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最終更新日:2024年3月18日
看護師の口コミ一覧34
福利厚生・寮など・2018年頃(正職員)
大きい組織なので病院が提携している保険に安く入会することができます。また、働いている人は1回100円で利用できる簡易的なジムが病院の近くにありました。
都心部にあるので寮は完備されており、寮の費用は大体4から5万円程でした。寮は病院の近くに散在しており自分では選べませんがいずれも新宿にあるので立地は良かったです。
友人は実家から通勤していましたが交通費などはしっかり支給されていました。
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職場の人間関係や雰囲気・2018年頃(正職員)
人間関係や雰囲気は部署や病棟ごとに違いがありました。私が勤務していた病棟は比較的人間関係が良く、派閥のようなものは存在しませんでした。
配属先の希望を毎年とられるので仮に一つの病棟で勤務を続けることが困難になっても他部署に移動させてもらうことができていました。
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退職・復職・転職などの理由・2018年頃(正職員)
私は結婚を機に田舎に転居することになったため退職しました。
転居しない人でも残業が多い上にママさんナースも少なく家庭との両立を図りにいために結婚や妊娠を機に退職する人が多くいました。
また激務のため仕事の多さに疲れて退職する人もいました。
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入職後に感じた違い・ギャップ・2018年頃(正職員)
都内の大学病院なので給与に期待していましたが、思った以上に貰えないことが1番ショックでした。
また、私は就職後大勢の同期と飲み会などをする風景を想像していましたが残念ながら同期の少ない部署に配属されたため孤独感はありました。
大学病院についてはもともと教育制度が整っているイメージがあったのでそこにギャップはありませんでした。
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年収や給料・2018年頃(正職員)
給与は業務の多さに対して低かったです。専門卒の初任給は寮費4万円を引かれて手取り15万円程でした。夜勤に月5、6回に入って、残業をして21から24万円ほどの手取りでした。
1年おきの昇給は5千円ずつでした。2020年のボーナスは夏も冬も1から1.5ヶ月分だったようです。
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職場の人間関係や雰囲気・2021年頃(正職員)
職場の雰囲気は科によって様々です。OPEのある外科は縦社会の組織で医師も気が短い人が多く、とにかく病棟稼働率を上げるためにOPEの件数も多いので患者の回転がすさまじいです。
そのためか余裕がなくピリピリしている人が多い印象がありますが人間関係はそれなりと言った感じです。内科は女子医大卒の女医や研修医なども多く、比較的穏やかな医師がほとんどなので看護師も和気藹々としている印象があります。
人間関係は大学病院の縮図なのか若手とベテランが多く中堅層の看護師が少ない印象があります。
業務の忙しさからのストレスなのかピリピリしている人は一定数いますし、理不尽なことを言うスタッフもいますが、業務量が多く協力しないと仕事は終わらないのでチームワークを乱す人は周りから助けてもらえません。
また師長、主任の当たり外れが大きく、有給消化を頑張ってくれる師長もいればまったく消化させてくれない師長もいますし、病棟業務を率先してくれる主任と事務作業をメインにやってコールも取らない主任もいます。
そのためスタッフ間の人間関係よりも管理職との人間関係の方が悪化し、衝突することの方が多いように思えました。
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設備や働く環境・2021年頃(正職員)
施設自身がとても大きく煩雑で、常にどこか工事をしています。工事が終わると移転し、新たにまた壊して建物を作っての繰り返しです。一応数年後には外科病棟、内科病棟と棲み分けをするようです。
比較的新しい外来や第一病棟はきれいですが、古い西病棟は狭く古い施設でその差は患者さんもびっくりするほどです。エレベーターなどベッドがぎりぎり入るかどうかというものもあるので、患者さんの移動はとても大変です。
休憩室も様々で日の差す窓がある部屋や窓がない部屋、ロッカールームも広くきれいなところもあれば狭くて汚い密集した場所など、本当にあたり外れが歴然としています。
中央病棟側にはコンビニがないため、患者さんも渡り廊下を歩くか横断歩道を渡って移動しなくてはなりませんし、スタッフも昼食を買うために往復10分はかかってしまいます。
施設自体が上記のように継ぎはぎで動線を無視して作られていますので、検査や検体の提出場所、輸血や調剤、機械類の貸し出しなど移動距離と時間は問題になり、人員も割かれるため夜勤や休日のときなどの外回り業務は人数不足で深刻な問題になるほどです。
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教育制度・研修制度・2021年頃(正職員)
教育制度は大学が併設されていることもあり、全体教育として大学の教員が講義をしてくれる場合や、エキスパートナースや認定、専門看護師も多いのでたくさんのスキルアップ研修を受けることはできます。
看護師には研修の費用を申請すれば上限はありますが後々病院が負担してくれる制度もあり学会に参加する看護師も多かったです。
部署別の教育については医師やコメディカルに依頼し勉強会を開いてもらうこともありましたし、充実していたと思います。
逆に大学があることで、年に何回か看護実習生を受け入れなくてはならず、そうなると指導もあり大変でしたが、学生さんの視点などを共有することで新鮮な気持ちになることもありました。
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入職後に感じた違い・ギャップ・2021年頃(正職員)
女子医大という名前から女子医卒の女医が多いのかと思っていましたが、思っていたほどではありませんでした。
また数年前まではセンター別、臓器別で徹底した各部門の専門分野の磨き上げと収益競争など活発で、中でもICUが臓器別に分かれているという売りがありましたが、医療事故を受けICUは統合されることになり徐々に臓器別のプロフェッショナルをという風潮はなくなりました。
この手術と言えば○○先生といった素晴らしい先生たちも近年ではほとんど外部へ出られてしまい、勢いを無くした気がします。
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福利厚生・寮など・2021年頃(正職員)
福利厚生は数年前まではレクリエーションとして全員に勤務日扱いで東京ドームシティやディズニーランドなどの施設に2000円分までの補助がもらえていましたが、突然希望者のみ自分の休日を利用して参加するという方式に変わりました。
金額は2000円で変わりはないそうですが、改悪です。
また勤続●年目に●日などというリフレッシュ休暇というものもありましたが、それも気付けばなくなっていました。
結婚した際には結婚休暇が1週間取得できることにはなっていますが、スタッフの夏休みや冬休みにはもちろんとれませんし、日数も師長によっては承認されない場合もあるそうです。
寮は病院が借りているワンルームのマンションに5年ほど入居が可能です。寮費は5万円前後で、そのマンションによって異なりますが、新宿区など都心部に多いので、自分で借りるよりも諸経費などを考えれば安いのではないでしょうか。
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年収や給料・2021年頃(正職員)
初任給は東京の私立病院と比較しても中間に位置しているかと思います。看護学校卒と4年制大学卒や経験年数での基本給の差があります。募集要項には昇給ありとありますが、ここ数年は、昇給は定期昇給ではなくその半分、そして昨年はとうとう昇給なしになりました。
ちなみにどちらも前もって職員に通達されることがなく事後で知らされ、その理由は赤字によるものだから仕方ないといったような説明です。
残業代も前残業の申請はなく、残業を詳細に申請しても師長の承認がないとカットされてしまいます。
さらに夜勤手当も1回8000円程度、日曜日祝日などの手当てはもちろんありませんし、年末年始の手当ても昨年度は夜勤の手当てが減らされるなどされています。
基本給がほとんど上がらないので、もちろんボーナスの金額も上がらず、税金や社会保険料がどんどん値上がりしていくのでここ数年の年収は横ばい、もしくは夜勤回数などが減ると年収自体が下がるというおかしなことになっています。
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経営方針・看護方針・2021年頃(正職員)
経営方針はここ数年働く職員から猛反発されていますが、迷走しているように思います。
過去の大きな医療事故によって特定機能をはく奪されたことで減収していることはわかりますが、病床稼働率を95%にと目標を掲げながら、昇給をカットしたりボーナスをカットしたりとにかくスタッフのやる気をそぐ方に進んでいます。
看護方針については毎年看護部から目標があげられ、それに沿って病棟目標をあげていますが、正直忙しすぎる業務に病院機能評価や突然JCIの取得を目指すことや、正直どういった展望があっていつまでにどうしたいという計画がスタッフには全く伝わってきませんので、逐一振り回される形になっています。
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休日・休暇・残業など・2021年頃(正職員)
週休二日制や働き方改革が叫ばれている中でも時代と逆行し4週7休みのままですし、最近では4週6休みにしようとする動きもありました。
土曜日でもOPEは稼働していて、午前退院午後入院は当たり前です。休暇は部署によって様々で、年休消化できない人がほとんどで、もう何年も前から看護部にクレームが上がっていますが、部署で努力するように通達するばかりで何も解決されません。年休取得は勤務表を作る師長の采配次第ですが、そもそも有給を申請できたことがありません。
それどころか、昨年はコロナの影響ということで人員不足にも関わらず年給ではなく特休に変更されるなど、もうむちゃくちゃです。
残業はない日がないと言っても過言ではありませんでした。
もちろん退職するスタッフも年休消化はほとんどできません。
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退職・復職・転職などの理由・2021年頃(正職員)
退職を決めた理由は2つあります。1つは経営が不安定で、昇給もボーナスもないような現状では労働に見合った対価が支払われずかといって年休消化もできずスタッフを大切にする姿勢がないと感じたからです。
一時の我慢で済めば良かったのですが、年々悪くなる一方でしたので見切りをつけました。
2つ目の理由としては、子育てと両立するには忙しすぎる場所だからです。
中堅層が少なく、若手スタッフが多い状態では常に指導を必要としており必然的に上の学年の負担が増えます。ただでさえギリギリの看護師の人数配置であるにも関わらず、病院の方針としては病床稼働率を上げなくてはなりませんので必然的に1人当たりの業務負担量と業務時間が増えます。
残業ばかりで自分の休憩時間を削ってもなお仕事が終わらないので保育園のお迎えに間に合うまで残業し、係活動などは持ち帰り、悪循環です。上司に相談すると時短を取得すればいいと言われますが、時短の分基本給やボーナスがカットされるので、それならばもう少し業務にゆとりのある病院や施設に転職して同程度の賃金を得たいと思うのが人としては当然かと思います。
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