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最終更新日:2024年3月18日
看護師の口コミ一覧9
教育制度・研修制度・2020年頃(正職員)
国立病院機構独自の教育プログラムに沿って、研修が進められます。新人は技術や多重課題などの研修、2年目は看護過程、3年目は事例研究というように経年別に勧められていきます。
4年目以降は、プリセプター研修や看護研究、リーダーシップ研修、看護倫理研修、緩和ケアエキスパートナース研修など、それぞれの病棟の状況によって、スタッフが割り振られていきます。
3年目までは、配属された病棟によって多少看護技術の経験の差があるものの、どの病棟にいても同じように研修を受けていきますが、それ以降は、リーダーシップ研修を受けていなければ他の研修を受けてもレベルアップができないという仕組みになっているため、4年目以降は、どの研修を受けたかによってレベルが変わってきます。
次年度にレベルアップに該当する場合は、年度末にテーマが与えられてレポートを書くようです。経年別の研修が終わったからといって、研修を受けなくてよくなるわけではなく、院内研修から院外研修まで、毎年何かしらの研修を受けているスタッフがほとんどです。特に、看護研究については、一度経験したからもう終わりというわけではなく、他の病棟へ異動があれば、また看護研究がまわってくることもあります。
また、5年目以降になると、副師長昇任試験への声がかかります。わたしは退職を理由になんとか断ることができましたが、管理職のなり手があまりいないこともあり、なかなか断ることが難しいです。実際に副師長になった先輩ナースによると、昇任試験に合格すると、上層部から副師長になるよう声がかかり、断ることができないということでした。
医療安全や感染に関する研修などは、複数回にわたって同じ研修が勤務時間内に行われます。基本的に全員参加が原則であり、師長や委員によって、誰が何日に研修に参加するか割り振られます。
研修に参加できなかった場合は、後日動画で研修を受け、場合によってはテストなどもあったようです。その他にも、薬剤やケアに関するものなど、製薬会社主催の研修などもありましたが、これは時間外に行われており、事前に希望をとって、自由参加になっています。
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設備や働く環境・2020年頃(正職員)
築年数が長いこともあり、外観は古いですが、内装は比較的綺麗で清潔感があります。重症心身障害児者病棟については、数年前に建て替えが行われており、広々としていて、とても綺麗です。
横に広い建物であるため、新人のうちはよく院内で迷子になりました。廊下も長く、移動距離も多いです。
昨年までは、院内にATMがありましたが、現在は撤退しています。院内に小さな売店はありますが、周辺にコンビニなどもなく、売店のお弁当もすぐに売り切れてしまうので、不便なところがありました。
医療機器については、最新のものではないものもありますが、業務をするにあたって不便さを感じたことは少なかったように思います。
ただし、日勤のスタッフの人数に対して電子カルテの数が少ないこと、途中で電源が落ちたりフリーズしたりしてしまうなど調子が悪いものが多いことから、数少ない電子カルテを他のスタッフと交代で使用し、記録などの入力業務の時間がかかってしまうということもよくありました。
数年前から「らくらく看護師さん」という、電子カルテと連動している小さなタブレットみたいなものが使えるようになりました。一つの病棟に2?3台あり、点滴更新時の患者認証やバイタルサインなどのちょっとした入力などが手軽にできるので、とても便利でした。
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休日・休暇・残業など・2020年頃(正職員)
休日は、1ヶ月につき8?10日程度あります。そのうち、3日間は希望休を入れることができます。2交代と3交代ではまた違うと思いますが、わたしが勤務していた病棟は2交代で、夜勤明けから大体2日間は休日となっていました。
年休は、平等に割り振ってくれる師長もいますが、自分の希望するところで年休をとるというよりは、師長の権限で決めてしまうという感じです。
病棟によっては人手不足のこともあり年休がほとんどとれない病棟もあります。年休がとれない病棟のスタッフから「不平等だ」という声があがったこともあり、「年休をとる余裕があるなら他の病棟に応援に行くように」という上層部からの指示があり、年休がとりやすい病棟でも、年休がとりにくくなったこともありました。
休暇については、リフレッシュ休暇というものが3日間あり、師長によっては、公休と年休と組み合わせて約1週間程度休暇をとることができます。
基本的に残業をしないようにという風土があり、勤務終了間近になるとスタッフがお互いに声をかけあって、仕事を手伝って助け合う雰囲気があります。しかし、病棟にもよりますが、サービス残業も多く、特に一般病棟は、業務開始30分?1時間前から来て、情報収集や物品準備をしていることもあります。
業務終了間際に、仕事が終わるかどうか聞いてもらえますが、残業したぶん残業手当が出るかどうかは、師長や当そのときの直師長によって異なっています。
委員会の仕事や看護研究なども時間外でやることがほとんどですが、残業手当はありません。
師長などの管理職は定時でさっさと帰っていきますが、副師長は、雑務や管理業務、病棟業務で残業していることが多い印象でした。
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年収や給料・2020年頃(正職員)
国立病院機構系列というだけあって、給料は、県内の民間病院と比較すると割といいほうだと思います。ボーナスは6月と12月の年2回、退職金もあります。
大卒中堅看護師・夜勤ありで、給料は手取り約21?24万程度、年収は約450?470万程度でした。
以前は、昇級や年度末手当てがありましたが、経営状態悪化のため数年前から廃止になったため、ここ数年は給料があがったということはありませんでした。
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福利厚生・寮など・2020年頃(正職員)
条件はありますが、扶養手当や通勤手当、住宅手当などもあり、国立病院機構系列の病院だけあって、福利厚生は充実していると思います。
産前産後休暇、育児休暇、看護休暇、介護休暇などの制度もしっかりしており、同期である男性スタッフも1週間程度の育児休暇をとることができていました。
病棟によっては、危険手当などの特殊手当てがつくこともあります。
寮については、院内に看護師女子寮が完備されていました。寮に空きがあれば、新人の入職前研修のときに、寮を希望するかどうか案内があります。
ずっと寮に住むことができるわけではなく、わたしが勤務していた当時は、大体3年目までには寮を出なければならないという決まりになっていました。
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経営方針・看護方針・2020年頃(正職員)
赤字経営のため、数年前に消化器外科の撤退や呼吸器内科病棟の閉鎖などがありました。日帰り化学療法や循環器科の導入など、策を講じていましたがで、改善していない状況です。
今年も新人看護師の採用はあったようですが、将来的に看護師を減らしていく方向で動いているという話を聞きました。
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入職後に感じた違い・ギャップ・2020年頃(正職員)
学生だった当時は、あまり異動がないと聞いていたのですが、わたしが勤務していた当時は、毎月のように異動発表がありました。
上層部の方針にもよりますが、異動の対象は若手や中堅など経験年数は関係なく、年に1回希望する病棟も聞かれますが、基本的に希望も関係ありませんでした。
中には経年別の研修や看護研究担当の途中での異動もあり、スタッフが振り回されることも多かったです。また、機能評価やコロナ対策など、院内全体で取り組むべき問題への対応がとても遅いことに加え、上層部の言うことが曖昧でころころ変わるため、スタッフが振り回されることも多く、休み明けに病棟に来てみたら、方針が180度変わっているということもよくあります。
看護師3年目あたりから、研修や委員会、係などの多数兼務が当たり前になっており、病棟業務以外の仕事がとにかく多かったです。
勤務時間内にできるわけではないため、時間外のサービス残業や持ち帰り仕事、休日出勤になってしまうことも多々ありました。
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退職・復職・転職などの理由・2020年頃(正職員)
わたしは、結婚・引っ越しを理由に退職しました。実際は、通勤できない距離ではなく、信頼できて尊敬できるスタッフもたくさんおり、通常の病棟業務としては働きやすかったため、辞めたくなかったというのが本音です。
転職活動をしていると、国立病院機構系列の病院は、看護の質や福利厚生、給料面もいいほうだと感じることがあります。
しかし、数年にわたって、管理職に振り回され、疲弊していたこともあり、退職一択しか考えられませんでした。
上層部が変わらない限り、復職を検討することはないと思います。
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職場の人間関係や雰囲気・2020年頃(正職員)
院内全体としては、若いスタッフや子育て世代のスタッフが多く勤務していた印象があります。学生時代の実習や他病棟への応援も含めて、いくつかの病棟をまわりましたが、各病棟で雰囲気は全く異なるものの、院内全体の雰囲気は穏やかで、スタッフも患者さん思いでケアが丁寧な真面目な人が多かったと感じています。
わたしが勤務していた一般病棟には、新人からベテランまで幅広い年代のスタッフがいました。他病棟と比較すると、急性期のためかとにかく忙しい病棟でしたが、忙しくてもピリピリとした雰囲気はなく、新人・中堅・ベテラン関係なく、人間関係もとてもよく、和気あいあいと楽しく働くことができていました。
ママさんナースや妊婦さんなど子育て世代の時短をとっているスタッフも多く、それぞれの事情に応じて無理なく仕事ができるように、お互いにしっかりフォローしあえる関係性が築かれていたように思います。
また、新人だけでなく、中途入職者にもプリセプターがついていました。必ずしも、自分の勤務のときにプリセプターがいるわけではないのですが、プリセプター以外の他のスタッフも声をかけてくれたり、フォローしてくれたりする人が多く、わからないことがあったとき、誰でも聞きやすい雰囲気がありました。
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