助産師として働き「つらい!」と感じたこと:アンケート調査

助産師資格を保有しており、助産師として働いている方を対象に「助産師として働いて辛いと感じたことは何ですか?」というアンケート調査を行いました。

  • 回答数:100名
  • 対象:助産師資格保有者
  • 実施日:2016年1月29日
  • 調査協力:株式会社クロコ
助産師として働き「つらい!」と感じたこと:アンケート結果
悲しいお産に立ち会ったとき 35%
生活が不規則 30%
異性との出会いが全然ない 18%
妊婦の対応 8%
医師との関係 3%
その他 3%
助産師同士の関係 2%
新生児のお世話 1%
その他 2%
最も多かった「悲しいお産に立ち会ったとき(35%)」という回答は、まさに助産師という仕事だからこそと言えるでしょう。続いて「生活が不規則(30%)」「異性との出会いが全然ない(18%)」といった回答は、助産師に限らず、医療現場に関わる方の多くが抱える悩みと言えるでしょう。

やりがいのある立派な仕事ですが、同時にその厳しさも感じる結果となりました。助産師の意見の詳細を確認していきましょう。

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第5位:医師との関係

回答【長野県/37歳】
「産婦人科の先生はストレスが多いので、一癖ある方が多いです。うまく付き合っていくには助産師側の経験も必要になり、医師との関係にはいつも悩みます。」

 

回答【徳島県/33歳】
「長年いろんな経験をしていると、医師との考えの相違ができてくるので、よく意見がぶつかります。お互いよりよいお産を目指しているので仕方のないことなのですが辛いですね。」

 

回答【福岡県/35歳】
「どこの現場でもあることだと思いますが、医師との性格があわずに、ストレスを感じていました。好きな仕事なだけに辛かったです。」

 

第4位:妊婦の対応

回答【三重県/34歳】
「出産前の妊婦さんはストレスを受けやすく、きつくあたられることが多々あり、辛いときがあります。出産が苦しいのは分かるのですが、あまりひどい言葉は使わないようにしてほしいです。」

 

回答【沖縄県/23歳】
「厳しきあたられる妊婦が増えてきていて、常識を疑うレベルの妊婦を担当すると、辛いです。不安なのはわかりますが、私たちのことを指図するのはやめて欲しいです。」

 

回答【長野県/29歳】
「最近は子供に対して責任を持てない親の人が増えていると感じます。希望の性別ではない赤ちゃんが生まれてきた時の母親の反応は、本当にひどかったです。ヒステリーにならないでほしい。」

 

第3位:異性との出会いが全然ない

回答【奈良県/29歳】
「当たり前ですが、仕事場に男性がほとんどいないので、将来自分が結婚相手を見つけられるのか心配です。女性ばかりの職場ですので、自分から動かなければ出会いはありません。」

 

回答【山形県/39歳】
「仕事が人生のすべてになっているような状態です。毎日が職場と家の往復で、休日は疲れて寝ているので出会いが全然ありません。生活も不規則なため、異性との時間がなかなか取れません。」

 

回答【愛知県/36歳】
「職場にやってくる男性は全てが既婚者なわけですから、全然出会いなんてありません。私は、子供の誕生に立ち会えているのに、自分の番はいつ来るのだろうと思っています。」

 

第2位:生活が不規則

回答【東京都/34歳】
「出産は朝昼晩時間を問わないので、当然労働時間は不規則で生活も不規則になります。生活が不規則なので肌荒れや頭痛が年々ひどくなり、体力がそんなにもたなくなってきました。」

 

回答【静岡県/34歳】
「当番でない日でも突然電話で深夜に呼ばれたりするのがつらいです。寝ている時でも電話で起こされることがあるので、ゆっくりと休めないです。子供はいつ生まれるかわからないので、緊急対応が多いです。」

 

回答【群馬県/30歳】
「お産は時間に関係なくあるものですので、突然お産の方が来たり、逆に何もない日もあったり、夜勤などもあるため不規則になりがちです。」

 

回答【奈良県/32歳】
「普通のOLをしている友人たちとお休みのタイミングが合わず、最近は孤立しがちかなと不安になります。どうしても長時間勤務、不規則な生活になるので、職場以外の付き合いがなくなります。」

 

回答【神奈川県/37歳】
「お産する時間は人によって異なるので、待機する時間が深夜や早朝になると疲れてしまいます。夜勤などがあり体力的にもきついし、家族がいると家事と仕事の両立が大変です。」

 

第1位:悲しいお産に立ち会ったとき

回答【北海道/31歳】
「妊娠した方の全員が健康な子供を産めるわけではなく、なかには死産してしまう方ももちろんいて、その方の悲しみがとても伝わってきて、私自身非常に悲しくなってしまいます。悲嘆に暮れる方々の痛々しさには何時までたっても慣れません。」

 

回答【愛知県/32歳】
「どんなに全力を尽くしたとしても、どうしても避けられないことは、意外とあるものなのですが、いまだに「かける言葉」が無くて、立ち尽くしてしまうことがあります。本当に、すべての赤ちゃんがみんな、無事に生まれて来てくれることを願ってやみません。」

 

回答【広島県/32歳】
「助産師になって間もない頃の話です。30代の方でしたが不妊治療の末に授かったお子さんが死産になったお産に立ち会いました。私自身もとてもショックを受け、今でも忘れられないでいます。」

 

回答【東京都/24歳】
「手を尽くしたのに母親や新生児を助けることができなかったときは暫く眠れなくなります。失われた命を目の前で見ていたら、切なくて胸が張り裂けそうになります。」

 

回答【茨城県/28歳】
「助産師をしていてうれしいケースばかりではなく、いろいろなリスクを抱えて生まれてくる場合もあるのでつらいこともあります。悲しいお産はその本人にしか本当の辛さはわからないので、どんな言葉をかけたら良いかわからなくなります。」

 

最後に

悲しいことですが出産には辛いケースもあります。赤ちゃんが亡くなってしまう、産まれてきても健康な状態でない、といったことも時に起こります。その時の夫婦の悲しみや、「救えなかった」という悔しさ、その重さは計り知れません。

出産の喜びだけでなく、そうした悲しみの部分に辛い思いをする助産師の方が、やはり多いようです。

看護師の方も助産師を目指す方も、人の命と向き合わなければならない仕事だということを、改めて意識させられる結果となりました。


   
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更新:2019年3月24日
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