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最終更新日:2024年3月18日
看護師の口コミ一覧9
職場の人間関係や雰囲気・2023年頃(正職員)
私が在籍していた部署では、新入職員でも言葉を発しやすいような雰囲気づくりを心がけていました。
しかしコロナウイルス蔓延の影響があり、新年会や忘年会の中止、休憩中の会話禁止などを強いられていたので、コミュニケーションをとりにくい状況でもありました。
そのため、先輩看護師と後輩看護師が交流を深める機会は非常に限られていました。中には厳しい看護師もいますので、新入職員にとってはコミュニケーションを深められない状態で、厳しい指導を受けたことで特定の先輩に対して苦手意識を持つことも少なくありません。
上記のように、上下関係における院外交流の場面は限られるので、必要以上に職員間でのやり取りを強いられることは少ないです。
そのため、そういった関係性を持つことに煩わしく感じる方にとっては働きやすいのではないでしょうか。
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福利厚生・寮など・2023年頃(正職員)
福利厚生として、日本赤十字社が運営する「全社的福利厚生事業」の制度を利用できます。具体的には結婚祝い金や出産祝い金、傷病見舞金や住宅資金融資など生活する面で活用できる、幅広い制度があります。
しかし、これらの制度は手続きが必要だったり、条件が限られていたりするため、利用しにくいのが現状です。
当院の福利厚生でよく利用されているのが、「院友会の割引制度」というものがあります。これは毎月院友会費(441円)を給与天引きされることで、加盟店の様々なサービスを受けられるものです。
例えば、ディズニーグループでのチケット購入に使える10,000円割引券や、指定の寿司屋さん・焼肉屋さんで利用できる20,000円分の食事券などがあります。これは年度毎に再取得できるので、毎年1回20,000円分の焼き肉が食べることができるということになります。
また院内では、1回400円で社員食堂を利用することができます。もともとはビュッフェ形式の食べ放題ですが、新型コロナウイルス蔓延の影響で、現在は日替わり定食のみの提供となっています。
寮は院内寮と院外寮があります。院内寮は当院敷地内にあり、寮費は25,000円/月です。寮自体は築年数が経過しており綺麗とは言えませんが、寮費が安いことで人気があります。
院外寮は賃貸物件を当院が借り上げているものです。寮費は46,300円?63,030円/月です。
注意点は、寮の場合は住居手当が加算されないことと、入居期間に制限があることです。入居期間はどちらの寮も4年間のため、それまでに引っ越す必要があります。
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年収や給料・2023年頃(正職員)
基本給は本俸+地域手当で計算されます。新卒看護師の基本給は、大卒:249,632円、専門卒:243,368円です。昇給は年1回あり、賞与は年2回(6月、12月)支給されます(昨年実績:4.1か月分)。
この他に、通期手当(手段により規定あり)、住居手当(賃貸の世帯主の場合:28,500円)、扶養手当、深夜手当(夜勤:8,000円/回)などの手当がつきます。
残業は部署にもよりますが、私が在籍していた部署では月平均10?15時間ほどでした。これらを合算すると、3年目時点で控除前の月収が約400,000円になり、年収では500万円を超えます。
東京都の、病院に勤務する看護師の平均年収が428万円なので、東京都の平均よりは高いと言えます。
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設備や働く環境・2023年頃(正職員)
病棟自体は年季の入っている部分もありますが、医療機器や処置に使用する物品(採血や注射業務)などは安全機構のついたものが採用されているため、安心して使用することができます。
カルテは電子カルテが基本となり、最近では院内や部署内での連絡事項において、WEB上で行うシステムが積極的に導入されています。そのため、手書きで手間を感じる場面は少ないです。
また、病院全体として働き方改革に取り組んでいるため、物品配置の変更や業務改善が積極的に行われています。
子育て等で時短勤務をしている職員が多く在籍しています。私の在籍していた部署では、3?4名の時短勤務者が在籍していましたが、時間調整や勤務調整が細かく行われ、フルタイム勤務者の負担が増えないよう工夫がなされていました。
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経営方針・看護方針・2023年頃(正職員)
武蔵野赤十字病院は、地域社会の医療に貢献するとともに、職員の幸福を目指すことを経営理念としています。患者・家族から信頼される医療を提供し、地域中核病院としての機能向上を図ることを経営方針としています。
看護配置基準は7対1看護を実施しています。4つの愛(病む人、同僚と職場、地域住民と地域、地球・自然・命)への心を高め、一人一人を尊重した看護を実践することで、地域社会の医療に貢献することを理念としています。
看護職者として質の高い看護を提供するために学び続け、患者だけでなく同僚や地域、自然にも目を向け問題解決に努めることを看護方針としています。
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入職後に感じた違い・ギャップ・2023年頃(正職員)
私は入職前に、日赤とは病院としても働く人としても、お堅いイメージがありました。そこに関して悪いギャップはありませんでした。
働く看護師については、お堅い人ばかりではなく、気さくに接してくださる方や冗談を言ってくれる方など、日赤だからという違いはありません。
一方で、資格取得に向けて勉強意欲が高い方や、専門知識や緊急時対応の経験が豊富な方が多い印象です。
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休日・休暇・残業など・2023年頃(正職員)
4週8休制度が採用されていますが、病棟勤務の場合はシフト制になるため、不定休です。また、有給休暇は基本的に自己申請することはなく、希望休を含めた月間休日に、病棟師長が公休を割り振り、足りない部分に有給を当てはめていきます。
そのため、シフトが出た際に勝手に有給が使われている状態になりますので、そこで当該日に対して有給申請を行うことになります。
企業では休暇理由を含めて有給申請をすることが一般的ですが、この有給の使い方が看護師特有のものだと感じます。
上記のシフト調整により月間休日は9?10日ほどあります。またGWや年末年始は、病棟の状況により次期をずらしながら3?4連休程度もらえる場合が多いです。それに加え、6?10月の間を目安に夏休みを取得することができます。有給を組み合わせることで、最長1週間の休暇を取ることができます。
残業は部署によりますが、私が在籍していた外科病棟では月平均10?15時間ほどでした。外科病棟では急性期の患者を対応するため、急変などが多く残業が多くなる傾向にありました。
入職当時は1日3時間の残業を行うこともありましたが、現在は働き方改革の励行により、残業削減のための業務改善が行われています。病院全体として、残業は削減傾向にあります。
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教育制度・研修制度・2023年頃(正職員)
基本的には、入職から3年を経て一人前を評価される教育制度となっています。病棟毎に疾患や処置に関するワークシートがあり、入職時に配布され学習を進めていきます。
しかし、コロナウイルス蔓延の影響により、看護学生の実習が削減されていることもあり、病棟ではこれまで以上にゆっくりと時間をかけて教育していく方針にかわりつつあります(これまで1年かけていたことを、2年かけて指導するなど)。
学習には、ナーシングスキルのログインIDが一人一人に配布されるため、自宅でオンラインを学習することができます。
研修制度はかなり充実しています。新入職員向けの技術・理念研修だけでなく、スキルアップやキャリアアップを図るための研修が充実しているほか、難民キャンプや被災地への医療チームを派遣しており、その報告会なども定期的に行われています。
また、特定行為研修の実地研修施設にもなっているため、キャリアアップを目指している方にとってはメリットが多いです。
一方で、抹消静脈注射を行うための必須研修が、3年目以降が対象となるため、他院と比べて看護技術の独り立ちには時間がかかる印象です。
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退職・復職・転職などの理由・2023年頃(正職員)
退職・転職理由としては、「業務が多忙であること」が多くあげられます。
地域中核病院であり超急性期病院でもあるため、救急搬送され濃厚な処置が必要な患者や、終末期ケアが必要な患者など、対極のケアが必要な患者が同じ病棟に入ることが日常茶飯事です。
そのため、業務中は常に思考し命に係わる判断を迅速に行うことが多く、心身ともに疲弊することが考えられます。
病棟以外の外来や訪問看護ステーションでは、給与面が退職理由として上がります。上記2部署のように、夜勤が無く残業がほとんど無い部署では、夜勤手当・残業手当が少なくなり、その分を補填するだけの手当が無いため、希望して異動した場合でなければ、退職する方が多いようです。
時短勤務者が多く在籍しており、子育て世帯の看護師でも働きやすい環境です。そのため、育児休暇明けの看護師が復職することは多く見られます。
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