ベテラン看護師に役立つ資格とは?おすすめをご紹介

ベテラン看護師と呼ばれる年齢になると、「看護師免許プラスα」の資格が欲しくなるのではないでしょか。看護師だけでも、生活を支えるにはとても有用で大切な資格です。

ですが、それだけでは自分の成長が感じられない、自分に自信が持てないと感じる看護師も多いのでしょう。

これからベテラン看護師が持っていて得をする資格についてご紹介します。

おすすめの転職サイト
順位転職サイト名評価登録
おすすめ1位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 3.97無料登録
おすすめ2位マイナビ看護師3.77無料登録

看護に活かせるプラスαの資格とは?

看護に活かせるプラスαの資格とは?

画像:shutterstock

ベテラン看護師がプラスαで資格取得を考えるのであれば、今の業務に活かせてスキルアップに役立つ資格がおすすめです。

さっそく、スキルアップに役立つ資格をいくつか紹介します。

 

認知度が高く業務に活かしやすい資格がおすすめ

ベテラン看護師であれば、看護の業務に活かせて認知度も高い資格を持っていて損はありません。代表的な資格を働く診療科とあわせて表で紹介します。

・内視鏡を取り扱う部署で勤務
・クリニック勤務
資格:消化器内視鏡技師
【資格を持つメリット】
内視鏡を扱う職場は幅広くあるため、資格が活かせる場が多い
・救急外来で勤務
・呼吸器疾患患者が多い部署で勤務
資格:3学会合同呼吸療法認定士
【資格を持つメリット】
呼吸について指導を行う際に、3学会合同呼吸療法認定士を取得する際に得た知識が役立つ
・ 糖尿病患者が多い内科クリニックで勤務資格: 糖尿病療養指導士
【資格を持つメリット】
外来糖尿病患者に対して「糖尿病透析予防指導管理料」を算定できる

どの資格も、看護師だけでなく准看護師であっても受験資格があり、実践と理論を結び付けて考えることができるため、自分の今の看護技術に自信が持てるようになります。

勤務している病院によっては資格手当を付与されることもあり、資格取得の励みになるでしょう。

 

ベテラン看護師なら看護のスペシャリスト資格を持つべき

ベテラン看護師がとって得する資格には、認定看護師資格と専門看護師資格の2つがあります。最初にそれぞれの資格の条件を説明します。

資格名:認定看護師資格資格取得条件:看護師資格が必要
資格名:専門看護師資格資格取得条件:看護師資格が必要、大学院卒業が必須

看護のスペシャリストとしての自信と、活動の場を広げるためには認定・専門看護師資格はとても有用な資格になります。

 

認定看護師資格・専門看護師資格を持つメリット

認定看護師資格や専門看護師資格を持っていると、以下のようなメリットがあります。

  • 患者や家族への直接ケアだけでなく、相談や教育・管理にまで幅広く貢献ができる
  • 診療報酬などで病院やクリニックに貢献することができる

ベテラン看護師だからこそ、認定看護師資格や専門看護師資格を持つことにより、自分の価値を高めることに繋がります。

 

強みを持つために特化した学会認定資格を取る

今の現場に活かせる学会認定資格を取ることは、現場のリーダーであるベテラン看護師にとって、自信をもって患者指導やスタッフ教育をする基盤になります。

ベテラン看護師は何かひとつでも特化した看護知識を持つと強みになります。

 

ベテラン看護師におすすめの学会認定資格

学会認定資格は数多くありますが、特にベテラン看護師におすすめの学会認定資格を紹介します。

学会認定資格の取得には、学会に所属することが必須などの条件もありますが、どの学会認定資格も今ある知識や看護技術を深め、現場に活かすことができます。

 

教育に役立つ資格は非常勤講師として活躍する場が広がる

ベテラン看護師になると、実習指導をはじめ看護・介護スタッフに指導すること機会が多いと言えます。

ベテラン看護師がとって得する資格としては、

  • 看護実習指導者の資格
  • 医療的ケア教員講習会を受講して取得できる資格

この2つがあります。教育に役立つ資格を持つことで、非常勤講師として活躍する場も広がります。

教育に役立つ2つの資格は、家庭の事情など病院で仕事を続けることが難しくなったベテラン看護師にとっても、得する資格になります。

 

メンタルケアに強くなる資格は役立つ

メンタルケアに強くなる資格は役立つ

画像:shutterstock

看護師資格を有したベテラン看護師が、メンタルケア資格を持つことは体と心をサポートできるとても役立つ資格になります。

具体的にどのようなメンタルケアの資格がおすすめなのか紹介します。

 

カウンセリング資格は看護の仕事で特に役立つ

看護師がカウンセリングの資格を持っていると、患者や家族の気持ちに深く寄り添い、強い信頼関係を築くことができるようになります。

おすすめのカウンセリング資格としては、

  • 上級心理カウンセラー
  • 心理相談員の資格
  • 産業カウンセラー

などがあります。

カウンセラー資格の種類によっては、病院以外の自分を生かせる可能性も広がります。

 

看護師がカウンセラーの資格を活かせない職場もある

臨床心理士や精神保健福祉士などが在籍する職場では、看護師がカウンセラーの資格を持っていてもその技法を活かす機会がないこともあります。

ですが、カウンセリングの技法を学ぶことは無駄にはなりません。

 

ベテラン看護師はコーチングを学ぶと良い

ベテラン看護師がコーチングスキル資格を持つと、患者や家族、共に働く看護師がもつ目標を達成させるための支援ができるようになります。

つまり、看護系の資格を取ることよりも、看護師の教育や患者支援にとても役に立つのです。

病気を抱えた患者や家族への支援は、カウンセリングも必要ですし、コーチング手法も必要になります。

 

コーチングとは相談者の夢や目標の道しるべ

コーチングとは過去よりも未来に目を向け始めたクライアント(相談者)が対象になります。

相談者が、なりたい自分やかなえたい目標に向かい始めたときに、コーチングスキルを使って相手の中にある答えを引き出し、目標達成するため道をつくるのです。

 

本格的な国家資格のメンタルケア資格はキャリアップにも使える

国家資格である精神保健福祉士・認定心理士・臨床心理士・公認心理士の資格は、メンタルケアを本格的に患者に行いたいと希望するベテラン看護師におすすめです。それぞれ資格取得のためには大学や大学院に進むなど、将来のキャリアアップにも使えます。

ベテラン看護師として大卒の資格を取りたいときには、もう一つ欲張って福祉系資格を取れる大学・大学院を目指すと良いでしょう。

 

ベテラン看護師には福祉に活かせる資格もおすすめ

ベテラン看護師には福祉に活かせる資格もおすすめ

画像:shutterstock

ベテラン看護師として医療の最前線で活躍し続けるのも良いですが、今後も必要とされる福祉について専門的で具体的な指導ができる資格を持つことがおすすめです。

具体的な福祉の資格でおすすめできる資格は以下の通りです。

  1. ケアマネジャー
  2. 介護予防指導士
  3. 福祉環境コーディネーター

在宅看護に必要なケアマネジャーの資格があります。訪問看護・訪問診察を行う上では治療に詳しいケアマネジャーの存在はとても重宝されています。

今すぐ転職を考えていなくても、ケアマネジャーの資格は地域や福祉・介護の道に進みたくなった時に役立ちます。

また、介護予防指導士や、福祉環境コーディネーターの資格を取ることで、在宅支援をする際により具体的な支援も行うことができます。

 

独立を視野に入れて資格を選ぶことも良い

独立を視野に入れて資格を選ぶことも良い

画像:shutterstock

ベテラン看護師として病院看護師としての自分ではなく、第2の人生を考えたとき、起業や独立、副業に役立つ資格を取ることは、自分の未来が開けます。

将来、ベテラン看護師が独立を考える時におすすめできる資格を紹介します。

 

将来的に独立活動が出来る「医療リンパドレナージセラピスト」資格

リンパセラピストは今までもあった資格ですが、医師の指示のもとで実践する「医療リンパドレナージセラピスト」になることは、安心して技術を患者に提供できることになります。

ゆくゆくは、実力を身に付け、在宅看護分野などで独立して活動する道も開けます。

 

ベテラン看護師が持っていて無駄な資格はひとつもない

今の職場に直接関係ない資格でも、持っていることで必ず役に立つときはきます。

ベテラン看護師の経験が、起業や独立する際に、信頼感として相手に伝わり、口コミでクライアントが増えていくこともあります。

 

最後に

ベテラン看護師の「看護師免許プラスα」の資格についてご紹介しました。

ベテラン看護師になると、家庭事情やこれからの自分の人生を考え、看護師でありつつ今までとは違う働き方をしたくなることもあります。

病院やクリニックで常勤として働くだけでなく、自分で働き方を見出すための資格を取ることも、視野が広がり自分の人生を前向きに考え直すことができるのではないでしょうか。

当サイトおすすめの看護師転職サイト!

おすすめの看護師転職サイト

看護師のための病院の口コミ・評判サイトを運営する「はたらきナース」がおすすめする、看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)をご紹介します。

下記に紹介する看護師転職サイトは、次のような充実したサービス内容を提供しています。

  • 豊富な看護師転職支援の実績
  • 充実した転職支援サービス
  • 履歴書や職務経歴書の添削、面接対策が手厚い
  • 多数の看護師・看護職求人の保有
  • 担当者と紹介される求人の質の高さ

特に選択に迷う場合は、以下の2社に無料で会員登録をして、自身で比較しながら、最終的に一つの看護師転職サイトを選ぶことをお勧めします。

看護師求人数No.1!レバウェル看護

レバウェル看護

サイト名レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数約150,000件
非公開求人とても豊富
施設総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター等
職種看護師、准看護師、助産師、保健師
雇用形態常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤、派遣、紹介予定派遣
診療科目内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
配属先病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴●看護師転職サイトの中でも一番求人が豊富
●ハローワークの看護師求人も多数掲載
●担当者が丁寧で親切
●転職の相談から始めることが可能
●年間約5,000件以上の病院にインタビューを実施
●院内・施設内情報に詳しい

おすすめする理由は複数ありますが、特に注目すべき点は、独自のインタビューを通じて院内情報を豊富に収集していることです。

また、数多くある転職会社の中でも全国規模で対応しており、病院・クリニック・介護施設等の求人が、業界No.1であることが魅力です。看護師求人数が豊富なため、希望する条件にマッチした求人を見つけやすいです。

そのため、看護師転職を考える方は、必ずレバウェル看護を活用しておきましょう。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

 

丁寧で的確な対応!マイナビ看護師

マイナビ看護師

サイト名マイナビ看護師
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数約80,000件
非公開求人とても豊富
(保有求人全体の約40%非公開)
施設病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 、その他
職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー
雇用形態正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
勤務形態常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従
診療科目美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科
配属先病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴●担当者が丁寧、的確なアドバイスをくれる
●勤務中の看護師の方は退職交渉も可能
●企業系の希少価値が高い求人が豊富
●好条件の非公開求人がなんといっても多い

マイナビ看護師が看護師から選ばれる理由は数多くあります。特に、他社と比較して多数の非公開求人を保有しており、条件の良い看護師求人を見つけやすい点が大きな魅力です。

加えて、担当者の丁寧で親切な対応が、看護師から高く評価されている理由の一つとなっています。

こちらも、看護師転職を行う場合は、併せて活用してきたい看護師転職サイトです。

公式サイト:https://kango.mynavi.jp/

 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。