クリニックの看護師がつらい時、私の対処法5つ

クリニックで働いているとクリニックならではのつらさや悩みがあるため、それらを対処したいと考えてはいませんか。

クリニックで働いていてつらいと思った時は、

  • ゆっくり休む
  • 悩みを相談する
  • ストレスを発散させられるような環境を作る

等、時間を有効活用して少しでもつらさを軽減させることが大切だと私は感じます。

クリニックで働く看護師がどんなことが原因でつらい思いをするのか、つらさを軽減するために私が実践してきた対処法を体験談からお伝えしていきます。

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人間関係がつらい場合

人間関係がつらい場合

画像:shutterstock

クリニックではスタッフの人数が少ないことから、

  • 看護師2人体制で相手の看護師が苦手なタイプの場合でも毎日顔を合わせなければならない
  • 悩みを相談できる相手が見つからない
  • 院長が話を聞いてくれない
  • 看護師だけでなく受付(医療事務)との人間関係も大切にしなければならない

等、人間関係のトラブルも起きやすくなります

クリニックのスタッフは、全員で5名(院長1名・看護師2名・受付2名など)という場合も多く、全員が話しにくい雰囲気であれば誰にも相談することができません。

クリニックには、「何十年も働いているスタッフがいる」「スタッフ同士の仲がとても良い」等の場合もあるため、特に入職したばかりの頃は、輪に入っていくことができず悩み、つらい思いをすることも珍しくありません。

また、働き始めは人間関係が良さそうだと思っていても働いているうちにいづらくなってしまうこともあります。

そのような時の対処法を私の体験から説明していきます。

入職したての場合で人間関係がつらい時は様子を見ることも大事

クリニックの場合、スタッフの人数が少ないことからリーダーを中心とした1つのグループが形成されていることが多く団結力が強いのが特徴です。

そのため、入職していきなり「このやり方は違う」などと自分の意見を言うのは控え、まずは「どんな職場であるのか」「どんな雰囲気か」を確認し、様子をみることが必要です。

既存のクリニックのスタッフ全員を敵に回さないためにも、ある程度の時間が経過して打ち解けてきたら自分の意見を言ったり、悩みを相談したりすることも大切だと感じます。

悩みを相談できそうな人を探しておくこと

クリニックで働き始めると悩みや不安が必ず現れ、同じクリニックで働いていないと分からない悩みもたくさん出てくるため、クリニックのスタッフの中に相談ができそうな人はいないか確認しておくと良いです。

私の経験ですが、大きな悩みではない場合でも相談に乗ってくれそうなスタッフが1人でもいるとストレスはかなり軽減されます。しかし、入職してすぐに自分の悩みを相談することはやめた方が良いです。

理由としては、スタッフ同士の仲がいいところでは相談した内容が筒抜けになってしまっていることも珍しくないためです。

クリニックは働く場所と割り切ってみる

クリニックのスタッフに悩みを相談できそうな人がいない時は、「クリニックは働く場所」と割り切ってしまうことも必要です。

看護師として働く場合は、どこであれ人間関係のストレスは感じるもので、自分に直接的に害がなければ、割り切って働くことも重要だと感じます。

仕事が忙しくてつらい場合

仕事が忙しくてつらい場合

画像:shutterstock

看護師の人数が少ないクリニックでは看護業務以外にも、

  • 準備や後片付け
  • 掃除
  • 受付業務の手伝い

等の仕事があり、1人当たりの仕事量が多いことから時間内に仕事が終わらない場合もあります。

そのため、仕事が忙しくてつらいと思った時の対処方法を私の体験からお伝えしていきます。

優先順位を考える習慣を身につけること

仕事が忙しい場合、まずは優先順位をしっかり考える習慣を身に付けるようにすることは効果的な対処法となります。

仕事が忙しい時間・忙しくない時間と分かれている場合は、ただ目の前の業務をこなすのではなく、「今やるべきことは何か」「後でできることは何か」について常に考えるようにします。

また、掃除などの看護師以外でもできるような仕事は受付にお願いするという方法もありますが、人間関係が悪くなる場合もあるため注意が必要です。

院長に相談することも大事

毎日忙しい場合や時間内に業務が終わらない場合は、看護師の人数が仕事内容と合っていない可能性があるため、無理に仕事を続けるのではなく院長に相談するようにしましょう。

私の経験上、院長はいつも一緒に勤務をしていますが、看護師の仕事内容について詳しく知らないことが多いです。

院長に相談するときは「忙しいです」と言うだけではしっかり伝わらないことがあるため「時間内にこの業務内容が終わらない」「毎日60分残業が発生してしまう」等、具体的な話をすることが大切です。

仕事のミスが多くてつらい場合

仕事のミスが多くてつらい場合

画像:shutterstock

どこで働いていても、ミスが起こる可能性はありますがクリニックで勤務する場合、

  • 間違った手順で行っていても間違いに気付く人がいない
  • 病院のようにダブルチェックなどの確認作業が決まっていない
  • 看護師が少人数(場合によっては1人)
  • 以前の職場の手順と異なる

等のことから、病院に比べてミスが起こりやすい環境であると言えます。

院長や他のスタッフから注意を受けることも増え、モチベーションが下がってとつらいと感じる時は、どんな対処法をとれば良いのか以下で紹介していきます。

基本的な知識・技術を改めて身につける

看護手順は、クリニックごとで大きく異なりますが、間違っている手順を気付かず行っているところもあるため、他の看護師の方法をただ真似るのではなく、まずは基本的な方法をしっかりと覚えることが重要です。

分からない・できないことは自ら学ぶ

クリニックでは、病院と違い看護師がつきっきりで教えてくれるということはないため、「臨床経験が浅い場合」「今まで経験したことのない処置がある場合」等は、必ず勉強をしましょう。

分からないことやできないことがあれば、すべて自分で学ぶことが必要です。

メモをとって自分で復習をする

クリニックでの勤務は、すぐに1人で任されることが多いためメモをとることが必須です。

1度にたくさんのことを覚えるのは難しいため、メモをとった後で復習を行えば同じミスを繰り返すことはなくなるでしょう。

方針についていけず、つらい場合

方針についていけず、つらい場合

画像:shutterstock

院長によってクリニックの雰囲気や方針が変わるため、手順が間違っていても院長が「良い」と言えば看護師は従うしかなく、クリニックの方針について行けず悩み、つらい思いをすることはよくあります。

クリニックの方針を巡ってつらい思いをした時は、どのように対処すれば良いか確認していきましょう。

意見を取り入れてくれるクリニックであれば院長に指摘をする

クリニックでは「手順の見直しをするといった習慣がない」「情報源がなくなかなか見直すことができない」等の理由から、何十年も同じ手順で行っていることが多いです。

そのため、クリニックの方針についていけずつらい場合、色々な意見を取り入れる傾向があれば、しっかりと指摘すると良いでしょう。

院長に指摘をする場合は、どうして変更した方がいいのか、根拠を説明すると受け入れてもらいやすいです。

他のスタッフ・看護師に相談をしてみる

クリニックの方針についていけないと感じた際には、他の看護師に相談してみましょう。

他の看護師も同じように思っていた場合は、一緒に院長に相談することをお勧めします。

給与が低くてつらい場合

給与が低くてつらい場合

画像:shutterstock

クリニックで働く看護師は、

  • 夜勤がない
  • 役職手当・家族手当等の諸手当が出ない事が多い
  • 残業が発生しなければ時間外手当もなくなる

等のため、今まで病院勤務をしていた場合は給与に差が出てつらくなるケースがあります。

病院とクリニックの看護師年収の差は約100万円とも言われ、病院に比べると給与や手取りが少なくなります。

クリニックで勤務する場合、給与の手取りが低くてつらいと感じたとき、どのような対処をすれば良いのか私の対処法をご紹介します。

「プライベートな時間が増えた」と思うようにする

給与が低ければ(可能であれば)アルバイトをしたり、転職をしたりすれば良いですが、クリニックの給与だけで生活ができる場合は、「プライベートな時間が増えて自分の時間を大切に使うことができる」と考えると良いでしょう。

病院とクリニックの勤務の違いについては、以下の表の通りです。

病院・土日祝日関係なく勤務
(24時間365日稼働しているため)
クリニック・週休2.5日
・土曜は半日診療
・日曜と平日1日は休診日

クリニックでの給与は病院と比較し低い傾向にありますが、その分自由な時間が増えるためプライベートを充実させることができます。

「時は金なり」という言葉もあるように、時間にはお金と同様の価値があるため、休みの時間を利用して自分自身を見つめ直す事も大切だと私は感じます。

趣味の時間に充てることもできストレス発散にもつながります。

ダブルワークを行うのも1つの手

看護師のバイトや派遣、単発などを行い、手元に入る収入も増やすのも1つの手です。

中には平日はクリニック勤務の看護師として働き、スポットで夜勤バイトなどを行っている看護師も実際にいます。

副業なども収入を増やす方法に該当しますが、なるべく自分に合った方法で活動すると、そこまで負担なく始めることが出来ます。

希望する方は『看護師がダブルワークする場合の注意点!「体験談から解説」』も合わせて確認しておきましょう。

最後に

クリニックの看護師が「つらい」と感じたときの私の対処法をご紹介してみました。

基本的に「つらい」と感じたときには、他のスタッフも同様のことを思っているケースも多く、相談できる仲間であればなお良いですね。

「つらい」「つらい」と感じていても、一向に解決までは行きません。そのため、1つ1つ、「何が問題で」「どうやったら解決できそうなのか」を考えて働くことも大事です。

諦めてしまうと解決はできないので、是非頑張ってみてください。

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雇用形態常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤、派遣、紹介予定派遣
診療科目内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
配属先病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
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そのため、看護師転職を考える方は、必ずレバウェル看護を活用しておきましょう。

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職種正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー
雇用形態正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
勤務形態常勤(二交替制)、常勤(三交替制) 、夜勤なし、夜勤専従
診療科目美容外科、小児科、産科、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科
配属先病棟、外来、手術室、内視鏡室、ICU、透析、救急外来、訪問看護、管理職の仕事
対応エリア北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
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