【実践】忙しくても簡単に患者に好かれる看護師なる5つの方法!

【実践】忙しくても簡単に患者に好かれる看護師なる5つの方法!
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人間それぞれ好みがあるので、看護師として患者すべてに好かれるということはなかなか難しいものです。

しかし、「1人でも多くの患者に好かれる看護師になりたい!」というのは看護師であれば誰しも思うことであり、患者から好かれる看護師とは、どのような看護師なのでしょうか。

様々なサイトで看護師が患者に好かれるハウツーが記載されていますが、『多忙な中、そんな「綺麗ごと」のようなことを実践するのは難しい』と思う看護師も多いはずです。

(私が一番そのように感じました。)

ここでは、働いている看護師が、実際に行ったことによって患者に好かれる方法を、忙しい業務中にでもできるように簡単なポイントにまとめてご紹介します。

【執筆した看護師のプロフィール】

看護師
看護師資格確認済み
  • 神奈川県/29歳
  • 職務経験:総合病院、クリニック、介護老人保健施設、デイサービス、健診センター、イベントナース、健康相談員
  • 診療科経験:脳外科、神経内科、内科、皮膚科、整形外科
3年間、総合病院での経験を経て転職。社会勉強として、様々な病院・施設で働いた経験があり、現在は派遣・パート看護師として活躍中。

初めに:看護師が患者に好かれるメリットとは?

看護師が患者に好かれるメリットとは

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以下で説明する「忙しくても簡単に患者に好かれる看護師なる方法」を実践したのち、私が思う、患者から好かれたときのメリットをご紹介していきます。

当たり前ですが、患者に好かれることで、仕事が生き生きと出来るのは一番のメリットといえます。

 

(1)トラブルを回避でき、味方になってもらえる

例えば、好かれていない看護師である場合「何か物品を置き忘れた」「少し言葉使いが荒かった」というだけで大きなクレームになる場合があります。

しかし、好かれている看護師が何か物品を置き忘れたりしても患者からのクレームにはならず、「疲れていたんだね」なんていう一言で返してもらえます。

【体験談】好かれていたからトラブルにならなかった

私も一度包帯の巻き方を間違えてしまった時に、上司にはもちろん、お小言と指導を受けましたが患者が「俺はこの巻き方気に入っているから良いんだ」なんて怒らずに笑い話にしてもらえたことがあります。きっと好かれていなければ「看護師なのにそんな間違いするなんて」と怒られていたかもしれません。

 

(2)人生の先輩として相談にのってもらえる

同い年や少し年上の友人に相談するよりも、壮年期のおじさん、おばさんや高齢者に相談した方が、自分のためになる答えが返ってくるものです。

好かれている看護師ならば、患者さんも「その看護師のためになってあげたい!」と思ってくれ、親身になって相談にのってくれます。

人生の先輩がたくさん身近にいるというありがたい環境で、自分のためを思って真剣に考えてもらえるのが好かれている看護師のメリットではないでしょうか。

【体験談】私は結婚の相談に乗ってもらった

実際に私も、結婚などの相談を高齢の患者たちにのってもらって、今でも実践できるようなためになる回答をいただいていました。

 

(3)情報を教えてもらえる

多くの病院が、患者の居住地は、病院の近所である場合が多いのではないでしょうか。

その場合、ご近所で「このスーパーが安い」とか、「ここでご飯を買うとお得だ」など近所でのお得な情報をたくさん教えてもらうことができます。

好いていない看護師にお得な情報は教えたいとは思いません。好かれているからこそ得られる情報ではないでしょうか。

【体験談】院内の人間関係を教えてもらえる

患者さんの方がスタッフよりも観察力が鋭いことや、情報通の患者が多いため、私はよく、「○○先生と看護師の○○さんが付き合っているみたいなのよ~」なんていう自分も知らないような院内の人間関係にまつわる情報を教えてもらうこともありました。

それでは、忙しくても簡単に患者に好かれる看護師なる5つの方法を説明していきます。

 

1.患者への挨拶はかかさず+αの声かけを行うこと

患者への挨拶はかかさず+αの声かけを行うこと

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患者だけでなく万人から好かれるために欠かせないのが挨拶です。

廊下ですれ違った時や、病室を訪室する際の挨拶は、看護師としてとても大切と言えるでしょう。

これだけではなく、好かれるために行ってほしいことが「+αの声かけ」です。

 

(1)患者を褒めることで+αを実践しよう

褒められて悪い気を起こす人は少なく、患者への何かを褒めることで「+αの声かけ」を実践しましょう。

例えば、病室にお花が飾ってあれば「この花可愛いですね」や、廊下で会う際も笑顔で挨拶してくれたら「今日は笑顔が素敵だから調子がよさそうですね」など、相手が喜びそうな「+αの声かけ」を行うようにしましょう。

ポイント!

こちらも、毎日少しずつ褒められそうなところを探すため看護師としての観察力もつきます。その会話がその患者を知るきっかけにもなるかもしれません。是非実践してください。

 

(2)患者へひと声かけて退室することも大切

患者とのすれ違いざまや、去り際などにひと声かけて退室するということも、好かれる看護師になるための一歩です。

患者と会話はできなかったけれど、

  • 褒めてくれた
  • 自分を知ってくれた
  • 自分に興味を持ってくれた

という喜びが患者からの好意に繋がります。

多忙な看護師は、一声かけると長々と会話になりそうで躊躇するという人も、去り際にひと声かけることを実践してください。

 

2.患者へは「ちょっと待って」ではなく「○○分待って」

患者へは「ちょっと待って」ではなく「○○分待って」

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患者から何か頼まれた、でも今は手が離せない、そんな時に看護師がついつい言ってしまいがちなセリフが「ちょっと待っていてください」という言葉です。

実はこの言葉は、患者からとても嫌われるフレーズです。

「ちょっと」というのは、

  • 果たしてどのくらい待てば良いのか
  • 待っている間どうしていれば良いのか
  • やりたいことがあるのにどうしたら良いのか

と患者に思われてしまいます。

待たせてしまうという事実は、多忙な看護師にとってはしかたないことですが、「ちょっと待っていてください」というよりも、「○○分待っていてください」と時間の目安を伝えるようにしましょう。

その時間になれば看護師が来てくれるという保証から、安心感が生まれます。

そうすることで、患者を怒らせることが無くなり、好意を持たれやすくなるのです。

 

3.患者の前では笑顔と平常心を徹底する

患者の前では笑顔と平常心を徹底する

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患者から好かれるために、看護師が心がけるべきことが、笑顔と平常心です。

「不機嫌な顔の看護師」よりも「ニコニコしている看護師」の方が、人当たりも良く見え、自然と患者も好意を抱きやすいものです。

また、患者の前では常に平常心でいることで、看護師として自信がある、堂々としていて良いという高印象を受けやすくなります。

 

(1)患者に見られていることを忘れてはならない

患者は看護師の行動をよく見ています。

例えば、急変時や後輩がミスをした時、

  • そわそわし、焦ること
  • あからさまにイライラすること
  • 自信なさそうにすること

など、患者が看護師に好意があっても「頼りない」または「怖い」という印象を持たれてしまいます。

 

(2)後輩看護師に注意をするときは気を付けよう

特に、後輩が何かミスをした時に患者の前で思いっきり怒ってしまうと、

  • 自分たちの前とあからさまに態度が違う
  • 表裏がある看護師だ

など、思われる可能性があります。

後輩看護師の指導はナースステーション内など患者に目につくところ以外の方が良いでしょう。

【体験談】笑顔と平常心の看護師

私が一緒に働いていた看護師で、先輩看護師や後輩看護師、患者に対して常に平等に接し、普段でも患者の急変時でも特に態度を変えず業務をこなす看護師がいました。もちろん、普段から笑顔でいる人でしたので、患者からもあの人は頼りがいがある、声をかけやすい、自分に何かあっても冷静に助けてくれそうととても定評があり、好かれていました。

 

4.患者が困っていそうなときは即対応を心がける

患者が困っていそうなときは即対応を心がける

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どの看護師が見ても、あきらかに患者を待たせていてはならない場合でも目の前のことを懸命に行い、患者を待たせてしまう看護師がいます。

きちんと優先順位を把握して業務をすることは、自分のためだけでなく、患者のためとなり、それが自然に患者からの好意にもつながります

また、患者からもあの看護師に言えば何とかしてもらえるという信頼感をもってもらえるでしょう。

そのため、患者が困っているときは即対応を心がけましょう。

自分で対処できなくて看護師を頼ってくれているので、さらに待たされては、患者側は困ってしまうものです。看護師の世界では多重課題はよくある話です。

 

5.患者へは個別性を重視し柔軟に対応する

患者へは個別性を重視し柔軟に対応する

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病状により制限がある患者に「あれは駄目」「これも駄目」と言っていませんか。

また、徘徊した場合や指示とは異なる行動をしている患者を見て、「何をしているんだ」なんて言ってしまったことありませんか。

患者も1人の人間です。

身内でもない他人に、しかも自分より若く、子供や孫と同い年くらいの看護師に「あれこれ」言われても腹が立つだけです。

認知症や、病状的に理解することが難しければ駄目だと言っても患者は理解できません。

その人の個別性や理解度を踏まえた声かけを行い、厳しくせず柔軟に対応するようにしましょう。

 

(1)飲水制限がある患者への事例

例えば、飲水制限がある患者に水を飲んでしまった場合は、

「飲んでは駄目だ!」というよりも「制限していれば喉、乾きますよね。ちょっとだけ飲みます?」と湿らせる程度に水分を上げましょう。

そうすることによって、自分のことを理解してくれて、少しでも苦痛を和らげようとしてくれたと満足します。

 

(2)車いす介助の指示がある患者への事例

車いす介助の指示がある場合に、歩いてトイレに行ってしまう患者に、「なぜナースコールで呼ばないのだ!」と怒るよりも「トイレ漏れそうだったんですね。でも歩いてけがしたら大変だから、とりあえず乗りませんか?」なんて車椅子を差し出せば、ほとんどの患者が乗ります。

このように、その人の人となりを理解した上で声を掛ければ自然と厳しく声を掛けなくても済むので、患者も嫌な気持ちにならずに、自然と好かれるようになります。

さらに患者は、自分が好いている看護師が担当になった時は迷惑かけまいと、こういった行為をしなくなります

患者に好かれるだけでなく、患者の動きを自然とセーブできるお得なやり方です。

 

最後に

あからさまに患者に好かれようとしなくても、看護業務の中でほんの少し気を付けるだけで患者から好かれるようになれるのです。

患者も同じ人間であり、患者の方が看護師をよく見ています

そのため、自らあからさまに好かれようとしている看護師は分かるものですし、好意を抱こうとは思ってもらえません。

私も人から好かれようと努力するのが苦手なタイプですが、あえて好かれようとはせず、上記でご紹介してきた内容は重視して行っていました。

結果、自分が勤務していない時間でも「あの子、今日はいないの?」と言ってもらえるようになり、辞める時に名残惜しんでもらえるなど、好かれる看護師に自然となれていたのだと思います。

忙しい業務の中でも、「ほんの少しでもあなた(患者)のことを考えていますよ」という態度を見せることが、自然と好かれるようになる最大のポイントです。

ぜひ一度試し、実践してみてください。


   
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