向いていません。

私の個人的な経験からですが、いくらその仕事を上手く行うことができた場合でも、看護師としての「やりがい」が見出せなければ、ストレスが溜まっていくだけです。
そのため、急性期の看護が「自分がやりたいことではない」と感じるのであれば、クリニック、慢性期病棟、訪問看護、介護施設などに目を向けみてはいかがでしょうか。

答4.勉強が苦手な看護師は急性期についていけない

勉強が苦手な看護師は急性期についていけない

看護師が、急性期患者のちょっとした変化を見逃さないためには、

  • 「自分の行った看護が患者にとって的確であったか」
  • 「他のアプローチの仕方があったのではないか」

など、看護知識・技術の勉強が大切です。

そのため、もともと看護知識や技術を勉強するのは苦手という看護師に急性期は向いていないでしょう。

また、急性期は患者の展開が早く、慢性期と比較すると治療や検査が毎日沢山行われています。
そのため、経験のある看護師でも日頃からちゃんと勉強しておかないと仕事についていけない可能性が高い環境です。

答5.感受性の強い看護師に急性期は辛いだけ

感受性の強い看護師に急性期は辛いだけ

急性期では、目の前で患者が急に亡くなることや、若い患者が亡くなってしまうことが珍しくありません

しかし、看護師が患者やその家族に感情移入してしまい、他の患者のケアがおろそかになる、遅れる等は、あってはならないことです。

そのため、患者・その家族にすぐに感情移入する感受性の強い看護師は、急性期にいても辛いだけで向いているとはいえません。

急性期で働く看護師は、全ての患者に対して公平に平等に接することが求められると、私は考えています。

答6.必然的に手先の器用さが急性期では求められる

必然的に手先の器用さが急性期では求められる

手先が不器用という看護師も、急性期には向かない可能性が高いです。

理由としては、処置やライン確保など、手先を使うことが救急外来、集中治療室、急性期病棟は多いためです。

急性期で働く看護師は、必然的に手先の器用さが求められ、仕事に取り組んでいます。

答7.体調管理できないと急性期は乗り越えられない

体調管理できないと急性期は乗り越えられない

急性期は、身体的にも精神的にもストレスが多いため、それが原因で看護師は体調を崩しやすい職場です。

そもそも急性期の看護師は身体的にも精神的にもタフでなければやっていけません。

そのため、食事や睡眠がきちんととれて、自分の体調をコントロールすることができる看護師は急性期に向いていますが、体調管理に自信のない看護師は、もう少しゆったり働ける環境で働いた方が良いでしょう。

答8.いつまでも感情を引きずると急性期ではミスを起こす

いつまでも感情を引きずると急性期ではミスを起こす

患者が急変したことや亡くなったことがトラウマになり、いつまでも感情を引きずる看護師は急性期には向かないでしょう。

気分転換や感情のコントロールは、急性期で働く看護師にとっては必要であり、うまく気分転換ができない場合は、仕事上ミスを起こしやすくなります

そのため、急性期で働く看護師は、自分なりに心をリフレッシュする方法を身につけています。

答9.おっとりとしていると急性期の仕事が任せられない

おっとりとしていると急性期の仕事が任せられない

急性期患者を診る場合、周囲はテキパキと機敏に動く看護師が多い環境です。

そのため、その中で動作がゆっくりでおっとりとした性格の看護師は、急性期に向いていないでしょう。

私が急性期で働いていた頃は、おっとりとした看護師にはルーティンワークを行ってもらい、緊急性の高い仕事は与えないようにしていました。
その後、部署異動で、急性期ではない別の部門で勤務し、その後に転職していました。

答10.覚えが遅いと戦力にならない

覚えが遅いと戦力にならない

慢性期患者等と比較した場合、急性期患者に対して行う処置が違い、看護師は休む間もなく仕事を行う必要があります。

さらに、急性期患者の看護を行うために、看護師として日々勉強しなければならないことが間違いなく多いです。

そのため、仕事の覚えが遅い看護師は、急性期の現場では即戦力とならず、周囲に気まずい思いを抱えながら仕事を行うため、急性期には向いていないでしょう。

また、仕事の覚えが遅いことでミスにつながり、インシデント・アクシデントの危険もあるでしょう。

2年目、3年目の看護師で覚えが遅いことは、急性期で働く上で辛いと感じることも多いと思います。
新人看護師(1年目)の場合は、覚えることが多いため、覚えが遅いと感じるかもしれませんが、必死についていきましょう。

急性期が合わないと感じる場合は転職サイトを活用しよう!

急性期が合わないと感じる場合は転職サイトを活用しよう!

急性期病院、急性期病棟で看護師として働くことが難しい、向いていないと考える場合でも、後ろ向きになる必要は一切ありません

私も急性期を16年行った後に、急性期の経験をあまり必要としないクリニックで働きました。

看護師免許を保有していれば、看護師として働くことができる職場は沢山あります。さらに、向いていないと考えていた場合でも、急性期の看護師として3年以上の経験があれば、転職先は豊富です。

まずは、急性期以外で、自分のキャリアに合わせた看護師求人がどれぐらいあるのか、どのような看護師求人があるのかを、まずは知ることが、私のおすすめの方法です。

理由としては、自分に転職可能な求人を知ることで、「もう少し急性期で頑張ってみよう」と思える場合もあれば、「これらの求人であれば部署異動を検討しよう」と考える場合もあるためです。

ただし、急性期で働きながら急性期以外の看護師求人を調べることは、骨が折れる作業のため、以下で紹介する看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)を活用しておきましょう。

また、情報収集でも活用できる(必ず転職しなくても良い)看護師転職サイトのため、積極的に登録を行い利用しておきましょう。

看護師求人数No.1!レバウェル看護

レバウェル看護

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 133,944件(2026年5月7日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、転職時期が決まっていない場合や、情報収集のみ、転職を悩んでいる場合の相談などを行うことが可能で、最終的に転職せずに利用しても、嫌な顔をされることもありません。

また、看護師求人数が看護師転職サイトの中で、断トツで多いため、看護師の希望条件に合わせた急性期以外の看護師求人が見つかりやすいです。

そのため、急性期以外の看護師求人を探すのであれば、必ず活用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

丁寧で的確なアドバイス!ナース専科 転職

ナース専科転職

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 20万件以上
非公開求人 豊富(会員限定のレア求人あり)
対応職種 正看護師、認定看護師、准看護師、助産師、保健師、管理職
対応 勤務形態 常勤、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤あり)、常勤(夜勤のみ)、非常勤
対応施設 病院、クリニック、訪問看護、企業、保育園、幼稚園、学校、その他
【介護施設】
居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問介護事業所、介護老人保健施設、軽費老人ホーム、デイケア事業所、小規模多機能、訪問入浴事業所、看護小規模多機能居宅介護、有料老人ホーム、デイサービス事業所、グループホーム、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者専用住宅、ショートステイ事業所、訪問リハビリ事業所、介護医療院
対応 診療科目 美容、産婦人科、整形外科、眼科、外科、呼吸器科、循環器科、精神科/心療内科、小児科、皮膚科、形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、消化器科、内科、透析、その他
対応配属先 病棟、外来、オペ室、透析、その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・東証プライム上場企業
・支店が多く地域密着&チーム制で転職をサポート
・職場のリアルな情報を共有することも可能
・2025年オリコン顧客満足度®調査 看護師転職3年連続No.1
・LINE対応

ナース専科 転職は、担当者が丁寧で的確なアドバイスを貰えることで、利用する看護師に定評がある看護師転職サイトです。

そのため、急性期から異動しようか悩んでいる場合や、転職を検討したけれども、それでも悩んでいる場合などは活用しておきましょう。

求人全体の約40%が非公開求人(インターネット上に出ない、担当者から紹介して貰える求人)が豊富なため、好条件の看護師求人が見つかります。

公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/

キャリアの相談から可能!ナースではたらこ

ナースではたらこ

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナースではたらこ
運営会社 ディップ株式会社
公開求人数 164,238件(2026年5月7日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 勤務形態 常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従
対応施設 病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・非公開求人が豊富
・希望条件に合う求人が見つかりやすい
・希望する病院・施設へ転職可能な逆指名転職がある

ナースではたらこは、自分の市場価値を確認したい場合や、看護師としてのキャリアやライフスタイルの相談、1年後、2年後に転職したい場合の相談などに向いています。

急性期が向いていないと感じる看護師の場合、まずは急性期以外で働くことができる職場を探してもらいながら、今後のキャリアの相談も含めて行いましょう。

公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/

まとめ

急性期に向いていない看護師について、私の経験から紹介させていただきました。

私が急性期で働いていた頃は、ここで紹介した特徴を持つ看護師は、いずれ自分から辞めていくか、別の部署へ配置転換(異動)されていました。

もちろん、私がお伝えする急性期に向いていない看護師は、すべての看護師に当てはまるわけではなく、苦手なことも性格も克服することが可能だと私は思います。

私の同僚で、おっとりした性格の看護師がいましたが、仕事の時だけスイッチを切り替えて、性格を感じないぐらい、すばやく仕事をしていました。急性期に向いている、向いていなと感じている方は、自分と看護師の仕事との向き合い方で、変わるものではないでしょうか。

急性期が向いていないと考える前に、看護師の仕事と一度向き合いながら、考えることをおすすめします。

現在、急性期で看護師として働き、今後どうしようか悩んでいる方、これから急性期で働きたいとおもっている看護師の方に参考になれば嬉しいです。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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