働きながら23歳で准看護師から正看護師の資格を取得した私が伝えたいこと

働きながら23歳で准看護師から正看護師の資格を取得した私が伝えたいこと


看護師

准看護師制度の統合が謳われて久しいですが、いまだに看護師養成制度の統合には至っていません。(出典:日本看護協会 准看護師制度の課題解決に向けた取組み)准看護師として、そのような状況に安心している方は少ないと思います。

だからこそ、多くの准看護師が少なくとも1度は正看護師免許取得を志すのではないでしょうか。

私も准看護師免許取得後、働きながら正看護師免許を取得した一人です。

私は18歳で看護師免許を取得し、准看護師としてしばらく働き23歳になった時に正看護師の資格を取得しました。

そんな私が准看護師で正看護師の免許取得を目指す方に伝えたいことは、「迷っているなら、すぐに行動にうつし、できるだけ早いうちに正看護師免許を取得してほしい」ということです。

なぜ、そのように思うかと言うと、私の体験からですが、准看護師から正看護師を目指すのであれば、

  • 体力や気力が充実しているとき
  • 知識のインプットやアウトプットに柔軟に対応できるとき

に行動したほうが良いと感じたからです。

その理由の詳細を私の体験談から以下で説明していきます。

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私が選んだ准看護師から正看護師へのルート

私が選んだ准看護師から正看護師へのルート

准看護師免許取得後、正看護師の免許を取得するには、その実務経験年数により目指すルートは異なります。

私が選択したのは、昼間の2年制で看護学校に通い、働きながら(生活費を稼ぎながら)正看護師を目指すことでした。

そのため、私が正看護師になるために行ったことをまとめると以下の通りです。

  • 昼間の2年制で看護学校に通い取得を目指したこと
  • 休日や夜間は、夜勤専従のバイトを行って生活費を稼いだこと
  • 生活費が足りないため、奨学金を受給したこと

以上のようなルートで私は2年間の学習で正看護師を目指しました。

正看護師国家試験の確実な合格を目指すなら、多くの方が正看護師看護学校への入学を検討すると思います。准看護師免許を持っている方の看護学校の通い方は、昼間の2年制か夜間の3年制になるでしょう。

通学するにあたり、金銭的な問題をクリアする必要性も出てくる方もいると思いますので、中には働きながらの通学を余技なくされるケースもあります。

体験談:働きながら正看護師を目指すことの大変さ

看護学生として、そして准看護師として働きながら正看護師を目指す、生活するうえで、私が最初にクリアする必要があった問題は「金銭(生活費)を確保すること」でした。

学生と准看護師として働くことを両立させるのに、立ちはだかる最初の関門でした。

貯金や家族の援助を得て通学している人が大半ですが、私はそんな余裕もなかったので、働きながら学生生活を送っていました。

(1)生活費の確保:夜間専従非常勤として働く

夜間専従非常勤として働く

私の場合は昼間看護学生として9時から16時までは学校に拘束され、昼間の学校なので准看護師として働くには、夜間専従非常勤を選ぶ必要がありました

私が働いていたのは精神科の夜間専従で、拘束時間は17時半から翌8時まで。

まかない付きで1回2万円のお給料で、週末だけバイトを入れて月の収入が8万から16万ほど。寮生だったので、生活費として月4万円に学費が月2万円でした。

(2)休日がなくなり、体力が必要だった

休日がなくなり、体力が必要だった

今までの私は准看護師として、社会生活を送っているだけでしたが、そこに学生生活を営むことも組み込まれてきます。私の場合は週末だけでしたが、それでも実際には、休日であるはずの土日を、仕事をして過ごしていました。

つまり、周囲の学生は週休二日制ですが、私は2年間休日がないといって良い状況でした。

周囲の学生たちが休みの日を楽しんで過ごしているところ、ただひたすらにバイトに明け暮れる。事実上休みがないので、なんといっても体力が必要でした。

(3)奨学金の条件は成績上位であること

奨学金の条件は成績上位であること

私は、夜勤専従バイトでは少々手取りとしては物足りないので、奨学金も受給していました。

奨学金受給の条件と、学生をしながら働く条件として、「上位成績のキープ」が必須でしたが、これもまた大変でした。

准看護師免許を取得していても、正看護師の看護学校で学ぶことは大きく異なります。

暗記中心だった准看護師の勉強方法が、ガラッと変わり、

  • 「アセスメント」
  • 「理論・応用」
  • 「関連付け」

等を求められるのが正看護師の勉強でした。

しっかりと勉強して、インプットするだけではなく、自分の中で解釈し、結論を導き出しアウトプットしなくてはなりません。

今まで准看護師として働いていた知識はあまり役にたちませんでした

少しでも多くのことを吸収し、アウトプットできる手法を早期に取得し、同級生よりも優秀であることが求められました。

(4)仕事と学業の両立はとても大変だった

仕事と学業の両立はとても大変だった

仕事自体もおろそかにはできないので、睡眠時間が少なくなるのは必須でした。

「休日なしのショートスリーパー」を2年間やり通せるだけの体力が必要で、周囲が学生生活をエンジョイしている中で、仕事に明け暮れている劣等感をかみしめる精神力も必要でした。

当たり前ですが、普段の授業もひとつひとつ大切にしなくてはなりませんし、テスト前になれば周囲よりもしっかりと勉強して成績につなげなくてはなりません。

この経験から私は「少しでも新しく覚えたことが記憶に残りやすい時期に、がっちりと勉強すること」をお勧めしたいです。

これは、その受験する学校や時期により異なるかもしれませんが、周囲の看護学生は比較的若い年齢層でした。

つまり、成績争いをするライバルたちは、自分よりも知識の吸収力や環境への柔軟性が高い子たちばかりなのです。

そんな中、学生と社会生活の2重生活を行う私はハンデに感じましたし、ハンデを乗り越えられる気力と努力、根性が必要でした。

また、成績が良いとその後の進学や就職にも有利になるので、当然周囲の学生たちも本気で上位成績を狙いに来ます。

最後に

結果として学生に混ざりながら23歳で看護師資格を取得し、感じたことは「少しでも早く、体力や気力が充実しているときに行動に移す」ということを、経験から強く実感したことです。

繰り返しになりますが、多くの准看護師が少なくとも1度は正看護師免許取得を志すと思います。

准看護師としての仕事経験を経て、看護師資格を取得した私が思うことは「迷っているなら、すぐに行動にうつし、できるだけ早いうちに正看護師免許を取得してほしい」と今でも強く感じています。

同じように准看護師免許を持っていて、正看護師の免許取得を目指している人がいれば、本当に迷っている時間がもったいないと思います。

特に私のように2重生活をする可能性があるならば、すぐにでも行動に移し、正看護師免許取得を目指してみてください。

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