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神奈川県立がんセンター
25福利厚生・寮など・2017年頃(正職員)
正職員であれば希望者全員が寮に住むことができます。場合は病院から徒歩5分で広さは8畳程度の1Kでした。寮は5年間住むことができ、家賃も1万円強なのでとてもありがたい待遇でした。最近補修工事やクーラーやお風呂などのメンテナンスが入ったのでさらに過ごしやすくなっていると思います。ボーナスは特段多いわけではないですがきちんともらえます。休みも取れるので、待遇面では県立病院なだけはあるなと思えるような働きやすさでした。
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神奈川県立がんセンター
25設備や働く環境・2017年頃(正職員)
神奈川県立がんセンターはきれいで設備も比較的新しく、ドラマの撮影に頻繁に使われているほどです。きれいな病院の方が働く側としてもモチベーションが上がりました。また物品や機械の整理スペースも充分で動線の確保もしやすく、設備の面でストレスを感じることはなかったです。とても仕事のしやすい環境だったと思います。
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虎の門病院
109設備や働く環境・2020年頃(正職員)
よくあるような、「今年は看護研究の係」というような当番制は、虎の門病院にはありませんでした。「看護研究」とまでいかなくとも、各部署で業務改善や文献検討に取り組む人は多く、毎年行われる院内の看護発表会では発表する人はたくさんいました。看護研究自体も強制ではないですが、中堅看護師や管理職クラスになると取り組む人が多かったです。
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虎の門病院
109教育制度・研修制度・2019年頃(正職員)
キャリアアップにはいくつかの方法がありますが、主に管理職かスペシャリストを目指す方法がありました。管理職は、まず定められたキャリアラダーをクリアした人の中から主任職が選ばれます。新任の主任職は現場で上司から指導を受けつつ、管理職コースという研修を通して実践をしていきます。スペシャリストを目指す場合、すでに多くのスペシャリストが在籍しているため、モデルとなる看護師が複数在籍しています。進学に向けての準備の方法、資格取得後の活動に対するアドバイスは実際に経験した先輩看護師ならではのものであり、支えになります。スペシャリストを目指す場合、進学などを支援する制度は私の在職時はありませんでした。(現在募集が出ている2021年4月入社向けの募集要項でもありません。)一旦退職するか、現在増えている週末開講するタイプの学校に入学して働きながら学ぶ方法のどちらかになります。進学そのものの支援制度はありませんでしたが、スペシャリストがすでにたくさん在籍しているので、進学に向けての準備や、資格取得に向けての活動支援(より対象患者の多い部署に異動させてもらえた、専門チームのメンバーになれた等)、資格取得後の支援(スペシャリスト同士の会議でアドバイスをもらえる等)はあります。
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虎の門病院
109教育制度・研修制度・2018年頃(正職員)
新人看護師の教育プログラムを終えるには、少なくとも3年が必要で、それを終えたスタッフ、つまり4年目以上のスタッフが何らかの係を任されます。係は、各委員会と各部署をつなげるリンクナースの役割がほとんどでした。緊急時トレーニングや褥瘡、感染といった委員会の係があり、会議はおおよそ月に1回、勤務扱いのものもあれば、時間外のものもありました。
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虎の門病院
109教育制度・研修制度・2019年頃(正職員)
医師も看護師も、勉強を目的に虎の門病院に就職したという人は多かったです。そのため、新人看護師教育プログラムだけでなく、各診療科主催の勉強会や、各委員会主催の勉強会が頻繁に行われています。病棟の編成は基本的に「何科は何階病棟」と分かれているものの、その時々で他科の患者が一時的に入院する事はよくあります。そのため幅広い知識が必要となります。そういった時に、医師の協力が得られやすい環境にあり、看護部と他職種合同で勉強会を開く事もよくあります。
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虎の門病院
109設備や働く環境・2019年頃(正職員)
部署にも寄りますが、虎の病院は基本的には結婚すると働きにくい職場だと私は感じていました。一番の理由としては私が勤務している頃は残業が多く、毎日2時間は残業していました。さらに、若いスタッフが多かったため、効率よく仕事をする事がどうしても難しかった事と、「早く帰ろう」という雰囲気にはやや欠けていたと感じます。外来や分院の方は、ベテラン層のスタッフが多い事と、慢性期寄りの病棟編成であったため、結婚して子供がいても働き続けている看護師が多かったです。
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虎の門病院
109福利厚生・寮など・2018年頃(正職員)
虎の門病院の看護師寮は病院から徒歩5分くらいの所と、電車通勤を含めて30分ほどかかる麻布の2か所にあります。川崎の分院の寮は、病院の裏手にあり徒歩5分ほどです。どの寮もワンルームで広いとは言い難いですが家賃は36000円。分院の寮の方が若干広くてきれいでした。都内の方は麻布寮が古かったですが、都心部という立地柄仕方がないのかなとも思いました。管理人さんがいるので、特に新人の頃は生活上の事や病気になった時の対応など、様々な面でお世話になりました。私が勤務していた頃は特に年数の制限はありませんでした。都心部の寮の方が狭かったので、数年すると寮を出る人が多かったです。
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虎の門病院
109教育制度・研修制度・2018年頃(正職員)
新人時代の基礎的な研修や、ペーパーテスト、実技テスト、プライマリ・ナーシングの実践などを通して、「他の組織にいっても通用するだろう」と自信を持つ事ができました。根拠を持って看護にあたりたい、プライマリ・ナーシングを実践したいという人にとっては、研修や勉強は大変ですが充実した環境にあると思います。虎の門病院で看護師教育を受け、看護師としての基礎をしっかりと築けた事は財産だと感じます。
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虎の門病院
109設備や働く環境・2018年頃(正職員)
少しずつ中途看護師の採用も増えてきていますが、大半は新卒看護師でした。部署にも寄りますが、既卒でもまだ20代の看護師が多かったように思います。病棟で言うなら、一つの部署で中途採用の看護師は一人いるかどうかといった程度でした。中途採用では40歳近いベテラン看護師、という人はほぼいませんでした。どちらかというと、他の病院に新卒で就職したけれども新人教育から受け直したいと希望して来る20代の看護師が多かった印象です。また、虎の門病院は、附属の学校を持たないので、新卒看護師も中途看護師も、全国北から南まで、専門学校卒から大卒まで様々な人がいました。虎の門病院で実習をした事がある人が就職して来る事がわずかに多かったですが、特定の学校から意図的に多く採用しているといった事はなかったです。
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虎の門病院
109福利厚生・寮など・2019年頃(正職員)
虎の門病院の福利厚生には、職員食堂・年に1回の社員レクレーション・図書室・院内託児所があります。レクレーションは色々な行先から選択する事ができ、同期と一緒に遊びに行くなどリフレッシュする事ができました。院内託児所も、夜勤の時もお願いできるため私は助かりました。
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虎の門病院
109年収や給料・2019年頃(正職員)
虎の門病院では、基本的には「資格手当」に相当するものがありませんでした。全員ではありませんが、日々の活動を行っていくなかで主任職や師長職に就く場合もあり、その時は管理職手当が支給されます。私が働いていた際の給料は、看護師5年目で手取りで月30万円弱(額面は35万?40万以下)、年収:約550万円(残業手当も含む)となります。虎の門病院では申請すれば残業手当がしっかりもらえたため、特別「安すぎる」とは感じませんでした。ただ、都心部の私立大学病院と比較するとボーナス自体は若干安めになります。
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虎の門病院
109教育制度・研修制度・2019年頃(正職員)
私が勤務していた時期は褥瘡対策・緩和ケア・呼吸器療法・NSTといったチームが複数あり、専門家の立場からアドバイスを貰うことが出来ました。その他に専門看護師や認定看護師も複数名在籍しているため、色々な分野で看護相談が可能でした。また、新人看護師研修に力を入れており、昔から看護師教育専門の部署があった事からも、看護師としての土台作りの場として実績があると思います。キャリアアップしていくうえで、まずは看護師として一人前である事が大切であるため、キャリアアップのスタート地点にふさわしいと言えます。また、モデルとなる管理職やスペシャリストが複数いるため、自分のキャリアアップについて考えやすい職場であると私は感じます。
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虎の門病院
109設備や働く環境・2019年頃(正職員)
全体的には真面目できっちりとした空気があり、総合的には良い雰囲気で、患者さん中心の看護を目指し、皆で少しでも良い看護をしようという空気がありました。新卒者に対する教育が、まだ現場に任されていたような時代から、虎の門病院には看護師の教育を担当する部署があり、新人看護師教育には特に力を入れ、それを目的に入職する看護師も多かった印象でした。
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虎の門病院
109職場の人間関係や雰囲気・2019年頃(正職員)
看護師は20代が大半を占めていたため、同僚間は和気あいあいとした雰囲気です。私自身も含め人間関係に悩んで辞めたという話はあまり聞きませんでした。部署によって少しずつ違いがありますが、20代から30歳前後のスタッフがまんべんなく所属しているか、20代が大半で、30代の主任職とリーダーが数名ずつ所属しているというのが代表的な編成でした。港区内にある本院は規模が大きいため、病棟同士の交流は少ない印象で、入職同期や委員会活動を通して他部署の人と仲良くなるパターンが多かったです。 反対に、川崎市にある分院は規模が小さいため、部署を超えて看護師同士の交流があり、アットホームな雰囲気です。看護師の年齢層も、分院はベテラン層が厚いです。
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がん研有明病院
66教育制度・研修制度・2019年頃(正職員)
がん研有明病院で働く看護師は看護研究を行うことが出来ます。さらに、看護研究は強制ではなく、行わないのであれば看護師にとって負担はありませんでした。しかし、看護研究を行わない看護師だとしても認定・専門看護師が在籍しているため、研究発表会は行われ、参加することになります。また、研究開始前には、診療科のカンファレンスで研究計画を発表するので医師からのチェックも入ります。
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がん研有明病院
66設備や働く環境・2019年頃(正職員)
新卒採用と中途採用の正確な割合は分かりませんが、毎年、新卒看護師がやや多いくらいの割合だと思います。がん看護という特質上、「がん看護を行いたい」「緩和ケアが行いたい」という中途看護師が沢山おり、他院と比較して中途採用で入職する看護師は多いと思います。また、中途採用の看護師はブランクがある方より、他の病院で経験を積んだ後、転職してくる看護師が多です。出身地、勤務地も都内だけではなく他県から引っ越してきて来られる方も沢山いました。
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がん研有明病院
66設備や働く環境・2018年頃(正職員)
地域連携室があり、外部との具体的な調整を行います。外部との連携は看護師が行うことはありませんが、患者が早期退院できるよう計画を組むのは看護師の仕事であり、私はやりがいを感じました。入院時から退院を見据えてタイミングを逃さずに患者が早期退院できるように考える退院調整は看護師の腕の見せ所でした。手術、放射線治療、化学療法、緩和ケア治療が主ながん治療になりますが、患者自身のケアが合併症や副作用の悪化を防ぐことがあります。患者教育を看護師が上手く行い、予防していくことは看護師の仕事であり、やりがいを感じるポイントだと思います。
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がん研有明病院
66教育制度・研修制度・2018年頃(正職員)
がん看護を学ぶ環境、看護師のキャリアアップ・スキルアップの環境が整っている病院であり、20?30代の看護師が多く中途採用看護師も繁盛に転職してくる職場で、短時間勤務や子育て支援制度もあり、出産しても仕事を継続できる環境でした。他の病院と比較し、中途採用看護師の割合も多いため、がん看護をやりたくなったときには転職先の候補になると思います。
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がん研有明病院
66設備や働く環境・2018年頃(正職員)
デスカンファレンス・グランドカンファレンスがあります。デスカンファレンスは「すっきりしない形で亡くなった患者のケースをカンファレンスし、後のために振り返りをする」というもので、看護師を含め関わった当事者が発表、質疑応答するので、重苦しい雰囲気になりがちでした。グランドカンファレンスは「診療科を超えたケースカンファレンス」となり、看護師も参加可能で、他科の意見も聞けるので、もし病棟にいる患者が取り上げられた場合は医師の考え方を知る良い機会になります。
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がん研有明病院
66職場の人間関係や雰囲気・2019年頃(正職員)
外来は、経験年数を積んだ看護師が多く、各個人が病棟より独立し横並びの雰囲気でした。看護師同士、異なるバックグラウンドを持っていることがほとんどのため、お互いにそれを尊重しながら独り立ちした看護師として仕事をしている印象でした。家庭をもっている看護師も多くでプライベートの付き合いは病棟よりは少ないように感じました。
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がん研有明病院
66設備や働く環境・2019年頃(正職員)
臓器別に病棟が分かれており、患者の初期診断から最期までの経過を経験することが出来ます。経過のスピードの速さはバラバラですが、他人より距離が近く、かつ友人や家族よりは距離のある、ちょうどよい距離で患者の看護(2.5人称の看護)ができる職場だと思います。そのため、「困難な状況でもこの患者のために」と、知識を深め臨床につなげるモチベーションにもなり、私はやりがいを感じました。私は、2.5人称の看護を通じて得た知識や、自分の行動が患者の支えになることを実感しました。やりがいになるだけではなく、そこで得た知識と経験はなかなか忘れるものではありません。私の看護師人生の役立ち、この経験を通して成長できたと感じます。また、がんと診断されてから再発、終末期まで様々な病期の患者がいます。それぞれの病期で受けやすい心理的負担や内容は異なり、看護師が困難に直面している患者の心理的支えとなることで、患者が新しい自分を受け入れられたときはやりがいを感じます。
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がん研有明病院
66職場の人間関係や雰囲気・2019年頃(正職員)
師長や上司(役職のある看護師)なども接する機会はありますが、ワンマンなリーダーシップをとっている方はいませんでしたし、個人の意見も尊重して考えてくれたりもしました。師長や上司が変わってしまっている可能性もありますが、目指すべきリーダー像をしっかりと示してくれている感じがしました。
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がん研有明病院
66設備や働く環境・2019年頃(正職員)
病院規模が大きいため委員会の数は他の病院と比較しても多いと思います。働く看護師スタッフは、ほぼ全員が何かしらの委員会に所属せざるをえないくらい数が多いです。しかし、委員会は勤務時間内に組まれており、受け持ち患者を減らすなど委員会に所属した看護師への配慮もあります。また、研究発表会を含めた勉強会は繁盛に開催されており、看護師間では各病棟で月1回勉強会と病棟会がありました。医師も数年間経験積みや勉強に来ている人が多い印象です。
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がん研有明病院
66教育制度・研修制度・2018年頃(正職員)
管理職を目指す場合、師長になる前にまず副師長になる必要があります。副師長になるためには師長の推薦が必要になり、看護師の人数も多いため、出世したくてもずっとなれないと感じている方も多い気がします。しかし、在職員は「がん看護関連」で自分の目的をもって働いている人がほとんどであり、看護師として切磋琢磨するには良い職場だと思います。
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がん研有明病院
66職場の人間関係や雰囲気・2018年頃(正職員)
異動や入職する看護師、退職する看護師を多く見てきましたが、個人的には看護師同士の人間関係も雰囲気も良いと感じます。先輩看護師は後輩看護師のフォローをよくしていますし、20代、30代の看護師が多いため、病棟内で活気がありました。患者の特徴柄、心理的疲労も感じやすいですが、そのフォローも看護師同士でよくできていたと思います。リーダーは経験年数を積んだ看護師が任命され、どのリーダー看護師もチームメンバーのフォローをよくしていたと感じます。新入看護師が、ほぼ毎年どの病棟にも入るため、皆の注目がどうしても新入看護師に向きプレッシャーを感じる方もいるかもしれません。
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がん研有明病院
66設備や働く環境・2018年頃(正職員)
患者や働く看護師に対して、専門家チームのサポートが充実していました。例えば、緩和ケアチームによる病棟ラウンド、NSTによる栄養サポート、精神科・薬剤師・専門・認定看護師のサポートなど、充実したサポート環境でした。また、驚いたのは外国人患者の場合、診療に支障がでないようにインターナショナルペイシェントサービスからのサポートがあります。
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がん研有明病院
66教育制度・研修制度・2018年頃(正職員)
がん研有明病院にある健診センターを除けば、ほぼ全員、がん患者のため、臨床にしっかり向き合っているだけで「がん看護のスキル」は身に付きます。さらに、看護師のスキルアップ体制としては、放射線・化学療法・緩和ケア等のがん看護関連の院内勉強会が挙げられます。各1年コースになっており、講義、課題を行い修了とみなされます。また、各部署で月1回の勉強会が義務付けられており、その部署特有のがん看護のスキルについて学ぶことが出来るようになっています。
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がん研有明病院
66職場の人間関係や雰囲気・2018年頃(正職員)
看護師の雰囲気としては、よく働きよく遊ぶスタッフ(看護師)が多い印象でした。さらに、がん看護を行うため入職する看護師が多く、一生懸命学びながら仕事にも情熱をもって取り組んでいる看護師が多かったです。同僚の看護師は、専門分野の最新知識を所属している専門・認定看護師から得ながら看護をしているという自負を感じました。スタッフ間では、気持ちのよい厳しさがありましたが、患者からは、この病院の看護師は優しいと言われることが頻繁にあったことを今でもよく覚えています。また、仲の良い同期や先輩・後輩看護師とプライベートで遊ぶことや食事に行くことも繁盛にありました。
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がん研有明病院
66設備や働く環境・2018年頃(正職員)
病院の各病棟では、経験年数等で看護師は2チームに分けられます。先輩看護師から後輩看護師までバランスよくチームを組み、リーダーと副リーダーを決めて病棟を運営していきます。私の主観ですがチームのバランスが良いため、新人看護師などは「先輩が威圧的で相談しづらい」ということはないと思います。自分のことを振り返ってみると、新人看護師のときは先輩方に何でも相談していましたし、業務の面でも心理面でもよく助けられ、心強かったのを覚えています。
看護師の病院口コミ一覧
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