看護師がダブルワークする場合の注意点!「体験談から解説」

看護師がダブルワークする場合の注意点!「体験談から解説」
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看護師としてダブルワークや副業を行っている方も増えてきました。

看護師としては、仕事に慣れてきた3年目頃から行う人も増えてくるのではないでしょうか。

今回ご説明するダブルワークは、メインで働いている職場があり、アルバイト・パート看護師、派遣看護師としてもう1つの職場で働くことに関する注意点を、私の体験談を交えながらご説明していきます。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 東京都/32歳
  • 職務経験:総合病院(急性期) 、療養型病院 、クリニック、デイサービス
  • 診療科経験:外来、小児科、脳神経外科、眼科、救急外来、歯科、退院調整室
高校卒業後、大学に進学したものの将来の方向性に悩み中途退学。その後、看護師という仕事に魅力を感じ、社会人経験を経て看護師資格を取得。他の職種での経験を活かした視点で、どんなときも患者さんを思った優しさのあるケアができる看護師になることを目指している。
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1.勤務先には「バレる?」「バレない?」

勤務先には「バレる?」「バレない?」

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看護師としてダブルワークを行っており、現在の勤務先に「バレる」原因としては以下のことが考えられます

  • 勤務中に知人に会ってしまう
  • ダブルワークをしていると知らせた人から広まってしまう
  • 勤務先が支払う住民税の額でバレてしまう

などが原因でバレてしまいます。

勤務中に知人に会ってしまう可能性がある場合、ある程度現在の勤務先から離れた病院や施設で働く必要があります。

また、同僚や友人にダブルワークを行っていることを話しバレてしまうケースも多く、バレたくない場合は職場のスタッフ誰にも伝えないことが大切です。

その他、バレる場合を説明していきます。

 

(1)勤務先が支払う住民税額でバレてしまう理由

多くの病院や施設、ダブルワークを行う勤務先では、住民税が給料から天引きされています。(以下画像を確認してください。)

看護師の住民税 通常勤務
  • 住民税とは:あなたがお住まいの都道府県の都道府県税と、市区町村の市町村民税、特別区民税を合わせたもので、住民税を支払う額は、前年度の所得によって決まる
  • 所得とは、収入から控除を差し引いた金額

以上のように、あなたが支払う住民税を勤務先が支払ってくれているため、勤務先はあなたの住民税額を把握しています。

ダブルワークを行うと勤務先が支払っている住民税額が上がってしまいます。

看護師のダブルワークがバレる場合

しかし、規模が大きな病院となればなるほど、わざわざ経理から「ダブルワークしていますか?」と聞かれることはないでしょうし、気づかいない場合もあります。

ダブルワークを行っていた証拠は残ってしまいそうですが、バレる可能性は少ないと言えます。

 

対処方法について

現在の勤務先の源泉徴収票と、ダブルワーク先の源泉徴収票を持って確定申告を行いましょう。

普通徴収と特別徴収

(出典:国税庁のホームページより)

確定申告を行った際に、『「特別徴収」または「給与から差し引き」』と『「普通徴収」または「自分で納付」」方法を選択することが出来るため、「普通徴収(自分で納付)」を選択しましょう。

困った場合は、所轄の税務署の無料相談窓口などで相談してみましょう。

税に関しての内容は、当サイトの顧問税理士である、税理士法人ハンズオン(千代田区神田須田町2-23-1) 宮本 成樹税理士の確認・チェックを行い掲載しております。

 

(2)マイナンバーでバレる可能性は低い

マイナンバー制度によってダブルワークが勤務先にバレてしまう可能性は低いと言えます。

マイナンバーの利用目的は法律によって定められているため、勤務先に通知や知らせが入ることがないためです。

 

(3)就業規則を確認しておこう

ダブルワークを始める前に、勤務先の就業規則を確認しておきましょう。(基本的に禁止されている場合が多いですが、副業などが認められている場合もあります。)

また、就業規則に副業が禁止されていた場合でも、法律上、職員の副業を禁じるものはありません。

公立病院などの「地方公務員看護師(準公務員看護師)」は禁止されており、懲戒処分となるケースもあります。

そのため、多くの看護師は事実を隠した状態でダブルワークを行っているといえます。

 

看護師の体験談

私は別にお金が必要になったためダブルワークを初め、日当15,000円前後で、週に2回程度勤務していました。

その際には、勤務先(病院)にも、知人にも誰にも言わず初め、上記で説明した知識もありませんでしたが、スタッフにバレることはありませんでした。

しかし、同僚は「ダブルワークをしていることを話していること」「勤務中に時間をしょっちゅう気にしていること」などから、ダブルワークを行っていることが上司にバレ、怒られることはありませんでしたが、良く思われることもありませんでした。

 

2.初めてダブルワークを行う場合の注意点

初めてダブルワークを行う場合の注意点

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看護師がダブルワークを始める前に注意することを私の体験から説明していきます。

 

(1)本業に支障が出ないようにすること

本業に支障が出ないようにすること

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看護師がダブルワークときには、本業に支障が出ないように注意しましょう。

ダブルワークをはじめた頃は、本業だけのときに比べて収入が増えて良い気分になります。

しかし、収入アップだけに目が向き、自分自身のキャパシティーを超えてしまうと、日に日に身体に負担が出てきて本業もできない事態に陥る恐れがあります。

そのため、自分自身の体調を管理するためにも、気持ちばかり先走らず、最低でも週に1日は休養を入れるようにしましょう。

 

看護師の体験談

私は、過去に「デイサービスの休日勤務」「二次救急病院の夜間当直」などのダブルワークを行いました。

長期休暇やまとまった休みがあっても思いっきり羽を伸ばすようなことができず、始めたころは体調も少し調子が悪かったことを覚えています。

 

(2)自分の経験のある分野でダブルワークをする

ダブルワーク先を選ぶときには、経験のある分野を選ぶようにすることがおすすめです

経験のない分野の場合、いくらダブルワークとはいえ業務を覚えることや、新たな知識を得るために学習時間を設けるなど、そこに注ぐ労力は必然と増えてしまいます。

また、慣れない業務が心身の負担になることもあります。

そのため、本業と同じ分野や、以前に経験したことのある分野の中から、あくまで「ダブルワーク」であることを意識して選ぶようにしましょう。

 

看護師の体験談

出来れば、現在よりも楽な仕事を選ぶことも大切です。

私はキャリアアップにもなれば良いと考えて、今の仕事よりハードな職場・自分が経験したことがない職場を選んでしまい、長続きしませんでした。

 

(3)勤務先は多くても「2つ」までにと留めておく

ダブルワークは多くても「2つ」までにと留めておく

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副業をいくつも抱えていると、時々出勤日を勘違いして出勤をすることや、業務中にふと違う職場のやり方をしてしまうことがあります。

すぐに気づき、直接患者に影響がなければ良いのかもしれませんが、そんな小さなミスがトラブルにつながる恐れがあります

そのため、ダブルワークで行う勤務先は2つまで(現在の勤務先を入れると3つ)にしておきましょう。

上記で紹介している勤務先を2つにする場合は「トリプルワークの看護師は稼げるの?おすすめの職場とは」を参考にしてください。

 

(4)おすすめのダブルワーク先

本業に支障を与えすぎない、私のおすすめのダブルワーク先をご紹介します。

 

短期間の場合

短期間の場合は「ツアーナース」「コンサートなどのイベント看護師」「検診センター」「デイサービス」「訪問入浴」などがお勧めです。

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長く継続したい場合

長く勤務したい場合は、

  • 休日の病院の外来
  • 救急外来や一般病棟の夜勤や当直
  • 介護施設の日勤や夜勤
  • クリニック
  • 訪問看護師

などがお勧めです。

その他にも、看護師のダブルワークが可能な求人が多いため、自分に合う勤務先を探しましょう。

 

求人は看護師転職サイトで探してもらうことができます

ダブルワークの場合、雇用形態がパート・アルバイト、派遣または非常勤となることが一般的です。

そのため、看護師転職サイトなどの転職支援サービスを利用できないと思う看護師の方も多いですが、利用することが可能です。

こちらの、「看護師みんなで選んだ看護師転職サイト口コミランキング」を参照に、自分に合う転職会社を選んでください。

 

(5)ダブルワークを行う希望条件を決めておく

ダブルワークを行う希望条件を決めておく

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現在の勤務先に迷惑をかけないためにも、ダブルワークを行う場合の希望条件を詳細にまとめておくことをお勧めします。

例えば、希望の時間帯、曜日、仕事内容の詳細、通いやすさなどです。

無理をせずに、まずは無理なくダブルワークできる希望条件に合う職場を探しましょう。

 

働きやすさも考えておこう

ダブルワークを長期で考えている看護師の方は、希望条件の他に、

  • 人間関係(看護師の離職率や働く看護師の年齢)
  • パート・アルバイト、派遣看護師の人数(多い方が良い)

などを確認しておきましょう。

ずっとダブルワークを同じ職場で続けていく場合、正職員の転職と同様に働きやすさの重視も必要です。

 

(6)履歴書や志望動機などについて

履歴書や志望動機に関しては、一般的なもので良いでしょう。(詳しくは以下を確認してください。)

志望動機に、ダブルワークであることを記入する必要はありませんが、履歴書が郵送の場合や、面接を行う場合には必ずダブルワークであることを伝えましょう。

ダブルワークを伝えたほうが、自分に合ったスケジュールで働きやすいと言えます。

 

3.最後に

世間的にも副業やダブルワークを認めている会社が増え、副業する時代となっています。

しかし、現在の勤務先が副業を禁止する理由として、「業務に支障が出るから」であり、看護師として患者をおろそかにすることはできません

自分のスケジュールや体調を考慮しながら、正しい知識で、現在の勤務先に迷惑をかけることなく、ダブルワークに取り組んでみてください。


   
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更新:2019年4月19日
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